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読書録「米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす」

2025-02-19 | Weblog
読書録「米国人一家、おいしい東京を食べ尽
くす」3

著者 マシュー・アムスター・バートン
訳 関根光宏
出版 x-Knowledge

p88より引用
“これは調理技術によるものでもあり、魚の
供給システムによるものでもある。日本の魚
は、捕られてから食べられるまでが非常に短
い。海から収穫された小ぶりでおいしい魚は、
築地の魚市場にわずかな時間だけ並べられ、
塩で調理されて朝の食卓に出される。”

目次より抜粋引用
“お茶
 中野
 世界一のスーパー
 天ぷら
 浅草”

 雑誌や有力新聞に料理記事を寄稿する、フー
ドライターである著者による、日本での暮ら
しで受けた印象を記したエッセイ集。
 日本での拠点となる街についてから日々食
べる日本の食べ物についてまで、家族と共に
過ごした日本での時間が綴られています。

 上記の引用は、日本の朝食における焼き魚
について書かれた一節。
魚の〆方や輸送技術のおかげで、内陸でも生
魚を食べることが出来るのは、とてもありが
たいことです。生で食べられるくらい、鮮度
を保持する技術があるのですから、焼いて食
べて美味しいのも納得ではないでしょうか。
 世界の食べ物に精通しているであろう、グ
ルメライターでも、日本の食べ物は美味しい
ものなのだなと、本書を読んでいると思わざ
るを得ません。
発酵食品はクセが強くて、食べ慣れたもので
ないと受け付けにくいような気がしますが、
著者は味噌汁なども好意的に食されています。
 著者は、漫画「美味しんぼ」を愛読されて
いるようで、度々引き合いに出されています
が、その情報を元に自分で食べて確認してい
る姿勢は、偏りが少なそうで好印象です。
 日本に来て悪さをするような外国人には退
去してもらって、こういう穏やかな人達に大
勢来てもらいたいものですね。

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