☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

日経の法則1~有馬組

2010-03-27 01:08:07 | 長距離血統の法則
 格がモノをいう別定のGIIなら、ダービー馬・ロジユニと春天馬マイネルキッツで何もないと思うのだが、ロジは長期休養明け、キッツは59kgが気になるところ。どちらかといえば、レベルが高いと言われている有馬記念5着のキッツの方か。
だが、有馬記念組の全てが、レベルが高いというわけではなく、そこには縛りがある。

 昨年の有馬は、リーチザクラウンがハナのハイペース。2500m戦なのに、1000m通過が58.6秒、以降も緩まず最も遅いラップで1F12.6秒。前に行った馬は総崩れになってもおかしくない中、始終前々勝負で、2着に入ったブエナビスタは文句なしに強い。一方、1着のドリジャニは、弱いとまではいわないが、池添の死んだふりしての後方待機が嵌った格好。つまり、この超ハイペースを前につけるか、あるいは3角過ぎから捲くり勝負に出たものの、最後はバタバタになったような馬こそが、強い競馬をしたということ。現に、14-14-13-7で捲くっていった4着のフォゲッタブルは、その後ステイヤーズS、ダイヤモンドSを連勝した。そして、4-4-3-1と4角先頭に立ったものの9着のシャドウゲイトは、AJCC2着の後、トップハンデを背負いながらも、中京記念を快勝したのは記憶に新しい。 

 また、有馬では、6-8-9-14と終いバタバタの12着になったネヴァブションだが、通過順位を見ると、流れについていけなかったのは明らか。現に、1000m通過が1分01秒と流れが一転したAJCCでは1着になった。 ロジユニがハナを切りそうな今回、ネヴァブションにとっては願ってもないペースになりそうだが、如何せん前走1着の分、人気になるだろうから妙味はない。

 となると、マイネルキッツはどうなのか?
有馬での通過順位を見てみると、10-10-6-5と捲くって出て5着。だが、この時の鞍上は、皇成君。今回は主戦の松岡に戻るが、この松岡がネック。前走のAJCCも、3走前のJCも後方待機で、直線勝負が裏目に出た。まあ、JCは無理だったとしても、AJCCでは天下の春天馬がネヴァブションあたりに負けているようでは・・・。ただ、昨年の日経賞の時のように3角から捲くり勝負に出れば、勝機はある。昨年より2kg増の59kgを背負った以上、勝つには捲くり一発しかない。とはいっても、ここが勝負駆けではなく、春天連覇を目論んでいるのは明白なので、頭からは買う気にはなれない。

 というわけで、日経賞血統傾向過去7年↓

 父SS系が5連勝で、×ナスルーラ系が3勝。やはり、ネヴァブションか?
でも、それじゃあ面白くないので、格下を承知でこいつを抜擢↓
☆ ⑭タガノサイクロン…フジキセキ×トニービン
 母父トニービンは、過去7年で1-0-1、父方でも3着が2回ある。また、ラインは違うが同系のタマモクロスが1着になっている。
でも、いくら血統傾向に合致しているとはいっても、未だオープン未勝利の馬が勝つとは思えない。

 と、ここで今年行なわれた中山芝2500mの血統傾向を↓

サドラーズウェルズが確変突入!!

 というわけで、血統傾向には合致しないが、本命はこちら↓
◎ ⑬トーセンクラウン…オペラハウス×ダンシングブレーヴ
 前走1着で人気になりそうだが、あれは重馬場で恵まれたと思って、嫌気されれば勿怪の幸い。
関係ないが、血統構成はメイショウサムソンと同じである。

 で、相手はこちら↓
○ ②エアジパング…エルコンドルパサー×ヘイロー
 実は、エルコンの母父はサドラーズウェルズ。また、日経賞の傾向で、リピーター・トウショウナイトの影響が大なのだが、母父リボー系が2着4回ある。そして、字面だけではなくリボー系を内包している馬は、昨年は1、2着で、一昨年3着のアドマイヤモナークなど結構3着以内に入っているのだ。同系を持つ馬は、スタミナが要求される有馬記念をはじめ中山芝2500mが得意。そして、エルコンのボトムには、リボー系プルーヴアウトの血が流れている。一昨年のステイヤーズSを制した本馬にとって、スタミナ勝負は願ってもないところ。

 と、気付いてみれば、有馬記念組の2頭は買わないことになったけど、ま、いいか。

=つづく=

毎日の法則1~第3の馬

2010-03-27 00:29:32 | ダービー馬を探せ!2010
 タテ・ヨコ・斜め、前後左右、上から見ても下から見ても、リルダヴァルとルーラーシップで決まったかのように書き立てる各メディア。
 だが、忘れてはならない、競馬には絶対はないことを。先週のロズキンで痛い目にあったでしょ?
 
 というわけで、距離が1800mに変更された07年以降の毎日杯血統傾向過去3年↓

 リルダヴァルの父アグネスタキオンが1-1-1。しかも、昨年はSS系×ミスプロ系が1着になり、その逆パターンが2着。リルは前者と同じ血統構成だ。
 そして、2着の父がキンカメ、3着の母父がラインは違うがグレイソブリン系なので、ルーラーの出番もありそうだ。やっぱり、この2頭で鉄板なのか?
 その他で気になるのは、1-1-1のサドラーズウェルズだが、残念ながら同系を持つ馬はいない。

 が、出走表をよくよく見てみれば、一筋縄ではいかないような気がしてきた。ここは2強対決に注目するのもよいが、むしろ、色々な路線組の力関係を把握するのにもってこいの場。

 内から順に拾っていくと、まずは、アーリントン2着のザタイキ。武にチェンジし勝負気配濃厚。が、関係者には悪いが武は、本番を見据えてリルとルーラーの脚を測る乗り方、いわゆる業界では有名な「武のトライアル乗り」である。それでも勝つようなら、アーリントン1着のコスモセンサーが俄かに脚光を浴びる。タキオン×トニービンというのも血統傾向に合致している。
 次に、共同通信杯2着のダノンシャンティ。同3着は、先週ロズキンに一泡吹かせたアリゼオが。これも丁度いいモノサシになる。そして、同じくロズキンを僅差ながら凌いだゲシュタルトを負かしたミッキードリーム。

 よって、ここは一捻り。
 前開催の阪神芝1800m血統傾向↓

 一瞬、フジキセキの確変祭りが開催されたが、3連チャン止まり。そもそも、ルーラーシップが勝ったアルメニア賞で、フジキセキ産駒のタムロスカイが2着入線も、大斜行のため14着降着になったのがケチの着き始め。以降、フジキセキどころか父SS系は1勝をあげることができないでいる。が、勝てないものの、タキオンの0-1-2は気になるところ。
リルとザタイキはヒモがよさそうだ。また、1-2-1のキンカメを父に持つルーラーも、人気を考えれば、ヒモ付けに妙味がある。

 となると、頭はこれ↓
◎ ③コスモヘレノス…グラスワンダー×エリシオ
 父は、ここ直近で2勝を挙げているロベルト系。しかも、全体で1-1-1のグラスワンダーだ。
 そして、母父直エリシオはフェアリーキングの直仔。そして、このフェアリーキングは、毎日杯の傾向で注目したサドラーズウェルズの1歳違いの全弟なのである。


 というわけで、◎からルーラーへの一点だけを買って、黙って見ておきます。

=つづく=

三月の法則2~諸々傾向

2010-03-26 00:00:00 | 砂王の法則
 マーチSに関する血統傾向以外の傾向を少々。

【性別】
 牝馬はこれまで何頭出走したのか知らないが、過去7年で1頭も3着以内に入っていない。

【年齢】
4歳:1-2-2
5歳:1-3-3
6歳:2-2-1
7歳:2-0-2
8歳:1-0-0

8歳以外はドングリ。

【人気】
 上位人気は全くダメとは言わないものの、なんとも頼りない。
ここは思い切った穴狙いで、6番人気以下から入る手がよさそう。

【斤量】
 レンジは53kg~59kgまで何でもありの状態。

ちなみに、トップハンデ馬の成績はこちら↓
03年59.5kg:レギュラーメンバー…16着(11人気)
04年57.5kg:プリサイスマシーン…2着(1人気)
05年58.5kg:スターキングマン…11着(13人気)
06年59.0kg:ヒシアトラス…1着(2人気)
07年57.5kg:クーリンガー…8着(5人気)
08年58.0kg:フィフティワナー…3着(1人気)/ボンビネルレコード12着(9人気)
09年58.5kg:アロンダイト…7着(4人気)

1、2番人気のトップハンデ馬は買い?

【枠番出目】


【馬番出目】

 内枠有利といわれる中山ダート1800mだが、これを見る限りでは内も外も大差はない。強いて言うなら、真ん中当りのゲートがちょっとだけ不利かも。

まあ、このレースはそんなに目くじら立てて買わなくてもいいんじゃないの?

=つづく=


三月の法則1~血統傾向

2010-03-26 00:00:00 | 砂王の法則
 マーチS血統傾向過去7年↓

ミスプロ系とBTラインだが、まあ、これはダートのこの距離なら当り前といえば当り前の傾向だ。他ではここ3年で2勝を挙げているSS系。

 で、先週の中山ダート1800mの血統傾向↓

BTラインが出ているものの、いずれも母父。ミスプロ系も母父の方が多い。父系で目立つのはノーザン系とヘイロー系。

 当該コースは、本番前に土曜日に4鞍、日曜日に2鞍も組まれているので、その結果を踏まえてから決めたほうがよさそうだ。

重賞の傾向を信じるのか、それともコースの傾向を信じるのかはあなた次第!!

=つづく=

宮杯の法則2~諸々傾向

2010-03-25 01:19:06 | 中京の法則
 今回は、宮杯の血統以外の傾向を。

【性別】
牝馬はこれまで何頭出走したかは調べてないのでわからないが、過去10年で6頭(1-2-3)のみ。

【年齢】
4歳:1-2-2
5歳:7-5-2
6歳:2-2-3
7歳:0-1-2
8歳:0-0-1
3年連続ワン・ツーを決めている5歳馬が中心。

【人気】
1着は1~4番人気のみで、2着も上位人気が多い。
大穴を狙うなら3着に二桁人気の馬を。

【枠番出目】


【馬番出目】

枠番だと外枠がやや有利といったところだが、馬番だとどれもドングリだ。今のところのラッキーナンバーは13番で、デスナンバーは6番。

=つづく=

宮杯の法則1~血統傾向

2010-03-25 01:00:00 | 中京の法則
 5月開催から3月開催に変更となった2000年以降の高松宮記念血統傾向過去10年↓

 リピーターは、サニングデール、キーンランドスワン、スズカフェニックスの3頭。
 父SS系は、なかなか勝ちきれなかったものの、過去10年で父SS系は5-4-3。そして、その配合相手は圧倒的にノーザン系が多く、4-3-2である。
 また、先週同コースで行なわれたファルコンSでは、毎年バクシンオー産駒は欠かせなかったが、この宮杯では過去10年で1勝3着1回と全くの不振である。

 参考までに、今開催の中京芝1200mの血統傾向を↓

 全体ではサクラバクシンオーが属するプリンスリーギフト系と、トニービン・ラインだが、先週の日曜日に行なわれた全4レースで、父SS系を含む父ヘイロー系が4連勝を挙げている。これは宮杯の血統傾向にも合致するので、こちらの方を重視すべき。

 ならば、出れるのかどうかは知らないが、血統傾向的にはこの馬が一番ピッタリ。
☆ タマモナイスプレイ…フジキセキ×ノーザンテースト
血統構成的には、00年2着ディヴァインライト、04年2着デュランダル、そして05年1着アドマイヤマックスと同じSS系×ノーザンテースト系である。

 まあ、本番までに土曜日2鞍、日曜日にも2鞍組まれているので、この傾向が続くのかどうか、じっくり見極めてから、駒をおろしても遅くはない。

=つづく=



春の法則1~【結果】

2010-03-25 00:02:48 | ダービー馬を探せ!2010
 競馬に絶対はない―
 ローズキングダムの頭から、思い切り勝負にいった方にとっては改めて良い教訓になったのではないでしょうか?
 事情により、レース前に紹介できずに、今頃紹介するのも後出しジャンケンのようで気が引けるが、実はロズキンが負ける、否、3着になる傾向が出ていたのだ。

 07年~09年まで、父ミスプロ系が3着、しかも昨年は父キンカメが3着。

 これで、皐月賞ではヴィクトワールピサの1番人気が確定し、ロズキンは人気がガタ落ちするのは目に見えている。が、そこが狙い目。いっそのこと今週行なわれる毎日杯に出走するリルヴァダルとルーラーシップに人気が分散されればもっといい。裏目千両!の格言があるように、本番ではロズキンの頭勝負に妙味がありそうだ。

 でも、スプリングS3着から本番で巻き返したのはダイワメジャーしかいないのが、気になるところではある。

=おしまい=


隼の法則2~【結果】

2010-03-25 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2010
 ファルコンS血統傾向更新↓
 
 法則どおりに、バクシンオー産駒と牝馬がともに3着以内に入った。
が、問題なのは、ともに絞り切れないということ。今年の場合は、バクシンオー産駒が3頭、牝馬が7頭出走しており、ベタっと馬連BOXだと45点にもなってしまうし、それに該当馬がワン・ツーになるとは限らない。まあ、この辺は来年までの課題ということで。

=おしまい=