アセビ・1～果実

　小山内裏公園“戦車道路”に植栽されている「アセビ（馬酔木）」。ツツジ科アセビ属の常緑低木で早春にピンク色や白色の簪飾りのような花を咲かせる。既にその蕾がたくさん出来ているが、その横に去年の果実が残っていた。果実の直径は7～8ミリで熟すと5裂し中から多数の種子を放出する。果実を少し揺すってみるとパラパラと種子がこぼれ落ちた。

ニワウルシ・1～翼果

　上柚木公園の遊歩道脇に落ちている枯れた笹の葉のような薄いもの。これは「ニワウルシ（庭漆）」の翼果で長さは3～4センチ。中央に直径5ミリほどの膨らみがあり、そこに種子がある。ニワウルシはニガキ科ニワウルシ属の落葉高木で雌雄異株。6月頃に開花するが、この樹は高木のため雌花を間近で見られない。この界隈では鑓水枝畑交差点付近にも雌株と思われる高木がある。