元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
イチヤクソウ・1~清水入緑地
清水入緑地の藪の奥でウメガサソウの近くに生えている「イチヤクソウ(一薬草)」。ツツジ科(←イチヤクソウ科)イチヤクソウ属の多年草で、冬でも常緑の葉が見られる。この株は数年前には花を付けていたが、最近は何故か花が咲かない。この界隈では鑓水板木の杜緑地でもイチヤクソウが見られるが、先日見に行ったところ、数株あったはずが一株しか見つからなかった。大量の落ち葉があったので埋もれている可能性もあるが、今年、花が見られるかどうか少し心配になっている。
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イヌザクラ・2~樹皮
春に棒状の総状花序を付ける「イヌザクラ(犬桜)」。植物観察を始めた頃に、当地では小山内裏公園の“戦車道路”脇に1本だけあるのを見つけたが、その後、数年間は他所では見つからなかった。花や果実がある時は見つけ易いが、それ以外の時は他の樹に紛れてわかりにくい。しかし3年前に長池公園外周や小山内裏公園外周でもあることがわかり、樹の特徴も少しずつ覚えてきた。イヌザクラの樹皮は灰白色でやや光沢があり、横に長い皮目がたくさんある。花も葉も無いこの時期にこの樹皮を見て『あぁ、これはイヌザクラだな。』とわかるようになったのは嬉しい。イヌザクラはバラ科ウワミズザクラ属の落葉高木。
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