2日目は、ちょっと足を伸ばして軽井沢へ。
藤田嗣治の絵画のみをコレクションされた、安東ご夫妻が作られた美術館。
どうしても観たくて。
そのついでと言ってはなんだけど、2016年に訪ねた時には見学し損ねた脇田美術館に立ち寄ってきました。 美術館は脇田画伯自らの設計で、鹿島建設の施工だそう。
エントランスから優しいカーブの階段を上って2階の展示室から観賞。
広い大きな展示室に脇田氏の優しい色合いの作品が展示されている。
作品の中に鳥がどこかにいるのよ。
グランドピアノが置かれていて、きっとコンサートなど開催されるのだろうと。
順路に従って、奥の階段を降りるとミュージアムショップ。
その後外へ出て、中庭を挟んでアトリエが見えると言う設え。
これが、吉村順三氏の設計で、脇田和画伯の為に造られた山荘。
1970年に竣工。(写真は全て山荘です)
内部の見学会が開催される時に、参加したいと思うのだけど、タイミングが。
50年以上経過しても、見学会に大勢の人が足を運ぶらしい。
因みに今年は7月と8月にあるそうです。
で、中庭からの眺めの写真、三枚目が吉村さんっぽさを感じることができるかな。
こんなアンバランスなシルエットが実はとっても好きなのです。
アトリエの大開口から眺める中庭は圧巻だろうね~。
駅前も旧軽銀座もそれなりの混みようだったけど、ここは観光客のコースからは外れてる。笑
お陰で、作品も建物もゆっくりと観賞することができました。
挿絵をされた、絵本を読んでみたい。
途中、ちょっとタッチの違う作品。
南米を旅した時の作品らしい。
この時代の画家にとって、南米を旅するのは流行りだったのか?
藤田嗣治も、前日観たコルビュジェも、描いている。
さて、軽井沢安東美術館。
入館料が高いな~と思ったけれど、さにあらず。
コレクションの数がスゴイ!
特に、一昨年秋田で観て、心奪われた、少女の作品が多い事にびっくり!
猫たちの作品もたくさんあって、癒されました。
撮り方の条件はあるものの、ほぼ撮影可能。
藤田に会いたくなったら、また訪ねよう。
あぁ、安藤美術館の外観、撮り忘れ。
ところで、この日、レンタサイクルを利用。
歩いて回れる距離なれど、時間が限られている。
タクシー使うか~と思ったけど、大行列!
お天気が良くって、さわやかな初夏の日差しを浴びながら、自転車。
10年ぶりくらいでしたが、乗れました!
そして、複雑ではない物の、若干不安な道案内は、
ブルートゥースのイヤホンと地図アプリ読み上げが役立ちました。
ちょっと残念な情報としては、
2016年に見学させて頂いた、三井家の別荘は海外企業に売却されたとか。
吉村さん設計のハーモニーハウスも、諸事情あって休業中だそう。
どちらも、解体なんてことにならないように、願います。
@ふると
特に印象的だった 【ねこの教室】