■血統傾向■
開催時期が5回中山6日目から4回中山最終日に変更された00年以降の02年新潟開催を含む過去12年で、父SS系は【2-5-2】と不振。
その内訳は、ビリーヴ(02年1着、03年2着)、デュランダル(03年1着、04年・05年2着)、アドマイヤマックス(03年3着、05年3着)、そしてキンシャサノキセキ(08年2着、10年2着)の4頭によるもの。二代目SS系はキンシャサノキセキの父フジキセキのみで、昨年2着のパドトロワの母父もフジキセキだった。
基本的に父SS系を持つ馬は軽視、というかバッサリ切る手もある。
が、リピーターのデュランダルとアドマイヤマックスと同じ血統構成(SS×ノーザンテースト)のダイワメジャーは気になるところ。
☆エピセアローム…ダイワメジャー×コジーン
注目は、目下4連勝中のノーザンダンサー系。
02年新潟開催を除く過去11年で、父【4-4-3】、母父で【4-5-2】。
内訳は、父で【2-1-0】のヴァイスリージェント系で、その成績はここ5年でのもの。そして父と母父合計で【0-3-2】のダンチヒ系、2年連続で馬券になっている父フェアリーキング系【1-0-1】。
あとは【3-1-1】の父ミスプロ系で、母父では目下3年連続3着を継続中。
■コース傾向■
ここまで11レースが行なわれたが、目につくのは3勝をあげているサクラバクシンオーで、母父でも1勝3着2回と活躍している。
他では父、母父合計で【3-1-1】のキングマンボ系、【2-2-1】のフォーティーナイナー系のミスプロ系。
レース傾向に出ているノーザンダンサー系であるが、ダンチヒ系【2-0-1】、ヴァイスリージェント系【1-2-0】に注目。
コース傾向では不振の父SS系は【1-7-3】と決して走ってないわけではないが、勝ち切れていない。
今開催で大活躍のサクラバクシンオー。短距離なら所構わず走る印象があるが、ことスプリンターズSには当て嵌まらない。
02年新潟開催を除く過去11年で、【0-0-2】と、スプリンターズSでは相性が悪い。一昨年は、ダッシャーゴーゴーがに2着入線したものの4着に降着になり、その相性の悪さを見せつけた。
また、バクシンオーの父サクラユタカオーは母父で3着1回、祖父テスコボーイも母父で1勝3着1回と、「快速一族」合わせても、その看板に比べると物足りない。
サクラバクシンオーをフューチャーしているCMに乗せられて飛びついてはいけない。買っても連下の押さえまで。
<登録馬中のサクラバクシンオー産駒>
サンダルフォン
スギノエンデバー
ダッシャーゴーゴー
■外国馬■
過去12年で、外国馬の成績は【3-0-1-13/17】。今年も3頭が参戦する。
△ラッキーナイン…ドバウィ×グリーンデザート
せん6歳・アイルランド産・香港所属
全成績【9-7-5-5/26】(G1・3勝)
今回で3回目の来日。過去2回の成績は、11年セントウルS2着(5番人気)、スプリンターズS5着(4番人気)、12年安田記念11着(7番人気)と、G1では馬券になったことがないが、セントウルS2着は59kgを背負ってのもの、スプリンターズSは道中に不利があり、安田記念はシーズン終了まぎわの出がらし状態での出走だった。また、父ドバウィはミスプロ大系シーキングザゴールド系で、母父はダンチヒ系と、血統傾向に合致しており、見切るのは早計というもの。
△リトルブリッジ…ファルタート×ゴールドブローズ
せん6歳・ニュージーランド産・香港所属
全成績【10-2-1-7/30】(G1・1勝)
父ファルタートはミスプロ直仔。母父は聞き慣れぬ名前だが08年3着、09年2着のビービーガルダンの母父ウエストミンスター、10年1着のウルトラファンタジーの母父サーアイヴァーと同じサーゲイロード系。この馬も、血統傾向に合致。
☆キャプテンオブヴィアス…ヴァーグラス×チロル
せん7歳・オーストラリア産・シンガポール所属
全成績【15-4-3-8/30】(G1・2勝)
父ヴァーグラスも初めて聞いたが、日本でもお馴染みのトニービンをはじめとしたグレイソブリン系。そしてチロルもまた聞き慣れないが、これは超良血のハイペリオン系。
チロルの祖父サッチはヌレイエフの伯父で、近親にはサドラーズウェルズ、フェアリーキング兄弟、エルコンドルパサーなどがいて、いずれも日本で走っている血統である。
スプリンターズSにおいても、フェアリーキング系からはウルトラファンタジーとエーシンヴァーゴウが、そしてエルコンドルパサーからは07年3着のアイルラヴァゲインが馬券になっている。
今年の外国馬3頭はいずれも血統傾向に合致しているといえる。その中でも実績も見劣り、7歳という高齢も嫌われて人気になりそうにないが、血統傾向的に一番魅力があり、穴ならこれか?
開催時期が5回中山6日目から4回中山最終日に変更された00年以降の02年新潟開催を含む過去12年で、父SS系は【2-5-2】と不振。
その内訳は、ビリーヴ(02年1着、03年2着)、デュランダル(03年1着、04年・05年2着)、アドマイヤマックス(03年3着、05年3着)、そしてキンシャサノキセキ(08年2着、10年2着)の4頭によるもの。二代目SS系はキンシャサノキセキの父フジキセキのみで、昨年2着のパドトロワの母父もフジキセキだった。
基本的に父SS系を持つ馬は軽視、というかバッサリ切る手もある。
が、リピーターのデュランダルとアドマイヤマックスと同じ血統構成(SS×ノーザンテースト)のダイワメジャーは気になるところ。
☆エピセアローム…ダイワメジャー×コジーン
注目は、目下4連勝中のノーザンダンサー系。
02年新潟開催を除く過去11年で、父【4-4-3】、母父で【4-5-2】。
内訳は、父で【2-1-0】のヴァイスリージェント系で、その成績はここ5年でのもの。そして父と母父合計で【0-3-2】のダンチヒ系、2年連続で馬券になっている父フェアリーキング系【1-0-1】。
あとは【3-1-1】の父ミスプロ系で、母父では目下3年連続3着を継続中。
■コース傾向■
ここまで11レースが行なわれたが、目につくのは3勝をあげているサクラバクシンオーで、母父でも1勝3着2回と活躍している。
他では父、母父合計で【3-1-1】のキングマンボ系、【2-2-1】のフォーティーナイナー系のミスプロ系。
レース傾向に出ているノーザンダンサー系であるが、ダンチヒ系【2-0-1】、ヴァイスリージェント系【1-2-0】に注目。
コース傾向では不振の父SS系は【1-7-3】と決して走ってないわけではないが、勝ち切れていない。
今開催で大活躍のサクラバクシンオー。短距離なら所構わず走る印象があるが、ことスプリンターズSには当て嵌まらない。
02年新潟開催を除く過去11年で、【0-0-2】と、スプリンターズSでは相性が悪い。一昨年は、ダッシャーゴーゴーがに2着入線したものの4着に降着になり、その相性の悪さを見せつけた。
また、バクシンオーの父サクラユタカオーは母父で3着1回、祖父テスコボーイも母父で1勝3着1回と、「快速一族」合わせても、その看板に比べると物足りない。
サクラバクシンオーをフューチャーしているCMに乗せられて飛びついてはいけない。買っても連下の押さえまで。
<登録馬中のサクラバクシンオー産駒>
サンダルフォン
スギノエンデバー
ダッシャーゴーゴー
■外国馬■
過去12年で、外国馬の成績は【3-0-1-13/17】。今年も3頭が参戦する。
△ラッキーナイン…ドバウィ×グリーンデザート
せん6歳・アイルランド産・香港所属
全成績【9-7-5-5/26】(G1・3勝)
今回で3回目の来日。過去2回の成績は、11年セントウルS2着(5番人気)、スプリンターズS5着(4番人気)、12年安田記念11着(7番人気)と、G1では馬券になったことがないが、セントウルS2着は59kgを背負ってのもの、スプリンターズSは道中に不利があり、安田記念はシーズン終了まぎわの出がらし状態での出走だった。また、父ドバウィはミスプロ大系シーキングザゴールド系で、母父はダンチヒ系と、血統傾向に合致しており、見切るのは早計というもの。
△リトルブリッジ…ファルタート×ゴールドブローズ
せん6歳・ニュージーランド産・香港所属
全成績【10-2-1-7/30】(G1・1勝)
父ファルタートはミスプロ直仔。母父は聞き慣れぬ名前だが08年3着、09年2着のビービーガルダンの母父ウエストミンスター、10年1着のウルトラファンタジーの母父サーアイヴァーと同じサーゲイロード系。この馬も、血統傾向に合致。
☆キャプテンオブヴィアス…ヴァーグラス×チロル
せん7歳・オーストラリア産・シンガポール所属
全成績【15-4-3-8/30】(G1・2勝)
父ヴァーグラスも初めて聞いたが、日本でもお馴染みのトニービンをはじめとしたグレイソブリン系。そしてチロルもまた聞き慣れないが、これは超良血のハイペリオン系。
チロルの祖父サッチはヌレイエフの伯父で、近親にはサドラーズウェルズ、フェアリーキング兄弟、エルコンドルパサーなどがいて、いずれも日本で走っている血統である。
スプリンターズSにおいても、フェアリーキング系からはウルトラファンタジーとエーシンヴァーゴウが、そしてエルコンドルパサーからは07年3着のアイルラヴァゲインが馬券になっている。
今年の外国馬3頭はいずれも血統傾向に合致しているといえる。その中でも実績も見劣り、7歳という高齢も嫌われて人気になりそうにないが、血統傾向的に一番魅力があり、穴ならこれか?
久しぶりに中山競馬場へ応援に行ってきます。
勝って朝日杯2連覇狙います。