元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
オニグルミ・1~鑓水板木の杜緑地
多摩ニュータウンでは月曜日に降った雪が融けずに残り、あちこちで凍り付いている。早朝の歩道はアイスバーンで、駅までは革靴に簡易スパイクを付けて歩くという始末。また今朝は最強寒波の影響で、東京都心の最低気温はマイナス4℃となり、昭和45年(1970年)以来48年振りのマイナス4℃台。八王子はマイナス8℃で、府中市(東京)では観測史上1位となるマイナス8.4℃だった。更に北海道・喜茂別では全国でこの冬初めてマイナス30℃を下回ったとのニュース。
私はスキー場でマイナス15℃くらいまでは体験した記憶があるが、マイナス30℃というのがどんなものなのか想像もつかない。古典落語に“嘘つき弥次郎”という演目がある。ほら吹き男の弥次郎が久し振りにご隠居の家にやってきて、1年ばかり北海道に行ってきたと話し始める。旅先で朝食に生卵を食べたいと思って女中に注文すると、『ただいま、茹でてまいります。』との返事。茹で卵ではなく生卵だと言うと、女中が『ここでは茹でなければ生になりません。』と答える。また、あまりの寒さで『おはよう』の言葉が言った端からそのまま凍ってしまう。そして春になると、それが融け始め、あちこちで『おはよう』『おはよう』『おはよう』の声が聞こえてくる・・・・等々。マイナス30℃だとこんな感じだろうか。まさか。
さて写真はクルミ科クルミ属の「オニグルミ(鬼胡桃)」。その葉痕観察は冬のお決まりで、今年も楽しい顔を見ることができた。オニグルミの葉痕は個体差があり“猿顔”に見えることもあれば、写真のように“羊顔”に見えることもある。これは鑓水板木の杜緑地のもの。
私はスキー場でマイナス15℃くらいまでは体験した記憶があるが、マイナス30℃というのがどんなものなのか想像もつかない。古典落語に“嘘つき弥次郎”という演目がある。ほら吹き男の弥次郎が久し振りにご隠居の家にやってきて、1年ばかり北海道に行ってきたと話し始める。旅先で朝食に生卵を食べたいと思って女中に注文すると、『ただいま、茹でてまいります。』との返事。茹で卵ではなく生卵だと言うと、女中が『ここでは茹でなければ生になりません。』と答える。また、あまりの寒さで『おはよう』の言葉が言った端からそのまま凍ってしまう。そして春になると、それが融け始め、あちこちで『おはよう』『おはよう』『おはよう』の声が聞こえてくる・・・・等々。マイナス30℃だとこんな感じだろうか。まさか。
さて写真はクルミ科クルミ属の「オニグルミ(鬼胡桃)」。その葉痕観察は冬のお決まりで、今年も楽しい顔を見ることができた。オニグルミの葉痕は個体差があり“猿顔”に見えることもあれば、写真のように“羊顔”に見えることもある。これは鑓水板木の杜緑地のもの。
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オニマタタビ・1~葉痕
中山地区の道路脇で見られる「オニマタタビ(鬼木天蓼)」の葉痕。ここにネコ顔でもあれば面白いが、動物顔は見えなかった。オニマタタビはマタタビ科マタタビ属のつる性落葉木本で中国原産。この原種をニュージーランドで果樹として品種改良されたもので、いわゆる「キウイフルーツ(kiwifruit)」のこと。
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