●視点をもって集める
情報整理の基本イメージでは、
収集→整理。(?)
個別支援計画プロセスの大半は、この情報収集と整理なんですが、
しかし、この「収集→整理」の方法だと、あまりに莫大な情報を収集しなくてはいけない。
多くの機関で、意味の無い莫大な記録がパソコンや記録簿の中に眠り活用されない。そんな現象が起こっている。
そこで、我が成人支援センターでは、収集するポイントをフォーム化(様々な基本シートがある)して、収集のポイントを絞りこんでいる。
この考えで、すでに3年以上実践しているが、様々な効果的を生んでいる。
●視点をもって情報収集ことのメリット
1.全スタッフが一貫した視点で情報収集できる。
2.情報収集の時間や人的な負担が軽減できる。
3.収集した情報を後で整理しやすい。
4.収集→整理→計画→再検討のプロセス中、ずっと一貫した視点で見れる。
現在、今年度個別支援計画作成をスタッフが整理しているが、この部分の効果は目に見える。
●視点をもって情報収集ことの注意点
ただし注意しなくていけない部分もある。
1.収集が絞り込みになる場合がある。
2.フォームの活用を一本化するスタッフトレーニングが大前提
3.フォームは、それぞれの機関にあわせる。つまり個別化がいる。
4.機関のビジョンによって視点が変化する。
我が成人支援センターでは、
「1.収集が絞り込みになる場合がある。」に関しては、管理者、サービス管理責任者の大きなチェックポイントになっている。
「2.スタッフトレーニングが大前提」に関しては、フォームを活用するためのトレーニングからフォームを活用したトレーニングに発展している。
「3.フォームは、それぞれの機関にあわせる。」について、他機関よりフォームを活用させて欲しいと依頼があるが、その視点とかトレーニング無しで、フォームだけが流出していることはさけている。
「4.機関のビジョンによって視点が変化する。」に関しては、2年前自立支援法の体系に移行したときに、フォームに関しても若干の変化を加えた。
まとめると。なんとなくの情報収集(アセスメント等)は後で役にたちにくい、まず整理された視点をもって情報収集(アセスメント等)をすることが大切。
●自己管理では集めて整理したほうが良い
ただ、私個人の自己管理のための情報収集は、GTDと超整理術を活用しているので、実はなんでもまずは収集するというシステムになっている。
なぜならば、自己管理で、はじめから絞込み過ぎると、穴が出てきたり、実は分類に時間をかけてしまって効率的ではないからだ。
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