今日の映画はこちら。。。
娘と一緒に見ることができる映画!古いイギリス映画、、、1941年作。
タイトルにGhost とあるのだが、、
あらすじを読むと、コメディだとも書いてある。。。
日曜日、、、夕方5時より。
それはとても古く小さな映画館、、、地下に売店があり、娘は水を買った。
二番スクリーンでの上映、、、二番スクリーンは階段で上に上がる。
細い階段を上がるのだが、お年寄りのお客さんが多いこの手の映画、、、二番スクリーンに到着するのが大変なことになっている。。。あたしの前のお婆さん、、、ゼイゼイ必死で階段を上る。。。
二番スクリーンに到着するも、、、モギリの人は誰もいない。。。
え?チケット、なくっても忍び込めたじゃんーーーー、、、と思いながら、、、そういうことをする人はほとんどいないと思われる。変なところはだらしがなく、、、変なところはちゃんと守る、、、、やっぱり不思議の国、、、イギリス。。。
二番スクリーンは大きくはないのだが、お客さん、平均年齢高めで空いている席はほとんどなく。
チェックのシャツを来た支配人さん? いきなりスクリーン前に立ちはだかり、、、
「 今日のような夏日の素晴らしい中、映画館に足を運んでくれてありがとうーーー! 映画はインターバルが入ります。アイスクリームを売りに来るので、そちらもお楽しみください!予告編に続き本編が始まります!」
映画に前に人が出て来てこんなことを言われるのは初めて、、、
なんだか、、、昔懐かしいムードで、ほんわか。。。
映画はやはり思い切り古く、音質はひどいもの。。。ただでさえ英語理解能力に欠けている者にしてみると、、、顔が自然としかめっ面になってしまうほど、集中力が必要となった。ポツポツぽつと雑音が入るレコードから聞いているような会話を必死で追うような感じ。。。映画はタイトルにあるように、、、お化けが関わって来た。。。
偶然同じ電車に乗り合わせた8人の乗客、乗り換え駅で降り立ったのだが、次に来る乗り継ぎの電車は9時間後と知らされる。何処か近くの宿屋へ、、、といっても大雨になり出し、タクシー?クルマ?馬? 足など何もない。駅を閉めようとする駅員には駅には泊まれないと、駅にまつわるお化け話を聞かされるのだが、だからと言ってどこに行けばいいんだ?わたしたちは動かない! お化けなんているわけないーーー! その駅にはもう一つプラットフォームがあるのだが、その線路は使われていないとのこと、、、、しかし、、、、幽霊列車がそこを走ると。。。。 あるわけないだろーーー 8人の乗客は駅待合室を占領。
コメディアンが仕事だという男性。背の高いちゃら男、従兄弟同士?という美男美女、明日が結婚式というカップル、オウムをつれているおばちゃん、元お医者さんというおじさん、、、ごちゃまぜ状態の8人があーーーだ、こーーーーだと駅の狭い待合室にひとまとめ。
そこに、、さきほど帰った駅員のおじさん、、、ずぶぬれになりながら戻ってくるも、、、息絶えた。。。。
ぎゃ、、、
映画はいきなり途中で切れて、、、場内は明るくなり、、、、
野球場のポップコーン売りの人のような出で立ちで、アイスクリームを持った女性がスクリーン横に立った。。。。
あ、、、、これか、、、、これね、、、、さっきチェックのシャツの男性が話していた、、、インターバルにアイスクリームを売りにくるといっていたのは、、、、、
すべてはこの小さな映画館、存続にかかっている収入、、、、
寄付のつもりでアイスクリームを買う人たち、、、、いい感じの長さの列に成長。もちろん、娘も便乗。
アイスクリームタイムが終わる頃、また映画に戻った。。。。
そこには新たな登場人物、、、、、怪しい女性とその女性を追う男性が、8人でぐつぐつする駅の待合室に入り込んだ、、、
映画はモノクロ、、、、、そこがまた怖い。。。。余計にぶきみで見てないものも見えるような感じ、、、、
隣の娘は珍しく、わたしの手を握って来た。自然と娘の手を握り返すわたし、、、、も、、、、いやだあ、、、、怖い、、、、
げーーーこの映画、、、まじでどんどん怖くなってきたらどうしよう、、、、
娘、、、夢で叫びそうだ、、、、、
怪しい女性は駅にまつわる幽霊列車の話をしまくり、、、、幽霊列車を見なければ!!! とおびえながらも繰り返す。。。。
そして、、、本当に幽霊列車は噂通り、、、やってきた!
それは武器を積んだ密輸列車、、、、 コメディアンの起点で、線路のポイントが動かされ、(うーーん、、、ここら辺は、わたしの英語の理解力低下のため、、、どうして彼がこのような行動に走ったのかは?? )
電車は橋を渡りきれず真っ逆さま。。。。
幽霊どうのというのは武器密輸を隠すための、まったくの作り話だったのだ。
翌日は雨もあがり、、、それぞれがそれぞれの目的地に急いだ、、、、
ちゃんちゃん!
ひーーーー 考えてみると、武器を使っての殺し合いがあったわけでも、、、刀での切り合いがあったわけでも、、、薬による殺人があったわけでも、、、、幽霊という言葉がでてくるだけで幽霊の形すら出て来たわけでもないのだが、、、、あの白黒映画のの独特な感じ、、、、ひやっとした空気感、、、、そこに入る列車の汽笛の音、、、、
終わってしまえば、、、なあんだ!なのだが、、、、途中、、、、小道具が少なくても十分に怖かったのは確か。。。。
昔の映画はいい。
どこの国の映画でも昔の映画は、、、、派手でないのだが話がしっかりしているせいか、、、、面白い!
白と黒の美しさに驚いてしまう。
さて次回は26日、、、、次の映画はどうだろうか???