若いころから、嵐山のお寺の庭や、山道を散策するのが好きでした。
天竜寺から仏野念仏寺にかけての道は、昔は歩く人もまばらでしたが、今では若いカップルや観光客が増えました。
そこで、大河内山荘や常寂光院、竹林の道など人の少ない道を選んで、風に吹かれて歩くことにします。
天竜寺の曹源池、ここの裏庭はおススメです。ハスの池です。自然の風の涼しい竹林の道を通り、大河内山荘へ向かいます。
下の写真は、私の好きな化野(あだしの)念仏寺です。「あだし」とは、はかない、むなしいとの意味です。石を積む供養塔は、一重つんでは父の ため、 二重つんでは母のため…とあるように、さいの河原を表します。何もないお寺ですが、落ち着くせいか、若いころから来ています。
毎年、8月23日24日は千灯供養が行われます。(下の写真) 改めて、今日という日を、元気に迎えられたことに、感謝するばかりです。
久しぶりの京都・嵐山の旅、このへんでお開きです。