Netflix で配信されている
The Crownn
実はシーズン1のエピソード2までしか見ていません。
というのも、演じる役者さんたちが、本物と全然違う気がして。。。
で、今は既にシーズン5が配信されていて、チャールズ国王とダイアナさんの結婚生活が描かれているらしい。
このドラマでは、ダイアナさんは素敵、美人なだけではなく、お二人の壮絶な夫婦喧嘩なども描かれていて、二人の結婚生活がいかに大変だったのかがある程度忠実に描かれているらしい。
ファッションアイコンとしても有名だったダイアナさんですが、今から思うと、王妃として振る舞うのには無理があったかも知れません。
というのも、
自分のことしか考えていない
という事が感じ取れるからです。
王室および日本の皇室もそうですが、主役はあくまでも女王であり、自分の旦那さん、チャールズ皇太子ですね。でも、当時はチャールズ皇太子よりも断然ダイアナさんの方が目立っていたわけです。
そこで起きた、例の事件 というか次のような事が起きてしまったわけです。
ダイアナさんは良かれと思ってやったこと、自分を認めてほしい、と思っていたのかも知れません。が、喜んでほしいはずのチャールズは激怒。
チャールズの欲する事ひいては王室の欲する事が全く理解できていないダイアナ。ダイアナには一歩退いて、王室のルールに従ってほしいチャールズ。
目立っているのはチャールズではなく、ダイアナ。
これでは、二人が全く噛み合わないのも当然と思います。
浮気の相手だったカミラさんは、当初こそ嫌われていましたが、 その後、自分を磨くのにたくさんお金を使ったと思いますが、美容に勤しみファッションセンスを磨いてきました。ですから、今では別人のように綺麗になって、国王の奥さんとして安定感を感じさせます。それだけではなく、王室に溶け込もうと努力し、さらにはいつも一歩下がってというふうにチャールズをたて、自分から目立とうとはしていません。
ダイアナさんは、絶対的な孤独にあって自分自身を保つのに無我夢中だったかも知れませんね。
なにしろ、頼れる母もいず、結婚前夜もたった一人で過ごさなければならなかった、なんて、これからイギリス王室に嫁ごうとする人がなぜこれほど孤独なのか、信じられないことでした。
姉妹仲も良くなかったのでしょうか。
キャサリンさんは中流階級といえども、両親は健在なので、家族には恵まれていたのかも知れません。
そんな絶対的な孤独のなかにあっては、ダイアナさんは自分自身を目立たせて王室を見返してやりたい、とか王室内での立ち位置を築きたいとと思ったのかもしれません。
反対に、少しでもチャールズ皇太子を立てるような振る舞いだったら、今の世界は違っていたかもしれません。
当時は、こんなに魅力的な人がなぜイギリス王室でうまくいかないのかと思っていましたが、王室の存続、という事を考えたら危険な存在だったのかもしれません。勝手にインタビューでテレビに出たりしたとか。王室を飛び越えてこんなインタビューを受けたりしたら、もう、王室との仲も改善不可能となるでしょう。それに、インタビューを流しても、イギリス王室は絶対に潰れないでしょう。
結局は自分のことしか考えていない、とか思われていたのでしょう。
その昔、ダイアナさんはアジア蔑視でアジア人のことはよく思っていない、とか、これから訪問する国のことも、全く興味を持っていなかったとか、と書いてあったコラムも拝見した事があります。
要するに、自分のことしか興味がない、とか。自分が何を着るとか、、何を喋るとか、、。
まだ若かったからしょうがないかもしれませんが、誰も助言しなかったのでしょうか。
それがいまの
The Crown
で描かれていること。
メーガンさんも同じような状態かもしれませんね。
王室という絶対的な権力を持った家に嫁いだということは、個人、ではなく、家に仕えるという事が一番でしょう。
メーガンさんも、結局は自分のことしか考えていないので、ああなってしまったのでしょう。
個人の意見なんて、家、からしたらちっぽけなものでしょう。
アメリカだって、由緒ある家に嫁いだのであれば個人の意見は無視されるのでは❓
もっと自分の意見を通したかったら、中流の家とかこれからお金持ちになる可能性の人を選ぶべきでしたね。ただ今回は、ハリーがついてきた、というのは例外でしたね。
今も昔も、女性が嫁ぐ、ということは女性個人にとっては難しい問題も含まれています。
由緒ある家系は究極は家を選ぶ、ということは古今東西東洋西洋変わりませんね。
自分が女王だったらいざ知らず、相手が家長だったら、自分の意見を通すことは難しいでしょう。
The Crown
また見てみようかな。