PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

ともだちMへ 32

2015-03-30 10:56:05 | 日記
 繰り上げ返済とは?

 住宅ローンの返済期間は、最長で35年です。殆どの方が最長年数の35年で

組まれている方がほとんどです。仮に35歳で住宅ローンをスタートさせると

完済年齢は、70歳となりますよね!普通の会社だと定年が60歳~65歳となり

少なくても定年後の5年間以上が年金のみ収入になる可能性があります。この

年金もある保険会社の計算では、このままだと2025年で破綻すると発表して

います。(困ったもんです。)

 家を買ったのはいいのですが、退職後に住宅ローンが支払えなくなる事の

ないようにするためにも繰り上げ返済について考えていかないといけません。

 繰り上げ返済とは、住宅ローンの毎月の返済とは別に金融機関の指定している

一定額以上の返済をすることで元金を減らすことです。残債額を全て返済する

のではなく一部返済することになります。一括して残債額を全て返済する場合

は、全部繰り上げ返済と言います。

 一部繰り上げ返済は、借り入れ元金が減額されるため、将来支払わなければ

ならない利息を軽減することができるので当初の総支払額が少なくなります。

 この一部繰り上げ返済の方法には「期間圧縮型」と「返済額軽減型」の2つ

があります。

 期間圧縮型とは、

   


 繰り上げ返済して元金を減らしたことにより住宅ローンの月々の返済額は

そのままにしておき、残りの期間を圧縮する方法です。

 返済額軽減型とは、

   

 繰り上げ返済し元金を減らしたことにより残りの返済期間はそのままにし

住宅ローンの返済額を減額する方法です。

 さて、どちらを選択する方が総支払額は減額されるか?それは、期間圧縮型の方が

有利です。期間を圧縮(短くする)した分利息負担がなくなるからです。

 期間圧縮型を選ぶ人は、将来の利息を大幅に減らしたい人や早期に住宅ローン

を返済したい人達です。

 返済額軽減型を選ぶ人は、子供の教育費などで将来に不安がある人や夫婦共働き

だったのが子供の出産や育児などで収入が減少してしまう人、金利上昇で月々の

支払額がきつくなってきた人などです。

 繰り上げ返済のベストなタイミングは、住宅ローンの元金と金利のバランスを見ると

支払開始時期が一番です。金利割合が高く、期間が過ぎるごとに割合が減少していきます。

つまり、繰り上げ返済は、早ければ早いほど効き目は大きいです。

 最近の金融機関は、繰り上げ返済手数料もインターナットを利用すると無料に

なりますので、少し余裕が出てきましたら、全額貯蓄するよりはそのうちの何㌫

かは、返済に当てましょう!

 では、本日はここまでです。

   追伸:上棟前の土台です。次の日に上棟工事となります。