先日のコンサルテーションで
コンサル先の施設のスタッフの方に出してもらった、個別支援計画の目的のリストです。
・まさしく個別した支援をするためのもの。
・本人の将来を組み立てていく。
・生活の質の向上→ノーマライゼーションの理念(個別化した対応は必要。しかし機会は均等。)
・本人、家族との契約(方向性の共通認識のために)
・各関係機関との情報共有
・1日の生活の組立
・個人の課題をあげ優先順位を決めていく。
・関わるすべてのメンバーが、本人についての共通理解、共通する方向性をもつ。
・つまり一貫した支援の実現。 etc
まだまだあるはずですが。
日本の福祉、教育の場面でこのことが意識されているでしょうか。
施設では、支援の押し付けになってしまないか。
教育現場で、彼らのその時点と将来の自立を意識した計画が実現しているのか。
点ではなく、幅広い面による支援計画になっているのか。優先順位を決める仕組みがあるのか。
そもそもノーマライゼーションの意味を本当の意味をつかんだ上での支援計画になっているのか。
障害みな同じ。のブッコミ支援をしてないのか。(個別化されていない)
学校が変わるたびに、学年が変わるたびに、先生、支援者が変わるたびに一貫した支援ができているだろうか?それのための支援計画を活用しているのだろうか。
個別支援計画がどうも一人あるきしてないだろうか?
なんだから形式だけが流行りになってないか?
現場で活用するための工夫もされてないのでは?
個別支援計画には、目的がある。
それを意識することからもう一度はじめる必要があるのではないでしょうか。
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