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サルビア・ガラニチカ

 柚木街道多摩美大付近の歩道脇で見つけた“氷柱”。私の記憶が正しければここに咲いていたのはシソ科アキギリ属の「サルビア・ガラニチカ(Salvia guaranitica)」だったはず。同じシソ科のシモバシラのように地上部が枯れていても根が活動しており、吸い上げた水が地上に出たところで凍りつく。当地で見られる本家のシモバシラよりも見事な氷柱になった。シソ科ではセキヤノアキチョウジなどにも氷柱が出来るので、時々確認しているが、そちらは日当たりが良い場所でなかなか凍ってくれない。サルビア・ガラニチカは「メドーセージ(meadow sage)」の名前で流通しているが、これは日本に入ってきた時に誤って名付けられたようだ。本来のメドーセージは、サルビア・プラテンシス(Salvia pratensis)という別の品種になる。
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オニノゲシ

 松木日向緑地崖下の石垣の透き間に生えている「オニノゲシ(鬼野罌粟・鬼野芥子)」。キク科ノゲシ属の越年草でヨーロッパ原産の帰化植物。冬の間は“ロゼット”で過ごし、春に開花する。ノゲシに似ているが、ノゲシより大型で荒々しいトゲがあり“鬼”の名前を付けられている。
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