Full-Tone

女性建築士・ふるとちかこの徒然なるままに

快挙だね

2025-01-31 17:21:41 | 最近読んだ本
藍を継ぐ海 著:伊与原新

大好きな伊与原新さんの作品が、直木賞受賞。
とても、嬉しい。
基本的に、小説は買わないで図書館利用と決めているのだけれど、予約しようとしたら、既に20人以上の待機。
人気の書籍は、数冊置かれるのだけど、それでも、おそらく4~5か月待ちになるだろう。
そんなに待ってられないってことで、買ってしまった。
まだ、読み始めたばかりだけど、早く読み終えたい。

伊予原さんの作品は、科学がベースになっていて、それが主人公の人生に大きくかかわってたり、人と人を繫いだり。
昨年はNHKのドラマにもなって、注目されてる感じがする。

借りてる本「水車小屋のネネ」は、数か月待ちでようやく回ってきたところなので、並行して読むしかないね。

@ふると

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最近読んだ本

2024-11-28 09:25:50 | 最近読んだ本
ときどき旅に出るカフェ 著:近藤史恵

先日、シリーズ2作目を先に読んでしまった、1作目。
読了された方たちのレビュー評価はこちらの方が高かった。
確かに、こちらの方がどのお話にもちょっとした仕掛けがあって、読んでいて面白いかも。
色んな国のスイーツとか飲み物とか、手軽な物ならちょっと試してみたくなったりしてね。
やるかどうかは…。汗
「ロシア風」と言いつつ、ドイツのスイーツ。
似ている物がロシアで食べているかは謎とかね。
スイーツの由縁とかも深いのだけど、登場人物の人間味が深い。
そして、やっぱり、カラーの挿絵か写真か、絶対必要だと思う!
@ふると

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最近読んだ本

2024-11-12 09:22:48 | 最近読んだ本
それでも旅に出るカフェ 著:近藤史恵

何かで紹介されていて、図書館に予約して読んだ一冊。
コロナ禍真っ最中のカフェルーズで巻き起こるアレコレが、店主の友人・瑛子(主人公)の目線で展開して行く。
話題作と言うほどでもないかなぁ~とも思いながら、読了。
近藤史恵さんの読み易い文章のおかげですね。
店主の円さんが、世界中を旅して味わった、スイーツや軽食、飲み物が登場するのだけど、
それらがどんなお料理なのか、できれば写真、挿絵でもあるといいのにと思ったり。
コロナ禍でのカフェの経営が困難な中、キッチンカーやクッキーの通販と、円さんの精神力が逞しい。
そっちが強く記憶に残った感じ。
ちょっと、人間関係が理解できないところがあったんだけど、こちらはシリーズ2作目。
前作の方がレビューがいい様。
借りてこなくちゃ、です。
@ふると


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最近読んだ本

2024-11-11 01:05:16 | 最近読んだ本
リカバリーカバヒコ 著:青山美智子

日の出公園に設置されている古びたかばのアニマルライド。
カバヒコと言う愛称で呼ばれ、怪我や病気の場所をなでると、治ると言う逸話を持つカバさん。
メンタル的な悩みも解決してくれるらしい。
公園近くに新築された、5階建てマンションに越してきた人たちが、そんな逸話を聞いて、悩みの種を打ち明ける様に、カバヒコになでていく。
神でも仏でもないのだけど、藁にもすがりたい気持ちをカバヒコに込めると、
何故か不思議な勇気や力が沸いて来て、ハッピーな方に向かっていくと言う短編が納められている一冊。
それぞれの心のよりどころてなカバヒコ。
私の近くにも、カバヒコ欲しい。
撫でられ続けてきたカバヒコは、あちこち塗装が剥げて、ちょっとかわいそうな様子。
折角なら、皆でカバヒコをきれいにしてあげるなんて、結末があってもよかったかも。
@ふると


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最近読んだ本

2024-11-06 10:34:15 | 最近読んだ本


鹿鳴館の花は散らず 著:植松三十里

図書館へ返却に行った際、新刊コーナーに置かれてて、手に取った一冊。
その内容がどんなものかよりも、「鹿鳴館」に惹かれる。
東京日帰りをした日のお供でした。

主人公は、鍋島榮子 (なべしまながこ)。
佐賀藩最後の藩主・鍋島直大と再婚し、外交の場・鹿鳴館で「鹿鳴館の花」と呼ばれた女性。
叶わなかったが、不平等条約の改正にも一役買い、のちには、日本赤十字の設立に貢献した方。
この本を読むまで、そのお名前さえ知らなかった。
こんないい方したら失礼なのは承知の上だけれど、お嬢様で奥様で、
自ら大変な役割を買って出なくてもいいではないかと、思いながら読む進んだ。
この人に限らず、近代日本への変革を支えた女性は本当にパワフルで、思いやりが深く、それでいて控えめで。
かくありなん、ですね。
文中登場するのが、【ノブレスオブリージュ】高い社会的地位には義務が伴う。
ご主人と共に、この言葉を全うした人生だったのだろうと思います。
もっと言うと、ご夫妻揃って、ご自分たちが亡き後の時代までも、
先読みして、いい意味で企てる、そんな視野にあっただろうと。
綿密に調べられた史実に基づいて展開しているのだろうけれど、
物語として、穏やかな感動が随所に盛り込まれていました。

著者の作品は以前にも読んだことがあるのだけど、
今回、続けて読みたいと思い、返しに行ったついでに書棚へ。
偶々手に取った一冊が、なんと鍋島直大氏の物語。
引きが強いね。

@ふると

忘備録 鹿鳴館
1883年(明治16年)に建設された西洋館。
外国との社交場として使われた。
現在の帝国ホテルの隣のあたりにあったそう。
設計はイギリス人建築家のジョサイア・コンドル。
明治政府によって招かれた、お雇い外国人の一人で、現在の東大で西洋建築を教えた。
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最近読んだ本 8月 その2

2024-08-24 10:42:19 | 最近読んだ本
こちらは、休館中に借りた本。
厳密に言うと、年初めに一度借りて、読み切れず。
再度借りて、2ケ月の貸出期間に、ようやく読み切った。
怒涛のラスト1/5くらいは、深夜一気読み。




ラブカは静かに弓を持つ 著:安壇美緒
著作権をめぐる、潜入捜査と言うお役目を担った、主人公・橘樹。
チェロの個人レッスンを受けながら、社命を全うする。
嘘を重ねていく主人公。
彼を信じて才能を見出していくチェロ講師。
そして、チェロ仲間との交流が、深海に生きるラブカじゃなくて、諜報員・橘を光のさす方へ導く。
少しずつ、少しずつ、何かが変わっていく。

作中登場する、諜報員を描いた映画と橘が、演奏する曲のタイトルと橘が、重なって行くんだよね。
粛々と進む2年間の潜入捜査に対して、ラストはかなりの波乱。
ぐぐぐっと引寄せられました。

実は、読み始めから、映像が浮かんでくる物語。
橘は杉野 遥亮 くんなのだよ。
そして、講師の浅葉は吹越満さん。
そんなイメージで読み進んで行ったら、後半浅葉は29才で、橘の2つ上。
いや、最初に書かれていたかもなのだけど、繊細でお茶目なイケおじだと思い込んでた!!
その世代なら、仲野 太賀君、いや、染谷翔太くん、どっちにしよう。笑
映画化して欲しい作品だし、登場する曲も聴かせて欲しい。
そして、安壇美緒氏の作品を続けて読みたくなりました。

余談ですが、この日記を書くのに、吹越満さんを検索したら、なーんと!
青森県出身で、誕生日が一日違い!!
不思議な親近感。

@ふると

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最近読んだ本 8月 その1

2024-08-23 22:36:27 | 最近読んだ本
少し前に、図書館が改修工事をしていて、間もなくリニューアルオープン。
そしたら、予約していた本が一気に回ってきそうと書いたが、案の定。
お盆明けに3冊順番が回ってきた。
休館中に借りた本は、貸出期間が2ケ月で、1冊は今月末だけど、
もう一冊は来月中ごろが返却期限。
通常貸し出しの方は2週間で、後から借りた本を先に返すと言う、変なことになっている。
そんな理由で、後から借りた本を、中でも予約多数の物から先に。



喫茶おじさん 著:原田ひ香
店名は語られない物の、実在する割と知られた喫茶店をおじさんが巡る物語。
かと思いきや、実は隠された過去のアレコレが出てくる出てくる。
主人公の純一郎は早期退職して、家族に反対を押し切って、喫茶店を開業。
そして、半年で潰す。現在無職で問題山積み。
「こいつ、馬鹿なの?」と場面もあり、イライラする。
けれど。
かなりもやもやするも、自分と重なる部分もあったりして。汗
空気を読めていなかった、ちょっと鈍いおじさんが、色んな人と触れあって、
自分を振り返って、目覚めて行くラスト。
東京駅の虎屋カフェ、大丸のイノダコーヒー、ニュー新橋ビルの喫茶店、歌舞伎座近くの卵サンド。
知っているお店が半分ほど。
サンドイッチ食べて更にスイーツ、時にはクリームソーダをはしごしたりで、
「純一郎、食べ過ぎよ」と言いたくなったけど、知らなかったお店には行ってみたくなった。(メモってないわ)
中でも、喫茶店ではないけれど、東京駅ステーションホテルのバーには、必ずきっと。
この後の、純一郎の行く末も気になるし、喫茶店巡礼も楽しいので、シリーズ化して欲しいかも。
欲を言えば、ちょっと挿絵があると、より嬉しいな。

@ふると

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最近読んだ本

2024-01-25 11:33:13 | 最近読んだ本

あなたはここにいなくとも 著:町田その子

話題になっていた…図書館で数か月予約待ちの一冊。

5つの短編が納められている。

人生経験を積んだ色んなおばあちゃんが登場する。

ここにいないおばあちゃんが、人生を切り替える道しるべになっている感じ。

とても読み進めやすい1冊。

言葉の言い回しとか、表現とか、特徴がある。

ストーリーはそれぞれ違うんだけどね、年末に読んだ「さざなみのよる」に空気感が近い。

 

そのバケツでは水はくめない 著:飛鳥井千砂

タイトルに惹かれて、借りてきた図書館本。

急速に意気投合した、仕事仲間であり女友達。

読み始めた時には、サクセスストーリー的な展開なのかと思いきや、さにあらず。

少しずつ歯車が狂って、片方は精神的に追い込まれていく。

もう片方は、友人を追い詰めていくことで、不思議なパワーを発揮して行く。

実は、途中からかなり引き込まれてしまった。

何故なら、2人は、時にはかつての私、そして、今の自分。

今では付き合いのないあの人、今でも身近な友人、かなりオーバーラップしちゃった。

この物語の人間関係に近い経験をしている人、意外とに多いと思う。

この他に、パワハラ・セクハラのリアルな描写があったり。

遠距離恋愛の彼が、なんともいい存在感だったり。

このまま、映画とかにできそうなくらいの濃さでした。

著者の本、はじめてでしたが、他の作品も読んでみたい。

@ふると

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最近読んだ本

2023-12-15 15:13:58 | 最近読んだ本

忘備録的な記録。

 

夜空に浮かぶ欠けた月たち 著:窪美澄

とある町のメンタルクリニックとカフェとを舞台に、ちょっと悩みを持つ人たちが織りなす物語。

短編集なので読み易い。

最初の短編、ちょっと共感し過ぎて、ヤバかった。

 

さざなみのよる 著:木皿泉

三姉妹の真ん中、ちいねえちゃんが病に侵されて亡くなる。

彼女と家族の物語。それぞれにスポットを当てた短編で繋がっている。

途中、物語の核心を突く、名言があって、なんかいい。

作者は、ご夫婦ユニットなんだそう。

@ふると

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最近読んだ本

2023-08-22 23:38:32 | 最近読んだ本

草を褥に 著:大原富枝

朝ドラの主人公のモデルとなった、牧野富太郎氏の伝記とも言える小説。

史実を忠実に書かれているよう。

ドラマでは脚色されているのかな・・・と、思うところも多々。

読みにくいんだけれど、富太郎とすえこさんのやり取りしたお手紙がそのまま掲載されていて、

質屋のこと、高利貸しの取り立てのこと、朝ドラに登場する場面が如実に。

それでも、朝ドラはかなり贔屓目に脚色されているのだろうと、推察することも多々。

そのまま描いたら、場合によっては、非難されちゃうかも。笑

もしかしたらちょっと付き合えないタイプかもと、感じる場面もあるのだけど、

恨まれることが無く、好かれる人だったらしい。

草花への止めることない好奇心、自分の好きを突き詰めた、そのエネルギーが、とにかくスゴイ!

東京と高知に、資料館があるらしいので、行ってみたいな。

 

余談だけど、牧野富太郎と森鴎外は懇意にしていたらしい。

私の大好きな、画家・藤田嗣治は、父親が森鴎外とつながりがあったらしい。

そんな、背景を知ると、昔も著名人のコネクションって侮れない。

@ふると

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最近読んだ本

2023-06-14 10:07:12 | 最近読んだ本

四十歳、未婚出産 著:垣谷 美雨

タイトルに惹かれて、借りてきた図書館本。

タイトル通り、未婚の女性が思いもよらない経緯で妊娠してしまう。

年令的にこれが出産の最後のチャンスと、悩みながらも産む方向で進んでいく。

主人公の女性を取り巻く、会社の事情、社会の様子、色々盛り込まれていて展開していきます。

イケメン部下、パワハラ上司、元不倫相手、色んな立場の人が登場して、

不利な状況になったり、味方が現れたり。

人種差別、不登校、ハラスメント、少しずつ色々考える機会になるかも。

親子兄弟、友人の関係が築かれていてこその物語かも。

著者の本は初めてですが、とても読み易い。

@ふると

 

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最近読んだ本

2023-06-09 18:47:50 | 最近読んだ本

教誨 著:柚月 裕子

まず、とても重い内容の物語。

【教誨】と言う言葉をはじめて知りました。

「教えさとすこと」だそう。

矯正施設で行われる、刑事収容施設法の第68条を法的根拠とする、教誨師と言う人が存在する。

物語は、ふたりの幼女、内ひとりは自分の子供を殺した女性の死刑が執行されるところから始まる。

その遺骨と遺品の受取人に指名された遠縁の女性が、死刑囚の生前を辿って行くことで、

死の間際に残した言葉の真相に近付いて行く。

暴かれていく、家族関係、生い立ち、周囲からのいじめ。

それらが事件を引き起こすまでの心情にどう影響したのか、読み解くことになりました。

「約束は守ったよ。褒めて」

受取り手のいない遺骨を受け取った因果から、主人公が結末を選ぶ姿が逞しい。

 

読み進むと、モデルとなった事件があったように思い出す。

調べてみると、秋田児童連続殺人事件。

脚色はされているだろうけど、しっかり取材された物語の様。

犯罪はもちろんいけない。

けれど、毒親やネグレクト、いじめが、世の中にはびこる罪が犯罪を生むことになる様な構成なのかも。

@ふると

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最近読んだ本

2023-06-08 13:58:39 | 最近読んだ本

川のほとりに立つ者は 著:寺地 はるな

なぞ解き的な、展開で進む物語。

概要をどう記してよいやら…。

カフェ店員の清瀬は、数か月会っていなかった婚約者(?)の松木が意識不明の重体と連絡を受ける。

怪我をする前後数日間と、会わなくなった数か月前の出来事とが、交錯する。

この先、どうなるの?

読み進むにつれ、登場人物の人となりがよく分かると共に、

些細な擦れ違いから生まれる誤解や思い込みが、運命の流れを変えてしまうと感じる。

色んなことをきちんと判断する力を問われているような気がする一冊でした。

@ふると

 

 

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最近読んだ本

2023-05-23 21:18:09 | 最近読んだ本

こはくの前足と共に

月の立つ林で 著:青山美智子

著者の作品は、2冊読んだことがあったけれど、この一冊はかなり染みました。

本屋大賞ノミネート作品って、頷けます。

5つの短編が納められていて、それぞれの主人公は直接接点がない。

ある人もいるんだけど、そうとは気づかずそれぞれ暮らしている。

同じポッドキャストを聞いていると言う共通点で繋がっている。

そして、孤独感と言うか、疎外感というか、劣等感と言うか、そんな感情を抱いていることも共通点。

それぞれが置かれた場所で、孤独感から脱却する場面がね、泣ける。

ひとりでいることと、孤独を感じることは別なんだってことなのよ。

いつも誰かにサポートされて、誰かを支えて、見えないところで繋がっている。

装丁にも描かれている、竹林。

そして、月の満ち欠けも、気持ちの切り替えとか、やり直しとか、例えられているんだろうな。

架空のポッドキャストなのだけど、聞いてみたくなる。

それも、この一冊の魅力かもしれません。

 

しばらくぶりに読了できて、途中ウルウルしちゃって、特に最後の短編の中の言葉が刺さりました。

「あせったり、しんどい思いをしながらじゃなくて、

  幸せな気持ちで作られたものをみんな待っているんじゃないかな」

この主人公とは立場も状況も異なるけれど、依頼された仕事を下りる展開になってしまってね。

まさに、この言葉の示す通り。

私が楽しんでないと、いい建物ができませんよ。

よい判断だったんだと思う。

そして、今頂いているお仕事を、楽しく進めるのだ!

@ふると

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最近読んだ本

2023-02-17 23:34:30 | 最近読んだ本

汝、星のごとく 著:凪良ゆう

しばらくお休みしてた、「最近読んだ本」

何冊か図書館から借りてきていたものの、読了できなかったのです。

そんな中で、なんだか引き込まれてしまったのが、この物語。

とは言っても、実は数週間前に読了。

 

それぞれの家庭で、いろんな事情を抱えている高校生の男女が、

出会い、恋をして、大人になって、いろんなことを経験して別れて…。

その十数年間の物語でした。

色んな人が色んな事情を抱えていて、立ち直ろうとしたり、それを邪魔する物があったり。

理不尽だな~と思ったり、いやいやその選択は無いだろうと思ったり。

でも、ちょっといい人間関係のあり方が描かれていて。

そんな生き方や暮らし方ができたらいいなぁと、思ったしだい。

読んだ人にしか、分からない。

この作家さんの世界観なのだろうな~。

@ふると

 

 

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