スパイラル呼吸ヨガ講座:第506回「初級:腰痛にはスクワット」11月24日
さて慢性腰痛の人、多いですが回復するには、やはり他力本願ではダメで自分でやる筋トレしかないと思います。やったら逆に悪化したとかいう声もあるかもしれません。でもこういうのは各人の症状によっては、どうしても通り抜けなければならないプロセスがあるんです。痛みの再体験ですね。
もっとも明らかに間違ったやり方で筋トレした場合には、本当に体を壊してしまうことでしょう。かといってお買い物のついでにチンタラやる程度では、まず絶対に回復の見込みはないと思います。
それともう一つ大事なのが毎日必ず実行すること。三日棒でやったりやらなかったりでは、永久に変わりません。
そこで今回はスクワットをやりましょう。それもアレクサンダーテクニーク式の機能的なやつです。呼吸を使います。実はこれがスパイラル呼吸法の開発の重要な要素になりました。
1)まず立ち姿勢です。足は割と開いて、つま先は逆ハの字にして安定して立ちます。そして指の背面を左右の肋骨の両サイドに軽く触れます。そして観察しましょう。息が出ていくと肋骨は狭くなって、息が入ってくると膨らむのが指の背面で感じられますね。
2)次に口から深く息を吐きだしながら膝を屈曲して、同時に胴体を傾けていきます。呼吸は肋骨両サイドとさらに腹部も圧縮して息を吐きます。このとき口から「ハーッ」という音を出します。これをアレクサンダーテクニークではウィスパード「アー」といいます。
3)さらに深く膝を屈曲させます。首は固めたり縮こませずにやります。ここまでを1回の息の吐きだしです。
4)それともう一つ大切なことが膝の方向性です。つま先の方向と一致させます。内またにならないように注意してください。ここで深くしゃがみきったら、いったん息を入れます。
5)再び口から息を吐きだしながら、今度は上昇します。
6)そして立ち姿勢に戻ります。この呼吸スクワットを5回できるかなあ?10回やったらかなりなもんです。
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吉田篤司