ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



自閉症支援視覚支援構造化を否定されるかたがいらっしゃいます。

視覚支援を活用しない理由として、

ルーティン(パターン)で教えられると言われる。。。

つまり変化をすくなくして、繰り返し同じように設定するということです。

もちろん自閉症の方は繰り返しが得意で、変化が苦手です。

しかし、その支援は特性の悪用です。

世の中、そんな風にできていません。

変化をなくすことはできません。


しかも、「毎日同じように生活すれば良い」というのは、ノーマライゼーションの観点が無いです。障害特性なんだから「毎日同じで良い」と生活を広げてないのは、教育や支援の放棄です。


見通しをもって、様々な生活の機会をつくっていくことが必要です。


しかし、ある意味視覚支援に関しても注意が必要です。その話はまた別の記事で。。。



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ここ数カ月に私が総括ディレクターをしている通園施設にあらたなに発達障害自閉症の幼児さんが入ってきました。

短い期間に変化があり、

保護者さんから本人の変化を実感する声が聞こえます。

さて、それは誰の力でしょうか。

もちろん私やスタッフは全力で個別療育計画を組み立ていきます。

しかし、その変化を支える大きな力は。。。

「本人の力です」

我が通園は、個々のアセスメントによって、

「できる部分」「もう少しでできる部分」を探ってきます。(これは本人のもつ力です)

「できない部分」は今の時点では課題にしません。

私たちは、「できている部分」「もう少しでできる部分」を引き出すための工夫と環境設定をしているだけなんです。

保護者から感謝の声が聞こえても、

「それは本人の力です」とつい言ってしまいます。
(かわいげのないディレクターと思われないだろうか・・・)

では、引き出すための工夫と環境設定のポイントは。。。

これはまたの機会に。


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自閉症相談支援・・・

保護者の方や当事者の方の相談を受ける時に、

できるだけ時間のルールをつくり、

私は、あんまり長くし内容に努力します。

なかなかうまくいかないこともあります。(例えば、通園施設の懇談では、スタッフのフォローでコメントするので少し長くなります。)

長く話せば丁寧というのは情報処理の特性の配慮がないと考えます。

長い話は情報も複雑でわかりにくい場合が多いです。


長くしないことは保護者や当事者の情報処理への支援になります。

逆に長く丁寧に話したとことが保護者や当事者に混乱をあたえた経験も私は持っています。


ある枠組みをつくって話をする方が情報は整理されます。

・時間を限定する

・その日に話す内容のリストを提示する

・残った課題を無理に解決しない

・情報を紙に書いて提示する(言葉は記憶や処理に配慮しにくい)



言うは易しでなかなか難しいのですが。努力をします。

私は時間内に終わらなかった場合、「丁寧にやった」なんて思いません。自分の進め方の問題点を探します。


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よく自閉症支援の事業所コンサルテーション先で話すことです。


例えばです。。。

ここに2つの部品があります。

そうですね。それはキャップとビンとしましょう。

さて、この課題の意味はなんでしょうか?


「ビンにキャップをする」


。。。。。。。


ブゥ~です。


正解はわかりません。。。


組み立てかもしれません。分類かもしれません。

また、そもそも意味なく置いてあるだけかもしれません。


ここにエッセンスを加えます。


箱を用意します。

3つです。

その1つにビンの部品

その1つにキャップを入れます。

そしてもう1つにビンにキャップをした写真をつけます。


さて、この課題の意味は、

そうです組み立てです。


これは指示のある課題の設定です。


そんな難しいことではありません。

必要なエッセンスです。


しかし学校や施設では、指示無く材料だけが箱の中に入っている課題をよくみます。

どうも指示を入れないで教えたり、繰り返やっているから指示がいらないらしい。


しかし、それでは指示、状況が変わることを伝えることができません。

指導者がやってみせるからいいのであれば、違う指示に対応するときに、またいちいち指導者が指示をしなくてはいけなくなります。

状況判断にゆだねる課題の設定は状況の変化に対応できません。


それは視覚的指示が重要な理由の1つです。

【関連記事はこちら:視覚的構造化】

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自閉症の行動支援で、支援者の中に過去に起こったことを修正することに力をそそぐ方がいらっしゃいます。

しかし、以前にもお話ししたように、長期記憶の特性から1度記憶した経験を消すことが難しい自閉症の方の支援では。

『新しい活動の機会づくり』としてすすめた方がうまくいくことが多いです。

過去を修正するプロセスではなく、新しい経験の幅を少しずつ作っていくプロセスです。


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自閉症支援で私が重視していることは、複数のことをいっぺんに教えないということです。

新しく学ぶ場面ではシンプルに1つのことを学ぶことを重視しています。

多くの教師、支援者は、気づかないで2つ以上のことをいっぺんに要求し教えています。

例えば、

・刺激を無視して新しい課題に注目し遂行すること。

・社会的な複雑な環境の中で新しい課題を教える(集団の中で新しい課題)


すでに、何を無視して、新しい課題に集中しなければいけない設定になっています。

私が総括ディレクターをしている『こども発達支援センターぐるんぱ』では、勉強も遊びもシンプルな中で学んで、様々な環境に広げる流れを今整理しています。

今回、お伝えしたいは、それを支えるのは環境の設定が重要だということです。どのように環境するのか少しずつ報告します。

【講演のお知らせ】
佐賀のぷれしゃすという事業所で、生活デザイン思考の支援計画に関してワークショップを開きます。今回紹介したシンプルな課題の設定についてもお伝えします。
詳しくはこちら

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 自閉症・発達障害者の方は、様々なことを整理し考えることをが得意ではありません。生活や人生の様々なこと整理することに支援が必要になります。そこで支援者に向けて提唱しているのが「生活デザイン思考の支援計画」とそれを支える「自閉症支援フレームワーク」です。念願がかないまして、今年度、わが故郷佐賀で3回程度のワークショップを(株)ぷれしゃす主催で実施します。近隣の皆さんぜひご参加ください。そしてたくさんディスカッションができればと思います。(詳しくはぷれしゃすHPをご覧ください)

【自閉症生活デザイン思考支援計画ワークショップ】
http://www.pureshasu.com/archives/532

◆日時◆平成23年6月26日(日)9:30~18:00

◆場所◆佐賀市文化会館・三階大会議室
    佐賀県佐賀市日ノ出1丁目21-10

◆参加費◆8,000円

申込等はこちら http://www.pureshasu.com/archives/532

※生活デザイン思考の支援計画に関してはこちら
http://blog.goo.ne.jp/bouzan0807/e/c303588c794abe7f7a8115384a01eda1


※フレームワークのワークショップ風景はこちら


【クラスルームのセットアップについて~自閉症教育内容と環境~】
http://www.pureshasu.com/archives/447

◆日時◆平成23年6月25日(土)18時~20時頃

◆場所◆株式会社 ぷれしゃす
    療育サポートセンター クレア

◆内容◆「クラスルームのセットアップについて~自閉症教育内容と環境~」

◆人数◆5名≪受講審査あり≫

◆参加費◆5,000円

申込等はこちら http://www.pureshasu.com/archives/447

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昨日は2つの成人期のケースに関わりました。

とても自閉症に関する重要なエッセンスを感じました。

それは。。。

『幼児期から教えてもらう習慣をもつこと』です。

年代とともに、様々なことを学ぶ必要があります。

しかし、人から教えてもらう習慣をもたない人は、自己流に進めるしかありません。

修正したり、新しいことを学んだりすることも難しくなります。

うちの通園施設でスタッフに頑張ってもらっている大きな改革の1つとして、1対1で先生と勉強をする時間の数や時間を計画的に、もちろん個別化して増やしています。

教えることがあるときに活用するのではなく、

教える習慣をもつために計画的にスケジュールに入れて設定することが重要です。

構造化を実践している施設や学校にコンサルいって気になるのは、自閉症の特性の配慮として、社会性の苦手さがあるから1対1の時間はほどほど、自立の時間ばっかり。。。というのがあります。大きく間違ってます(もちろん自立の時間を充実し、時間も内容も幅を広げることは重要)。

特に幼児期、学齢期から移行期にかけては、1対1で教えてもらう習慣が重要です。

【教育・支援チェック】
□1対1で教えるエリアがある
□1対1での勉強の時間がスケジュールにほぼ毎日組み込まれている
□個々の特性にあわせた教えるために工夫がある
□修正や本人の行動に対するフィードバックがある

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幼児支援をはじめて1年になります。

総括ディレクターとして間接的な支援ではありますが、時々現場に入ったり、療育のシステムの構築を頑張ってます。

スタートセッションでは直接、新しく園児さんの実際の関わったり遊んだりしています。

アセスメントはまぁ~まぁ~できるのですが・・・・

さすがに遊びは・・・トホホです。

あああ、アンパンマン(ボランティアネーム)でプレイリーダーやってた時の魂が~。

幼児さんの療育って本当に奥深いです。

本当に興味関心に強く注目します。

だから興味関心からはじめます。

無理に形で教えても、般化できません。

たがら気づいている部分からはじめます。

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一昨日は川崎医療福祉大の院生の授業でした。

2年目で本当にこの講義の意味が少しわかってきました。

院生は自閉症や発達障害に関して、たくさんの勉強をしています。

改めてそこを細かくみるよりも、

福祉の現場(その他の現場)でどのように応用的に指導・支援をしていくのかを伝えています。

一昨日の講義のポイントは、自閉症スペクトラムもADHDも、LDも、情報処理の質的な違いとしてみることが重要だということでした。

発達障害の方が見せる特有の行動ばかり注目するのではなく、その要因である脳の情報処理の違いからはじめるということ。

それを受容し、それぞれ(自閉症スペクトラムもADHDも、LD)の情報処理にあわせた個別支援計画をつくっていくことが重要ということを話しました。

とても有意義な時間で、障害特性やポイントを切り口に、教育現場の課題、福祉の現場の課題など広範囲なディスカッションができました。

私の主張は、様々な制度、支援体制を考える時に、障害者福祉一般論として考えるのではなく、やはりそれぞれの障害特性に応じた支援体制が必要になくる。

しかし、理想はそうですが、現状はなかなか難しい、それを1年間皆さんとディスカッションすることが楽しむです。


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自閉症支援の中で、個々の一貫した支援をすすめるために、書面に起こすことは大切です。

よくスタッフには「紙は紙、されど紙」って言いますが、

書面がすべてではありません。その運用が大切です。


個々の支援について書かれた資料(基本は個別支援計画)について、私が工夫してことがあります。

それは大きく3つのタイプがあるということです。

生活デザイン思考ではA計画と言っている部分ですが、本人の特性や支援の前提となる部分。この部分は具体的には書かれていませんが、どんな支援計画にも影響を与えます。

次に生活デザイン思考ではB計画と言われる部分ですが、これは生活全般を支える部分。例えば構造化や教え方などです。この部分はどんな場面でも応用できる部分です。

最後に、生活デザイン思考ではC計画と言われる部分ですが、これは場面ごと、例えば「トイレの支援」「歯科通院の支援」などです。C計画はとても具体的に書かれています。

これらが、ごちゃ混ぜではなく、整理されていると、、、、

・時々みれば良い部分

・必要な時に振り返る部分

・場面ごとに参考になる部分


が明確になります。

しかも、それらが影響をしあって、A計画を軸に常に一貫性をもって支援になるのです。

うちの通園の支援計画が今、大改革中です。

また報告しますが、Aの部分が年間1回の支援会議、B・Cがモニタリング(懇談で報告)や定例のミーティングで調整していく仕組みを作っています。


個々の特性を中心とした個々の支援体制とクラスルーム全体の体制図


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自閉症支援でサポートブックが広がっている記事を書きました。

やはり懸念していることは、形だけが広がってしまうことです。

大事なのは目的ではないでしょうか。

サポートブックにしても、個別支援計画にしても、

目的は周囲に本人の情報を理解してもらうことだったり、

どんな支援者でも同じ視点で支援できることだったりです。


それが、形だけが広がり・・・・・

・保護者の思いだけの一方通行

・個別化されていない。みんな同じことが書いてある

・書き込んだら終わりというケース

・保護者に書きこむことが負担になっている


今年度のうちの通園では、様式にこだわらず、

個別支援計画の1つのツールとしてサポートブックをサポートする予定です。


生活デザイン思考支援計画を学ばれた方へ。

本来、サポートブックにはCの支援計画です。

しかし、世の中のサポートブックはA・B・Cがたくさん盛り込まれすぎている状況です。(サポートブックには、A・Bは、絞り込んでシンプルにが良い)

これについては明日。。。


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佐賀の(株)ぷれしゃすの児童デイサービスをスタートするためのコーディネート作業がひとくくり、ここからの醍醐味はスタッフに自立してもらうことになっています。

コンサルテーションの役割がコーディネートからスーパーバイズ中心にスライドします。



それにあたり昨日重要なメッセージを送りました。どの自閉症支援の事業所にも有効なのでブログでアップします。

(以下 メールの文面)


みなさんが少しずつ自立するのを期待しています。

相談は、できる範囲でのりますが、あまりあてにしないで、自立するのです。
1~2週間に1回簡単にレポートを送ってください。問題があったら指示します。
基本的な生活シナリオは時々送ってください。

これまでのコンサルテーションの内容に関しては責任をもちますが支援と運営に関しては、皆さんが責任をもってすすめてください。

大事な視点は自閉症支援の6つの考えです。

【自閉症の特性を軸とする】
なれてくると個人の行動ばかりに注目してしまう、常に自閉症の理解に戻って、特性解説シートと照らしあわせること。年齢的な特性と、知的な特性と、自閉症の特性をごちゃ混ぜにしないで、1つ1つ整理すること。

【個別化する】
構造化の支援、生活シナリオ(活動内容)、教え方などなど、個々の特性を把握して個別化をはかること。

【アセスメントからはじめる】
これまでは準備のためのアセスメントでした。ここからは継続的なアセスメントです。アセスメントに終わりはありません。普段の観察、1対1での勉強の場面でも継続的にアセスメントを繰り返します。

【実証された方法を活用する】
今は、構造化【環境設定を含む)の支援と教える技術に集中して学ぶ、他の様々な情報は無視して良い。今は基本の支援に徹してほしい。
構造化は一度設定したら終わりではありません。常に再構造化が必要です。

【自立が目的である】
支援技術にばかり注目してはいけません、大事なのは活動、機会を設定でき、それがより自立的になることを目指します。

【協働で進める】
自分とチームに厳しく、常に親さんの情報に耳を傾け、活用し、そして自ら客観的に情報を収集し、みんなで共有し、一貫した支援の ためにそれぞれの役割を明確にすすめてください。
もちろん今は助け合いが大切でしょう、でも助け合いに甘え、自分の役割が明確にできないスタッフ がいた場合にはリーダーが常に律してください。
切り替えが大事、支援現場の難しさ、厳しさを、休憩の場、家などにもちこまない。切り替えて自分のストレスマネージメントに努めること。

以上です。

では、健闘を祈ります。



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昨日は、ある施設のコンサルテーションでした。

諸事情で、今回で最後のコンサルテーションになりました。

やり残したことが多いコンサルテーションのようですが。。。

とにかく最後です。

最後に少し嬉しい報告をもらいました。

以前、想定内の支援ができないで、私に激怒されたスタッフの成長は大きく。

施設内の工事とその変化をしっかりと伝えているのです。

「やるじゃね~か~」って、言ってしまった。



さて最後の講義です。


新しいコンサルタントに移行しても、このスタッフたちに伝えなくてはいけないことはなにか・・・・。

氷山モデルか、自閉症の特性か、、、なんか違う。


依頼された特性の話をして、構造化の概要を話して、、、、


私が最後に話したのは、、、

支援のスタートのプロセスでした。


大切なのははじめることです。


理屈や哲学ではなく、感情的なもではなく、


場所を設定し、アセスメントをし、構造化し、再構造化し、自立、般化、そんなプロセス。。。。


お疲れ様。厳しいコンサルタントでした。

是非、是非、はじめて欲しい。



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サポートブックの実践が広がっていますね。

周囲のお母さん方もつくっている方が増えています。

私はサポートブックの考えが広がるのは大賛成です。・・・が。

理想を言えば、

個別支援計画に準じている。

目的は広がりある自立を支える一貫した支援のため。

できれば支援チームで協働で作ってほしい。

indexなどの見る工夫がされている。

であればと。。。


そうでないのも、時々あって・・・


周囲のお母さんの中には、本当に良い視点で作られているのを見ます。

例えば、移行先にあわせて、かなり絞り込んだ数枚のシートにまとめた簡易版を作られたお母さんもいらっしゃいました。

すばらしい!


どうですかね。サポートブックって、親さんからメッセージを伝えるアイデアではなく、支援者とのメッセージのやりとりのためのアイデアになったらいいような。


一部の結構有名な親さんが「押しつけサポートブック」を広げているのをみると悲しくなります。

「ここにちゃんと書いてあるでしょ」ってボランティアに怒鳴りつけてた場面もみたことがあります。

すでに基本がズレています。大事なのはコラボレーションの視点ですよね。


勇気を出して周囲の支援者と一緒にサポートブックつくってみては!


ちなみに広島では、サポートファイルとして、形式が県のホームページからダウンロードできます。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/page/1238152771068/index.html

すてっぷ教室のすてっぷ会議では市の障害福祉課の方よりこのサポートファイルについて「すべてを書き込むんじゃないなくて、必要な部分を書きこんで、取り外しファイルにしているので、必要な部分だけを見せたり工夫してくださいと」説明をいただき、すてっぷ会議でのできた基本の支援計画もあわせて入れていただいています。


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