ロズキンの出走取消により、一本被りの1番人気は必至のブエナビスタ。有馬の1番人気は信頼が置けることは、みなさんご存知のとおり。
■有馬記念人気別成績■
だからといって、1番人気の単勝勝負だけは厳禁。過去22年、1番人気の単勝を買い続けたとすると、その的中率は36.4%(22戦8勝)と3年に1回はお金を家に持って帰れる計算になるのだが、肝心要の回収率はというと、理論値に近い74.1%となるのだ。仮に毎年、1番人気の単勝に1万円勝負をし続けていたとすると投資金額22万円に対し、リターンは16万3千円となるのだ。いくら、固そうだからといってブエナの単勝に有り金をぶち込むような真似はしてはいけない。
単勝勝負をするのなら、4番人気が超オススメ。的中率は27.3%(22戦6勝)と1番人気より下回るものの、驚くなかれ、その回収率は324.1%を誇るのだ。仮に毎年1万円ずつ勝負していたならば、投資22万円に対し、リターンが71万3千円となり、その儲けは49万3千円!!!4年に1回しか喜びは味わえないが、当たった時の配当は、勝負に勝った!という満足を得られる金額になるはずだ。前々日最終オッズでの4番人気はドリームジャーニーの12.1倍。オールカマーからのぶっつけ本番が嫌われたか、昨年の覇者が人気を落としているここは、絶好の狙い目なのではないだろうか。
次に、1番人気と4番人気を利用した馬連馬券を考えてみた。
■有馬記念3着以内馬の人気■
【1番人気が連対した時の相手馬の人気】
2番人気:4回
3番人気:2回
4番人気:4回
6番人気:2回
14番人気:2回
14番人気が飛び込みヒモ荒れとなった2回を除くと、全て6番人気以上。そして、5番人気は一度もペアとして成り立っていないことを利用して、1番人気から2、3、4、6番人気馬への馬連4点流し馬券が成り立たないものか?と思い調べてみた。で一点5千円、合計2万円を買い続けた場合、投資額44万円に対し、リターンが74万5千円(馬連発売がない年は枠連の配当で計算)、その儲け30万500円となり、回収率は169.4%となる。そして的中率の方だが、22年のうち14回は、この作戦が成功していた。中にはトリガミの年もあるが(2回のみ)、この作戦であれば3年に2回は、幾ばくかは儲けて家路につくことが出来るということだ。
でも、回収率だけでいうのなら、この作戦よりも4番人気単勝勝負の方が遥かに優る。そこで、今度は4番人気からの馬連馬券を調べてみた。
【4番人気が連対した時の相手馬の人気】
1番人気:4回
2番人気:1回
3番人気:2回
驚いたことに、4番人気が連対した時の相手馬の人気は全て1~3番人気馬に集約されていた。これなら、1番人気馬連作戦よりも目数が少なくて済むので、グンと期待が高まるっていうもの。
的中率は22戦7勝と、3年に1回しか喜びを味わえないが、その回収率は202.6%と投資金額のほぼ2倍の儲けが期待出来る。
でも、結局のところ、4番人気の単勝勝負を上回ることは出来ないので、儲けを重視するなら4番人気単勝勝負に徹した方がよさそうだ。
いずれにせよ、今年最後の打ち収めだからといって、有り金勝負などの無謀な真似はせずに、幾ばくかのお金を残して家路についた方がよい。そして、その途中で、家族あるいはおねえちゃんへのささやかなお土産を買って帰れば、なおよい。そうすれば、きっと来年もまた、競馬へ出かける貴方を暖かく見送ってくれることであろう。でも、お小遣いまでくれることは、まずない。
=つづく=
■有馬記念人気別成績■
だからといって、1番人気の単勝勝負だけは厳禁。過去22年、1番人気の単勝を買い続けたとすると、その的中率は36.4%(22戦8勝)と3年に1回はお金を家に持って帰れる計算になるのだが、肝心要の回収率はというと、理論値に近い74.1%となるのだ。仮に毎年、1番人気の単勝に1万円勝負をし続けていたとすると投資金額22万円に対し、リターンは16万3千円となるのだ。いくら、固そうだからといってブエナの単勝に有り金をぶち込むような真似はしてはいけない。
単勝勝負をするのなら、4番人気が超オススメ。的中率は27.3%(22戦6勝)と1番人気より下回るものの、驚くなかれ、その回収率は324.1%を誇るのだ。仮に毎年1万円ずつ勝負していたならば、投資22万円に対し、リターンが71万3千円となり、その儲けは49万3千円!!!4年に1回しか喜びは味わえないが、当たった時の配当は、勝負に勝った!という満足を得られる金額になるはずだ。前々日最終オッズでの4番人気はドリームジャーニーの12.1倍。オールカマーからのぶっつけ本番が嫌われたか、昨年の覇者が人気を落としているここは、絶好の狙い目なのではないだろうか。
次に、1番人気と4番人気を利用した馬連馬券を考えてみた。
■有馬記念3着以内馬の人気■
【1番人気が連対した時の相手馬の人気】
2番人気:4回
3番人気:2回
4番人気:4回
6番人気:2回
14番人気:2回
14番人気が飛び込みヒモ荒れとなった2回を除くと、全て6番人気以上。そして、5番人気は一度もペアとして成り立っていないことを利用して、1番人気から2、3、4、6番人気馬への馬連4点流し馬券が成り立たないものか?と思い調べてみた。で一点5千円、合計2万円を買い続けた場合、投資額44万円に対し、リターンが74万5千円(馬連発売がない年は枠連の配当で計算)、その儲け30万500円となり、回収率は169.4%となる。そして的中率の方だが、22年のうち14回は、この作戦が成功していた。中にはトリガミの年もあるが(2回のみ)、この作戦であれば3年に2回は、幾ばくかは儲けて家路につくことが出来るということだ。
でも、回収率だけでいうのなら、この作戦よりも4番人気単勝勝負の方が遥かに優る。そこで、今度は4番人気からの馬連馬券を調べてみた。
【4番人気が連対した時の相手馬の人気】
1番人気:4回
2番人気:1回
3番人気:2回
驚いたことに、4番人気が連対した時の相手馬の人気は全て1~3番人気馬に集約されていた。これなら、1番人気馬連作戦よりも目数が少なくて済むので、グンと期待が高まるっていうもの。
的中率は22戦7勝と、3年に1回しか喜びを味わえないが、その回収率は202.6%と投資金額のほぼ2倍の儲けが期待出来る。
でも、結局のところ、4番人気の単勝勝負を上回ることは出来ないので、儲けを重視するなら4番人気単勝勝負に徹した方がよさそうだ。
いずれにせよ、今年最後の打ち収めだからといって、有り金勝負などの無謀な真似はせずに、幾ばくかのお金を残して家路についた方がよい。そして、その途中で、家族あるいはおねえちゃんへのささやかなお土産を買って帰れば、なおよい。そうすれば、きっと来年もまた、競馬へ出かける貴方を暖かく見送ってくれることであろう。でも、お小遣いまでくれることは、まずない。
=つづく=