新年明けましておめでとうございます。
今年も一年よろしくお付き合いの程、よろしくお願いいたします。
2012年の一発目は東、西の金杯ではなく、京都の正月の名物レース・万葉S。
■血統傾向■
ずらりと名を連ねた長距離血統の面々。それもそのはず、ここに出てきている種牡馬のほとんどが、自身が菊花賞か春天を制した馬か、その産駒あるいはその系統から菊花賞馬か春天馬を輩出しているのだ。
05年1着のアイポッパーの父サッカーボーイからは、02年菊花賞・03年春天を制したヒシミラクルが出ており、サッカーボーイの父であるファイントップ系ディクタスは、06年2着のマッキーマックスの母父である。
05年2着、06年3着のチャクラの父マヤノトップガンは、自身が95年菊花賞、97年の春天を制している。
05年3着のハイフレンドトライの父リアルシャダイからは、92年菊花賞、93年・95年春天を制したライスシャワーが出ている。
06年1着ファストタテヤマ、3着マッキーマックス、08年2着ダークメッセージの父であるダンスインザダークは自身が96年の菊花賞を制しており、その産駒からは03年ザッツザプレンティ、04年デルタブルース、09年スリーロールスの3頭の菊花賞馬が出ている。
07年2着、08年1着、10年1着のトウカイトリックの父であるエルコンドルパサーからは、06年の菊花賞馬であるソングオブウインドが出ている。
09年2着のマンハッタンスカイ、10年3着メイショウドンタクの父マンハッタンカフェは、自身が01年菊花賞、02年春天を制しており、その産駒のヒルノダムールは、昨年の春天を制した。
11年3着のスリーオリオンの父オペラハウスは、00年、01年春天V2のテイエムオペラオーと07年春天馬メイショウサムソンが出ている。また、このサドラー系は過去7年で【2-1-2】と、万葉Sとは相性が好い。
そして、06年2着、07年3着のアドマイヤモナークの母父トニービンからは、ジャングルポケットを経由して08年の菊花賞馬オウケンブルースリが出ている。
と、以上のように菊花賞や春天をこなせるスタミナを父や母父から受け継いでいる馬、というのが万葉Sのキモの一つなのである。
また、血統傾向的に見逃せないのが、リボー系を内包しているということ。
■リボー系内包馬■
過去7年で該当馬は【5-5-6】と、リボー系を内包していないのは05年1着アイポッパー、09年1着メイショウレガーロ、10年・11年連続2着のモンテクリスエス、11年3着スリーオリオンの4頭のみである。
■斤量■
51.0kg:1-0-1
52.0kg:0-0-0
53.0kg:1-0-1
54.0kg:0-1-2
55.0kg:1-1-1
56.0kg:1-3-2
57.0kg:2-1-0
57.5kg:0-1-0
58.0kg:1-0-0
54kg以下が【2-1-4】、55kg以上が【5-6-3】と、ある程度ハンデは見込まれた方が活躍している。
なお、トップハンデは【3-2-0-4/9】である。
■人気■
東・西の金杯ではなく、万葉Sを今年の一発目の勝負レースに選んだのは、実はこの人気別成績に目を付けたからである、というのも、ハンデ戦になってから過去5年、1~3着は全て5番人気以内で決まっているからである。つまり、連勝系、三連系いずれも1~5番人気のBOXを買っておけば、的中率100%となるのである。
ただし、100%当たりはするものの、毎年儲かるとは限らない。過去7年の回収率は馬連70.6%、馬単78.9%、三連複112.3%、三連単101.6%と、三連系は辛うじて100%を超えているものの、連勝系はどちらも100%を切っており、いわゆるトリガミ状態である。また、三連系にしても毎年儲かるわけではないので、ここは一工夫が必要となってくる。
というわけで、過去7年の人気別成績を見てみる。
1番人気:2-4-0-1
2番人気:2-1-1-3
3番人気:0-2-3-2
4番人気:2-0-2-3
5番人気:1-0-1-5
1番人気は過去7年で馬券圏外に飛んだのは1回のみで、しかも残る6回はいずれも連対しており、3着は不要で1着、2着に適していることが分かる。一方、3番人気は一度も勝ったことがないので、こちらは2着、3着候補のみでいいということになる。と、こういうふうに各人気別の「クセ」を利用していけば、目数を絞ることが出来るので、トリガミは防げるという寸法だ。ただし、消した買い目が来た時はゴメンナサイということで、諦めるしかないのは予め覚悟しておかねばならない。
今年も一年よろしくお付き合いの程、よろしくお願いいたします。
2012年の一発目は東、西の金杯ではなく、京都の正月の名物レース・万葉S。
■血統傾向■
ずらりと名を連ねた長距離血統の面々。それもそのはず、ここに出てきている種牡馬のほとんどが、自身が菊花賞か春天を制した馬か、その産駒あるいはその系統から菊花賞馬か春天馬を輩出しているのだ。
05年1着のアイポッパーの父サッカーボーイからは、02年菊花賞・03年春天を制したヒシミラクルが出ており、サッカーボーイの父であるファイントップ系ディクタスは、06年2着のマッキーマックスの母父である。
05年2着、06年3着のチャクラの父マヤノトップガンは、自身が95年菊花賞、97年の春天を制している。
05年3着のハイフレンドトライの父リアルシャダイからは、92年菊花賞、93年・95年春天を制したライスシャワーが出ている。
06年1着ファストタテヤマ、3着マッキーマックス、08年2着ダークメッセージの父であるダンスインザダークは自身が96年の菊花賞を制しており、その産駒からは03年ザッツザプレンティ、04年デルタブルース、09年スリーロールスの3頭の菊花賞馬が出ている。
07年2着、08年1着、10年1着のトウカイトリックの父であるエルコンドルパサーからは、06年の菊花賞馬であるソングオブウインドが出ている。
09年2着のマンハッタンスカイ、10年3着メイショウドンタクの父マンハッタンカフェは、自身が01年菊花賞、02年春天を制しており、その産駒のヒルノダムールは、昨年の春天を制した。
11年3着のスリーオリオンの父オペラハウスは、00年、01年春天V2のテイエムオペラオーと07年春天馬メイショウサムソンが出ている。また、このサドラー系は過去7年で【2-1-2】と、万葉Sとは相性が好い。
そして、06年2着、07年3着のアドマイヤモナークの母父トニービンからは、ジャングルポケットを経由して08年の菊花賞馬オウケンブルースリが出ている。
と、以上のように菊花賞や春天をこなせるスタミナを父や母父から受け継いでいる馬、というのが万葉Sのキモの一つなのである。
また、血統傾向的に見逃せないのが、リボー系を内包しているということ。
■リボー系内包馬■
過去7年で該当馬は【5-5-6】と、リボー系を内包していないのは05年1着アイポッパー、09年1着メイショウレガーロ、10年・11年連続2着のモンテクリスエス、11年3着スリーオリオンの4頭のみである。
■斤量■
51.0kg:1-0-1
52.0kg:0-0-0
53.0kg:1-0-1
54.0kg:0-1-2
55.0kg:1-1-1
56.0kg:1-3-2
57.0kg:2-1-0
57.5kg:0-1-0
58.0kg:1-0-0
54kg以下が【2-1-4】、55kg以上が【5-6-3】と、ある程度ハンデは見込まれた方が活躍している。
なお、トップハンデは【3-2-0-4/9】である。
■人気■
東・西の金杯ではなく、万葉Sを今年の一発目の勝負レースに選んだのは、実はこの人気別成績に目を付けたからである、というのも、ハンデ戦になってから過去5年、1~3着は全て5番人気以内で決まっているからである。つまり、連勝系、三連系いずれも1~5番人気のBOXを買っておけば、的中率100%となるのである。
ただし、100%当たりはするものの、毎年儲かるとは限らない。過去7年の回収率は馬連70.6%、馬単78.9%、三連複112.3%、三連単101.6%と、三連系は辛うじて100%を超えているものの、連勝系はどちらも100%を切っており、いわゆるトリガミ状態である。また、三連系にしても毎年儲かるわけではないので、ここは一工夫が必要となってくる。
というわけで、過去7年の人気別成績を見てみる。
1番人気:2-4-0-1
2番人気:2-1-1-3
3番人気:0-2-3-2
4番人気:2-0-2-3
5番人気:1-0-1-5
1番人気は過去7年で馬券圏外に飛んだのは1回のみで、しかも残る6回はいずれも連対しており、3着は不要で1着、2着に適していることが分かる。一方、3番人気は一度も勝ったことがないので、こちらは2着、3着候補のみでいいということになる。と、こういうふうに各人気別の「クセ」を利用していけば、目数を絞ることが出来るので、トリガミは防げるという寸法だ。ただし、消した買い目が来た時はゴメンナサイということで、諦めるしかないのは予め覚悟しておかねばならない。
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