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長距離血統の法則14~勝利の方程式

2008-02-16 01:37:40 | 長距離血統の法則
とかく難解だと思われがちな「ハンデ戦」だが、俗に言われる「1kg=1馬身」の等式を使えば、あら!不思議!どんな難解な「ハンデ戦」であろうとチョチョイのチョイ!

今回は、その等式を使ってダイヤモンドSという「7次方程式」を解いていこうと思う。

まずは、「下敷き」となるレースを用意します。
万葉S(08年)
迎春S(08年)
美浦特別(07年)
許波多特別(07年)
ステイヤーズS(07年)
日経新春杯(08年)
AJCC(08年)
以上の7レース分のレース結果と着差を順番に解いていきさえすれば良いだけ。

■万葉S結果↓


1.3着アドマイヤモナークと6着マンハッタンスカイの斤量差=56kg-52kg=4kg

2.着差=クビ+クビ+1/2≒1馬身

3.ここで例の等式を利用して4kgの所に4馬身を代入し、斤量差を着差で表す。=4馬身

4.スカイはモナークから4kg貰いで1馬身差負け。もし、同じ斤量で出走していたら、1馬身+4馬身=5馬身の差がついていたことになる。これを仮に「実力差」と呼ぶ。

5.で、今回の斤量差はモナーク57.5kg-スカイが53kg=4.5kg=4.5馬身差。

6.が、実力差は5馬身あるので、スカイが4.5馬身分有利なハンデを貰っても、5馬身-4.5馬身=0.5馬身と、残念ながらモナークには半馬身ほど届かないことになる。

7.一見、前走の日経新春杯で3着と好走したにもかかわらず、今回もまた50kgの「超恵量」だといって飛びつきたくなりそうなテイエムプリキュアについても同様に計算していくと、これまた残念ながらモナークからは約3馬身離れてゴールするのである。

<解答>
アドマイヤモナーク>1/2馬身マンハッタンスカイ>3馬身テイエムプリキュア



で、次にマンハッタンスカイを「モノサシ」にして、迎春Sを解いてみる。


■迎春S結果↓


1.コンラッドとスカイの斤量1kg差で、クビ+3/4=約1馬身。

2.「1kg=1馬身」を代入するとコンラッドとの実力差は約2馬身差。

3.今回の斤量差はスカイの2kg貰いなので、2馬身-2馬身=着差ナシ。

4.コンラッドとイカロスの斤量差1kg差でクビ差なので、計算すると1馬身+クビ差。

5.今回の斤量差はイカロスの2kg貰いなので、(1馬身+クビ差)-2馬身=約3/4馬身差。

<解答>
エフティイカロス>3/4馬身差コンラッド≒マンハッタンスカイ



とまあ、こうやって「モノサシ馬」を決めて、残りの5レースについても計算していけば、ダイヤモンドSの「7次方程式」も、いとも簡単に解けるって寸法だ。

ということで、あとはご自分で計算してみてください・・・と言うのも不親切なので、我がスーパーコンピューターが弾き出した解答を公開します。しかも着順だけではなく、なんと!着差まで弾き出せちゃいました!

■ダイヤモンドSの解答↓


なるほど、まず1番人気は間違いなかろうアドマイヤモナークは追い込み届かず4着というのが目に浮かぶし、穴人気になりそうな、AJCCで3着のブラックアルタイルと菊花賞4着の実績があり、ボンバイエさんが調教抜群!と一押ししているエーシンダードマンは掲示板すら載らない。

どうやらリュックは二つじゃなくて、三つほど用意しておいた方が良さそうだ。

但し!これはあくまでも机上の計算の上での話!

そして、下敷きレースがないので計算対象には入れていないミストラルクルーズの存在をお忘れなく。この馬が勝ったりして?ヤネは長距離戦巧者のノリだけに一発ありそうだなあ。


=おしまい=


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