スパイラル呼吸法™講座:第538回「上級:孔雀ポーズ」1月8日
孔雀のマユーラアサナは私の大好きなポーズです。最初はやり方が全然わからなくて、腕力と背筋で持ち上げるもんだと思っていました。マッチョな筋トレお兄さんは、それでやる人もいますが、私はいくら頑張っても一瞬すら持ち上がりませんでした。
でも練習を続けていたらなんとかなるだろ、と思って毎日実践していると、ある日、体を前にバランス移動してみたんです。するといきなり高速エレベーターのように体がブワーッと浮かび出しました。そのビックリ衝撃に慌てふためいて、すぐに転倒してしまいました。でも体の内部の筋肉の緊張度がガラッと変わったことに、すぐに気がつきました。
そして同時に強烈なパワー感、エネルギーブーストがあって喜びの感情に満たされました。すっかりハマってしまい、毎日実践繰り返すと、体の学習作用のおかげでだんだん要領がわかってきました。
今では努力感もなしに、ただひたすら楽しいフライトができるようになりました。
1)指先を後方に向けて両肘をお腹の下に入れてスタンバイ。マユーラアサナは静かな呼吸を心がけましょう。息を止めてはいけません。
2)アレクサンダーテクニークのヘッドリードで前にバランス移動すると、まるで飛行機が滑走路から離陸するように浮かび始めます。最初はこのタイミングを見つけるのに苦労するでしょう。
3)離陸成功したら、スパイラル・ルートにアクセスするために、左右の脚を内旋します。ただしこれは凄く高度なテクニックなので、熟練しないと無理です。
4)すると全身が一直線にバーンと伸びて綺麗に浮かびます。
5)余裕でフライトができるようになると、片足を大腿部の下に入れて、急降下爆撃機みたくもなれます。
6)ちなみに指先を前方に置いたやつは、白鳥のポーズ、ハンサアサナといいます。こちらは孔雀よりも数倍難易度が上です。
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吉田篤司