ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

自然の脅威

2006年08月22日 20時31分57秒 | Weblog
 今回の大阪からの帰りは飛行機を使いました。伊丹空港の滑走路を南側に向かって飛び立った飛行機は大阪湾に出ようというところで南西へ旋回。淡路島の西端に沿って上昇しました。
 この上昇中、眼下に甲子園球場が見えました。さすがに選手の動きまでは見えませんが、準決勝の智弁和歌山・駒大苫小牧戦の真っ最中でした。
 飛行機は香川県東端から高知市、宿毛市上空と抜けて豊後水道へ。飛行機は少しずつ高度を下げていたため、海上の白波も見えています。豊後水道から日向灘になるだろうという辺りから海の色がくっきりと2色に分かれているのが見えるようになってきました。陸地側が若干黄土色っぽいのです。原因はすぐに分かりました。五ヶ瀬川も五十鈴川も耳川も一ツ瀬川も大淀川も、宮崎県の大きな河川の色、そして注ぎ込んだ河口の辺りは全て黄土色。特にひどかったのが写真の小丸川です。どうしてこの川だけがひどく汚れているのか分かりませんが、どれにしても豪雨の影響であることは容易に知れます。
 こんなに海の汚れがはっきりするほど、河川の流量が多いことに驚いたし、これだけの沖合(10㎞以上)までくっきりと流れを作っているとは思いもよりませんでした。
 きっと海水浴客や漁業関係者への影響は甚大なんだろうと思います。図らずも見てしまった自然の脅威ですね。
コメント
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