先日、所用がありまして青森市へ。
そのついでに・・・と、県立美術館で開催中の「日本の民家一九五五年」を鑑賞してきました。
http://www.aomori-museum.jp/ja/event/50/index.html
昨年亡くなられた、建築写真家・二川幸夫氏が撮られた日本各地の民家の写真。
その代表的な作品の展示会でした。
1950年代、新幹線も高速道路もない時代、たぶん電話だって車だって限られていた時代、
あっちこっちへ出掛けられて、収められた写真。
おそらく、その景色の多くは、今は見ることができないものとなっていると思います。
地域の気候や生活に根付いた姿かたちには、改めて感銘を受けました。
先人の知恵が詰まった建築のディテールも素晴らしい。
地域性から生まれた建物が作られることは少なくなった現代、
そうした観点からも貴重な資料なんですよね。
ホント、素晴らしいのでお時間のある方は是非!
(まだ今なら雪が少ないかもしれません・・・(笑))
余談ですが・・・。
雪の時季は、用心して新幹線を使います。
今年、青森は雪が少ないと聞いていましたが、荒れ模様の予報でしたし。
そんな訳で、県美までの移動は市営バスを利用しました。
でね、県美前で降りた時に、運転手さんが「お客さん、カサ持ってらが~?」って。
おそらく観光客的な私が傘を持っていないだろうと、貸してあげるよってお申し出でした。
予報を信じてカサは持っていたので、辞しましたが、思いやりって嬉しいですね。
因みに、県美付近はこんな感じでした。
@ふると