☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

芙蓉Sの法則

2012-09-29 23:03:51 | ダービー馬を探せ!2013
■血統傾向■

過去5年で父SS系が【2-3-1】、ヴァイスリージェント系が【2-0-1】。

■人気■

1番人気は【2-2-0-1】と連対率80%と信頼でき、3番人気との組み合わせが3回ある。なお2番人気は1勝のみ。

■コース傾向■

残念ながら本日分の傾向は更新できず。
先週までの13レース中、父SS系が【5-7-6】と勝ちきれないケースも多いが活躍中で、まるでSS系後継種牡馬の見本市のよう。
その中で複数回3着以内に入ったのはダイワメジャー【1-2-1】とゴールドアリュール【1-0-1】の2頭のみ。ちなみに今日のメインレースの3着はダイワメジャー産駒のダイワマッジョーレだった。
SS系以外では【2-1-1】のBT系(母父でも2着1回あり)、キングカメハメハ【1-1-1】、アドマイヤムーン【1-1-0】。
あとは、ニジンスキー、ダンチヒ、リファール、サドラーズウェルズのノーザンダンサー系。

◎10フラムドクロワール…ダイワメジャー×BT
父も母父もコース傾向に出ている。勝ってくださいと言わんばかりの血統構成。
ここはタダ貰いの相手探しの一戦。

○7サンブルエミューズ…ダイワメジャー×フレンチデピュティ
レース傾向に出ているフレンチデピュティが母父。ただ、過去5年で1回しか馬券になったことのない2番人気になりそうなところが心配だが。

シリウスSの法則

2012-09-27 00:00:00 | 砂王の法則
■血統傾向■

距離が2000mに変更された07年以降の過去5年で、ワンダースピード(07年3着、08年2着)、ダークメセッセージ(08年3着、09年2着)、キングスエンブレム(10年1着、11年2着)の3頭のリピーターがいる。

血統傾向的には、父ミスプロ系が【2-3-3】で、そのうちミスプロ×SS系が【2-1-1】と活躍。
他では2勝を上げているBT系。

■リボー系内包馬■
字面では、ワンダースピード・ワンダーアキュート兄弟の母父プレザントタップしか見当たらないが、リボー系を5代以内に内包している馬は、過去5年で3着以内に入った15頭のうち10年2着のラヴェリータと11年3着フサイチセブンの2頭以外の13頭を占める。
例えば07年1着ドラゴンファイヤー、08年1着マイネルアワグラスの父BTの母父はリボー系グロースターク、リピーターのダークシャドウの父ダンスインザダークは母母父がキートゥザミントが入っている。新しいところでは、昨年1着のヤマニンキングリーの父アグネスデジタルの母母父にアレジッドの血が流れている。

■コース傾向■

2鞍分のストックしかないが、父SS系が1勝2着2回。

■人気■

1番人気:2-1-0-2
2番人気:0-0-1-4
3番人気:1-0-0-4
4番人気:0-2-2-1
5番人気:1-0-1-3
6番人気:1-1-0-3
7番人気:0-0-0-5
8番人気:0-1-0-4
9番人気:0-0-1-4
過去5年、1~9番人気で決着。

■前走■

重賞:1-4-2
OP:0-1-2
1600万:4-0-0
1000万:0-0-1
前走1600万組が4勝をあげているが、これは全てオークランドRCT組によるもので、4頭には同レースで上がり3F順位3位以内という共通点がある。
昨年はタガノロックオンが1番人気に推されながらも4着に敗れたので5連勝とはならなかったが、同馬の上がり3F順位は5位だった。
今年はオークランドRCT1着馬のメイショウエバモアが出走予定だが、同馬の当時の上がり3Fは10頭中6位だった。

■斤量■

52.0kg:0-0-1
53.0kg:1-0-0
54.0kg:2-0-0
55.0kg:0-0-2
56.0kg:2-2-1
56.5kg:0-1-0
57.0kg:0-2-0
57.5kg:0-0-1
ハンデ戦でありながら、軽量馬は活躍しておらず、56.0kgと普段背負い慣れている斤量の馬が活躍している。
なお、トップハンデは過去5年で【0-1-1-3】である。

■年齢■

3歳:2-0-1
4歳:1-1-1
5歳:1-0-3
6歳:1-4-0
着度数でいけば6歳が優勢。

■芝実績■
昨年のヤマニンキングリーのように、芝での実績がありながらもダートに矛先を変えてきた馬が好走するケースも多い。
ダークメッセージ(08年3着、09年2着)…08年日経新春杯2着
ゴールデンチケット(09年3着)…09年毎日杯2着
キングスエンブレム(10年1着、11年2着)…08年すみれS(OP)1着
ヤマニンキングリー(11年1着)…08年中日新聞杯1着、09年札幌記念1着

スプリンターズSの法則2

2012-09-25 00:00:00 | 中山の法則
■性別■
*過去12年(00年~11年)、02年新潟開催含む。(以下同)
*%は勝率、連対率、複勝率の順
牡馬:8-9-10-110/137 5.8% 12.4% 19.7%
牝馬:4-3- 2- 44/ 44 9.1% 15.9% 20.5%
母数が牡馬の方が牝馬の約3倍あるので単純には比較できないものの、連対率、複勝率ではほぼ互角だが、勝率では牝馬が牡馬を上回る。

■人気■

1番人気【4-3-0-5】で連対率58.3%、2番人気【0-4-4-4】同33.3%、3番人気【2-3-1-6】同41.7%と、上位人気はそれほど信頼できない。ただし、毎年必ず1頭は1~3番人気の馬が絡んでいるので、まとめてバッサリと切るのは危険。

また、10番人気以下が馬券になったのは00年1着ダイタクヤマト(16番人気)、06年2着メイショウボーラー(10番人気)、同3着タガノバスティーユ(16馬人気)、10年1着ウルトラファンタジー(10番人気)の4頭で、10番人気と16番人気に二分される。

1着馬は00年ダイタクヤマト(16番人気)、09年ローレルゲレイロ(6番人気)、10年ウルトラファンタジー(10番人気)を除くと全て1~5番人気から出ており、2着馬は前出のメイショウボーラーと昨年2着のパドトロワ(9番人気)以外は全て1~3番人気。そして、3着馬は2番人気が4頭、7番人気と8番人気が各2頭と、三連単フォーメーションを組みやすい傾向が出ている。

■前走■

セントウルS:5-3-6
北九州記念:2-0-1
アイビスSD:1-1-0
キーンランド:1-3-1
安田記念:2-1-1
高松宮記念:0-2-0
函館SS:0-0-1
京成杯AH:0-0-1
海外重賞:1-2-1
過去12年では、セントウルS組が優勢だが、近年はサマースプリントシリーズが創設されたため、若干傾向が変わってきており、06年以降ではセントウルS組は【2-2-3】となり、北九州記念組とキーランドC組とほぼ互角の成績となっている。

前走二桁着順だった馬は、01年1着トロットスター(安田記念14着)、05年3着アドマイヤマックス(安田記念12着)、10年1着ウルトラファンタジー(シャティンヴァース14着)の3頭のみ。

■サマースプリントチャンピオン■
過去6年でサマースプリントチャンピオンは【0-1-2-3】と3頭が馬券になっているが、一度もスプリンターズSを制したことはない。
06年シーイズトウショウ…8着(2番人気)
07年サンアディユ…2着(1番人気)
08年カノヤザクラ…7着(5番人気)
09年カノヤザクラ…3着(8番人気)
10年ワンカラット…5着(2番人気)
11年エーシンヴァーゴウ…3着(7番人気)

サマーチャンピオンがスプリンターズSを勝てないのは、夏の短い間に押せ押せで使ってしまい、本番前には既にお釣りが残ってない状態で出走するのが、その理由と言われている。
<チャンピオンのサマーシリーズのローテ>
06年シーイズトウショウ:函館SS2着⇒キーンランドC2着⇒セントウルS2着(3戦)⇒スプ8着
07年サンアディユ:アイビスSD3着⇒北九州記念7着⇒セントウルS1着(3戦)⇒2着
08年カノヤザクラ:アイビスSD1着⇒セントウルS1着(2戦)⇒7着
09年カノヤザクラ:アイビスSD1着⇒北九州記念3着⇒セントウルS4着(3戦)⇒3着
10年ワンカラット:函館SS1着⇒キーンランドC1着(2戦)⇒5着
11年エーシンヴァーゴウ:アイビスSD1着⇒北九州記念3着⇒セントウルS1着(3戦)⇒3着
シリーズ2戦した08年カノヤザクラ、10年ワンカラットは馬券になっておらず、シリーズ3戦した馬が全て馬券になっている。かといって、カノヤザクラは09年は3戦を消化したにもかかわらず本番では何とか馬券になっていたり、シリーズの参戦数は関係ない。
サマーチャンピオンになるためには、1勝かつ13ポイント以上を稼いでないと、その権利はない。したがって、最低でも2戦は出走しなければならない。あくまでも目標はサマーチャンピオンであり、スプリンターズSではないことを考えれば、こういったローテになるんは必然的。
要は、サマーシリーズチャンピオンを狙うローテと本番スプリンターズSに照準を合わせたローテは、全くの別物ということだ。

■3着以内馬のローテ■
サマーチャンピオンがアテにできないのなら、どのようなローテの馬を狙えばいいのか?
それはズバリサマーシリーズを本番前の一叩きに利用した馬である。

<3着以内馬のサマーシリーズローテ>
06年
1着テイクオーバーターゲット…セントウルS2着(1戦)
2着メイショウボーラー…セントウルS7着(1戦)
3着タガノバスティーユ…北九州記念9着(1戦)
07年
1着アストンマーチャー…北九州記念1着(1戦)
2着サンアディユ…上述(3戦)
3着アイルラヴァゲイン…アイビスSD4着⇒セントウルS5着(2戦)
08年
1着スリープレスナイト…北九州記念1着(1戦)
2着キンシャサノキセキ…函館SS1着⇒キーンランドC3着(2戦)
3着ビービーガルダン…キーンランドC2着(1戦)
09年
1着ローレルゲレイロ…セントウルS14着(1戦)
2着ビービーガルダン…キーンランドC1着(1戦)
3着カノヤザクラ…上述(3戦)
10年
1着ウルトラファンタジー…(香港G1・1着)
2着キンシャサノキセキ…(高松宮記念1着)
3着サンカルロ…(京成杯AH5着)
11年
1着カレンチャン…函館SS1着⇒キーンランドC1着(2戦)
2着パドトロワ…函館SS6着⇒キーンランド3着(2戦)
3着エーシンヴァーゴウ…上述(3着)

10年の3頭はいずれもサマーシリーズを経由していない馬なので除外するとして、シリーズ1戦で本番に臨んだ馬は【4-2-2】と過去6年で4頭が1着になっている。唯一の例外は昨年のカレンチャンだが、ローテは函館SS⇒キーンランドCと、シリーズ初戦で使った後は余裕を持ったローテを組み本番で優勝をかっさらった。
このパターンは、08年2着のキンシャサノキセキと昨年2着のパドトロワと同じローテである(但し、パドトロワは函館SSの次にUHB杯を挟んでいるが)。
また、シリーズ3戦で馬券になったのはサマーチャンピオンの3頭のみである。
今年のチャンピオンは、昨年2着のパドトロワ。
そのローテは、函館SS(4着)⇒アイビスSD(1着)⇒キーンランドC(1着)と、シリーズ3戦を経てからの臨戦。
昨年よりパワーアップしていることは認めても、この臨戦過程は頂けない。
チャンピオンということで、人気になれば絶好のカモになるのだが。

スプリンターズSの法則

2012-09-24 00:00:00 | 中山の法則
■血統傾向■

開催時期が5回中山6日目から4回中山最終日に変更された00年以降の02年新潟開催を含む過去12年で、父SS系は【2-5-2】と不振。
その内訳は、ビリーヴ(02年1着、03年2着)、デュランダル(03年1着、04年・05年2着)、アドマイヤマックス(03年3着、05年3着)、そしてキンシャサノキセキ(08年2着、10年2着)の4頭によるもの。二代目SS系はキンシャサノキセキの父フジキセキのみで、昨年2着のパドトロワの母父もフジキセキだった。
基本的に父SS系を持つ馬は軽視、というかバッサリ切る手もある。
が、リピーターのデュランダルとアドマイヤマックスと同じ血統構成(SS×ノーザンテースト)のダイワメジャーは気になるところ。
☆エピセアローム…ダイワメジャー×コジーン

注目は、目下4連勝中のノーザンダンサー系。
02年新潟開催を除く過去11年で、父【4-4-3】、母父で【4-5-2】。
内訳は、父で【2-1-0】のヴァイスリージェント系で、その成績はここ5年でのもの。そして父と母父合計で【0-3-2】のダンチヒ系、2年連続で馬券になっている父フェアリーキング系【1-0-1】。

あとは【3-1-1】の父ミスプロ系で、母父では目下3年連続3着を継続中。

■コース傾向■

ここまで11レースが行なわれたが、目につくのは3勝をあげているサクラバクシンオーで、母父でも1勝3着2回と活躍している。
他では父、母父合計で【3-1-1】のキングマンボ系、【2-2-1】のフォーティーナイナー系のミスプロ系。
レース傾向に出ているノーザンダンサー系であるが、ダンチヒ系【2-0-1】、ヴァイスリージェント系【1-2-0】に注目。
コース傾向では不振の父SS系は【1-7-3】と決して走ってないわけではないが、勝ち切れていない。

今開催で大活躍のサクラバクシンオー。短距離なら所構わず走る印象があるが、ことスプリンターズSには当て嵌まらない。
02年新潟開催を除く過去11年で、【0-0-2】と、スプリンターズSでは相性が悪い。一昨年は、ダッシャーゴーゴーがに2着入線したものの4着に降着になり、その相性の悪さを見せつけた。
また、バクシンオーの父サクラユタカオーは母父で3着1回、祖父テスコボーイも母父で1勝3着1回と、「快速一族」合わせても、その看板に比べると物足りない。
サクラバクシンオーをフューチャーしているCMに乗せられて飛びついてはいけない。買っても連下の押さえまで。
<登録馬中のサクラバクシンオー産駒>
サンダルフォン
スギノエンデバー
ダッシャーゴーゴー

■外国馬■
過去12年で、外国馬の成績は【3-0-1-13/17】。今年も3頭が参戦する。

△ラッキーナイン…ドバウィ×グリーンデザート
せん6歳・アイルランド産・香港所属
全成績【9-7-5-5/26】(G1・3勝)
今回で3回目の来日。過去2回の成績は、11年セントウルS2着(5番人気)、スプリンターズS5着(4番人気)、12年安田記念11着(7番人気)と、G1では馬券になったことがないが、セントウルS2着は59kgを背負ってのもの、スプリンターズSは道中に不利があり、安田記念はシーズン終了まぎわの出がらし状態での出走だった。また、父ドバウィはミスプロ大系シーキングザゴールド系で、母父はダンチヒ系と、血統傾向に合致しており、見切るのは早計というもの。

△リトルブリッジ…ファルタート×ゴールドブローズ
せん6歳・ニュージーランド産・香港所属
全成績【10-2-1-7/30】(G1・1勝)

父ファルタートはミスプロ直仔。母父は聞き慣れぬ名前だが08年3着、09年2着のビービーガルダンの母父ウエストミンスター、10年1着のウルトラファンタジーの母父サーアイヴァーと同じサーゲイロード系。この馬も、血統傾向に合致。

☆キャプテンオブヴィアス…ヴァーグラス×チロル
せん7歳・オーストラリア産・シンガポール所属
全成績【15-4-3-8/30】(G1・2勝)

父ヴァーグラスも初めて聞いたが、日本でもお馴染みのトニービンをはじめとしたグレイソブリン系。そしてチロルもまた聞き慣れないが、これは超良血のハイペリオン系。
チロルの祖父サッチはヌレイエフの伯父で、近親にはサドラーズウェルズ、フェアリーキング兄弟、エルコンドルパサーなどがいて、いずれも日本で走っている血統である。
スプリンターズSにおいても、フェアリーキング系からはウルトラファンタジーとエーシンヴァーゴウが、そしてエルコンドルパサーからは07年3着のアイルラヴァゲインが馬券になっている。
今年の外国馬3頭はいずれも血統傾向に合致しているといえる。その中でも実績も見劣り、7歳という高齢も嫌われて人気になりそうにないが、血統傾向的に一番魅力があり、穴ならこれか?

神戸新聞杯の法則【結果】

2012-09-23 20:00:00 | 阪神の法則
【結果】
◎ゴールドシップ…1着(1番人気)単勝230円 複勝120円
〇ヒストリカル…7着(3番人気)
△ベールドインパクト…10着(4番人気)
成駿が耳にしたという内田と須貝調教師の不協和音とは、一体何だったんだろうか?
その影響もあってか、一時はマウントシャスタが1番人気に推されていた。
が、蓋を開けてみればゴールドシップの貫録勝ち。マウントシャスタは直線で前が開かない不利があったのは確かだが、あの着差は決定的なのでは?
〇ヒストリカルは+22kgだったが、決して太目残りではないと思ったものの直線伸びきれず。道悪は毎日杯でこなしているので、やはり距離なのか?それとも太目だったのか。いずれにせよ次走も狙い目。音無厩舎の狙い目は叩き二戦目まで。

■血統傾向更新■

ステイゴールド×メジロマックイーンの黄金配合が3勝目。
2着は8番人気のロードアクレイムが入ったが、この馬の母父は傾向に出ていたトニービン。これでトニービン・ラインは【0-2-2】となった。
3着はマウントシャスタが入ったが、母父はこれまた傾向に出ていたフレンチデピュティで、これでヴァイスリージェント系は【0-1-2】となった。
結局、血統傾向通りの決着となった今年の神戸新聞杯だった。

ところで昨日の中山の九十九里特別(芝2500m・1000万下)を勝ったのはステイ産駒のフェデラルホール。この後は菊花賞へ進む予定らしい。
今年の菊花賞は、ゴールドシップ、フェノーメノ、そしてフェデラルホールの3頭のステゴールド産駒VSディープ産駒が見所となりそうだ。

=おしまい=

セントライト記念の法則【結果】

2012-09-23 19:00:00 | 中山の法則
【結果】
◎メイショウカンパク…6着(10番人気)
☆ナカヤマナイト…1着(2番人気)単勝310円 複勝160円
△ルルーシュ…4着(1番人気)
数々の技を封印し、相談役が見事人気に応え1着。おめでとうございます。
1番人気のルルーシュは、直線伸びきれずに3着にクビ差の4着と馬券圏外に消えた。やはり重賞勝利実績のない1番人気は信用できないということ。
◎のメイショウカンパクは3角~4角の途中で不利があったように見えたが、6着敗退。残念。

■血統傾向更新■

先週のセントライト記念に続いてステイゴールド産駒が1着。やはりステイ産駒は中山の芝2200mは走る。
2着は4番人気のダイワファルコンで、その父ジャングルポケットは昨年1着のアーネストリーの母父トニービンの直仔。これで2年連続トニービンの血が連対したことになり、グレイソブリン系は【2-1-1】となった。

■コース傾向更新■

先週からステイ産駒は芝2200m、芝2500mの非根幹距離で大活躍。

=おしまい=

神戸新聞杯の法則

2012-09-22 00:00:00 | 阪神の法則
■血統傾向■

2400mに変更となった07年以降の過去5年で、ここで権利を獲り本番の菊花賞で馬券になったのは、07年2着アサクサキングス(菊1着)、08年3着オウケンブルースリ(同1着)、09年3着セイウンワンダー(同3着)、10年1着ロ-ズキングダム(同3着)、3着ビッグウィーク(同1着)、11年1着オルフェーヴル(同1着)、2着ウインバリアシオン(同2着)の合計7頭いる。先週行なわれたセントライト記念よりも断然に菊花賞に直結するトライアルといえる。

父SS系【4-2-1】、母父SS系【1-1-2】と、過去5年で3着以内に入った15頭中11頭が父か母父にSS系の血を持っている。また、菊花賞で馬券になった7頭のうちアサクサキングス、オウケンブルースリ、セイウンワンダー、ローズキングダムは、いずれも父が非SS系である。
SS系の中では、兄弟制覇を果たしたドリームジャーニーとオルフェーヴルの父ステイゴールドの2勝が光る。

SS系以外では、ヴィクトリーの母父トニービン、ブラックシェルの母父ウイニングチケット、オウエンブルースリの父ジャングルポケットのグレイソブリン系(全てトニービンのライン)に注目。

■ダービーとの関連性■
<前走>

ダービー:4-4-2-15/25
皐月賞 :0-0-0- 2/ 2
宝塚記念:0-1-0- 0/ 1
ラジオN:1-0-1- 5/ 7
ユニコン:0-0-0- 1/ 1
3歳OP:0-0-0- 4/ 4
1000万下:0-0-2- 1/ 3
前走ダービー組が優勢。馬券対象になった10頭中8頭は全てダービーで5着以内。

<人気>

1番人気は過去5年で【2-1-0-2】と、信頼できるのかどうか微妙なところだが、過去10年まで遡っても【5-3-0-2】と、連対率80%を誇る抜群の安定感である。
連対した8頭のうち02年のサクラプレジデント以外は全てダービーで5着以内で、馬券圏外に消えた2頭は、07年フサイチホウオー(12着)、09年アンバライバルド(4着)で、いずれもダービーでは掲示板外だった。

<ダービー連対馬>
過去5年で7頭出走したが、08年スマイルジャック(16着)以外は全て連対している。

<ダービー上がり3F>
ダービーで上がり3F2位以内の馬は過去5年で7頭いるが、これまた全て連対しており、ダービーでの着順は全て5着以内。

■馬キャラ■
過去5年で3着以内に入った15頭は、次の3つのタイプに分類できる。
1.重賞勝利実績あり(11頭)
07年
1着ドリームジャy-ニー…朝日杯FS
2着アサクサキングス…きさらぎ賞
3着ヴィクトリー…皐月賞

08年
1着ディープスカイ…NHK・ダービー

09年
2着リーチザクラウン…きさらぎ賞
3着セイウンワンダー…新潟2歳S・朝日杯FS

10年
1着ローズキングダム…東スポ杯2歳S・朝日杯FS
2着エイシンフラッシュ…京成杯

11年
1着オルフェーヴル…スプリングS・皐月賞・ダービー
2着ウインバリアシオン…青葉賞
3着フレールジャック…ラジオNIKKEI賞

重賞勝利実績のない4頭は、次の2タイプに分けられる。
2.上がり3F3位以内率70%以上
ブラックシェル【5-2-2-0】3位以内率100%
イコピコ【2-2-1-2】3位以内率71%
また2頭とも重賞勝利実績はないものの、掲示板経験はある点。

3.上がり馬
重賞未経験のオウケンブルースリとビッグウィークの2頭だが、この2頭には共通点がある。
未勝利⇒500万⇒1000万を3連勝して臨んだ上がり馬で、どちらも3着に入り権利を獲り、本番では見事栄冠を掴んだ。また、どちらも父は非SS系のナスルーラ系である。

と、以上のように神戸新聞杯のデータはいずれも鉄板級なのだが、残念ながら今年はダービー連対馬は出走せず、2連勝の上がり馬はいるが3連勝の上がり馬はいないので、一工夫が必要だ。

◎14ゴールドシップ…ステイゴールド×メジロマックイーン
ダービー5着とギリギリ掲示板を確保し、その時の上がり3F33.8は1位。
なんといっても2勝をあげているドリームジャーニーとオルフェーヴル兄弟と同じ血統構成。ここは人気でも逆らえない。

〇7ヒストリカル…ディープインパクト×ノーザンテースト
毎日杯1着。上がり3F順位は【4-1-0-1】と準パーフェクト。
ダービーでは18着とシンガリ負けを喫したが、デビュー(442kg)から走る度に体重を減らし続け、ダービーは426kgで出走。3歳のこの時期なら増えて当たり前のはずなのに、なんとデビュー時から16kgの減。ダービー惨敗は決して距離のせいだけではない。
「休養明けの音無君」の仕上げに賭ける。

△9ベールドインパクト…ディープインパクト×ドクターデヴィアス
ダービーは9着と掲示板外だが、上がり3Fはゴールドシップに0.1秒差の33.9で2位。
血統構成的には、母父ドクターデヴィアスはクラリオン系だが、その源流はメジロマックイーンのパーソ-ロン系と同じジェベル系である。

オールカマーの法則

2012-09-22 00:00:00 | 中山の法則
■血統傾向■

過去9年で父SS系は【3-5-3】だが、1着は全てマツリダゴッホのV3によるもので、2着2回はドリームジャーニー、3着2回はトウショウロッコの3頭のリピーターの活躍に負うところが大きい。
そのトウショウシロッコの母父ニッポーテイオーと同じリファール系のホワイトマズルは【2-0-1】だが、このうち1勝3着1回はリピーターのシンゲンによるものだ。

■中山芝2200m重賞リピーターズ■
中山芝2200mで行なわれる重賞はAJCC、セントライト記念、そしてオールカマーの3つあるのだが、そのレース限定ではなく、他のレースでも活躍するリピーターも多い。
オールカマー絡みで言えば、マツリダゴッホは07年AJCCを制しており、ドリームジャーニーの父ステイゴールドからは、先のセントライト記念を制したフェノーメノをはじめ、09年1着ナカヤマフェスタ、11年1着フェイトフルウォー、そして今年のAJCC2着のナカヤマナイトが出ており、まさに中山芝2200mのスペシャリストといった感がある。また、トウショウシロッコ自身は06年セントライト記念2着を皮切りに、09年、10年のAJCCで連続3着があり、シンゲンと同じ血統構成(ホイトマズル×SS)のシャドウゲイトは10年AJCCの2着馬である。
と、このように非根幹距離である2200mに加え、おにぎり型の特殊なコースを得意とする馬や種牡馬が存在するのである。

参考までに過去9年分の三重賞の血統傾向を年別に掲載しておく。

言うまでもないが、とりわけセントライト記念で3着以内に入った馬の血統には注意しておいた方がよい。

今年はオールカマーでのリピーター候補はいないが、他の2重賞で3着以内に入っているリピーター候補が2頭いる。
まず、AJCCを09年、10年と連覇し、11年3着のネヴァブション。そして、昨年のAJCC2着のナカヤマナイト。だが、前者は9歳という高齢馬であること、後者はセントライト記念を同じステイゴールド産駒のフェノーメノが制し、血統傾向的に流れは来ているのだが、如何せんヤネが相談役というのが気に掛かる。

■前走■

前走着順は、昨年2着のゲシュタルト以外は全て一桁着順。

過去9年で3着以内に入った27頭のうち、前走が重賞だった馬は25頭いる。
<前走重賞組内訳>
札幌記念:5-2-1
(2着馬、9着馬が各2勝/7着馬1勝/5着馬が2着、3着各1回/8着馬3着1回)
宝塚記念:2-3-0
(1着馬1勝2着1回/3着馬1勝/4着馬2着1回/9着馬2着1回)
新潟記念:1-2-2
(1着馬2着1回/2着馬2着1回3着1回/3着馬1勝3着1回)
その他:1-2-4

前走が非重賞組の2頭は、03年3着メジロランバート(みなみ北海道S3着)、06年2着コスモバルク(札幌日経OP2着)で、いずれも洋芝の2600mという共通点がある。

△2ルルーシュ…ゼンノロブロイ×ハイエストオナー
前走、札幌日経OP1着。母父ハイエストオナーはグレイソブリン系で、オールカマーでは父、母父合計で【2-0-1】と血統傾向にも合致する。
が、デビュー以来、勝ち⇒負けの二拍子の馬なので今回は負ける番?
とはいっても【5-2-1-1】と、馬券にならなかったのはデビュー2戦目の札幌2歳S4着だけで、抜群の安定感を誇る。が、人気になりそうなので頭よりもヒモ候補の一頭。

■人気■

1番人気:4-2-0-3
2番人気:0-2-2-5
3番人気:1-1-1-6
4番人気:2-1-0-6
5番人気:1-1-0-7
6番人気:0-2-3-4
7番人気:0-0-2-7
8番人気:0-0-1-8
9番人気:1-0-0-8

過去9年で10番人気以下は馬券になったことがなく(ただし、04年は9頭立て、03年、05年、10年は10頭立て)、勝ち馬は04年2着のトーセンダンディ以外はすべて1~5番人気以内の馬。また、09年以外はすべて6番人気の馬が毎年必ず一頭は馬券に絡んでいる。

1番人気で連対した6頭(実質4頭)は、いずれも古馬G2勝利実績があり、馬券圏外に消えた3頭のうち04年ハイアーゲーム(4着)と05年ヴィータローザ(5着)は、2歳か3歳限定のG2勝ちはあるものの、古馬G2での勝利実績はなく、06年エアシェイディ(5着)は重賞を勝ったことが一度もなかった。
今年は、古馬G2勝利実績のあるのは、マイネルキッツとネヴァブションの9歳馬2頭いるのだが。

目下、1番人気は5連勝中であるが、08年のマツリダゴッホ以降は全てG1馬3頭によるもの。
今年はサンテミリオンとマイネルキッツの2頭のG1馬が出走予定だが、連対したG1馬3頭は一年以内にG1を勝っているのに対し、前者は10年オークス、後者は09年春天と少々色褪せている。まあ、この2頭のどちらかが1番人気になることはないだろうけど。
仮になったとしても、サンテミリオンは10年オークス以降一度も馬券になったことがなく、過去9年で牝馬が馬券になったのは05年3着エルノヴァ、06年3着ディアデラノビアの2頭しかおらず、買う気がしない。
一方、マイネルキッツだが、先日、父チーフベアハートが天に召されたこともあり、ここで勝てばそれはそれでドラマになるのだろうが、如何せん9歳馬。また、先ほど引退が発表されたアパパネやセントライト記念で3番人気に祭り上げられたベストディールを見ればわかるように、国枝厩舎は休み明けは仕上げてこないのも気になるところ。

ところで、5連勝中のG1馬3頭は、いずれもグランプリホースだ。
マツリダゴッホとドリームジャーニーはグランプリ以外は古馬G1は未勝利で、アーネストリーも今のところは宝塚記念以外の古馬G1を勝ったことがない。
そういえばAJCCのリピーター・ネヴァブションの父マーベラスサンデーもまた、生涯唯一のG1制覇は97年の宝塚記念のみで、03年オールカマー3着メジロランバート、03年セントライト記念2着ニシノシンフォニーの父メジロライアンも91年宝塚記念しか制したことがない。

根幹距離で行なわれるG1では好走はしながらも遂に栄冠に手が届かなかった馬たちが、非根幹距離である有馬記念や宝塚記念を勝っていることは興味深く、その産駒が中山芝2200mという非根幹距離で活躍しているのは血のなせる業なのか。

というわけで、血統傾向や前走&人気のデータに合致するのはルルーシュしか見当たらないので、ここは中山芝2200m重賞リピーター血統に拘って、マン振りしてみる。

◎5メイショウカンパク…グラスワンダー×ダンスインザダーク
父グラスワンダーからは昨年1着のアーネストリー、07年2着のシルクネクサス、07年セントライト記念3着のスクリーンヒーローが出ており、シルクネクサスは07年のAJCC3着がある中山芝2200m重賞のリピーターである。
ここまで31戦中【5-4-8-14】、上がり3F順位は【13-1-8-9】とキレにキレまくる割には成績が伴わなっていないということは、要は展開が嵌るかどうかの一言に尽きる。
そこはマツリダゴッホでV3を果たし、月曜日のセントライト記念を制した蛯名の腕に期待。願わくば、セントライト記念の2着スカイディグニティの四位のように追い込みを決めて欲しいものだ。

☆13ナカヤマナイト…ステイゴールド×カコイーシーズ
ステイゴールドは上記のように中山芝2200mのスペシャリスト。母父カコイーシーズは、03年1着のエアエミネムの母父アリシーバと同じレイズアネイティヴ系。
血統傾向的には押さえるべき一頭なのは確かなのだが、問題はヤネが相談役ということ。
「一日一善週二善」―1日1勝がいいところで、午前中1勝を上げてしまえば、その日は店じまい。土日で2勝すればお腹一杯になるそうだ。そして、1番人気の場合は「信頼の2着付け」が正解で、せめて馬券圏内には持ってくるだろうと思って買うと、決まって「伝統芸」の4着を炸裂させる。それが相談役のクオリティ。
果たして明日はどんな技を見せてくれるのか?請うご期待!!

セントライト記念の法則【結果】

2012-09-17 17:11:30 | 中山の法則
【結果】
◎フェノーメノ…1着(1番人気)単勝200円 複勝130円
★ラニカイツヨシ…5着(8番人気)
2着スカイディグニティも3着ダノンジェラートも持っていたが、二頭軸の一方のツヨシが来なければお金にならない。失敗。

■血統傾向更新■

ステイゴールド産駒が二連勝を決め、三勝目をあげた。やはりステイゴールド産駒は、このコースは走る。
2着は14番人気のスカイディグニティだが、血統構成的には買える馬。まず、父BTはこれまで2着2回、3着1回があり、母父のノーザンテーストも父で2着1回、母父で2勝2着1回があるように、セントライト記念とは相性の好い血統の組み合わせ。
3着は4番人気のダノンジェラート。これもまた、血統傾向的に合致している。母父にピヴォタルは、04年1着コスモバルク、08年1着ダイワワイルドボアの父ヌレイエフ、そして10年3着アロマカフェの母父ハートレイクと同じヌレイエフ系であり、血統構成的にはSS系×ヌレイエフ系となりアロマカフェと同じ。
京成杯以来の出走にもかかわらず3番人気に推されていたベストディールも同じ血統構成であるが、人気を考慮すれば妙味があるのはダノンジェラートの方だった。

「コゾウの法則」の通り、今年のセントライト記念。大方は外していると思うが、心配ご無用。来週は同じコースで行なわれるオールカマーが待っている。はっきり言ってタダ貰い♪

=おしまい=

セントライト記念の法則

2012-09-17 00:15:28 | 中山の法則
■血統傾向■

ここで権利を獲り、本番の菊花賞で馬券になったのは、04年2着ホオキパウェーヴ(菊2着)、07年1着ロックドゥカンブ(菊3着)、09年3着フォゲッタブル(菊2着)の三頭のみで、本番には直結しないトライアル。

パッと見、SS系とノーザンダンサー系の二系統の活躍が目につく。
過去9年で、父SS系が【7-3-5】と主力。父SS系で複数回3着以内に入っているのは、アグネスタキオン【2-0-1】、ステイゴールド【2-0-0】、フジキセキ【0-1-1】(母父で2着1回)の三頭。
ノーザンダンサー系では、ヌレイエフ系【2-0-1】、ニジンスキー系【0-1-3】、ノーザンテースト系【1-2-0】、リファール系【1-1-0】、フェアリーキング系【1-0-1】の五系統が複数回3着以内に入っている。
その他では、ロベルト系が【1-2-2】で、そのうちBT系が【0-2-1】。また、母父ミスプロ系が二年連続で連対【1-2-0】している。

今開催初めての芝2200mなので、コース傾向のストックはない。よって、血統からのアプローチはレースの血統傾向に頼らざるを得ない。

■人気■

過去9年で、1番人気【2-2-1-4】、2番人気【1-2-1-5】、3番人気【1-2-0-6】と、上位人気はいまいち信頼は置けない。かといってこれといった狙い所も見当たらないので、人気は気にし過ぎない方がよさそう。

■前走■*過去5年(サラブレ10月号を参照)
前走ダービー組:2-2-1-6
*うちオープン以上のレースで勝利実績のある馬:2-2-1-2
今年は前走ダービー出走馬は、フェノーメノ一頭しかおらず、そのフェノーメノは青葉賞を勝っているので上記条件を満たしている。

前走ラジオNIKKEI賞:2-0-2-8
*馬券対象になった4頭は全て、ラジオNIKKEI賞で連対
該当馬は三頭いるが、クリールカイザー5着、サンレイレーザー11着、アーデント12着と、消しの対象。

前走1000万組:1-2-1-2
*馬券対象になった4頭は全て、前走が8月以降に新潟芝2000mか芝2200mで3着以内だった馬
前走新潟2000mか2200mで3着以内だった馬は二頭いるが、カナロアは芝2200mを勝っているものの500万下、ニューダイナスティも1000万下の芝2200mを勝ってはいるが、7月28日に行なわれた佐渡特別なので、ギリギリ消しの対象となってしまう。

というわけで、前走のデータ傾向からは唯一フェノーメノが該当する。
◎12フェノーメノ…ステイゴールド×デインヒル
世間の穴狙いの予想家は、フェノーメノ自身が東京【3-1-0-0】に対して、中山【0-0-0-2】とサウスポーの可能性を指摘し、狙いを一枚下げている。
が、ステイゴールド産駒は09年ナカヤマフェスタ、11年フェイトフルウォーの二頭の優勝馬を輩出しており、セントライト記念と同じコースで行なわれるAJCCの今年の2着馬は、スチゴールド産駒のナカヤマナイトで、更には、同じコースで行なわれる来週のオールカマーで09年、10年と二年連続で二着になったのはステイゴールド産駒のドリームジャーニーである。
フェノーメノ自身は確かに中山での実績はないが、ステイゴールド産駒は中山芝2200mという特殊な非根幹距離が得意なのである。

★ラニカイツヨシ…タヤスツヨシ×ヘクタープロテクター
500万⇒1000万を連勝中の上がり馬。父タヤスツヨシは地味だが、注目は母父ヘクタープロテクター。ヘクタープロテクターは、一昨年の勝ち馬クォークスターの母父でもあり、同年2着のヤマニンエルブの母父もヘクタープロテクターと同じウッドマン系のティンバーカントリーである。
このウッドマン系というのは、ミスプロ系の中でもスタミナ豊富な血統であり、古くはなるが中山の芝2200mや2500mを庭としていたトウショウナイトの父もティンバーカントリーである。同馬は08年AJCCで2着がある。