ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



自立とはなんでしょ。

自立とはなんでも自分でやれることって答えたことがあります。

そうすると、

世の中に自立している人はいないことになります。


多くの人がなんらかの支援をうけていて、

すべてのことを自分でやっているわけではありません。


指導者・支援者の中には「支援があったら自立ではない」と思っている人がいます。

そんな発想では、彼らは一生自立的でない生活になってしまいます。



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自閉症の支援・指導の目的は自立です。

さて、そもそも自立とはなんぞや?

いくつかの視点があります。


そもそも自立の先には質の高い生活があります。

「○○ができる」ということが目的ではなく、その先に質が高い生活の広がりがあります。


ある施設の職員さんに言わせると、

ある一定のレベルにならないと自立しないらしい。

だから訓練しているらしい。

その施設の職員さんの発想だと、

たぶん一生自立はしません。

そして訓練という人生になってしまうでしょう。


ある一定の水準にならないと自立的な生活にならないのではなく、その時その時、どの年代も自立的な質の高い生活であるべきです。

また、その職員さんの発想のように、本人の能力で自立が左右されるのではなく、

支援の在り方によって自立したり、しなかったりします。


【支援者チェック表】

□ 訓練が目的ではなく今と将来の生活全般の質の高い生活の広がりを目指している

□ 自立できないのを本人の能力の責任しないで、個々にあった生活づくりを支援している


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自閉症の指導や支援の目的はどこにあるでしょうか。

構造化された指導など様々な支援のアイデアがありますが、

目的はどこにあるのでしょうか。

答えは自立にあります。


しかし、例えば構造化に関して周囲を見ると、

スケジュールやワークシステム、そのものが目的になっていて、

スケジュールによって、どんな活動をどのように自立するかに注目されていないことがあります。


【自立の目的を無視した支援】

□ 構造化が指導者・支援者のパソコン技術やアイデア自慢になっている

□ アセスメントをしない支援(支援に本人を入れるような)

□ スケジュールがうまくいかないのを本人に責任転換

□ 本人にあっていない(個別化されていない)構造化

□ 構造化はやっているけど生活の幅は広がっていない

□ 構造化はあるけど常に先生や支援者が関わる


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昨日は佐賀で自閉症「生活デザイン思考支援計画」のワークショップでした。

40数名の方が参加され、本当に楽しい研修でした。

参加された方はずっと感じてたと思うのですが。

テンションが高いままの一日でした。


なぜデザインを支援するのか?

なぜフレームワークを使うのか?


イメージを伝えました。


今回はたくさんの工夫をしました!



VTRで事例を見ていただき、様々なフレームワークシートを使って支援計画を立てる経験をしていただきました。

本来は

・支援の軸となる支援計画

・生活の中心となる支援計画

・様々な活動等の具体的な支援計画

幅広い支援計画を経験していただきたいのですが、1日しかないので、

受講生が経験できない部分を、インストラクターのチームで計画をたて、ホワイトボードに書き込むプロセスを見ていただきました。

点の支援計画ではなく、面の支援計画、立体的な支援計画を感じていただきました。


もちろんいつものように実際にタスクをつくっていただいて、再構造化、再々構造化を経験していただきました。



受講生の皆さんお疲れ様です。

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自閉症の指導・支援で個別化することは重要です。

自閉症の障害はスペクトラムです。

「自閉症だから○○」ではなく一人ひとりの特性が違っています。

だからこそ、様々な視点で個別化をする必要があります。

支援の個別化

課題になるものの個別化

生活内容の個別化

将来像の個別化

教え方、視覚化のタイプ、整理統合。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

まだまだ。


まず、本人の特性を整理して、それにあわせた対応をしていく必要があります。


支援者の皆さん。今やっている支援は個別化できてますか?

クラスルームに同じようなスケジュールがならんでませんか?

過剰な視覚支援や刺激の統制になってませんか?


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自閉症の指導・支援で、自閉症の特性を中心にすることは重要です。

1つの行動を

自閉症の特性としてとらえるか、

単なる行動や個性としてとらえるか、

それによって指導・支援が大きく変わります。

自閉症の診断はレッテル貼りではありません。

歩行が困難な方が車いすを活用して社会参加するように、

難聴の方が手話でコミュニケーションをするように、

自閉症とい診断や自閉症の特性から考える目的は、

自閉症の特性に考慮した指導・支援にあり、それによる社会参加やコミュニケーションなど生活の広がりです。

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自閉症・発達障害支援のネットワークに関して整理しています。

繰り返しましが、私はネットワーク・協働を重視しています。

しかし、ネットワークの範囲は必要に応じてある程度制限した方がいいと思っています。


自閉症・発達障害の情報を整理統合することが困難です。


ネットワークの大きさが広がれば広がるほどに、

情報が整理しにくい状態になります。


ネットワークをコーディネートする人がいればいいのですが、ネットワークが広がれば広がるほど、一貫した方向に整理することがあります。

ネットワークは適切な範囲で、できるだけシンプルがいいのです。


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自閉症・発達障害支援のネットワークに関して整理しています。

繰り返しましが、私はネットワーク・協働を重視しています。

しかし、ネットワークの範囲は必要に応じてある程度制限した方がいいと思っています。


1つの理由が、自閉症・発達障害の情報処理に配慮しているからです。


ネットワークの大きさが広がれば広がるほどに、

当事者への情報も複雑でわかりにくくなります。


情報の提示の仕方がネットワーク間でバラバラになるリスクも増えます。


ネットワークが大きくなれば、たくさんの情報が増える。

情報が増えれば当事者にとって、親切な情報提供になるというのは、

障害特性を理解されていない、大きな勘違いです。


ネットワークは適切な範囲で、できるだけシンプルがいいのです。


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障害者福祉の一般的な視点としては。。。

・ネットワークづくりは重要である

・ネットワークが多い方が適切な情報提供ができる

・ネットワークが多い方が適切な支援ができる


しかし、少し客観的に考えてみる時期がきたと考えています。


すくなくとも発達障害・自閉症支援の分野では、

ネットワークによって混乱がおきることは、多くの支援者が経験していることです。
(その理由はどこにあるかも考える必要があります)


単純にネットワークは大事だと美化して、いつのまにか当事者の特性や実態は無視され、「ネットワークで実施しました」の実績だけが尊重されてないかと疑問に思うこともあります。

もちろん私は、親やチーム、また他機関との協働を重視しています。

これまでもネットワークによる支援をコーディネートしてきました。


しかし、先にネットワークありきではなく、まず当事者本人の特性や実態からもう1度、ネットワークに関して客観的に整理が必要と考えています。

続きは明日に。。。


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・・・その重要な役割を担うのは、ファーストストップの1次相談窓口です。

1次相談窓口の自閉症・発達障害の対応の重要性を書いています。

本日はそのまとめです。

一部の地域の相談窓口では、他の障害種と同じような視点で、同じようなアプローチを、同じが良いという美学の中で行っています。

当事者や保護者に障害受容を進める相談窓口自体が障害受容ができていない状態です。

例えば、できれば発達障害ときめつけないですむ道筋をさぐる相談支援者は、字義どおりの解釈をする自閉症の方に、課題があるのに「大丈夫、大丈夫」と言ってしまう。あとで大丈夫じゃなかった時の障害受容がどんなに大変かということを無視して。


地域の相談窓口が受容できてない地域は、地域全体が自閉症・発達障害の障害受容はすすまない!?

そんな地域に生まれた自閉症・発達障害児者が、地域で胸はって当事者として生きていくことがどんなに困難なのか考えてほしいと思います。


少なくとも、

自閉症・発達障害児者の以下の特性に考慮する支援体制をつくることが大切です。

情報の整理統合の困難さ(情報に優先順位を立てることの困難さ)

字義通りの解釈、意味理解の困難さ

・長期記憶の特性


繰り返し言います。ファーストストップが重要です!


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今の地域の相談窓口の現状を極端に例えるならば。

近所の道を尋ねた発達障害をもつ人に。

「ここは発達障害の専門性がないから」と、

県(都道府県)全体の地図を見せて発達障害者支援センターを教える支援。

あくまで極端なたとえです。

しかし、これに近い状況はあります。

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1次相談窓口の自閉症・発達障害の対応の重要性を書いています。

【自閉症・発達障害相談支援は一般行政窓口も範囲】

発達障害児者のニーズには幅があると思います。

発達障害だったら、自閉症だったら、

すべて発達障害者支援センターの支援対象か?

というと答えはNOです。

多くが地域にある窓口、それは障害者窓口だけではなく、

一般的な行政窓口での支援で解決できるケースもあるわけです。


極端な例をだします。

例えば引っ越しの時の住民票を移したり、免許の住所変更するとき、発達障害だからまずは発達障害者支援センターで相談くださいってなりますか?

もしも、行政窓口の方が、発達障害について知っていたら、書類の各部分に印を入れ、少しサポートしてもらえば、混乱なく手続きが終えることができますケースもあります。

そんなことと思う方もいるとおもいますが、

そんなことが大変な方が多いのです。

そんなことを地域でちゃんと支援できる体制を整えるということが何が問題なのでしょうか?

発達障害の相談は、障害者者相談窓口だけではなく、一般の行政窓口がスタートであることを意識する必要があります。

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1次相談窓口の自閉症・発達障害の対応の重要性を書いています。

【自閉症・発達障害相談支援は地域のOJTにつなげる支援(般化への配慮)】

自閉症・発達障害の中には般化が難しい方がいます。

1つの状況での理解や行動が、他の状況で理解できない、行動ができいことがあります。

2次相談支援で相談をしても、最終的には地域の中で般化する必要がでてきます。

最終的には地域へ般化を目指すわけです。

2次相談窓口だけが自閉症・発達障害に特化しても、地域で般化するための1次相談窓口や市町村の体制ならば意味がないのです。

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1次相談窓口の自閉症・発達障害の対応の重要性を書いています。


【自閉症・発達障害相談支援は情報の整理統合の支援(情報のシンプル化)】

自閉症・発達障害は情報処理、とくに整理統合の困難さを持ちます。


それなのに1次相談窓口で、情報の整理統合に配慮できない対応ができなかったら。。。


本人に混乱を不安を与える

本人のその後の理解にも大きな悪影響を与える

その後の道筋が複雑になる


繰り返します。1次相談窓口からの自閉症・発達障害の特性に配慮した情報提供することが重要です。


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1次相談窓口の自閉症・発達障害の対応の重要性を書いています。


【自閉症・発達障害相談支援はスタートから字義どおりの解釈する特性に配慮する】

自閉症の方は字義どおりに解釈する特性があります。

一部(多くの?)の1次相談支援では、この自閉症の特性に配慮できずに、オブラートに包んだり、気持ちに配慮しすぎて事実ではないことを伝えたりします。

また本人の自己流の間違ったアイデアでも「そうだよね」って間違った受容をして、後になって混乱をつくるケースもあります。

1次相談窓口での情報がその後の本人の理解の仕方や、その後の情報提供に影響を与えることを意識する必要があります。

繰り返します。1次相談窓口からの自閉症の特性に配慮した情報提供することが重要です。


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