ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



なんかわかった。最近、周囲の応用的な実践がすごくうらやましく思ってた。かなり。

しかし、それはワシの仕事ではない。

ワシの今の役割、仕事は、スタッフやコンサル先の実践が基本からブレてないか。ブレているならば、基本プロセスに戻る導き手。

応用的な実践は時にマニアックになりすぎる。

基本は何か

もちろんTEACCHの考え方

そしてジョブコーチマインド


それは、一部の凄いスーパーマンの世界ではなく、様々立ち位置のヒーローが協働していく地域づくり。

そこで大事なのはやはり、基本である。

ぶっちゃけ、うらやましい。いつか応用的実践をしたいが、今は…

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現状からはじめるということの重要性を考えています。

1つ1つが違った視点のチームがそろったときに、
まずその違いを把握することは大切です。

その中で、それぞれの違っ意見をつかむだけでは、
協働の方向性がつかめません。

そこでポイントは、それぞれの意見の違いだけではなく、
その意見がどのような目的から来ているのか、それぞれの抱えているニーズは何なのかを整理する。

意見対する、意見ではなく。

目的やニーズに対する情報提供として自分の情報を貢献するという姿勢でのぞむことが大切です。

これは小さな職場チームでの協働でも同じで。
時に新しいスタッフが、少し方法性の違うアプローチや、
違った視点をもっているときは、目的から戻ってディスカッションしている。



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どの地域に行っても話をきくのは協働が難さです。

私の実践の中でも、協働作業が簡単ではありません。

チームの協働、親さんとの協働、他機関との協働、企業との協働があります。

共通の難しさは、視点や考え方が違うということがあります。

この違いが、時には亀裂になることがあります。
違いをとらえることからはじめることが大切です。

こうあるべき、とか、自分でやっていることの押し付けでは協働はスタートしません。

まず現状でのそれぞれの状態を把握することからはじめ、未来の相互的な発展に向けて作戦会議をしたり、情報提供したりすることが大切です。


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先日の講演の滋賀の皆さんから講演のご感想をたくさんいただきました。

その中で、嬉しかったことがいくつかあり、またアフターフォローもいると思い、ログします。

1.再構造化の意味

再構造化の意味がつたわったようで、嬉しかったです。
とても重要ですし、意識しておく必要があります。

彼らが変化するということも意識する必要があります。

また、継続的にアセスメントをする上で、その都度調整していくプロセスが重要になります。

できるだけ、不成功体験をしないというイメージの中で、完璧思考を持たれる方もいます。しかし、彼らの文化は深い、わかったつもりでも、継続的なアセスメントの中で様々な調整が必要になります。

完璧思考は、地域の理解を軽減させます。難しいという空気だけが伝わる。
(職員の研修で心掛けているのは、どんなに間違った方向をしてても、そこからはじめる。間違いは悪だ!ではなく、間違いをどのように修正するのか?という思考にもっていく。今の職員の状態を知る、間違っていてもそこからディスカッションをはじめる。)

また、完璧思考から「なぜ、私が用意した構造化をつかえないの」のような、使えない問題点を本人に押しつけてしまう。構造化に本人をあわせることに。本人にあわせて構造化を調整していく。

しかし、講演で伝えられなかった部分です。再構造化は変化であることはたしかです。だからコロコロと変化(調整)し続けていくことはプラスにはなりません。

ぜひ、ご紹介した、「再構造化の手引き」(from A Village / http://www.from-a-village.com/ )を参考にしてください。


2.実践的、具体的、支援イメージ

いやいや、社交辞令かもしれません。
わかっているんですよ。でもね。嬉しい。

私は、あまり難しい勉強をやってきてない、ただ基本ベースにコツコツと真面目に実践をしただけなんですよね。だって、それしかできませんもん。

気がつくと、自立支援法という法律中、様々な方が1人の自閉症の方に係る時代がやってきた。ヘルパーさんだって、相談窓口の方もいれば、

そんな中で、難しい話は役にたたない。
現場の中で活かせる方向性を、今少し情報提供できるようになってきたかな?という感じです。


3.地域で理解をすすめる難しさ

ある感想に「今回の講演会に来られた方は良いけど、そうでない方にどのように・・・」という内容が。納得ですよ。こられた方は、思いがあってきているわけですから。

でも地域には、そうでない方がいっぱい。佐賀だって一緒ですよ。
今関わっている様々な関係機関の方が皆さん構造をしっかりと受け止めていただいているわけでありません。

難しい。本当に難しい。今は答えがないなぁ~。

でも一応、私が気をつけていることを書きます。

・形を教えない、目的を説明する。

・まずモデルを見せる

・第3者をつかう(日本人は権威的なので効果がある場合も)

・辛抱強くまつ

最後に…「悪を憎んで人を憎まず」はちょっと言い過ぎ。

んんん。。。問題点を整理して、方向性を明確にしていく。。。構造化が必要なのにやってないことで生じている問題点は整理して、人を問題視しない。(んん私が半分できてないかな。)


4.チームの難しさ

なんにしても、チームは難しい。

でも、先日の講演は良いチームでした。
皆さん協力的、良い質問もたくさんでました。
質問がでなかったら、深められなかった部分もいっぱい。

繰り返しますが、チームで協働とは、
それぞれの役割を明確にし、その相互作用で仕事をしていく。

一方的な学びは危険。

だから正直、講演は怖い。一方的に話すわけですから。

講演がはじまるまえ、会場をグルグル回る。参加者の雰囲気をつかむ。
親さんの中に、よく知った顔もいる。

何を話したら、皆さんが現場ではじめられるか考える。

○理解の仕方が違うんです。

○だから、理解が違うのを理解していただいて。

○その理解の仕方にあわせてください。

○それを皆さんが実践しやすく整理されたのがTEACCHの構造化のアイデアですよ。

○本人の理解に合わせた支援は、調整しながら。より本人にあわせるんですよ。

が伝わればと・・・講演をはじめる。

講演の最中も、皆さんの動きに気をくばる。うなずいている。うなずいていない部分がある。

さらに調整して講演を進める。

気づかれました?あの会場では私は皆さんとコラボレーションしながら進めているんです。そして調整しながら。

それで、今回は、良いコラボレーションで、私が楽しかったというわけです。

チームの協働が大事と口で言うのはやすし。
自分の頭にあるのがすべてで、それを一方的にすすめても、それは協働ではない。
自分の頭、相手の頭、チームの頭を上手に使って、進めるのが大事だと思います。

ここの部分は、また整理して書き込みます。


長くなりました。

本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。

あ、明後日は広島の学校の先生方とコラボレーションのセミナーです。
楽しみです。雨が心配です。



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最近、なんだかんだと、ちょっとだけ現場に入ることがある。

正直、現場から離れた仕事をずっとやってるので、鈍ってるなぁ~と落ち込む。

現場に入って、若いスタッフと仕事をするとき気をつけていることがある。

自分の役割とスタッフの仕事をよく理解する。

実践をつんで、ある程度の立場になると、若いスタッフから教えてもらうってことが難しい方がいる。自分が「知」の頂点にならなくてはいけない。それは協働のあり方としてはまずい。

私は、スタッフにしても親御さんにも、私が知らない情報をもっているという視点から離れないようにしている。

だから、わからない時は本当は少し「こんなのもわからないの」と思われないかと気にしつつも、思いっきり聴いて、思いっきり教えてもらう。

それはたくさんの自分の学びにつながる。

もちろん、現場にいるとわかりにくい違った角度の気づきはスタッフに伝える。

スタッフに教えてもらうプロセスは、良い効果がある。

まず、わからないまま進めない。わからなかったら聴くという、スタッフにとってのモデルになる。スタッフの「知」を尊重しないで、わからないときにわかる姿勢は、スタッフに「間違いはゆるされない」「聞くのは恥ずかしい」というモデルを見せてしまう。

もう一つは、スタッフの理解や現場での仕事の仕方が伝わる。監視はしない、どう一緒に仕事ができるか、どんな仕事をさせたら発展的か、何を情報提供すればいいかの参考になるのだ。

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自閉症支援の話ではないですが。でも通じるネタです。

ここ数週間、尾てい骨が激しく痛い。

それで信頼をおいているM整骨院に行った。

結論、尾てい骨に問題があるのではなく、腰の疲労が一挙に尾てい骨やその周辺、脚に影響をうけてる。

全然意識してなかったけど、触ってもらってアッチゴチがこわってるのがわかった。

原因は、

重いから、M先生は「このぷよぷよ腹が原因」、筋肉を使ってないので、重い体を支えらることも難しくなって…

納得した。

痩せるのは、必要だが、とりあえずしばらく通って治療することになった。

どんなに尾てい骨の痛みをとっても意味がない。

根本の要因を探って、そこに基づいた対策をする。

氷山モデルではないか。

素晴らしい。M先生、厳しいけど、尊敬してしまった。

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最近の自分のテーマの一つに「シンプルさ」がある。

自閉症スペクトラムの研究が進み、様々な視点、アイデアの情報が入ってくる。

少しずつマニアックな世界が広がっているような気がする。私、自信マニアックな世界に興味関心がいく時がある。

しかし、私が目指してきた地域はもっとシンプルさが必要。

なぜならば、そのようなマニアックな世界は、一部の専門家には良いが、地道に地域実践をする上にはハードルになってしまう。一般のヘルパーさんにも、企業の上司の方にも伝わらない。

先日ブログで書いた地域のあるチームへのサポートのよう(詳しくはこちら)に、一般的な事業所に良い方向性の仕事をしてもらわないといけない。また、地域の企業や住民の方にも理解を進めないといけない。

そんな時にマニアックな話なんてやったらアウトだ。

私やチームがやってきた仕事がある。

新人のスタッフができるだけ早く支援プロセスができる研修。

企業と調整しながら、企業の方にもわかる、また、かかわっていただける手だて(構造化)を取り入れたり。

行動援護では、(かなりマニアックな部分がぬけずにチームにご苦労をおかけしたが)一般のヘルパーさんに、私たちと同じ視点で自閉症の支援に取り組める研修づくり。

構造化の実践も、まずナチュラルキュー(世にもともとある自然な形の指示)を活用して、補助的に構造を使う。

私は、ときにマニアックな世界に入りこむことがある。(今は、スモールステップの意味をマニアックに研究している。でも実践的で、実用的な思考だ。)

実践において、本当にシンプルさを追求してきた。

TEACCHは間違いなくシンプルなアプローチを教えてくれる。TEACCHアプローチを基本にただ地道に変えずにやってきた。

今、色々な方から、チームの実践について、良い評価をいただく。

それは変わらずにやってきたことの成果だと考えている。

ある新人スタッフに、仕事をはじめて1~2ヶ月立ったときに注意をした。

「あなたの言っていることは抽象的な部分が多い。ただワシは、おおよそわかる。今の状況と文脈でおおよそ検討がつく。しかし、それは、他のスタッフに伝わる?親ごさんに伝わる?地域の方はわかる?」と。

あれからどれくらいたったかな?最近、そのスタッフとやたらと話す機会が増えた。彼は間違いなく、変わった。以前よりシンプルで具体的な情報提供が増えた。



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滋賀の講演、終わりました。

もぉ~のずく楽しかった。

たぶん3つぐらい理由があります。

1つ、題材。今回のテーマは受容コミュニケーション。

構造化ではなく、あえて受容コミュニケーションという演題をいただき。

正直、悩んだぁ~。

皆さんの感想はどうかわからないけど。
自閉症の方の理解、情報処理の特性を踏まえ。
情報提供にどのようなポイントがあるか。

そして情報を整理した形での構造化の説明。

新しいながれで、時間配分がわからなかったが、どうにか入ったし、なんか良いリズム感で話せた。

この前の広島よりも少しテンションが高かったが、んん~高すぎずという感じ。

2つめは、仲間とのディスカッションで、自分が学んだ。
滋賀には仲間と弟子がいる。講演の後、必ず感想と問題提起をくれる。

今回のディスカッションテーマは、講演で一貫して出てきた「目的の重要性」である。世の中には、形先行になっている実践が多い。しかし、それは見ためは良いが。目的からはなれていく。

楽しかったぁ~。深い学びであった。

3つめ、滋賀の皆さんって優しく暖かい。

そんなことは、ここ数年通っているので知ってたが。

お客さんは、ちゃんと聞いてうなずいてくれるし、笑顔が良い。

裏で頑張ってくれた、たんぽぽのお母さん達の笑顔と楽しんでる様子。

ワシへの気づかいも、こころ暖かい。

後日配っていただく予定で今日わたした資料を、参加者のために今日印刷して配布してくれた。

ありがたい。

あと、地方キャラクター好きのワシのために、なんと。ひこにゃんグッズをプレゼントしていただいた。

申し訳ないやら。嬉しいやら。


参加者の皆さん、ご清聴ありがとうございます。

スタッフの皆さん、本当に心づかい、感謝です。
皆さん本当にありがとうございます。

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今日は若いスタッフと色々ディスカッションした。

といっても。ワシ以外はみんな若いスタッフなんだが。

スタッフと話すのは嫌いじゃない。いや楽しい。ワクワクする。

おじさんだから?

ん~。パワーをもらえる。

自分の考えは前にログしたけど、ワシもスタッフにとって意味ある情報を持ってる。(年の功。はぁ~)

でもワシにとって意味ある情報がスタッフみんなのなかにある。

ワシいつもスタッフから多くのこと学ぶ。今日わかりやすい流れが2つあった。

1つは、朝、新人スタッフと仕事上の長いドライブがあって、いつも以上にワシはハイテンションで色々伝えたいことを伝えてた。(つまりスタッフにとって意味があるであろう情報を伝えてた)

突然彼が「強い興味感心が成長に影響を与えないのか?」という質問をしてきた。

カチッと、スイッチが入った。

面白いじゃないか。

その後、強い興味感心が本人に与える良い影響、マイナスの影響についてディスカッションした。
まだブログで話すほど整理できなかったけど。これは非常に興味深い実践的研究テーマになりうる。

この前ログした「一期一会」をよぎるが。

彼にあわなければ。彼が我が施設にこなかったら。長期ドライブがなかったら。彼が質問しなかったら。

こんな楽しいディスカッションはできなかったし、ワシは学ばなかった。

もう一つ、最近色々考えて、スタッフが何を考えているのか、仕事がしやすいのか?やりがいがあるのか?

とか少し考えてた。

あるスタッフとディスカッションしていて。

「聞けばいいじゃないですか」

なんとシンプルな解決策。

納得としたと同時に、力が抜けた。


年をとるとシンプルなことを難しく考えすぎる。(自分の欠点を年のせいにしている)

若いスタッフは、ビックリするぐらい。シンプルな意味あるアイデアを持っている。


スタッフから学ぶ姿勢だけは、どんなに人から甘いと言われても続けていきたい。

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最近、あるチームづくりに関わることができました。

残念ながら私はチームメンバーではなく、私はそのチームのコンサルタント、スーパーバイザーの立場。

チームは、日中の事業所、ヘルパー事業所、行動援護事業所、ファシリテーターは総合相談窓口。

私の今回の役割は「結」。チームの結びをつくること。


チームがうまくいく3カ条を伝えました。
(このチームにあわせた内容)

一、思いつきや決めつけで支援しない

一、調整しながら支援を進める

一、協調しながら進める



あわせて目指すのは自立であること。

支援についてスケジュールのタイプを一貫させる。
生活内容を具体化することを情報提供した。


その後のプロセスは私は離れましたが、これからがすごい。
スーパーバイズした後。そのチームでの話し合いで、(私はいない)

スケジュールは、一つの事業所がリーダーシップをとって形式を作って、それを他の事業所、親さんに配って。スケジュールのタイプを一貫させる。毎月の調整会議でスケジュールタイプの調整を行う計画。

また、毎月の調整会議の資料には私があげた3カ条を毎回表記するという計画。

以上を計画された。すごく良い工夫で感心でした。

自分の役割は情報提供、あとは、それぞれの力でチームづくりが進む。
気持ちい実践ができた。

世の中には、前面に自分を出す方がいる。
周囲に対する敬意を無視して。
自分がいなかったら。「私が…した、私が…やった」

私の仕事はとても間接的な仕事。
自分ではなく、他の方の活躍をサポートする仕事。
「あのチームがこうなった」「この人がこんな仕事した」。

ただ、自分の役割で、その実践に関われたことに幸せを感じる。
今回は、まさしくそんなケース。嬉しかった。

間接的で、時に、すごく孤独なときがあるが、
やはり自分の仕事を誇り思う。

私の中で苦い経験がある。
それはある養護学校(現在特別支援学校)での3年間である。

そのうち自分のやったことだけを強調しつづけた時期がある。
いつの間にか、周囲の先生方は少しずつ離れていった。
ある先生から強いアドバイスをもらった。
周囲の人に仕事をしてもらい、周囲の先生に成功体験をもってもらった。
少しずつ仲間が増えた。協力者が増えた。
(今でも信じている。チーム、組織で仕事をするとき、
 そのプロセスをまるで自分の実践のようにふるまうと人は離れる。)


専門家チームの基本は、一人では何もできない。何もはじまらない。
保護者も、関係機関も、若いスタッフも、私がもっていない、
かけがえのない情報や力をもっている。
私にも何か情報提供できたり、働きかけたりする部分がきっとある。
(最近、やや自信がなくなっているが。)

今回のケースで、本当に少し自信をとりもどした。
こんな感じで仕事するのがすきなんだなぁ~とも思った。

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自閉症支援を20年近くやってきて、一期一会の言葉の重みを感じることが多い。

彼らは、本当に日々変わります。

自閉症の方の繰り返しの行動、こだわり、変化を好まないというイメージが。変化をしないイメージをもつかたもいますが。

本人の学びや成長はもちろんのこと。

環境の変化による彼らの変化。

文脈ごとにみせる違い、変化。

その一瞬一瞬の彼らの様子は本当に違います。


そしてその一瞬のその彼らの様子や、変化は、本当に私たちにとって重要な情報となり。

一期一会

その一瞬一瞬の彼らとの出会いは、やはり大切にしたい出会いです。

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ここ一週間、色々な人と話しました。

多くのスタッフと専門的なこと、何気ない気づき、利用者や自分の仕事への思いを熱く語り。

関係機関と地域づくりのための激論と作戦会議をし。

利用者と興味関心について雑談し。

保護者と「これまで」と「これから」、利用者本人について話しました。
この一瞬一瞬がとも貴重で重みを感じます。

その時のその人との話は一生でその一瞬だから。


スタッフは、若いが信念をもって前向きに成長していく。本当に変化が多い彼らを見守れることは幸福で、その一瞬の彼らと語れることはありがたい。

利用者は、ほんとうに日々変化していく。良くない変化は私たちに教訓をくれる。良い変化は私たちに勇気をくれる。

親さんは、ほんとうに、情報の泉だ。思いも。アイデアも支援のエネルギーになる。


二度とこない。その一瞬の出会いは、未来に影響をあたえる。


しかし、やはり一瞬は一瞬。

私は、その一瞬に、ただ誠実に向きあっていくしかない。

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今日は、広島でセミナーでした。

いつもなんとなくいつもより、シンプル。

肩の力を抜いて、パワフルでない自分がいる。

なんか心地よかった。

受講された方が真剣で、前向きでした。

自閉症の特性に関するシンプルな演習でんしたが、すごく良いまとめができた。

時々、不安になって「これでいいのか?」と思った時に、受講生の真剣さと、主催者スタッフの笑顔に救われました。

最近、いきがって、みんなで気づきあうセミナーづくりができてなかったかもしれない。

少し力が入りすぎてたのかもしれない。

今日は、本当に力が抜いて力まず、心地いいセミナーになりました。

楽しかった。

少し成長できたのだったらいいなぁ~。

成長するきっかけなんで、たくさん転がっている。

力が入ってたら、成長のきっかけに気づかなかっただろう。

色々な人の顔が浮かびます。

ありがとうございます。

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今日までワークショップ(事業所)の旅行でした。

このようなイベントは利用者にとっては一つのハードルでもあり、楽しみでもあります。

イベントを通して私も、支援スタッフも色々なことを気づき学びます。

今回も、私もスタッフも色々な気づきをしました。おもいつくまま書いてみます。


○ 非文脈の中でのアセスメント

旅行イベントやというのは、いつもと違った流れで、いつもと違った場所での、非文脈の活動と言って良い。
ここで上手くいかない構造化は、普段は文脈に頼った構造化になっている可能性が強い。

逆に旅行で上手く活用されている構造化は、かなり有効に働いているといって良い。

○楽しみについて
昨日のブログをごらんください。

○準備の3分の2以上が終わっている

様々な準備をスタッフは本番前の数週間をかけてやっている。

旅行がスタートした時点で全体の必要な支援の3分の2以上が終わっている。

当日ももちろん、大事な支援は残っている観察しながら構造化の調整をしたり、予定内外の変化を伝えたり。その外にも。。。

しかし、中核になる支援は実は事前の計画や準備の段階であることを多くのスタッフが知っている。今回も感想にそんな言葉が聴かれました。

もしも、準備を怠ると、出たとこ勝負支援になってしまう。それは想定外のことが多く発生し、利用者の自立も、安全も支援できません。

様々なことを想定内に支援計画をたて準備をすることが大切です。


○生活の中に必要なルーティン

旅行やイベントは、事業所内よりも、よりリアルな生活イメージができます。
今回も、そんな中。身ついけたほうが良いルーティンについてスタッフとディスカッションできました。

これについては、まとめてみたいと思います。


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ワークショップ(作業所)のみんなで阿蘇方面に旅行に来てます。無事に1日目終わりました。

とにかく、全体が楽しい雰囲気。本当に楽しい。

多くの利用者が、
スタッフ「楽しい?」
利用者「楽しい」
と反響言語になり。
楽しさを伝えるのが難しい。

しかし、やや気持ちの高ぶりが強い方もいますが、
朝はいつもより早く出勤され、
かもしだしている雰囲気が楽しめてるなぁ~と感じます。

昨日は、スタッフの工夫で表現が豊かなグループ(少し言動が多いグループ)と静かなグループに別れてバーベキューをしましたが、表現豊かなパフォーマーグループはアカペラカラオケ大会になり、頼んでも無いのに歌う方、キーワードを指定するとスイッチが入る方色々。驚くのはスタッフが興奮させすぎないように区切りをつけること。
スタッフからも、「なんか楽しいですね」の声がチラホラ。

楽しみについていくつかの私もスタッフもいくつかの意味を確認している。一部紹介して後日またブログにて整理します。

○曖昧、無計画な活動は楽しみの前のハードルが高く楽しみまで行き着かない。

○具体的で計画的な活動は、それ自体も楽しみになるし発展する

○構造化などの支援つきの余暇は、ハードルが下がり楽しみに発展しやすい

○楽しみの時間とリラックス、カームダウンの時間を取り入れ、常に興奮する設定にしない(ここが難しく、重要)

○そこで1つ1つの活動には終わりを明確にする

○繰り返しの部分は(マンネリ)の部分をつくると、楽しみに発展しやすい。

○すべてが新し過ぎると楽しみに発展しにくい

○そこで繰り返しの(変えない)計画と少しチャレンジ、新しい活動を取り入れる

○支援や設定はもちろん、活動の楽しみ方も個別化する

あと最後に、根拠がまだ明確になってない重要なポイントが、

スタッフが楽しい気持ちをもつ

スタッフが楽しめる

スタッフが彼の小さい変化やパフォーマンスに感動できる

はかなり重要。

以上。報告。


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