☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

共同通信杯の法則

2014-02-23 20:00:00 | ダービー馬を探せ!2014
タダ貰いのはずだった、冬の府中開催なのに、これまで一つも当たってない。それもこれも、みんな大雪のせい…と、雪のせいにしてみても当たってないことは事実。でも、大丈夫。おかげで大トリは、どうやっても当たる共同通信杯になったので、2月の府中の有終の美を飾れるというもの。

◆100%的中法◆
<人気>

過去10年で、1番人気は【3-3-1-3】で馬券率70%。馬券圏外に消えたのは、08年サダムイダテン(単勝1.5倍/5着)、11年ダノンバラード(単勝2.9倍/9着)、13年ラウンドワールド(単勝3.2倍/4着)の3頭。軸としての信頼度は一応は及第点をクリアしているので、1番人気を利用した投資法でもよいのだが、それよりももっと素晴らしい投資法がある。
過去10年で、1番人気~6番人気は【10-10-7-33】。これを利用しない手はない。

<連対馬の人気>
04年:4→1
05年:1→5
06年:2→1
07年:1→5
08年:6→5
09年:1→2
10年:3→2
11年:3→6
12年:2→1
13年:4→2

連対馬の人気は、すべて1番人気~6番人気。ということは、馬連、あるいは馬単BOXを買っておけば、100%的中していたことになる。当たり前だが、今年もそうなると決まったわけではなく、あくまでも過去10年では、そうなるということ。
でも、100%当たっても儲からなければ意味はない。そこで、回収率を調べたところ、なんと!どちらも回収率も100%を超えていたのだ!

馬連:131.3%*馬連15点
馬単:125.0%*馬単30点

絶対に存在しないと言われていた「必勝法」が、この共同通信杯では存在していたとは。
…でも、これは実は数字のマジック。回収率が100%を超えていてるのは、6番人気→5番人気で決まった08年のおかげ。馬連9960円、馬単26830円。これが全体の回収率を底上げしているだけ。過去10年で儲けが出たのは、馬連も馬単も3回だけで、残りの7回は全部トリガミ。
100%当たっても、儲からなければ意味はない。やっぱり「必勝法」は世の中には存在しないのだ。

◆血統傾向◆

クラシックへの登竜門と呼ばれる3歳重賞は数あれど、その中身はサッパリなことが多いのだが、この共同通信杯も、また然り。
ここで3着以内に入り、クラシックを制覇したのは、12年1着ドールドシップ(皐月賞、菊花賞)、同2着ディープブリランテ(ダービー)の2頭のみ。クラシックではないが、11年2着ダノンシャンティはNHKマイルCを制した。また、クラシックで馬券対象まで範囲を広げても、08年2着タケミカヅチが皐月賞で2着になっただけ。
「名ばかり登竜門」―これが共同通信杯の実態なのである。

04年~09年の6年間で【1-2-1】と、まったく不振だった父SS系だが、10年以降の過去4年では【4-3-4】と準パーフェクト。完全に潮目は変わった。
過去4年で、複数回馬券になっているのは、11年、12年でV2を決めたステイゴールド、フジキセキ【1-1-0】(母父でも3着1回あり)、そして、未だに勝ち星がない【0-1-3】のディープインパクトの3頭。

◆コース傾向◆

2月1日~10日までの3日間の5レースで、1着~3着を父SS系が独占していたのだが、雪で代替となった17日以降の7レースでは、【3-2-2】と、勢いが衰えている。道悪の影響かと思っていたが、良馬場で行なわれた土日の3鞍でも2着、3着が各1回あるだけ。

父SS系以外で目につくのは、【1-1-2】のメイショウサムソン。道悪得意なサドラーズウェルズ系なら納得がいくが、良の土日で1勝2着1回をあげたということは、今の馬場が余程サドラー系に合っているとしか思えない。

◆出目◆

9頭~11頭で行なわれるケースが多く、枠の内、外はそれほど気にしなくてもよさそうなのだが、パット見1枠~3枠の好走が目につく。

◆枠番◆

1枠~4枠:6-4-4-35/49
5枠~8枠:4-6-6-52/68
着度数は、内14回、外16回とほぼ互角なのだが、率で見ると、内枠が優勢。

1枠~4枠:12.2% 20.4% 28.6%
5枠~8枠: 5.9% 14.7% 23.5%
*%は、勝率、連対率、複勝率

◆馬番◆

良績は6番以内に集中。少頭数でも、内目の馬番が有利。

◆鉄板データ◆*00年以降の過去14年
100%的中法は儲からなくとも、この鉄板データはかなり使える。

連対候補から外せるのが、次の項目に該当する馬。
1.前走6着以下:0-0-2-40/42
2.前走初勝利:0-0-1-19/20

次は、買い材料の鉄板データ。
3.前走重賞3着:1-3-3-3/10 馬券率70%
4.左回り勝利実績:6-10-2-10/28 馬券率64.3%
5.前走2着:7-1-1-9/18 馬券率50.0%
6.前走1着(2勝目以上):4-7-4-30/45 馬券率33.3%

◎4ローハイド…ディープインパクト×ガリレオ
人気のデータには当てはまらない、目下8番人気だが、鉄板データの中では、勝率№1(38.9%)の前走2着馬。
活躍が目につくメイショウサムソンと同じサドラー系のガリレオもOK。

○7イスラボニータ…フジキセキ×コジーン
前走東スポ杯で3勝目。鉄板データの5と6に該当。父フジキセキは、10年2着ダノンシャンティ、13年1着メイケイベガスターをだしており、本レースと好相性。また、母父コジーンが属するグレイソブリン系も、古くはなるが04年1着マイネルデュプレの母父トニービン、07年1着フサイチホウオーの父ジャングルポケット、08年3着マイネルスターリーの母父スターオブコジーン、09年2着トーセンジョーダンの父ジャングルポケットと、こちらも好相性を示している。

▲5サトノアラジン…ディープインパクト×ストームキャット
馬券率70%を誇る、前走重賞(ラジニケ)3着馬。

☆9シングンジョーカー…シングンオペラ×ラムタラ
前走新馬戦を勝っての参戦で、データ的には真っ先に消える馬。
だが、良馬場になってもメイショウサムソンが馬券になる今の馬場。父シングンオペラは地方馬だったが、れっきとしたサドラー系。同系のローエングリン産駒のゴットフリートが昨年2着になったのを忘れてはならない。

馬連、三連単の4頭BOXが、冬の府中の打ち治め。
馬券の成否は、何と言っても戸崎の腕に掛かっている。頼みますよ、戸崎君。


小倉大賞典の法則【結果】

2014-02-23 18:00:00 | 小倉の法則
【結果】
◎カシノピカチュウ…出走取消

◆血統傾向更新◆

これといった傾向が出ていなかった小倉大賞典だが、今年は昨年の結果を引きずった格好になった。
昨年はキンカメ→ディープがワン・ツーだったが、今年はディープ→キンカメの決着。そして、ダイワメジャーが2年連続で3着。おまけに3着ブレイズアトレイルの母父は、キンカメと同じキングマンボ系のエルコンドルパサー。
この傾向は、来年使えるはず。

=おしまい=

フェブラリーSの法則【結果】

2014-02-23 18:00:00 | 砂王の法則
【結果】
◎ベルシャザール…3着(1番人気)複勝140円
☆ドリームバレンチノ…9着(13番人気)
☆グランドシチー…11着(14番人気)

◆血統傾向更新◆

勝ったのは、ドベ人気のコパノリッキー。Dr.コパの風水を信じている人しか獲れないんじゃないのか、これは。と思ったが、血統傾向的にも買えないわけではない。
父ゴールドアリュールは、12年2着シルクフォーチュン、10年1着、13年2着のエスポワールシチーの父。母父ティンバーカントリーは、04年1着アドマイヤドン、05年3着ヒシアトラスの父。父も母父もフェブラリーSとは、相性が好いことは判っていても、大穴の一頭としてヒモで押さえても、軸にはできないのが普通だと思う。普通の感覚じゃあ、こういう馬券は獲れないということだ。

◆コース傾向更新◆

ゴルアは開幕週で2勝をあげていたが、まさかここで復活するとは。傾向がブレまくってる。

=おしまい=

フェブラリーSの法則2

2014-02-22 22:22:22 | ベトナムの法則
◆1番人気投資法◆

過去15年では【8-1-1-6】で、馬券率62.5%の1番人気。だが、これを02年以降で括ると【8-0-1-3】となる。つまり、8勝すべては02年以降にあげたもので、馬券率は75%とグッと上昇する。この馬券率ならば、1番人気を利用した投資法を編み出せるはず。1番人気の相手は、8回中7回が2番~5番人気。これを利用して、ワイド以外の全券種の回収率を調べてみた。

*連勝系は1番人気→2~5番人気流し
単勝:168.3%
複勝: 90.0%
馬連:148.3%
馬単: 99.1%*マルチ
三複:132.6%
三単: 50.7%*マルチ

思った通り、単勝、馬連、三連複で回収率が100%オーバーとなっている。と、ここで決めつけるのは早計というもの。
もともと【8-0-1-3】と競艇でいうところの「ピンロク」スタイルの1番人気を利用するのだから、連単系の折り返しは買わなくてもよいはずだ。頭固定で、2着に来たらあきらめる、というのが正解。ということで、連勝系の券種を1番人気1着固定で調べてみた。

*1番人気1着固定の場合
馬単:198.2%
三単:152.1%

回収率マイナスだったのが、両方とも余裕の100%オーバー。馬単にいたっては約200%と、まさに倍返し。
1番人気が2着になった時のことを考えて、保険として押さえるのは理屈に合わない。保険として押さえるのなら、ヒモが6番人気以下に抜けた時のことを考えて、馬単総流しか、資金を節約するのなら単勝で押さえるのが正解。あとは、ラッキーパンチのご褒美狙いで1番人気1着固定の三連単を自分の資金に合わせて買っておけば万全だ。

◎11ベルシャザール…キングカメハメハ×SS
血統傾向的には押せないが、1番人気投資法でいきならこの馬しかない。タルマエが1番人気になることは、まずないはず。
相手はもちろん2番人気~5番人気の馬。

◆爆穴◆
<コース傾向>

土曜日までで合計14レースが行なわれた1回東京ダート1600m。開幕2日間の5レースで、父SS系が【3-2-3】と活躍していたが、大雪の影響で代替となった10日以降は【0-5-4】と2着が精一杯。代わりに浮上したのが、3勝をあげているフレンチデピュティとクロフネ親子。ただ、これは大いに道悪の影響がありそうなので、良馬場が見込まれる本番ではどうだろうか。

土曜のヒヤシンスSでワン・ツーを決めたのが、メイショウボーラー産駒。自身は05年にフェブラリーSを制しており、不気味な存在。ボーラー産駒は出走しないが、同じデヴィルズバッグ系のロージズインメイ産駒が出走する。

☆10ドリームバレンチノ…ロージズインメイ×マイネルラヴ
ダートに転戦し、JBCスプリント(G1)2着、兵庫CT(G3)1着になり、すわダート界の新星か?と期待されたのも束の間、前走の根岸S8着でミソをつけたのが嫌われてか、単勝71.2倍の13番人気と評価は急降下。「前走6着以下は消し」の前走データからは買えないが、鞍上はゴルシの惨敗からクスブリ続けているウチパクから、岩田にスイッチは好材料。

<血統傾向>

09年2着カジノドライヴの父マインシャフト、10年2着、11年1着のテスタマッタの父タピット、そして昨年1着のグレープブランデーの母父ジャッジアンジェルーチと、過去5年で2勝、2着2回のボールドルーラー系。今年の該当馬は、ベストウォーリア1頭のみ。だが、目下3番人気の同馬。この人気が過剰人気なのかどうかは、結果を待つしかないのだが、血統傾向的には買えても、ちょっと人気になる過ぎな気がする。

ボールドルーラー系を上回る活躍を見せているのが、BTを筆頭としてロベルト系。リピーターのブルーコンコルド、サクセスブロッケン、エスポワールシチーのおかげもあるのだが、過去7年で【3-4-3】の好成績。

☆8グランドシチー…キングカメハメハ×BT
父キンカメは、血統傾向的には押せないが、母父BTはエスポ、ブルコンと同じで、08年3着ワイルドワンダー、11年2着フリオーソ、同3着バーディバーディの父でもある。
前走は昨年1着馬のグレープブランデーが踏んだステップと同じ東海Sの2着なので、こちらは前走データはクリア。目下13番人気だが、鞍上はリスボリ。今年の重賞で吹き荒れている外人ジョッキーの勢いで何とかならないものか。

小倉大賞典の法則

2014-02-22 20:20:20 | 小倉の法則
◆血統傾向◆

10年は中京開催だったのでオミット。それを除く過去9年で、父SS系は【2-4-2】と勝ち切れない、というか大不振。ここは非SS系の出番あり。かといって、これといった狙い目となる血統が存在しないのが、悩みの種。

◆人気◆

過去10年で1番人気は【1-3-2-4】と、バッサリと切るのはどうかと思うが、アテにはできない。また、2番人気【0-3-1-6】や3番人気【1-0-2-7】から入るくらいなら、6番人気【3-0-1-6】、7番人気【2-1-1-6】から入った方が経済的。馬券率は同じなのに、そのリターンを考えれば自明の理。

◆斤量◆

荒れるハンデ戦のイメージが強い小倉大賞典だが、確かに人気薄が飛び込み波乱を演出することが多いが、それらの馬達は決してハンデに恵まれていたわけではない。過去10年で51kg以下で馬券になったのは、04年1着のメイショウバトラー(51kg)のみで、あとはすべて54kg以上の馬。ハンデ戦とは言いながら、実は重目の斤量を背負った人気薄の馬が穴をあけているというのが真相。
なお、トップハンデは【4-1-2-14】で、勝率19%、連対率24%、複勝率33%。3頭に1頭は馬券になる計算が成り立つ。

◆コース傾向◆

合計10レース中、父SS系は【1-5-6】と、レース傾向同様に勝ち切れていない。その中にあって、複数回馬券になっているのは【1-1-1】のディープインパクトと【0-1-1】のハーツクライの2頭のみ。
気になるのは母父で【3-1-1】のダンチヒ系。

◎10カシノピカチュウ…スタチューオブリバティ×ビロングトゥミー
父はダート血統のストームバード系で、母父はコース傾向で活躍が目立っていたダンチヒ系。この血統構成は、12年に5番人気で1着になったエーシンジーラインと同じ。

ダイヤモンドSの法則【結果】

2014-02-22 19:19:19 | 長距離血統の法則
【結果】
◎アドマイヤバラード…11着(2番人気)

◆血統傾向更新◆

見切ったハーツ産駒のフェイムゲームが1着。狙ったアドバラが結果的に2番人気ならば、何も無理して人気が無い方を狙う必要はなかった。なんせフェームゲームの母父は、ダイヤモンドSには欠かせないリボー系なのだから。なおリボー系内包馬が、今年は1着~3着を独占。ダイヤモンドSに限らず、やはり長距離戦にはリボーのスタミナがマストアイテム。
ハーツ産駒はV2を達成し、3年連続で連対。トリックじいさんが引退した今、その後を継ぐのはハーツ産駒なのかもしれない。

<芝2400m以上の重賞で馬券になったハーツ産駒>
ウインバリアシオン(母父ストームバード)
11年…青葉賞1着、ダービー2着、神戸新聞杯2着、菊花賞2着
12年…日経賞2着、春天3着
13年…有馬記念3着

ギュスターヴクライ(母父ファビュラスダンサー)
12年…ダイヤモンドS2着、阪神大賞典1着、京都大賞典3着、

カポーティスター(母父カポーティ)
13年…日経新春杯1着、日経賞2着

アドマイヤラクティ(母父エリシオ)
13年…ダイヤモンドS1着、アルゼンチン共和国杯2着

マジェスティハーツ(母父ボストンハーバー)
13年…神戸新聞杯2着

=おしまい=




フェブラリーSの法則

2014-02-22 12:12:12 | 砂王の法則
◆血統傾向◆

過去10年で7頭のリピーターがいるように、リピーターが活躍するレース。2年連続で馬券になる馬もいるが、カネヒキリ、テスタマッタ、エスポワールシチーのように2年以上のブランクをあけて馬券になる馬もいる。今年のリピーターは、ワンダーアキュート、シルクフォーチュンの2頭。

芝の重賞(特に中距離)では中心的存在の父SS系だが、さすがにダートのG1となるとそうもいかないようで、過去10年で【3-3-1】と馬券になったのは7頭のみ。そのうちカネヒキリとエスポワールシチーはリピーターなので、実質4頭しか馬券になっていない。ただし、昨年はワン・ツー、一昨年は2着と2年連続で連対しており、そろそろ砂の世界にも父SS系が殴り込みをかけてきそうな雰囲気がある。

父SS系よりも注意しておきたいのが、ロベルト系とボールドルーラー系。
ロベルト系を持つ馬は07年以降【3-4-3】と、12年以外は毎年馬券になっており、見つけたら必ず押さえておいた方が無難。
また、バリバリのアメリカンダート血統のボールドルーラー系も近5年で4連対、目下V2と、その勢いは止まらない。

◆人気◆

今年で18回目を迎えるフェブラリーSだが、97年~02年のG1昇格後の5年間で1番人気は【0-1-0-4】と馬券になったのは、97年2着のストーンステッパーのみと、1番人気が勝てないG1として名を馳せていた。
流れが変わったのが、03年の中山開催。それ以降の過去12年では【8-0-1-3】で、勝率67%、複勝率75%と、鉄板とはいかないまでも十分に信頼に値する数字になっている。しかし、ここ2年連続して1番人気は馬券圏外に飛んでいるのが、何とも不気味。

◆性齢◆

今も昔も4歳馬と5歳馬が中心なのは変わらないものの、最近は調教レベルのアップ、厩舎の事情も相まって、高齢になっても現役を続ける馬も増えてきており、馬券によく絡むようになってきている。昨年の2着は8歳のエスポワールシチー、3着は7歳のワンダーアキュート。一昨年は6歳馬が1着~3着を独占し、11年は7歳馬の地方馬の古豪フリオーソが2着に入った。年齢どうのこうのよりも、当たり前だが、実力に目を向けよ、ということだ。
ちなみに牝馬で馬券になったのは、00年2着ゴールドティアラ、同3着ファストフレンド、01年3着トゥザヴィクトリーの3頭のみで、ここ10年で馬券になった牝馬はいない。

◆馬体重◆

97年~03年(中山開催)までは、【2-1-2】とそれほどでもなかったが、04年以降の過去10年で【6-6-7】と活躍しているのが、当日の馬体重が500kg以上の馬。500kg未満は来ないとまでは言わないが、迷った時の切り札の一つとして使えるデータ。

◆前走◆

過去17年の勝ち馬すべてが、レース不問で前走5着以上の馬で、そのうち実に16頭が前走3着以上。また、2着馬も前走5着以上が16頭、3着馬も同16頭となっており、馬券対象となる足切りラインは3着以上、百歩譲って5着以上ということになる。

また、前走レース別では、前走OPか1600万下組は【0-1-0-29】と、馬券になったのは09年2着のカジノドライヴ1頭のみで、あとはすべて前走重賞組。

前走重賞に出走し、掲示板に載っていること。これがフェブラリーSの馬券対象馬となる最低の条件である。

◆出目◆*03年中山開催は除く


◆枠番◆

1枠~4枠: 4-9-7-107/127
5枠~8枠:12-7-9-100/128
定説どおりに、外枠が圧倒的有利の傾向。だが、ここ5年で1枠~3枠が8回も馬券になっているので、内枠だからと言ってバッサリ切るのは早計。

◆馬番◆

良績は9番より外の馬番に集中。

ダイヤモンドSの法則

2014-02-22 02:22:22 | 長距離血統の法則
◆血統傾向◆

冬の府中名物ダイヤモンドS―
ズラリと顔を揃えた長距離砲の面々。ダンスインザダーク【3-2-0】、トニービン系【3-1-0】、ロベルト系【2-2-5】、キングマンボ系【3-0-1】。3400mという特殊な距離になれば、リピーターが活躍していそうだが、意外にもリピーターは先ほど引退したトリックじいさん一頭のみ。
そして、長距離戦の新興勢ハーツクライは押さえておくべき。

◆人気◆

過去15年で、1番人気【4-1-2-8】、2番人気【3-1-2-9】、3番人気【3-1-1-10】と上位人気は軒並みアテにならず。10番人気以下が【2-4-3-6】と9回も馬券に絡んでおり、大穴狙いも無謀ではない。が、今年は11頭立てなので、超大穴の望みは薄そう。

◆リボー系内包馬◆

長距離線に欠かせないのが、スタミナなのは当たり前。その根源となっているのがリボー系。04年以降の過去10年で、09年を除くすべての年でリボー系を内包している馬が、毎年必ず馬券になっている。

◆前走万葉S組のワナ◆
ダンスインザダーク、トニービン、キングマンボ系と言えば、万葉Sの血統傾向によく似ている。それもそのはず、過去15年で前走万葉S組が【6-2-4-32】と、幅を利かせているからに他ならない。だが、ここに罠がある。
99年~09年で、前走万葉S組の出走がなかった00年と08年を除くすべての年で、該当馬は毎年馬券になっていたのだが、10年以降は、11年こそ該当馬のコスモメドウが1着になったものの、10年4頭、12年4頭、13年3頭が出走し、すべて馬券圏外に消えた。相性が好かったのは一昔前の話で、近年では人気になって飛ぶケースが目立っている。

◆穴馬の条件◆
「軽量ハンデの人気薄」―これが、ダイヤモンドSのキーワード。ただし、軽量とはいっても50kg~54kgくらいが狙い目で、50kg未満の馬は、過去15年で【0-0-0-11】と一度も馬券になったことがない。

<軽量ハンデの人気薄で馬券になった馬>
05年1着ウイングランツ51kg(10番人気)
05年2着ハイフレンドトライ52kg(8番人気)
06年2着メジロトンキニー50kg(7番人気)
07年2着エリモエクスパイア53kg(6番人気)
07年3着アドバンテージ52kg(10番人気)
08年3着レーザーズエッジ50kg(12番人気)
09年2着ブレーヴハート53kg(12番人気)
09年3着スノークラッシャー52kg(7番人気)
10年2着ベルヴェットローズ53kg(6番人気)

なお、トップハンデは過去15年で【2-1-1-14】の馬券率22.8%。

◎6アドマイヤバラード…ハーツクライ×ウッドマン
ハーツの3年連続連対に期待。同産駒はフェイムゲームも出走するが、1番人気なので。とはいっても、アドバラも3番人気くらいにはなりそうな気配。

クイーンCの法則【結果】

2014-02-22 02:22:22 | 牝馬の法則
◆血統傾向更新◆

ディープインパクト&オンファイアの兄弟が目下2連勝中で、その兄ブラックタイドの産駒フリュクティドールに注目していたのだが、15番人気の13着。買わなくてよかった。
西高東低といわれて久しい中、1着~3着を関東馬が独占した。だが、クラシックに直結しないレースとして知られているクイーンCだけに、この結果だけで飛びつくのは危険。
ここで3着以内に入った馬のうち、クラシックを制覇したのは04年1着のダイワルシエーロ(オークス)のみだが、11年1着ホエールキャプチャ(桜花賞2着、オークス3着)、12年1着ヴィルシーナ(牝馬三冠全2着)、06年コイウタ(NHKマイルC)、08年リトルアマポーラ(08年エリ女)、06年2着アサヒライジング(オークス3着、秋華賞2着)、07年2着カタマチボタン(オークス3着)と、G1で馬券対象になっており、本番では人気の盲点になりやすいので、マークは必要。

◆コース傾向更新◆

7レース中、父SS系が【4-3-2】と一応の中心で、ディープインパクト【2-2-1】を無視するわけにはいかない。馬場が渋った10日以降の4レースでは、父サドラーズウェルズが【1-1-1】と活躍した。

=おしまい=

東京新聞杯の法則【結果】

2014-02-22 02:22:22 | 府中の法則
【結果】
◎エールブリーズ…8着(11番人気)

◆血統傾向更新◆

勝ったのは、過去10年で一度も馬券になったことがない牝馬のホエールキャプチャ。この馬、11年クイーンC、12年ヴィクトリアM、13年府中牝馬S、そして今年の東京新聞杯と、実に全7勝のうち4勝が府中のマイル重賞。牝馬の府中専用機の誕生だ。
クロフネ産駒は道悪上手として知られているが、クイーンCを勝った時もヤヤ重で、クロフネの父フレンチデピュティからは、重馬場の05年クイーンCを制したライラプスやヤヤ重の07年NHKマイルCを制したピンクカメオが出ており、親子揃って道悪上手。

なお、リボー系保有馬の4年連続連対とはならなかったものの、3着に昨年1着のクラレントが入り、馬券対象は確保した。

=おしまい=