缶コーヒー「BOSS」の宇宙人ジョーンズで日本ではとっても有名になったトミー・リー・ジョーンズが若かりし頃出演していた映画、それに主人公のロレッタリンを演じたシシー・スペイセクの歌声に驚き、見始めた映画です。
この映画を見るまでロレッタ・リンのことは全然知りませんでした。 アメリカでは超有名なカントリーミュージシャンだということ。79歳になった現在でも、まだいろいろと精力的に活躍されているようです。
残念ながら、実際に彼女が歌っているところは見たこともないし、聞いたこともありません。iTunesでも見つかりません。アマゾンでは販売されていましたね。
実際に聞いてみたいのですが、それよりもシシー・スペイセクの歌声が素晴らしいこと! 彼女のサントラが欲しい!と思ったのですが、それもiTunesではなし。アマゾンで「Coal Mainer's daughter」の輸入版で手に入るようです。
この映画でアカデミー主演女優賞を獲得したシシー。最近は「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」に出演していましたね。
それにしても、映画の中で14歳(15歳?)で結婚して、十代のうちに4人もの子持ちってどういうこと?と思いましたが、これ、実際の話なんですね。つまり4人だか5人の子持ちでデビューしている訳です。
はあ~と思ってしまいました。
当時のアメリカの南部では、このくらいの低年齢で結婚ということは案外普通の話だったようです。
デビューの頃、旦那さんが映画のようにプロモーションに関わっていたかどうか実際はどうだったか知りませんが、その後、1996年に糖尿病の合併症で亡くなるまで添い遂げたということです。中のよいご夫婦だったようですね。
トミー・リー・ジョーンズもあまりの若さにびっくり!誰でも若い頃があるのは当然ですが、「BOSS」のCMを見慣れている私にとっては笑っちゃうような感じでした。
でもこの映画をきっかけに彼も映画の世界でメジャーになっていくんですね。
シシー・スペイセクも吹き替えなしで全部自分で歌ったようですが、彼女自身もカントリーミュージシャンではないのか、と思うほど、歌がうまい。声もハスキーで、それがまたミュージックに合っていてとっても良いですね。
ということで 🍎🍎🍎 という評価です。
歌え!ロレッタ愛のために - 予告編 字幕
キリスト教のことが面白いほどわかる本 | |
鹿嶋 春平太 | |
中経出版 |
初版 2003/11/13
キリスト教の成り立ちから歴史そして現在の状況について、非常にわかりやすく書いている本。
キリスト教の歴史を知るには手っ取り早く理解できる本です。すぐ読める。
キリスト教を知らないで西洋は語れない、とも言いますが、キリスト教の歴史を知るとそのまま西洋の歴史を知る事にもなるし、西洋の人々の考えを多少でも理解できるようになると思います。
キリスト教が誕生し色々な宗派にわかれ、最後、アメリカにたどり着くのですが、アメリカって、歴史上信教の自由を許した最初の国、という事。信教の自由といっても、キリスト教の宗派の中での事ですが。
イギリスもその前は同じような状態で、イギリスの産業革命とかアメリカの発展は、この信教の自由なしでは語れない、というのは大変面白いと思いました。
宗教の教え一つで国が発展するとかしないとかって、複雑。
その理論からすると、日本もある意味信教の自由があります。国をあげて一つの宗教にこだわっている訳ではないし、なんでもいらっしゃい、という感じですから、日本の発展もこの信教の自由のおかげでしょうか???
この著者のキリスト教の教えの部分などに反感を持っている人もいるようですが、一つの考えとして読むのも面白いと思います。