☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

シルクロードSの法則

2014-01-30 03:33:33 | 京都の法則
世界王者のロードカナロアも、ドリームバレンチノにとっては、目の上のたんこぶに過ぎない。そのカナロアが引退し、やっと順番が回って来たかに思えたドリバレだが、ダートに矛先を変え2戦2連対。そして、今回は宮杯の前哨戦のシルクロードSではなく、フェブラリーSを目標に府中の根岸Sに登録。宮杯には出てくるだろうが、主役不在の混沌とした今年の短距離戦線。

◆血統傾向◆

ハンデ戦となった02年以降の過去12年。
SS系は【5-4-2】。二代目SS系はフジキセキ【3-1-1】、マンハッタンカフェ【1-1-1】の2頭に集約される。

<フジキセキ産駒>
06年1着、07年2着タマモホットプレイ
07年3着ビーナスライン
08年1着ファイングレイン
10年1着アルティマトゥーレ

<マンハッタンカフェ産駒>
11年1着ジョーカプチーノ
11年2着アーバニティ
13年3着メイショウデイム

SS系に次ぐ3勝をあげているのが、【3-1-1】のミスプロ系。着度数は少ないが、昨年は母父ミスプロ系が1着~3着を独占したのが不気味。
勝ち星は1勝のみだが、【1-1-4】のダンチヒ系も面白い。ファイングレインの母父ポリッシュプレシデントもダンチヒ系。
短距離なら所構わず走るバクシンオー産駒だが、何故だかこのレースは勝ち切れない。昨年はダッシャーゴーゴ、一昨年はアーバニティと、目下2年連続で2着を継続中。古くはなるが、リアルインパクトの兄・アイルラヴァゲインも3着(06年)だった。また、バクシンオーの後継種牡馬のショウナンカンプ産駒のショウナンカザンも10年の2着馬で、同馬の母父はバクシンオーと同じプリンスリーギフト系のダイナマイトダディだ。
そのショウナンカンプは種牡馬として、それほど人気があるわけでもなく、その産駒を見ることは稀。日本古来からの快速血統を受け継ぐのは、グランプリボスに託された。

◆コース傾向◆

12日の9Rは、父か母父にミスプロ系フォーティナイナーの血を持つ馬が1着~3着を独占。そして13日の11Rでは、ダイワメジャー産駒が2着、3着。2レース分のみのストックだが、ともに「セット馬券」が成立している。

◆人気◆

1番人気:4-0-2-6
2番人気:1-3-0-8
3番人気:2-1-0-9
4番人気:1-2-3-6
5番人気:0-0-1-11
馬券率は順に、50%、33%、25%、50%、8%と、いずれも信頼度は低く、どこからでも入れるレース。また、直近3年連続で二桁人気馬が馬券になっているので、思い切った穴狙いもOK。二桁人気の相棒は、1、2、4番人気のうちのどれかが絡んでいるのが面白い。

◆斤量◆

着度数では54kg【2-4-3-36/45】、56kg【3-1-2-20/26】に良績が集まっているが、このあたりの斤量の馬はたくさん出走しているので、数にモノを言わせているだけ。馬券率で言うなら、狙いは【3-2-0-3/8】の58kg以上の馬。馬券率は62.5%で、1番人気のそれを上回る。これくらいの斤量だとトップハンデになるケースが多いが、そのトップハンデの成績は【2-3-1-9/15】の馬券率40%なので、押さえておいた方が無難。

◆出目◆


◆枠番◆

1枠~4枠:6-5-5-78/94
5枠~8枠:6-7-7-76/96
内外は着度数も馬券率も、ほぼ互角。良績は2枠、4枠~6枠と中枠に集中している。内枠天国だった1回京都のAコースからBコースに変わる影響なのかも。

◆馬番◆

4番、8番、11番、12番が2勝以上を挙げている。


根岸Sの法則2

2014-01-29 00:00:00 | 砂王の法則
根岸S攻略の第一歩は、4枠~7枠に入った馬に目星をつけることだが、「タダ貰いの法則」はそんな大ざっぱなものではない。ここから一気に絞り込む。

◆1番人気の取説◆

過去10年で1番人気は【2-3-0-5】で、連対率50%。つまり2頭に1頭は連絡みをする計算。連軸としての信頼性は高くはないが、これを一気に高める法則がある。
「単勝2.5倍以下」の1番人気に限定すると、【2-3-0-1】となり、連対率は83.3%とその信頼性はグッと高まる。
<単勝2.5倍以下の1番人気の成績>
05年メイショウボーラー1着(1.8倍)
07年シーキングザベスト2着(2.0倍)
08年ワイルドワンダー1着(2.5倍)
10年サマーウインド2着(2.0倍)
12年ダノンカモン4着(2.3倍)
13年ガンジス2着(2.3倍)
単勝2.5倍以下で馬券圏外に飛んだのは、12年のダノンカモン1頭のみ。
1番人気が2.5倍以下なら買い、以上なら消し。これが根岸S攻略の二の矢。

◆前走◆

04年~08年までは、前走ガーネットS組が【3-1-1】と幅を利かせていたのだが、カペラSに継承されてからは11年1着のセイクリムズンしか馬券になっておらず、その相性の好さもガーネットSと共に消滅してしまった感がある。
代わりに台頭してきたのが、目下2連勝中で、昨年はワン・ツーを決めたギャラクシーS(阪神ダ1400m)組。過去10年では【2-2-1】と好相性。そして、京都ダ1400mで行なわれる大和S組にも要注意。過去4年で【0-2-1】と3頭が馬券になっている。

コース別でみると、07年の1着は、前走京都金杯のビッググラスだが、これは例外中の例外。前走ダート組が原則。
距離別は、ギャラクシーSや大和Sに代表されるように、1400mが【7-5-6】と圧倒的。レース不問で前走ダート1400m組。これが根岸S攻略の三の矢だ。
が、攻略法はこれだけではない。「四の矢」、「五の矢」という言葉はないが、ここからが根岸S攻略の最大のキモ。

◆前走着順◆

前走のレースも重要だが、それよりも前走着順の方がもっと重要。
過去10年で馬券になった30頭のうち、実に25頭が前走で掲示板を確保。なかでも前走1着馬が【5-8-4】と大半を占める。また、【3-0-1】の前走3着馬も、目下2連勝中と勢いがあり、見逃せない。なお、前走で上位入線している馬でも、2着馬は05年3着のエコルプレイスしか馬券になっていないように、前走2着馬に手を出してはいけない。

◆馬体重◆

冬のダート戦では、馬体重が重い馬を狙うのは定説だが、根岸Sにおいても例外ではない。
過去10年で、04年を除く9年で馬体重500kg以上の馬が毎年馬券になっている。圧巻だったのは、06年、09年~11年、そして昨年。馬体重500kg以上の馬が1着~3着を独占した。馬券を買うのは馬体重の発表を待ってからなのは、言うまでもない。

というわけで、あとは出走馬の確定を待つばかり。

根岸Sの法則

2014-01-28 00:00:00 | 砂王の法則
「ニッパチは暇」というセリフが、2月と8月になると商売人の間で挨拶代わりに行き交う。その理由は、2月は正月で散財した分を節約し、8月はお盆で何かと物入りなので、必然的にお客さんの財布のヒモが固くなり、売上が伸び悩むことを表している。
財布のヒモが固くなるのは馬券ファンも、同じ。特に今年は、昨年末から2週間もお預けを喰らい、手持無沙汰で年末年始を過ごし、今か今かと正月競馬の開幕を待ち望んでいた馬券ファン。1月5日なるや否や、堰を切ったように、馬場やWINSに雪崩れ込んだ。だが結果は、最初の目論見みはどこへやら、財布の中身はスッカラカンになって正月競馬を終えるのは毎度のこと。反省ならサルでもできるが、競馬ファンは「訳の分からない冬競馬は自重して、春シーズンに備えるか」などと、殊勝なことを考える。そして、2月は馬券から遠のくか、やっても少額に抑えて打ち続けるのも、またいつものこと。
だが、2月開催の競馬は簡単至極の大楽勝。それも京都よりも東京。とりわけ毎週、ピンポイントで狙える傾向が出ている重賞が目白押しの1回東京開催はタダ貰い。借金してまでやれとは言わないが、自重するのは愚の骨頂。むしろ、春に回す資金を2月の東京に投入すべき。なんせ、冬の府中の杜にはお金が落ちているのだから。
というわけで、タダ貰いの一発目は根岸Sから。

◆人気◆*過去10年(以下同じ)

過去10年の上位人気の成績は次のとおり。(%は順に、勝率、連対率、複勝率。以下同じ。)
1番人気:2-3-0-5 20% 50% 50%
2番人気:1-0-0-9 10% 10% 10%
3番人気:0-2-2-6  0% 20% 40%
4番人気:2-0-2-6 20% 20% 40%
5番人気:1-2-2-5 10% 30% 50%

1番人気の馬券率は50%とアテにできず、2番人気は1回しか馬券になっておらず、3番人気からは勝ち馬が出ていない。上位人気で買えるのは、連対率でトップ、馬券率は1番人気と同じ50%の5番人気だけ。
6番~9番人気は【2-2-1-35】と、結構来ているような気はするが、馬券率は12.5%ぽっち。リスクと破壊力を天秤にかけるならば、10番人気か11番人気から入った方が効果的。両人気馬の合計は【2-1-2-15】で、馬券率は25%となり、4頭に1頭は馬券になる計算。
人気は気にせずに、どこからでも入れるレース。ただし、13番人気以下は【0-0-0-39】と、一度も馬券になったことがないので、ご注意を。

◆血統傾向◆

リピーターは、11年1着、13年3着のセイクリムズン1頭のみ。

父SS系【4-1-3】、父ミスプロ系【3-2-2】、父ノーザンダンサー系【1-3-1】と、馬券になった父系はこの3系統にほぼ集約される。
父SS系では、リピーターのセイクリムズンの父エイシンサンディと、10年3着オーロマイスター、12年1着シルクフォーチュンの父ゴールドアリュールの2頭が複数回馬券になっている。
父ミスプロ系では、2勝をあげているフォーティナイナー系と【0-2-1】のファピアノ系の2系統。
ノーザンダンサー系は、父だけでなく母父でも結構、馬券になっていて、目下2年連続連対中のヴァイスリージェント系【1-2-0】、ダンチヒ系【0-2-1】のダンチヒ系が相性が好さそう。
母父に限定すれば、【2-0-2】のネヴァーベンド系が浮上する。
と、いろいろ書いてはみたものの、血統傾向的にはこれといった狙い目がないというか、判らないというのが正直なところ。
でも、大丈夫。血統傾向が参考にならなくても、ここからが「冬の府中のタダ貰いの法則」の本領発揮。

◆出目◆

勝ち馬は、4枠と5枠に集中している。

◆枠番◆

1枠~4枠:6-5-3-66/80 7.5% 13.8% 17.5%
5枠~8枠:4-5-7-63/79 5.1% 11.4% 20.3%
着度数では、外枠が内枠のそれを2回上回るが、率でみると内、外ほぼ互角の形勢。
内外を取っ払って見てみると、4枠~7枠の中枠に良績が集中しているのが面白い。

◆馬番◆

馬番で見ても、7番~13番、つまりフルゲートの場合の4枠~7枠に良績が集中していることが判る。
まずは、4枠~7枠に入った馬を重視。これが根岸S攻略の第一歩。

1回京都芝コース傾向総括

2014-01-27 00:00:00 | 京都の法則
ディープ天国、内枠天国だった1回京都も先週で終わり。京都は来週からも連続開催となるが、芝コースはAコースからBコースに変更となる。例年通りなら、内枠有利の傾向はだんだんと薄れてくるので、ご注意を。
◆1回京都芝コース傾向◆

芝1200mと芝1400mでは、父SS系は勝ち切れない。活躍しているのはミスプロ系のフォーティーナイナー系とフレンチデピュティ・クロフネのヴァイスリージェント系。

マイルは、内も外もディープインパクト。
内回りでは7レースで【3-2-0】、外回りは【4-3-0】。Bコースに変わろうとも、マイルではディープ天国は変わらないはず。

1800mは、8レースで父SS系が【6-5-8】と圧倒。
複数回馬券になっているのは、ディープ【2-0-2】、マンハッタンカフェ【1-1-1】、ゼンノロブロイ【0-1-1】。
例年では、内枠有利の傾向がだんだん薄れてくるが、ディープ天国だけは変わらない。

2000mは、7レースで父SS系が【5-4-7】。こちらもSS系が中心で、狙いは1800mと同じくディープ、マンカフェ、ロブロイの御三家。

京都記念が行なわれる2200mでは、2レースしか行なわれていないが、父SS系は3着2回と勝ち切れていない。

2400mは、SS系×トニービンが1勝2着3回と好相性。

SS系以外で注目しておきたいのは、1600m以上でキングカメハメハ、トニービンをはじめとするグレイソブリン系、そしてダンチヒ系。

=おしまい=

AJCCの法則【結果】

2014-01-27 00:00:00 | 中山の法則
【結果】
◎ケイアイチョウサン…10着(3番人気)

◆血統傾向更新◆

1着~3着まで、中山芝2200m御用達血統として挙げた種牡馬が独占。
1着のヴェルデグリーンは、これでオールカマー、AJCCと同コースのG2を連勝したことになる。中山芝2200m専用機の誕生か。
2着のサクラアルディートは、これまでの重賞最高着順が昨年のエプソムカップの6着で、重賞実績データでは真っ先に切る馬。これはデータでは拾えない。
3着はハーツクライ産駒のフェイムゲームで、同産駒は昨年のアドマイヤラクティに続いて2年連続の3着。

◆コース傾向更新◆

ヴェルデを◎にすることもできたが、コース傾向ではやっぱりSS系が中心のここは仕方ない。

=おしまい=

東海Sの法則【結果】

2014-01-27 00:00:00 | 砂王の法則
◆血統傾向更新◆

新・東海Sとなって2回目。キンカメ産駒が2着、3着各1回。フォーティナイナー系が父で2着1回、3着1回という傾向が出た。

◆コース傾向更新◆

母父で2着2回、3着1回があるフォーティーナイナー系を母父に持つ8番人気のマイネルバイカが入り、三連系はチョイ荒れ。1着、2着の人気所にしても、本番前の8Rで2着になったのは、BT×ホワイトマズル。BTは2着グランドシチーの母父で、ホワイトマズルは1着ニホンピロアワーズの父。コース傾向からでは、簡単に獲れていた今年の東海Sだった。

=おしまい=

東海Sの法則

2014-01-25 22:31:18 | 砂王の法則
◆血統傾向◆

ダート2300mという特異な距離で、冬の中京の風物詩だった東海S。10年と11年は改修工事に伴い京都で代替開催になり、驚いたことに翌12年には、ダート1900mという半端な距離で京都に居座ることになった。が、昨年にはやっぱり京都で「東海S」はないだろうってことで、中京に戻ってきた。よって、血統傾向のストックは昨年の1回分しかないので、参考にならない。

◆コース傾向◆

8レース中、【5-3-4】の父SS系が中心。複数回馬券になっているのはマンハッタンカフェ【1-0-1】だけで、あとはてんでバラバラ。馬券になっているのは、オンファイア、リンカーン、スズカマンボ、サンライズペガサス、ヤマニンセラフィムといった地味なSS系が多い。
SS系以外では、冬のダート1800mでは外せないBT系。父で1勝2着2回、母父で2着1回がある。あとは母父フォーティーナイナー系【0-2-1】と父、母父合計で【2-1-0】のダンチヒ系。
なお、出目だが、馬券になった24頭中21頭が1番~10番であることを考えると、内枠が有利。

よく分からないので、見。

AJCCの法則3

2014-01-25 22:00:00 | 中山の法則
◆血統傾向◆


◆コース傾向◆


◎ケイアイチョウサン…ステイゴールド×シンボリクリスエス
内枠不利のデータは気になるが、非根幹距離が得意なステイ産駒。同産駒は他にも2頭いるが、決め手は今開催で2着、3着各1回のシンボリクリスエスを母父に持つこと。
典ちゃん、ポッツン最後方だけはやめてくれ。

若駒Sの法則【結果】

2014-01-25 21:47:08 | ダービー馬を探せ!2014
◆血統傾向更新◆

1番人気は「あの馬」ではなく、前走レコ勝ちのトゥザワールド。単勝1.4倍の圧倒的支持の応えて1着。「単勝2.0倍以下の1番人気は鉄板」の法則は使える。
ところで、新馬戦で同馬に6馬身差をつけたバンドワゴンはどんだけ強いのか?

◆コース傾向更新◆

父SS系の6連勝ならず。明日が最後の京都芝2000m。今日は父ミスプロ系がワン・ツーだったが、ここは父SS系で押し通す。

=おしまい=

京都牝馬Sの法則【結果】

2014-01-25 21:25:45 | 牝馬の法則
【結果】
◎ウリウリ…1着(2番人気)

◆血統傾向更新◆

ウリウリが2番人気とは驚いた。3着までに来てくれれば御の字だと思っていたが、インを突いた浜中が頭まで突き抜けた。2着は繁殖上がり前の行きがけの駄賃で出走したドナウブルー。ラストランでも馬券になった牝馬は初めて見たかも。
3着のノーブルジュエリーの父スマーティージョーンズは聞き慣れない種牡馬だが、ミスプロ系のウッドマン系で、同系統のザフォニックを母父に持つザレマが3回も馬券になっている。

◆コース傾向更新◆

9Rの花見小路Sでは、2頭のディープ産駒が出ていたが、どちらも馬券にならずも、京都牝馬Sではディープ産駒がワン・ツーを決め1回京都のマイル外回りを締めくくった。
これで同コースで行なわれた京都金杯、シンザン記念、京都牝馬Sの3重賞でディープ産駒は3勝2着2回と大暴れ。

京都金杯
1着エキストラエンド
2着オースミナイン

シンザン記念
1着ミッキーアイル

京都牝馬S
1着ウリウリ
2着ドナウブルー

京都のマイル外回りはディープの草刈り場である。

=おしまい=