失恋を癒すには２

引き続きこのテーマです。失恋にはどうやら法則というものがあるようです。実は振られて悲しんでいる人には意外かもしれませんが、失恋した時には、双方の心の深い部分でその関係を終わらせるという無意識の合意ができているようです。

先日来られたクライアントさんのお話ですが 彼女は突然お付き合いをしていた男性に捨てられ 意気消沈した状態でした。色々とお話を伺う中で、彼女は心の深い部分で彼に対する不信感や疑いやリラックスできない感覚をずっと持ちながら、その部分に蓋をして彼にも話さず、関わってきていたようでした。彼女が無意識に出しているサインを彼もまた無意識に受け取り、「こんな女は信頼できない、安心できない」と他の女性に走ったようです。

振られた彼女にとって青天の霹靂のような出来事のシナリオを作ったのは彼女の心だったようです。 彼女は知らず知らず「私はあなたを信じれないしリラックスできないし しんどいから離れて！」というサインを出し続けていたのかもしれません。そして彼はそのサインを受け取り言動に移したかのかもしれません。私たちが思っている以上に言葉を介さないサインが飛び交っているようですね。失恋には被害者も加害者もないのでしょうね。

失恋を癒すには

失恋を体験することは人生の中で一度や二度はあるでしょうね。自分から振った、振られたは別として恋を失うことは大きな痛みを伴いますね。食事も喉をとおらない、仕事も手につかない、夜も眠れない場合もありますね。

失恋を癒やすのは時間しかないのかもしれませんが、幾つかの方法をお勧めします。まづ 感情は感じきってしまうと消えていくという法則があります。出来るだけ痛みから目をそらさないで感情を味わい尽くします。その時のツールは相手の写真や残されたメールを何度も見ながら思い出に浸って泣くのがいいかもしれません。

バックミュージックには極めつけの失恋ソングを幾つか用意して流します。もし自宅で泣くのがむつかしければ車の中がいいかもしれません。泣くときはシクシク泣くのではなく出来るだけ号泣して泣くと気持ちがすっきりします。 私のお勧めの曲は幾つかありますが、EXILEの「運命の人」Every Little Thingの「time gose by」などは効くと思います。思い出に思い切り浸ることで出てくる感情を大切にして向き合っていけば必ず前に進むことができますよ。それから信頼できる人にはなすのもいいですね。一つのドアが閉じると同時に新しいドアは開いてますから。