Godfather
今年で50周年だそう。
50周年‼️と聞くと遥かに昔のように思えますが、1972年と聞くとそれほど昔ではない、とも思います。これが、1900年に公開されました、聞くと別世界のように思えますが、、。
と、公開当時にこの映画を鑑賞していたわけではなく、遥か後になってから見たと思います。ビデオも購入したと思う。
でも、最初はなんの話なのか良く分からず。いろいろな名前が出てくるし、その関係も理解できず、何回か視聴してようやく理解できたというか、、、。
でも、IIのロバート・デニーロが出演している方が私としては好み。この作品をきっかけにデニーロファンになったというか、、、。
昔はスリムだったんですよね。
コロナで療養生活を送っていると、やることがないので、映画ドラマ三昧。そこで発見したのがこのアメリカドラマ。
なんで今頃Godfather?と思ったのですが、50周年だからか、と納得。
あれから50年も、とビックリです。
が、Godfatherという映画を作るのがこんなに大変だったとは、、、。
お笑いのように描かれていますが、制作の舞台裏がわかって映画を見るのにも面白さが倍増するかもしれません。
なにしろ
・マフィアの抗争は映画の中だけではなく、映画の外でも実際にあったとは!
・制作側もマフィアとの関わりが必要だったとは!
・作品に携わるプロデューサー、監督、主演俳優ともにほぼ初心者だったとは!
・あのアル・パチーノが、当初は全く主役として認められておらず、降板寸前だったとは!それに、ほかの企画にサインしてしまっていたとは!
・ニューヨークロケも実現できない危機だったとは!
・シシリーのロケも、予算の関係から中止寸前だったとは!
・3時間以上のはずが2時間以下の尺になってしまう危険があったとは!
・ワールドプレミアにキッシンジャーが来ていたとは!
などなど初めて知る事だらけで、驚きの連発でした。
その、初心者の集まりが一つのものを作り上げていき、最後には大きなものを手に入れるサクセスストーリーのようになっています。実際にそうですけどね。Godfather という作品が、この作品に関わった人たちを良い方向に導いてくれた、とっても重要なターニングポイントとなっていますね。
降板寸前だったコッポラ監督もパチーノも、あの名シーンで悪い評価を覆すことになります。それは、マイケルがレストランで殺人を起こす場面。
私もこのシーンがGodfather の中では最も印象深いシーンなので納得。
みんながこの作品を成功させよう、との思いが詰まった場面ではないでしょうか❓
この撮影で使用されたレストラン、今では閉店してしまったようです。
シシリーでは、いまだにロケ地ツアーを行なっているのだとか。
それにしても、映画を作る、という事は大変ですね。着想から人材確保、衣装やら何やら考えて、撮影そして最後の仕上げ、またマーケティングも考えないといけない。情熱がないとやってけないですね。