元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
リョウブ・1~冬芽
先日、同期の連中との歩く会で浅草七福神巡りをしてきたが、七福神の名前は知っていても詳しくは知らないので、ここで改めて確認をしておこう。
まず“恵比須天”は七福神の中で唯一日本の神様で、イザナミ、イザナギの第3子。左手に鯛を抱え右手に釣竿を持つ漁業の神様であり、商売繁盛や五穀豊穣をもたらす神様でもある。
“大黒天”はヒンズー教のシヴァ神の化身マハーカーラ神と日本古来の大国主命(おおくにぬしのみこと)が習合したもので、大きな袋を背負い打出の小槌を持っている。大地を掌握する農業の神様であり、財宝、福徳開運の神様としても信仰されている。
“毘沙門天”は四天王の一仏の多聞天で、七福神の中では唯一武将の姿をしている。足の下には踏みつけられた邪鬼がおり融通招福の神様である。
“弁財天”は七福神の中で唯一の女神。もともとはヒンズー教の女神だったが、仏教に取り入れられ音楽や言語の神様となり、財宝・芸術に係わる吉祥天の性格が加わり、日本に伝わった頃の弁才天から弁財天となって財宝を授けてくれる神様になった。
“福禄寿”は中国の道教の長寿の神様で星の化身。長寿や幸福の徳を持ち、鶴と亀を連れ、宝珠と杖を持っている。
“寿老人”も星の化身で難を払う団扇と長寿のしるしの杖を持ち、長寿延命、富貴長寿の神様である。
“布袋尊”は弥勒菩薩の化身と言われ、いつも笑顔を絶やさず人々に接しており、笑門来福、夫婦円満、子宝の神様として信仰が厚い。
さて閑話休題。写真はリョウブ科リョウブ属の「リョウブ(令法)」。その冬芽は何となく七福神の“福禄寿”に見えるがいかがだろう。
『大黒様』
作詞:石原和三郎 作曲:田村虎蔵 明治38年(1905年)
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
まず“恵比須天”は七福神の中で唯一日本の神様で、イザナミ、イザナギの第3子。左手に鯛を抱え右手に釣竿を持つ漁業の神様であり、商売繁盛や五穀豊穣をもたらす神様でもある。
“大黒天”はヒンズー教のシヴァ神の化身マハーカーラ神と日本古来の大国主命(おおくにぬしのみこと)が習合したもので、大きな袋を背負い打出の小槌を持っている。大地を掌握する農業の神様であり、財宝、福徳開運の神様としても信仰されている。
“毘沙門天”は四天王の一仏の多聞天で、七福神の中では唯一武将の姿をしている。足の下には踏みつけられた邪鬼がおり融通招福の神様である。
“弁財天”は七福神の中で唯一の女神。もともとはヒンズー教の女神だったが、仏教に取り入れられ音楽や言語の神様となり、財宝・芸術に係わる吉祥天の性格が加わり、日本に伝わった頃の弁才天から弁財天となって財宝を授けてくれる神様になった。
“福禄寿”は中国の道教の長寿の神様で星の化身。長寿や幸福の徳を持ち、鶴と亀を連れ、宝珠と杖を持っている。
“寿老人”も星の化身で難を払う団扇と長寿のしるしの杖を持ち、長寿延命、富貴長寿の神様である。
“布袋尊”は弥勒菩薩の化身と言われ、いつも笑顔を絶やさず人々に接しており、笑門来福、夫婦円満、子宝の神様として信仰が厚い。
さて閑話休題。写真はリョウブ科リョウブ属の「リョウブ(令法)」。その冬芽は何となく七福神の“福禄寿”に見えるがいかがだろう。
『大黒様』
作詞:石原和三郎 作曲:田村虎蔵 明治38年(1905年)
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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ウメガサソウ・1~果実
清水入緑地の藪の奥に咲く「ウメガサソウ(梅笠草)」。ツツジ科(←イチヤクソウ科)ウメガサソウ属で、背丈は7~8センチ。“草”の名前が付くがこれでも立派な常緑低木で、その茎は確かに木質化している。写真は果実の様子で、既に種子はこぼれ落ちたようだ。花期は6月頃で頭頂部に直径1センチほどの小さな花を咲かせる。しかしその頃花の姿を撮りにこの藪に入り込むとたちまちやぶ蚊の餌食になる。
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