Full-Tone

女性建築士・ふるとちかこの徒然なるままに

最近観た映画

2025-01-04 11:22:38 | 映画
PERFECT DAYS

確か、一昨年話題になっていて、観たいなぁと思いつつ劇場には行けず。
年末年始のお休みに、プライムビデオでようやく。
役所広司さんが演じる、公衆トイレの清掃作業員の日常を描いた作品。
朝目覚めて、身支度を整えて、缶コーヒーを自販機で買って、仕事に向い、
移動中にはカセットテープに収められた、60~70年代の音楽が流れる。
神社の境内でサンドイッチの昼食、夕方仕事を終えて帰宅。銭湯へ行って、食堂で酎ハイ(?)を一杯。
ミニマリストとも言うべきアパートで、せんべい布団に入って、文庫本を読みながら就寝。
このルーティンが繰り返される中で、ちょこちょこ出来事が起きる。
セリフが少ない中で、役所さんの表情やしぐさが、色んなことを物語る。

上手くは言えないのだけれど、不思議な感覚。
共感するでもないし、懐かしさでもない。
たぶん、この作品が私に刺さったのは、【譲れない物】と【愛おしい物】
理解されなくっても、譲れない物があるって事なのかなと。

渋谷区にある、公衆トイレ『THE TOKYO TOILET 』が登場する。
調べると17か所あって、世界的に活躍するクリエイターが参画。
使ったことがあるのは、代々木八幡のところにあるトイレ、1ヶ所だけ。
この映画を見て、全部回ってみる方もいるだろうな。
途中、カセットテープから流れる音楽を検索したら、リストセットになっていたし。
寝しなに読んでた文庫本も中古市場で高値がついてた時もあるらしいし。
主人公がフィルムカメラを愛用していたり、神社の境内で木の芽を掘り起こして、持ち帰ったり。
これらも真似する人がいそう。
作り手が伝えたい事は、見る側の受け取り方で異なるかも。
でも、映画の影響があるってことは、それだけで成功なんじゃないかと思ったしだい。
@ふると

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謹賀新年

2025-01-01 06:30:00 | 日記・エッセイ・コラム


あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
お陰様で弊社は昨年創業20年を迎えました。
皆様のご支援、ご愛顧の賜物と心から感謝いたします。
また、本年は60才。還暦を迎えることとなりました。
未だ修行の続く身ではありますが、仕事に邁進し、趣味を満喫し、
人生二巡目を謳歌したいと思っております。
尚、昨今の環境問題等を鑑み、年賀状でのご挨拶は本年をもちまして控えさせていただくことになりました。
皆様のご多幸とご繁栄を心からお祈りするとともに
今後も変わらぬご厚情を賜りますよう、お願いいたします。
 令和七年元旦
                     ふるとちかこ建築設計室
                         古 戸 睦 子


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