植村花菜さんの曲「トイレの神様」に感化されて、
トイレ掃除を意識する人が増えているみたい・・・そう、私もその一人です。
何年か前に「トイレ掃除」でツキを呼ぶなんて本も流行ったけれど、歌の効果の方は絶大です。
さて、本日の地元紙にトイレ環境コンサルタント・村上八千代さんのお話が載っていました。
小学校でトイレに行けない児童がいるという内容、その他学校でのトイレ事情に関する話題で、
若干共感できなくもないけど、一日我慢するのはまずいだろ・・・・と、悩ましく読みました。
そして、つい先日機会があって、小学校の先生と話したのが、
和式の便器を使えない・使い方を知らない児童が増えていると言う話。
言われてみると、和風便器を使った住宅はかれこれ10年以上設計していませんねぇ。
世の流れがそうなのだから、和風便器の使い方を知らない児童がいても当たり前なのかも。
ついでに言うと、小便器のある住宅を設計したのは、
どの住宅が最後とだろうか・・・と思い出せないくらい、出番が少ないのも事実だったり。
と言うことは、小便器の使い方を知らない男子もいたりするのかしら・・・,
いや、男子は本能的に使うのではないか・・・、などなどと想像が膨らむ。
更に、想像が進むと、蓋の開閉や自動で流してくれるトイレに慣れちゃった子は、ちょっとヤバイ!!(汗
ユニバーサルデザインはもちろん取り入れなくちゃいけないけれど、
『用を足す』ことは、少々の違いがあっても人間が柔軟に対応しなければならない場所。
家だろうが、街中だろうが、旅先だろうが、新幹線だろうが・・・。
もしかしたら近い将来、トイレ訓練養成所なんて物が現れたりして~。
そのくらいに、色んなスタイルのトイレが今なお健在、これからだって簡単にはなくならないはず。
改めて考えると、和風・和式の物が廃れてきていますが、その中にトイレも入るのですね。
そう思うと、無くしてはいけないような気がします。
掘り下げる必要はありませんが、「学校のトイレ」の話を読んでいて、思い出したこといくつか。
大学時代、工学部には女子トイレがとても少なくて共用でこちらも・あちらもドキドキしたこと、
随分前には現場でのトイレに難儀をしたこと、改めて思い出されます。
ある現場では、監督員専用トイレを用意して頂いて、恐縮したことも懐かしかったり。
(私専用なのだけど、普通の仮設トイレです・・・念のため)
なんだか、まとまりの無い話になってしまいましたが、小スペースなれど、話題は尽きない場所なのだから、
今後もあらゆる角度から使い勝手を検討する必要があるのは、間違いないようです。
@ふると
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