以前にもお知らせいたしましたが、古巣でもある株式会社松本工務店様とのコラボレーション。
デザイナー紹介のページを新たに設けて頂きました。
デザイナー紹介 – 株式会社松本工務店 (matsumoto-k.co.jp)
ホームページもステキにリニューアルされたようです。
@ふると
以前にもお知らせいたしましたが、古巣でもある株式会社松本工務店様とのコラボレーション。
デザイナー紹介のページを新たに設けて頂きました。
デザイナー紹介 – 株式会社松本工務店 (matsumoto-k.co.jp)
ホームページもステキにリニューアルされたようです。
@ふると
2014年に一度リフォームのご相談を頂いていた方からのお電話。
ご主人に視覚障害があって、ご夫婦二人暮し。
8年前、リフォームのプランをいくつか作成いたしました。
仮住まいをするのに抵抗があるので、
ちょこっと増築をして、生活空間を確保してから、暮らしながら工事を進められる計画をしたのですが、
増築したいところに埋設物があって難しい…と言う展開になり、行き詰り、保留になったのでした。
そして、今回のお電話。
もう一度相談したいとのこと。
改めてお邪魔して、色々とお話を伺う。
ご主人の体力が低下してきたことで、問題点は以前とは内容が異なり、
奥様の中で色んなことが渦巻いていらっしゃる。
訪問介護・医療などは受けていらっしゃるようだけど、解決できない日常があれこれ。
そして、はたと気づく。
「手摺を付けましょう!」
8年前、ご夫妻と私は、増築や改修の話、問題点の色々を話するばかりでした。
手摺の取付について、話した記憶がない。
なんで、それに気づかなかったろうと、とても悔やまれます。
保留になって、空白の8年間も手摺が付いていたら、悩みが減っていたかも。
抱えていらっしゃることの少しは、手摺の取付で解決できそうな予感。
こうしたことは、一刀両断に行かないのが当たり前。
お話をしっかり伺って、少しずつでも早い改善に役立ちたいばかり。
@ふると
ランドリースペースの一例。ダウンウォールにした吊戸棚は、出したり入れたりが楽チンです。
購読しているメルマガ、「イエマガ」。
今週の特集が室内干しでした。http://iemaga.jp/essay_mama/vol20/
ちょっといいアイディアが紹介されていました。
私が設計する住宅でも室内干しのスペースのリクエスト、必ずあります。
冬の寒い時期、雨天の日はもちろんだけど、当節花粉やほこりも気になります。
スペースが許す場合、洗濯機・洗濯流し・物干しがセットにして
ランドリースペースにした例もあり、
更には乾いたものをたたむ、アイロンをかけることができるよう、
畳のお部屋を隣接させることをご提案しています。
家事動線を集約できて便利ですが、換気ができるようにすることと。
除湿器を活用すること、忘れないようにしなくてはいけません。
開けっ放しにできる窓を設けることをおススメしています。
高齢者の場合、座ったままでも干せる、腕を高く挙げなくても干せる、
なんてことも考慮したいです。
@ふると
ふるとちかこ建築設計室 http://www.furutochikako-archi.jp/
写真の下足入れの中に、郵便受けが仕込んであります。
外に出なくても郵便物が取れるよう、でも、直接外気が入ってこないよう、工夫してあります。
答えはホームページのギャラリーをご覧くださいませ。
http://www.furutochikako-archi.jp/
8年前に設計監理をさせて頂いた晩節を楽しむ家。
8年前・・・。
ご主人70代前半、ほぼ毎日ご自身で運転してスイミングへ行かれていました。
奥様が60代前半、片道30分近くのスーパーまで徒歩でカートを引っ張って、
お買い物に出掛けられてました。
引き渡しから数年後、ご主人が骨折されたり、ご夫婦ともに病気を患ったり、
思いがけないことが、続きました。
けれど、今もお二人で元気にのんびりとこの家でお過ごしになっています。
時々、おじゃましておしゃべりしてきますが、そのたびに言われることがあります。
「古戸さんのお陰で、改修工事しなくて済んで、みんなに驚かれるのよ。」
玄関に設置したベンチ、ゆとりの廊下・洗面脱衣室・お風呂・トイレ、手すり・・・。
ケアマネさんがビックリされたのだそう。
必要なく済むなら、お花でも飾ってくださいとお話して付けた、玄関のベンチ。
とっても役立っていると、嬉しそうにお話をしてくれました。
年齢的に借入はできず、手持ち金を取り崩すご予算での工事でしたが、
贅沢をできないことが、簡潔な暮らさを追求できたのだと思います。
って、手前味噌な話はここまで。
本当のことを言うと、ご夫妻はこのまま(古いおうち)で、いいとおっしゃっていたのを
嫁がれたお嬢様が、ご両親に温かく快適な家で暮らして欲しいと望まれて、
片付けから引っ越し、諸々の手続きなど、色々なの段取りをされていたことが、思い出されます。
彼女の熱意がご両親に決意させることになり、
私もその中で、良い提案ができたのだと思います。
ご夫妻にとって、打ち合わせ中は不要なものを強いて、不愉快な場面もあったと思います。
建替えやリフォームをお考えの方は、
高齢者だからではなく、いずれ年を取ることはもちろん、、万が一のことを視野に入れて、
計画を進められることをおススメします。
@ふると
業界仲間内で話題の『黒板付カメラ』。
スマホのアプリで、Playストアで300円で購入してみました。
今日、DLしたばっかりで、面白がって、現場でパチリ!
日付も材寸も入ってませんが、試し撮りってことで、お許しあれ!
黒板持って歩かなくていいので、なかなかいいかもしれません。
黒板の種類や色も選べるし、タイトル編集も可能。
撮った後で、内容の修正ができるといいかな~(日付入れ忘れたとか・・・汗)
複数の現場をもっている場合、登録した工事名称を呼び出しできるといいです。
要望も受け付けているようなので、コメントしちゃおうと思います。
たまにしか使ってないけど、「スマートメジャー」ってアプリもおすすめ。
レーザー距離計のように使えます。
若干誤差があるような気がしますけど・・・。
iPad版で、工事黒板っていうのもありました。
こちらはiPadが黒板になるアプリ。
やっぱり、黒板を持ち歩かなくってもいいので使えるかも。
(カメラ、iPad、スマホ・・・、結局持ち物は多いのだが~汗)
仕事でつかえそうなアプリをご存知でしたら、コメントで教えてくださいませ(^_-)-☆
@ふると
12日・土曜日のこと。
この夏にリフォーム工事をさせて頂いた住宅にお食事会に招かれました~♪
クライアントのN様と私を結び付けてくれたのが、
いつもお世話になっている、インテリアショップ・ガラージュMの松橋さん。
彼女と、スタッフのやすこさんと三人でお招きを受けて、
奥様を囲んで4人で賑やかに・和やかに・・・(^_-)-☆
(ご主人が出張でお留守の間に・・・(^_^;)
美味しそうに見えると思いますが、本当に美味しくて・美味しくて!
メインの土瓶蒸しは、ずいぶん前にどこかの料亭で頂いたものを超える味でした。
鮭のはらこ飯もおかわりしちゃいました~♪
ほかの付け合せは、とっても簡単に作られたそうですが、
ほんのちょっと手間をかけて、いずれも品があるものばかりでした。
私にとっては、キッチンの使い勝手に満足していただけたことが、
一番のご馳走かな・・・。
水廻りを中心にした、かなり大掛かりなの改修工事でした。
一番の目的は、キッチンをゆったりとさせることでしたが、
時間をかけて打ち合わせを重ねた甲斐がありました。
ビフォー・アフターの写真は、もう少々お待ちくださいね~(^'^)v
@ふると
現在、工事が進行中の新築住宅。
月曜日は、瑕疵担保保険の軸組検査。
そして、火曜日は市役所の中間検査。
どちらも、問題もありませんでしたが・・・。
軸組検査では、「梁背が変わったね・・・」とのご指摘を受けました。
2階のバルコニーの納めの都合、梁を下げたので、
その取り合いで周囲の梁の高さを大きくしたのでしたが、
それをお知らせしていませんでした。
大きく・丈夫な方に変更しても、報告は大事ってことです!
火曜日の市役所・建築指導課による中間検査。
正直な話、「どーだ、指摘するとこないだろ~」って言いたいくらい、
きちんしたと自慢の現場なのですが、
防蟻処理の写真提出を求められました。
ここ数年、専門業者による防蟻薬剤は、無色。
施工時に写真を撮っておいたほうがよいかもしれません。
週明けから、検査や打ち合わせが続いて、毎日現場に行ってますが、
いつもきれいにして頂いてます。
現場を大事にして働いてくれていることが感じられる、
気持ちいい現場です。
@ふると
人気の衰えない、近藤真理恵さんの片付け術。
先週も金スマで、見事な指導が放送されてました。
私も10日・・・、いや、せめて5日でも、じっくり片付けと向き合う時間を作りたいと切に願うのであります。
さて、自分の持ち物に「ときめくか、とくめかないか」
それがお片付けの大事なポイントだと、こんまり先生が何度も言ってました。
観点は違いますが、家づくりにも大事なことだと。
リフォームをご計画中のクライアントと先月からショールームを見て歩いているのですが、
なかなか心をつかむ物がない様子です。
たぶん、私が初めてお会いしたタイプの方かもしれません。
もちろん、とてもいい意味で・・・。
ガーっと下がってきたり、ポンっと飛び出したり、スライドしたり、キラキラしてたり、
「いろんなカラクリに感動するのだけど、冷静に考えると本当に必要ではない気がする。」とのこと。
(メーカー各社様、意外とシンプルな物を求めている方もいるのですよ☆)
かと言って、オーダーや業務用のキッチンを望まれない・・・!
冷めているのではなくて、しまり屋さんなのでもなくて、
きちんとご自分に必要な物を見極めていると言う感じです。
どのメーカーさんもしのぎを削って手を尽くしているのに、この方には刃が立たないと言う感じ。
家づくりに気持ちが向うと、色んな雑誌を見たり、ネットで色々検索したり、
それはとても大事なことですが、アレコレ見ている内に、アレもコレもになって、
変にテンションが高くなって、大事なことが見えなくなるケースがあるように感じます。
家づくりにも「ときめくか、ときめかないか」。
いったん冷静に検討する時間って、本当に大切だな~と思います。
@ふると
公開中の映画「Girl」。
観に行きたいと思いつつ、未だ叶わず・・・。
で、原作本を読んでいますが、話題作だけあって展開が面白い!
とは言え、例によって寝しなに数ページのペースで、一週間で1/4~1/3の辺りまでようやく進んだところ。
登場人物の二人目がマンション購入を決断して、
少し先にマンションを購入した友人に聞くのがタイトルの台詞。
聞かれた友人は、日当りと眺望を優先して、少々の騒音は我慢する事にしたと答えるの。
『譲れなかったことと妥協した事』
さて、この台詞が私の中でリピートしている本日。
家づくりでは、妥協はあってはいけないけれど、お客様に優先順位をつけて頂く場合や、
時にはちょっと譲って頂く事があったりします。
この場合、予算の関係って事が多いでしょう。
それとは別に、設計者として譲れないことがあることも。
大概の場合はお客様の考えを優先して、希望に副いたいと思うのであります。
実は、新築ご計画中の方とお会いしてお話を伺っていたのです、昨日。
初めはいい感じで進められた会話でしたが、途中から話が咬みあわない。
どうやら特許や独自工法を持っている、ある住宅会社の建て方をそのまま取り入れたいとの事。
しかしながら、当地での施工は行なっていないらしくて、私のところへ来られたのであります。
にわかに、仕様や工法が全て納得できるものではないし、
仮に納得できたとしても、その技術を使わせてもらえるのか、
またそれを真似るだけで満足いくものが出来るのか・・・。
お話をしながら、グルグル頭の中を巡る事があり、ご辞退申し上げたしだい。
もちろん、それに変わる造りかたをお話したりしたのだけど、
既に積み上げられたものに敵わず・・・。
正直、切ないのであります。
でもやっぱり、自信を持って進められないことは、潔く引くのも必要。
『譲れなかったこと、妥協できなかった事』ですね、私の台詞は。
一晩寝て、起きたらスッキリできていますように・・・祈
って、もう日付が変わってる!
@ふると
ブログ、少々サボりすぎました・・・。
今更のような気もするのですが、今読んでいる2冊・・・「家相」の本。
写真の白い本は、「家相学」が基本から理路整然と書かれていて分り易く、
赤い本は、アウトローな感じですが、その裏付けは納得のいく内容。
はっきり言って、両極端の2冊です。
これまで、家相や風水には拘らない・気にしないと言う、建て主さんばかりでしたので、
私もあまり気にするなく、使い勝手重視で設計をしてきましたが、
「鬼門」を気にされる方と出逢い、熟読中なのであります。
鬼門の他にも配慮しなければいけない方位があり、周到にしようとすれば、
一筋縄ではいかないと言うのが、正直なところです。
でも、基本を把握すると、優先順位がしっかり整理出来て、
プランの進め方もスッキリな感じになりました。
ネットでも指南が公開されているし、流派や考え方は様々あるようだし、
拘るとエンドレスになりそうでありますが、大切なのは『快適なすまい』である事。
アバウトと言われるかもしれませんが、「中庸」の発見が要だと思います。
@ふると
ふるとちかこ建築設計室 http://www.furutochikako-archi.jp/
10・11の両日開催しました完成見学会は、お陰様で無事に終了する事が出来ました。
二日間で50組のご来場を頂きました。
ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
工事期間がほぼ同じだったお隣のTホーム様の物件、
偶然にも盛大な完成見学会を開催されて、
その帰りに立ち寄ってくださった方も多くいらっしゃいました。
何よりも見て頂く事が大切な機会の二日間、ラッキーでした♪
今回ご紹介した住宅は少しぜいたくな造りで、驚かれる方も多かったのですが、
「憎いくらいに行き届いた配慮」、「女性ならではの動線」、「暮らしやすそう」と、
アンケートにはたくさんのお褒めの言葉を頂いき、嬉しく思っております。
また、「設計事務所は敷居が高い」、「料金が高そう」などなど、貴重なご意見も頂き、
これもまた有り難く感じております。
そんなイメージを払拭して、『頼みたい』と言って貰えるよう、日々精進ですね。
写真は、皆さんから「楽チン」、「ステキ」と好評だった階段。
シンプルに見えますが、棟梁と一緒にバランスを考えて、
細かい打合せをして、苦心して納めてもらった階段と手摺なのです。
そうそう・・・、何故だか丸柱には抱きつく人多し!
縦スリット窓から見える青空も気持ちいいのであります~(^-^*)/
@ふると