昨日の記事の前に、こちらを載せるハズだったのに。
前後しますが、折角書いたので。
山田洋行。
やまだひろゆき。
ではない、『やまだようこう』である。
私はてっきり、洋行というのは、商社の昔の呼び方なんだろうなあ、と勝手に思っていたが、本当は中国語で『外国人が経営する会社』という意味らしい。
で、その防衛専門商社である南田洋子、じゃなくて、山田洋行と、防衛省前事務次官を巡る防衛省汚職疑惑。
このニュースを見るたび、聞くたびに、違和感を感じてしまう。
☆違和感その1☆
TVのアナウンサーがしきりに使う『不適切な関係』という言葉。
この言葉、元々はクリントン前米大統領が例のモニカ・スキャンダルの時にTVでアメリカ国民に謝罪した時の言葉だ。
当時のクリントン大統領は、『relationship was not appropriate』と言ったが、
否定を意味する『in』を前に付けて『relationship was inappropriate』というのでもOK。
でも、どちらの言い回しであろうと、これを直訳して『不適切な関係』と日本語で言うと、
何だか『そんなに不適切ではない』ふうに感じてくるから不思議だ!
語感が『不揃いの林檎たち』に似ているからだろう。たぶんね。
で、日本語に訳すならそんなセンスのない直訳語ではなく、もっとダーティーなイメージを連想させるいい言葉がある。
それは・・・・・
『ズブズブな関係』
ね、『こりゃあ、絶対に悪い事しているなあ。』と思っちゃうでしょ?
意味は、『抜き差しならぬ関係』といったところ。
ちなみに、競馬にも、『ズブズブで決まり!』という言葉があるが、これは追い込み馬同士の決着をいう。
追い込み馬が、ゴール前でズブ!ズブ!っと先行馬をまとめて差し切ること。
でも、この場合の意味は『抜き差し』ではなくて、『差し差し』となるので、ご注意を。
でも、ズブズブな関係は、金額の多寡は置いといて、商社に限らず、どんな業種でもあるに決まっている。
最近では当たり前になってきた人事評価システム『自己目標管理システム』を導入している会社は、多いと思うけど、その中の項目の一つにもあるでしょ?
『顧客のキーパーソンを見抜き、良好な人間関係を構築できたか?』って。
これは、権限のある者に、何としてでも近づき、ズブズブな関係を構築できましたか?
という意味だ。
だから、殆どの会社において、ズブズブな関係になる事は公認されている、否、業務命令なのである。
まあ、社会常識の範囲内で、という縛りはあるけれど。
☆違和感その2☆
証人喚問といえば・・・・・
確か小学生だったと思うけど、ロッキード事件の証人喚問された丸紅かどこかの社長が、宣誓書に署名する時に、手が震えてなかなか署名が出来ない、シーンがTVで放映されていたのを覚えている。
それが、今でも証人喚問=手が震えてサイン出来ないほどの重圧がかかる場として、私の脳にはインプットされている。
ちなみに、きちんと調べてみたら、そのお方は、
ロッキード事件ではなくて、ダグラス・グラマン事件(防衛庁第2次主力戦闘機計画に伴う贈収賄事件)で有罪となった、日商岩井・元副社長 故・海部八郎氏でした。
これ以降、国会での証人喚問の映像は、何故だか知らないが、自粛され、ここ最近になって、ようやく静止画や生中継となった次第だ。
口では言い表す事の出来ないほどの緊張感を強いられるこの証人喚問の場で、前防衛省事務次官は、何故ここまで堂々としていられるのか?
余程面の皮が厚いのか、はたまた、自分は捕まらないとでも思っているのかは、分からないが、
私の中の証人喚問に呼ばれた人に対するイメージとは、かけ離れ過ぎている。
ということで、どうしても違和感を感じてしまうこのニュース。
真実を白日の下に晒すためにも、これからも証人喚問をジャン、ジャンやって欲しい。
ということで、
『次の証人の方~、Come on!』(笑)
どう?これ?
でも、たぶん、ぜ~んぶ出来レースなんだろうなあ。
つまらんなあ。
=おしまい=
前後しますが、折角書いたので。
山田洋行。
やまだひろゆき。
ではない、『やまだようこう』である。
私はてっきり、洋行というのは、商社の昔の呼び方なんだろうなあ、と勝手に思っていたが、本当は中国語で『外国人が経営する会社』という意味らしい。
で、その防衛専門商社である南田洋子、じゃなくて、山田洋行と、防衛省前事務次官を巡る防衛省汚職疑惑。
このニュースを見るたび、聞くたびに、違和感を感じてしまう。
☆違和感その1☆
TVのアナウンサーがしきりに使う『不適切な関係』という言葉。
この言葉、元々はクリントン前米大統領が例のモニカ・スキャンダルの時にTVでアメリカ国民に謝罪した時の言葉だ。
当時のクリントン大統領は、『relationship was not appropriate』と言ったが、
否定を意味する『in』を前に付けて『relationship was inappropriate』というのでもOK。
でも、どちらの言い回しであろうと、これを直訳して『不適切な関係』と日本語で言うと、
何だか『そんなに不適切ではない』ふうに感じてくるから不思議だ!
語感が『不揃いの林檎たち』に似ているからだろう。たぶんね。
で、日本語に訳すならそんなセンスのない直訳語ではなく、もっとダーティーなイメージを連想させるいい言葉がある。
それは・・・・・
『ズブズブな関係』
ね、『こりゃあ、絶対に悪い事しているなあ。』と思っちゃうでしょ?
意味は、『抜き差しならぬ関係』といったところ。
ちなみに、競馬にも、『ズブズブで決まり!』という言葉があるが、これは追い込み馬同士の決着をいう。
追い込み馬が、ゴール前でズブ!ズブ!っと先行馬をまとめて差し切ること。
でも、この場合の意味は『抜き差し』ではなくて、『差し差し』となるので、ご注意を。
でも、ズブズブな関係は、金額の多寡は置いといて、商社に限らず、どんな業種でもあるに決まっている。
最近では当たり前になってきた人事評価システム『自己目標管理システム』を導入している会社は、多いと思うけど、その中の項目の一つにもあるでしょ?
『顧客のキーパーソンを見抜き、良好な人間関係を構築できたか?』って。
これは、権限のある者に、何としてでも近づき、ズブズブな関係を構築できましたか?
という意味だ。
だから、殆どの会社において、ズブズブな関係になる事は公認されている、否、業務命令なのである。
まあ、社会常識の範囲内で、という縛りはあるけれど。
☆違和感その2☆
証人喚問といえば・・・・・
確か小学生だったと思うけど、ロッキード事件の証人喚問された丸紅かどこかの社長が、宣誓書に署名する時に、手が震えてなかなか署名が出来ない、シーンがTVで放映されていたのを覚えている。
それが、今でも証人喚問=手が震えてサイン出来ないほどの重圧がかかる場として、私の脳にはインプットされている。
ちなみに、きちんと調べてみたら、そのお方は、
ロッキード事件ではなくて、ダグラス・グラマン事件(防衛庁第2次主力戦闘機計画に伴う贈収賄事件)で有罪となった、日商岩井・元副社長 故・海部八郎氏でした。
これ以降、国会での証人喚問の映像は、何故だか知らないが、自粛され、ここ最近になって、ようやく静止画や生中継となった次第だ。
口では言い表す事の出来ないほどの緊張感を強いられるこの証人喚問の場で、前防衛省事務次官は、何故ここまで堂々としていられるのか?
余程面の皮が厚いのか、はたまた、自分は捕まらないとでも思っているのかは、分からないが、
私の中の証人喚問に呼ばれた人に対するイメージとは、かけ離れ過ぎている。
ということで、どうしても違和感を感じてしまうこのニュース。
真実を白日の下に晒すためにも、これからも証人喚問をジャン、ジャンやって欲しい。
ということで、
『次の証人の方~、Come on!』(笑)
どう?これ?
でも、たぶん、ぜ~んぶ出来レースなんだろうなあ。
つまらんなあ。
=おしまい=