コンサルテーション後、講演後に参加者にできるだけ本音の声を聞き取りをしている。いつも自分や様々な状況を客観的にみている。
かなりキツい意見もあれば、あまりにも納得いかない意見もあります。
心がけて(なかなか難しいのだが)実施しているのが、できるだけ言い訳を言わず、次に活かすこと。
人間だから言い訳、どうしても言ってしまうが、納得いかない意見も、厳しい意見も、些細な意見も、それがでたことには何かの要因があると考える。
ある研修会があります。そこは会員がお客さんにならず、協力しあいながら勉強を続けいる会です。
アンケートで、「資料をカラーで出してほしい」「パワーポイントのスライドを配ってほしい」という意見がありました。私は、それを受け止め要因を考えました。
要因は、私がカラーで印刷しなかったから、
ではなく、
参加者がお客さんになりすぎ、講師が半分ボランティアで資料も時間を作って自分で印刷し、そんなにコストもかけられないことを知らない。
人数ばかりが増え、そもそも会の趣旨を理解しない会員が増えた。と考えた。
解決さくは、その会で話すときは、かならず会の目的を確認し、より質の高い勉強をしたければ、自己投資して他のセミナーに参加することをすすめている。
またあるセミナーでは、「話すのが早すぎる」というアンケートをいただきました。
対策は、まずできるだけゆっくり話す。できるだけ内容を絞り込む。量より質か、質より量かを主催者に確認し参加者にも確認する。
しかし、どんなにゆっくり話しても同じ「早い」という意見がでてきた。
その要因を探ると過度な記録・メモ、レジュメにないスライド写し取りにあることに気づきいた。
過度なメモは、講演全体をつかめず、ついていけなくなるから。あまり重要でない細部に注目するがあまり、講演に注目できない問題が生じている。そこで過度なメモを書くことを禁止しました。
これからも様々意見に謙虚にうけとめるつもりだし、天狗になったら終わりと思っている。
主役は間違いなく、聞き手なのだから。
しかし個々の意見に単純に流されることせず、分析し対策を考えることが大事だと考える。
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