☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

小倉記念の法則

2011-07-30 17:25:46 | 小倉の法則
夏の小倉の最大のキモは、なんと言っても野芝適性のある馬を見抜くことにある。特徴は、丈が短くスピードが出やすい馬場であること。つまり、洋芝で行なわれている函館とは真逆のイメージを持つことが肝要である。
■血統傾向■

父SS系が【5-2-3】と、先週行なわれた洋芝の函館記念とは打って変わり、父SS系が5勝をあげる大活躍。SS系の中では【1-1-1】のダンスインザダーク。
☆10トーホウアラン…ダンスインザダーク×ヌレイエフ

次に目に付くのが父、母父合計で【3-3-2】のグレイソブリン系。このグレイソブリン系は、函館記念でも活躍していたが、これは洋芝・野芝は不問で、直線が平坦なコースが得意という同系統の特徴によるものだ。
☆6リクエストソング…シンボリクリスエス×トニービン
☆9キタサンアミーゴ…フジキセキ×トニービン


あとは、メイショウカイドウ(04年、05年連覇)とニホンピロキース(06年3着、07年2着)の母父で、昨年1着のニホンピロレガーロの母父であるサーゲイロード系だが、今年は該当馬はいない。

■コース傾向■
05年までは3回小倉(8月)、06年からは2回小倉の後半に行なわれていたが、今年は震災の影響もあって3回小倉の開幕週として行なわれる。よって、コース傾向のストックは本番前までに行なわれる当該コースの結果を待つしかないので、ここでは昨年のコース傾向を紹介しておく。

昨年は、父SS系、グレイソブリン系、BT系、そしてリファール系の活躍が目立った。
また、時期的には今年と一緒であるが、昨年は6日目で今年は開幕週で行なわれるので、ただでさえ高速決着になる野芝開催が、開幕週の絶好のコンディションによって、更なる高速決着になることはミエミエだ。例年であれば、1分58秒前後で収まるが、今年は1分56秒台半ば~1分57秒台の決着になるはずだ。


函館記念の法則4【結果】

2011-07-25 00:00:00 | 函館の法則
◎キングトップガン(4番人気・単勝760円)が1着。2着のマヤノライジンも拾っていたのだが、3着にまさかのSS産駒のアクシオンが入り三連複ゲットならず…
■血統傾向更新■

マヤノトップガン産駒がワン・ツーフィニッシュ。これで札幌開催を含めBT系を持つ馬が3年連続3着以内に入ったことになる。10歳馬のマヤノライジンが札幌と函館で2着に入ったことを考えると、BT系は洋芝適性があると決め付けてよい。
なお、マヤノライジンの函館記念の成績は、06年3着-08年5着-09年(札幌)2着-10年8着-11年2着である。

■コース傾向更新■

コース傾向には出ていなかったBT系。やはり、重賞ではコース傾向よりも、その重賞自身の血統傾向を重視した方がよいということである。

=おしまい=

函館記念の法則3

2011-07-23 21:44:38 | 函館の法則
■コース傾向更新■

キンカメが絶好の狙い目だが、残念ながら同産駒は出走しない。ならば、やっぱりグレイソブリン系なのか。本日行なわれた6Rでは、同系は3着以内に入っていないが、2着の父ハーツクライの母父はトニービンである。となるとメインストリームとマイネルスターリーは外せない。

△ 9メインストリーム(55kg)…アグネスタキオン×トニービン
△16マイネルスターリー(58kg)スターオブコジーン×SS


それよりも、コース傾向の狙い目は他にもある。函館のポイントは、なんといっても洋芝適性。前開催から本日までの芝1800m以上で3着以内に入った種牡馬を調べてみた。

<函館芝1800m以上TOP5>
スペシャルウィーク:2-6-0
ディープインパクト:1-2-5
キングカメハメハ:4-0-2
シンボリクリスエス:3-2-0
ハーツクライ:1-2-1

○12ミッキーペトラ…シンボリクリスエス×ヘクタープロテクター
自身も前走で当該コースを勝っており、母父ウッドマン系も自身を含めて2勝3着1回である。
ただ、重賞ではコース傾向よりも重賞の血統傾向を重視するのが原則なので、○まで。

■血統傾向■

◎4キングトップガン…マヤノトップガン×マルゼンスキー
父マヤノトップガンは、06年3着、09年2着のマヤノライジンの父と同じで、母父マルゼンスキーは3連覇のエリモハリアーの父ジェネラスと同じニジンスキー系である。
目黒記念を勝ったあとも、好調キープのようで、七夕賞にも使おうと思えば使えたらしいが、オーナーが北海道出身ということもあり、ご当地競馬のここがメイチの勝負。仕上げもウッドで好時計をマークし必勝体勢は整った。

函館記念の法則2

2011-07-20 00:00:00 | 函館の法則
■牝馬■
「夏は牝馬の季節」の格言に違わず、今年も牝馬が大活躍。宝塚記念以降の夏競馬で、混合戦で行なわれた平地重賞4レースにおいて、牝馬が【3-0-3】と猛威を奮っている。
<2011年夏の重賞で3着以内に入った牝馬>
函館SS:1着カレンチャン/3着アンシェルブルー
七夕賞:1着イタリアンレッド/3着アニメイトバイオ
プロキオンS:3着ケイアイガーベラ
アイビスSD:1着エーシンヴァーゴウ

しかし、ここまでイケイケの牝馬だが、函館記念では少々事情が異なる。
03年以降の過去8年での牝馬の成績は【0-2-0-5】と1勝も上げていない。しかし、連対率に直すと2/7=28.6%と10頭中3頭は連対する計算になるので、無視を決め込むのは…
△コロンバスサークル
△ダイワジャンヌ
△マジックビクトリア


■人気■

07年以外は、1番人気か2番人気が連対している。その07年にしても、2番人気は3着に入っており、1、2番人気は必ず押さえておいた方がよさそうだ。

■年齢■

【3-5-5】の5歳馬が圧倒的で、次が【2-2-2】の4歳馬。6歳以上は不振傾向にはあるが、【3-1-1】と3勝を上げている点は要注意。

■斤量■

レンジは52kg~58kgだが、54kg以下は【0-3-1】と不振。55kg以上では目下3連勝中で、昨年はワン・ツーを決めた【4-1-1】の56kgに注目。
なお、トップハンデは【1-0-0-7】で、馬券になったのは03年1着のエアエミネムのみである。
<トップハンデ馬の成績>
03年エアエミネム(58kg)…1着(1番人気)
04年トーホウシデン(58kg)…10着(4番人気)
05年エアセレソン(56.5kg)…5着(1番人気)
06年マイソールサウンド(58kg)…16着(13番人気)
07年アドマイヤフジ(57.5kg)…4着(1番人気)
08年エリモハリアー(57.5kg)…4着(6番人気)
09年インティライミ(58kg)…7着8(2番人気)
10年シャドウゲイト(58kg)…10着(4番人気)

今年のトップハンデはこちら↓
?マイネルスターリー…58kg
函館【2-0-0-0】、札幌【5-0-0-3】と全8勝のうち7勝を洋芝で上げている「洋芝の鬼」の異名を持つ昨年の覇者ではあるが、トップハンデ。斤量58kgは前走巴賞で克服済みなので自身はこなせるが、あとは相手次第ということ。連覇を目論む今年だが、昨年は56kgで2番人気で、今年は2kg増にもかかわらずおそらく1番人気。そうなると、昨年に比べてお買い得感がなく、むしろ割高感の方が強い。

■前走■

重賞組:3-2-4
OP組:5-5-2
条件組:0-0-2

前走OP組が優勢だが、06年2着のエアシェイディ以外は全て巴賞組で、08年と09年は1着~3着を独占した。
☆シャインモーメント…7着
☆マイネルスターリー…1着
☆メイショウクオリア…5着
☆ルールプロスパー…9着


また、JRAのHPに載っているデータ分析によると、2002年以降の函館記念で、「2走前にG2 に出走していた馬が、毎年3着以内に入っている」とのこと。
☆マンハッタンスカイ…金鯱賞7着

函館記念の法則

2011-07-19 00:00:00 | 函館の法則
■血統傾向■

母父SSは2勝を上げているものの、父SS系は【0-4-4】と勝ち切れない。
3連覇を達成したエリモハリアーだが、その理由の一つは洋芝が得意だったことが上げられる。ということは、父ジェネラスと母父ブレイヴェストローマンは、洋芝が得意と捉えることが出来るので、ニジンスキー系【4-0-1】とネヴァーベンド系【3-0-1】を持つ馬にはマークが必要。なお、4連覇を狙ったエリモハリアーであるが、08年は惜しくも4着(6番人気)であった。
ナスルーラ系では前出のネヴァーベンド系とグレイソブリン系の2系統しか3着以内に入っておらず、グレイソブリン系の相方は全てSS系であるのが面白い。他で気になるところでは、札幌開催も含め【1-2-1】のダンチヒ系と【0-1-2】のBT系。

■コース傾向■

函館記念の血統傾向では、勝ちきれなかった父SS系だが、前開催からの合計10鞍で【5-5-7】と活躍。他ではキングマンボ系とグレイソブリン系に注目。

参考までに昨年の当該コースの傾向も。

SS系とグレイソブリン系の活躍は、昨年も今年も変わらないが、昨年は全体的にノーザン系の活躍が目立っていたのに対し、今年はそれほどでもない。代わってキングマンボ系をはじめとするミスプロ系が活躍しているのが今年の特徴だ。

アイビスSDの法則4【結果】

2011-07-18 00:00:00 | 新潟の法則
■血統傾向更新■

今年も牝馬が優勝し、これで7連勝となった。2着、3着には父アフリートが入って三連単4万馬券となったのだが、これはコース傾向に従えばなんなく獲れていたはず。

■コース傾向■

土曜日に行なわれた閃光特別で、父アフリートが3着に入り、2着にはエーシンヴァーゴウの父と同じフェアリーキング系のシンコウキングが入っていたのだ。恐るべし血統傾向。

=おしまい=

JDDの法則【結果】

2011-07-18 00:00:00 | 砂王の法則
■血統傾向■

弱いもの苛めと言っては失礼かもしれないが、中央の馬だらけ。なぜ地方馬限定にしないのだろうか?
それはさておき、注目は、SS系と2年連続連対中のボールドルーラー系。

◎グレープブランデー…マンハッタンカフェ×ジャッジアンジェルーチ
SS系×ボールドルーラー系の配合。ここはタダ貰い。

【結果】
■血統傾向更新■

SS×ナスルーラ系が2連勝となり、ボールドルーラー系が3年連続連対を決めた。またヴァイスリージェント系が2年連続3着以内に入った。
しっかし、毎年JDDは堅いですなあ。

=おしまい=

アイビスSDの法則3

2011-07-13 00:00:00 | 新潟の法則
外枠有利が定説となっている新潟直線1000mであるが、必ずしもそうではない、といった声が聞こえてくる今日この頃。JRAのデータ分析でも、「アシビスサマーダッシュに関しては、外枠が断然という結果にはなっていないことを念頭に入れておくべきだろう。」と書いている。
が、本当にそうなのか?
■枠番出目■

1枠~4枠が【2-2-5】に対し、5枠~8枠が【8-8-5】と外目の枠が断然有利である!!騙されてはいけない。

ただ、馬番の出目を見てみると、そこまで外目が有利とは言えない結果となっているのは事実。
■馬番出目■

とはいっても、10年ではサンプル数が少な過ぎることは否めない。が、枠番では偏りが出ていることもまた事実。

■人気■

1番人気:1-2-1
2番人気:3-1-1
3番人気:1-3-0
4番人気:0-1-1
5番人気:0-1-2
6番人気:1-1-2
7番人気:2-0-0
8番人気:1-0-1
9番人気:0-0-0
10以下:1-1-2

1番人気~3番人気が揃って馬券圏外に飛んだのは02年の1回のみ。

アイビスSDの法則2

2011-07-12 00:00:00 | 新潟の法則
■血統傾向■

全体的には、ノーザンダンサー系を持つ馬の活躍が目立つ。
<ノーザン系内訳(父、母父合計)>
ダンチヒ(DZ)系:1-3-0
ニジンスキー(NJ)系:2-2-2
ストームバード系(SB)系:0-3-1
ノーザンテースト系(NT)系:1-0-2
ヌレイエフ(NV)系:0-0-2
リファール系(LP)系:0-2-0

単体では、【2-1-2】のサクラバクシンオーで、昨年3着のマルブツイースター以外は全て牝馬。また、カルストンライトオとアポロドルチェの活躍によるところが大きいのだが、マイナー血統であるマンノウォー系が【2-1-3】。
なお、父SS系は09年3着のアルティマトゥーレの父フジキセキ1頭のみで、その上のヘイロー系まで広げても05年1着のテイエムチュラサンの父タイキシャトル1頭の合計2頭のみ。ヘイロー系軽視の方向で。あとは、近年で3勝2着1回をあげているミスプロ系と持つ馬をチェック。