図書館本。
この頃、写真を撮らないで返却しちゃっているので、忘れちゃっているのもある気がする。
犬のかたちをしている物 著:高瀬隼子
夜に星を放つ 著:窪美澄
55歳からのハローワーク 著:村上龍
ひよどりとみかん 著:近藤史恵
無人島のふたり 著:山本文緒
「ひよどりとみかん」
近藤史恵さんの文章は読みやすくって、すいすい入ってくる。
そして、更に美味しそうなのですよ。
お料理や食肉のこと、山のこと狩猟のこと、たくさん取材して書かれたんだろうけど、
まるでそう言う人たちを見ているかのように、映像化してしまう。
「無人島のふたり」は昨年亡くなられた山本文緒さんが、余命宣告を受けてから亡くなる直前まで綴った日記。
大波にさらわれて、ご主人と二人で無人島に流されてしまったの様と例えられたタイトル。
内容は、闘病記と言うのでもなく、ただ日常、今日一日を過ごせた記録。
余命4ヶ月、120日、それ以上生きることが目標と、書かれているのを読んで愕然とした。
冷静に、こんな風に書けるって、作家の生き様なのかな。
山本文緒さんの著書は、直木賞受賞作の【プラナリア】を読んだ記憶があるくらい。
昨年話題になった、【自転しながら公転する】は借りたけれど、読み終えられなかった。
再度、借りて読む。その他も読んでみよう。
@ふると
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