ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

いつ死んだのか?!

2006年10月15日 20時25分24秒 | Weblog
 夕方、TVをつけるとKYTが「真相報道バンキシャ!」という番組をやっていた。そこに出ていた教育再生会議のメンバーであるワタナベという男がいたのだが、彼の発言の軽さには辟易した。
 北朝鮮問題についてもう川上和雄さん(だったかな)は慎重な物言いだったが、何も考えていない・知らないバカ丸出しと言えば言いすぎなんだろうが、その軽さが気になっていたところ、「教育は死んだんですよ」と主張していた。瞬間、私は「えっ!いつ死んだの?」と驚き、司会の福沢さんも一瞬、どうコメントしていいのか分からないといった表情を浮かべた。
 死んだ? というか、今のような事態にしてしまったのは誰かということが欠落しています。そもそも世間から「ゆとり教育」なるものの根本は現学習指導要領。この原案が審議されている頃、先生たちは「こんなことやったら子どもはだめになる。愚民化政策だ」と批判しました。
 「非才・凡才は忠誠心だけ持てばいい」「能力別編成学級なんていらない。DNAを調べればいい」などと公然と発言する作家やノーベル賞受賞者たちが指導要領の骨格部分を作ったんです。彼らが「ゆとり教育」と呼ばれる方針を策定し、反対する全国の先生たちに「やれ」と押しつけたんです。
 その結果はその後の経過が見事に証明しています。
 つまり、教育は勝手に死んだのではなく、国の手によって殺されたんです。否
、まだ死んではいません。弱っているだけです。そのことが分かっているんでしょうか。
 しかも、死んではしないにもかかわらず、安倍政権は「再生」とネーミングして、集めたのは教育現場の実態を知らない人たちがほとんど。おまけに怪しいメンバーもいる。今日の南日本新聞は社説で厳しい指摘をしていた。一部紹介する。
「懸念されるのは、再生会議を山谷えり子首相補佐官と下村博文官房副長官がリードしていることだ。2人は学力低下の問題で「ゆとり」という言葉で象徴される現行の学習指導要領を、「ゆるみ教育になってしまった」と批判している。
 山谷氏は民間のシンポジウムで、官邸が学習指導要領を見直す発言をしたと伝えられるが、政治が力ずくで教育に手を突っ込むようなことは許されない。学力テストや学校評価の導入で学校や個人を競わせても、救われるのは少数の上位層だけであることを忘れてはならない。
 2人は「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」のメンバーでもある。議員の会は「新しい歴史教科書をつくる会」と根っこでつながる。政治主導の再生会議の設置が保守色を強めることに狙いがあるようで気になる。教育現場を混乱に陥れるような再生は願い下げだ。」と。
 結局、教育を再生というよりは自民党政治に従属させようというねらいだけが明確になってくる。
 教育を再生する前に、国民生活の再生が先ではないですかと言いたい。
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稲刈りすすむ八重の棚田

2006年10月15日 20時00分31秒 | Weblog
 10月も中旬となり稲刈りの姿があちこちで見られます。
 ここ八重の棚田でも、よそに出ている家族・親族がたくさん戻ってきて、朝から一斉に稲刈りが始まりました。
 おそらく半分以上の田んぼの稲刈りが済んだのではないかと思われます。

 来週22日はいよいよ「ふれあい事業」の稲刈りです。誰でも参加できます。13時からです。みなさん、ぜひおいでください。
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棚田館の建設・2

2006年10月15日 19時52分48秒 | Weblog
 八重・棚田館の建設に伴って、集落の運動場は半分以下の広さになってしまいます。そこで、一段もしくは二段低くなっている所を埋め立てて運動場を確保することになりました。
 今日は盛男さん・國雄さんがチェンソーで朝早くから、低くなっている場所に生えている檜を切り倒し始めました。直径40㎝はあろうかという立派な木を次々と切り倒していきました。
 檜って生でもよく燃えるんですね。びっくりしました。
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