最近は、日本中で野生の熊の出没がニュースになり、死者も出ました。時には猟友会の皆さんによって、熊の駆除が行われていることもあり、その様な行為に対して非難の電話がかかっている様ですが、死者も出ている段階では、難しい選択ですね。
長野県でも熊の目撃が多く報告されています。今年は17年ぶりとかで、死者が出てしまいました。 そのため、熊に関しては非常事態の様な状況になっています。
今年は熊の食物であるブナの実がほとんどなく、熊にとっては死活問題の様です。だから、市街地まで降りてきている様です。
今回、人を襲った熊は猟友会の皆さんによって駆除されましたが、軽井沢での熊に対する対策が注目されています。
町内の2/3が熊の生息地、なんて言われている軽井沢でも熊は大きな問題になることもあります。別荘地でゴミ箱を漁っていたとか、ホテルに入ってきたとか。
そこで行われている対策が、
ベアドッグ。
熊の匂いに特化している犬に熊を追い払う役割をお願いしている、ということだそうです。
要するに、犬に鳴かれることによって、熊に人間の生息地であって熊が来る場所ではない、ということを教えている様です。
ということは、熊をやたらと駆除しない方針の様です。熊との共生を図っている様です。
軽井沢のピッキオ
— Kouki Yasunami (@KYasunami) October 19, 2023
日本中にこういう組織を作るのは難しいかも知れませんが、ベアドッグでクマを追い払い、人とクマの共生を図っています。
ここにはひとつの答えがあると思います。https://t.co/zo2gkuono9 pic.twitter.com/P539008QrV
それだけでなく、別荘地や山を見回りしているとか。
が、全ての地域でその様なことを行うのは不可能でしょう。
長野県では亡くなった人が出た、ということから、熊に対しての対策を強化している様です。親子連れの熊は以前は駆除の対象ではなかった様ですが、今は駆除の対象の様です。
可哀想とは思いますが、人間のエリアに立ち入ってきている熊をそのままにしていたら、いずれは住宅街で死者が出てしまう様なことも起こるかもしれません。
動物愛護からすれば可哀想ですが、人間と熊の命のどちらが重要か、、。
本当は山に帰して、人間のエリアに入ってこないように教えればいいのでしょうが、難しいですね。