今日は八十八夜ですが、おそらく今日の昼日中でも八十八夜なんでしょうね。
思うにこの日全体を、(昼間でも)八十八夜というようです。これは昔の暦が「月」の満ち欠けを基準に「夜」で日にちを数えていたからなんでしょうか。
このころになると、晩霜もそろそろ終わり、種まき・茶摘み・養蚕など農作業を始める目安の日になっているようです。
「茶摘み」という唱歌では
夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは 茶摘じゃないか 茜襷(あかねだすき)に菅(すげ)の笠
日和つづきの今日此の頃を 心のどかに摘みつつ歌ふ 摘めよ 摘め摘め 摘まねばならぬ 摘まにや日本の茶にならぬ
・・・・・と、格調高く歌い上げています。
さて、この八十八夜の「八十八」という字の部位を組み合わせると「米」という字になり、縁起が良い日ということになったようです。
ですから、縁起ついでに、この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするともいわれてきているようです。
確かに新芽ですから、滋養成分に富んでいることでしょうね。
先人たちの秀句を見ました。
霜なくて曇る八十八夜かな/正岡子規
母ねむり八十八夜月まろし 古賀まり子
花何ぞ八十八夜の茶山過ぐ 角川源義
霜害を恐れ八十八夜待つ 高浜虚子
爺ヶ岳八十八夜の月くもる 服部鹿頭矢
雨粒の甘き八十八夜かな 石田阿畏子
茶畑のうねりも八十八夜かな 森田虚逸
八十八夜古茶の湯加減ていねいに 及川貞
4月30日早朝に見た月(没する少し前) ↓
月齢は17.7でした。
そして同日の夜更けに見た月 ↓
こちらは夜に出てきたばかりのところを撮りました。月齢は18.5でしたが、同じ日であっても月の傾き方は大いに違っていますね。
ジャガイモ ↓
ナス科らしい花が咲き出しました。
シラン ↓
庭のシランが花の最盛期となっています。
芍薬 ↓
芍薬もいろんな場所で咲き、目を楽しませてくれます。
アゲハチョウ ↓
アゲハ蝶が柑橘類の新葉に卵を産みつけに来ました。これが孵っても、幼虫になると途端に野鳥の餌食になってしまいます。
アスチルベ ↓
これは「アワモリショウマ」として頂いてきたものですが、もう少しで花が開くようです。
ジャーマンアイリス ↓
涼しい色のものが咲きそろいました。
カリン ↓
実が大きくなっていく様子を見るのも楽しみです。
新幹線三河安城駅の北側の並木はヤマボウシが植えられています。その花を見に行きました。
三河安城駅(北側) ↓
このご時世ですので人影はまばらでした。
ヤマボウシ ↓
花には少し早かったのですが、その分だけ新鮮味のある姿でした。
思うにこの日全体を、(昼間でも)八十八夜というようです。これは昔の暦が「月」の満ち欠けを基準に「夜」で日にちを数えていたからなんでしょうか。
このころになると、晩霜もそろそろ終わり、種まき・茶摘み・養蚕など農作業を始める目安の日になっているようです。
「茶摘み」という唱歌では
夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは 茶摘じゃないか 茜襷(あかねだすき)に菅(すげ)の笠
日和つづきの今日此の頃を 心のどかに摘みつつ歌ふ 摘めよ 摘め摘め 摘まねばならぬ 摘まにや日本の茶にならぬ
・・・・・と、格調高く歌い上げています。
さて、この八十八夜の「八十八」という字の部位を組み合わせると「米」という字になり、縁起が良い日ということになったようです。
ですから、縁起ついでに、この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするともいわれてきているようです。
確かに新芽ですから、滋養成分に富んでいることでしょうね。
先人たちの秀句を見ました。
霜なくて曇る八十八夜かな/正岡子規
母ねむり八十八夜月まろし 古賀まり子
花何ぞ八十八夜の茶山過ぐ 角川源義
霜害を恐れ八十八夜待つ 高浜虚子
爺ヶ岳八十八夜の月くもる 服部鹿頭矢
雨粒の甘き八十八夜かな 石田阿畏子
茶畑のうねりも八十八夜かな 森田虚逸
八十八夜古茶の湯加減ていねいに 及川貞
4月30日早朝に見た月(没する少し前) ↓
月齢は17.7でした。
そして同日の夜更けに見た月 ↓
こちらは夜に出てきたばかりのところを撮りました。月齢は18.5でしたが、同じ日であっても月の傾き方は大いに違っていますね。
ジャガイモ ↓
ナス科らしい花が咲き出しました。
シラン ↓
庭のシランが花の最盛期となっています。
芍薬 ↓
芍薬もいろんな場所で咲き、目を楽しませてくれます。
アゲハチョウ ↓
アゲハ蝶が柑橘類の新葉に卵を産みつけに来ました。これが孵っても、幼虫になると途端に野鳥の餌食になってしまいます。
アスチルベ ↓
これは「アワモリショウマ」として頂いてきたものですが、もう少しで花が開くようです。
ジャーマンアイリス ↓
涼しい色のものが咲きそろいました。
カリン ↓
実が大きくなっていく様子を見るのも楽しみです。
新幹線三河安城駅の北側の並木はヤマボウシが植えられています。その花を見に行きました。
三河安城駅(北側) ↓
このご時世ですので人影はまばらでした。
ヤマボウシ ↓
花には少し早かったのですが、その分だけ新鮮味のある姿でした。