2004(平成16)年、2005(平成17)年にインターハイ男子総合第2位という結果の後、その翌年から4年間にわたり戦力不足となり総合成績は振るわなかった。
その間も個人としては、2008(平成20)年に高橋佑太氏が200m個人メドレーで優勝、2009(平成21)年には高橋幸大氏が200m平泳ぎで優勝(日本高校新記録)した。
2010(平成22)年、200m個人メドレーで優勝した市川拓海氏が中心となり、インターハイ男子総合第3位となる。
そして2011(平成23)年、岩手で開催されたインターハイで12年ぶり7回目の総合優勝を果たした。
この優勝は個人での優勝者が一人もいない中で、リレー3種目すべてで優勝し総合成績につなげたという、まさに「チームワーク」の勝利であった。
最終得点は第2位の豊川高校と「1点差」であったことも劇的な勝利であった。
この年は東日本大震災が発生し、大会の開催自体が懸念されていた大会であった。
節電のために予選は照明を落とし、大会中にも地震が発生するなど被災地の皆さま方の多大なるご支援があり開催された大会となった。
久々の優勝にOBの方々も大変な喜びようであったことが思いだされる。
竹村知洋