日大豊山水泳部 活動日誌

インターハイでの総合優勝を目指して、日々練習に励んでいます。

日大豊山水泳部の歴史 13

2018-01-09 14:33:32 | トピックス

2002(平成14)年から活躍した選手が北海道出身の佐藤久佳氏である。

佐藤氏は個人メドレーの選手であったが、どの種目もバランスがよく特に自由形の能力が高い選手であった。

高校2年生から頭角を現し、高校3年生のときには200m個人メドレーで優勝、800mリレーでは1:49秒台という記録を出した。

夏季JOCでは100m自由形で高校新記録を樹立した。

2005(平成17)年大学入学後、最初の日本選手権では世界選手権の日本代表に選出された。

その時、400mリレーの引継ぎで48秒5という記録を出した。

100m自由形で長年にわたり日本人にとって壁となっていた、50秒台を突破できる可能性を感じさせた瞬間であった。

それが実現したのが、同年の日本学生選手権であった。

日本大学の1年生として、400mリレーの第1泳者で日本人初となる100m自由形49秒73を樹立した。

その2日後には100m自由形決勝で49秒71の記録を出した。

そして2008(平成20)年の北京オリンピック代表選手に選出された。

柴田隆一氏と共に複数参加となったのは、水泳部史上東京オリンピック以来のことである。

北京オリンピックの競泳監督は上野広治氏、トレーナーとして小沢邦彦氏も帯同し、日大豊山OBが大変活躍した大会であった。

佐藤氏は最終日の最終種目である400mメドレーリレーのアンカーとして見事、銅メダルを獲得した。

オリンピックメダリスト誕生は1960(昭和35)年ローマオリンピックの石井氏以来、48年ぶりの快挙であった。

竹村知洋

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東京都グアム合宿終了

2018-01-09 13:29:12 | ニュース

東京都グアム強化合宿が終了しました。

平成29年12月25日~平成30年1月8日までアメリカのグアム島レオパレスホテルに宿泊し、強化合宿が行われました。

30名以上の中学生から大学生が東京都代表選手として合同で合宿を行うという貴重な合宿でした。

グアムは大変暖かく日差しが強いですが、強めの風が心地よく身体を鍛えるには絶好の場所です。

また、宿泊したレオパレスリゾートはとてもすごしやすいホテルでした。

プールは50mの2面で、同じ場所にトレーニング施設もあります。

朝、みんなで体操した湖の前の広場です。

ちょうど朝日が昇る時間でした。

ウェイトトレーニング設備も充実しており、少年男子は毎日、ウェイトトレーニングを行いました。

朝練前はトレーナーさんによる補強指導で、夜はコンディショングです。

野球やサッカーのプロ選手も利用していました。

ホテルとプールが同じ敷地内にあり、食事も3食ともにしっかりとおなかいっぱいになる充実したものです。

夜のミーティングです。

色々な年代の選手が交流し、高い意識を持って合宿しました。

何回かは合同練習を行い、リレーは大いに盛り上がりました。

各チームともにしっかりと追い込んだ練習ができておりました。

ちなみに私のチームは、日本で一番厳しい練習を行ったという自信がつくような厳しいものでした。

でも、練習が終わればみんな元気です!

ケガや病気で休んだ選手はおらず、大変充実した合宿になりました。

このような貴重な機会を与えていただいた東京都水泳協会の皆様に感謝申し上げます。

この合宿の成果は、これからの大会で発揮することに尽きます。

合宿に参加した選手の活躍に期待してください!

竹村知洋

 

 

 

 

 

 

 

 

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