スパイラル呼吸ヨガ講座:第498回「初級:呼吸の仕方」11月16日
スパイラル呼吸法の息の吐き方は、アレクサンダーテクニーク式呼吸法(別名:ウィスパード「アー」)の応用です。肋骨の側面を意識的に動かすんです。指の背面を左右の肋骨の側面につけてください。そして呼吸しながら、その部分の動きを観察してください。息を吸うときは膨らんで、息を吐くときは狭くなりますね。そして息を吐くのが基本です。頑張って吸い込むことはしません。吐いた分だけ勝手に入ってくるようにします。そうやって息を吐いていくと自然と腹部も働いて、腹式呼吸と胸郭呼吸が同時に起こります。
それではこの呼吸法を使ってプラサーリタ・パードッターナアサナをやりましょう。
1)息を吐きながら、まず胴体を左に回転する。
2)次に息を吐きながら右に回転、同時に前傾していきます。この動作を繰り返します。
3)十分、胴体が前傾したら足の指をつまみます。
4)手を後方で組んで上にあげます。ここでも左右にひねる動きをおこないます。動きは胴体から左右の脚に連動します。これがスパイラルの動きです。
5)頭をマットにつけます。
6)再び手を後ろでくんで、左右にひねります。
- 吉田篤司のスパイラル呼吸法™でやるパワーヨガ。