今回もまたダイヤモンドSとは全く関係なさそうに見えるけど、実はすごく関係のあるお話を。
中山金杯で11着に敗れ、人気を落としたAJCCで2着に突っ込み穴を開けたトウショウナイトについて、以前より私は不思議に思っていたことがあった。それは、「なぜ父ティンバーカントリーなのに長距離戦が得意なのか?」ということ。しかし、前回「史上最強の長距離血統~母父リボー系リスト」№24スピードワールドの血統構成を見たときに、遂に謎が解けた!
■スピードワールド血統構成:ウッドマン×ズールートム(リボー系トムロルフ・ライン)
スピードワールドのイメージのせいで、ウッドマン直仔であるティンバーカントリー産駒も「スピード系・ダート系・芝ではマイルまで」という認識だったけど、実はそうではなかったのだ。
注目すべきは母父の方だった。謎が解けたというよりも気付かなかっただけだ。
ただそれだけ・・・・
■トウショウナイト血統構成:ティンバーカントリー×ジャワゴールド(リボー系グロースターク・ライン)
分かってしまえば何ということでもない。母父がリボー系なので、父がウッドマン・ラインでも長距離は走るワケだ。ここでもまた『芝長距離戦はリボー系内包馬』の法則が証明されてしまった。
と、ここでトウショウナイトの芝2500m以上での成績(2月12日現在)を調べてみた。
「どこからが長距離とするのか?」という議論や「中山芝2500mについては、コーナーを合計6回通過し、息が入りやすいので中距離馬の範疇である。」という説もあるけれど、私の感覚では2400mはクラシックディスタンスなので、2401m以上を便宜上、長距離として分類します。
☆トウショウナイト全成績☆
・全36戦【6-4-3-23】
芝2500m以上での成績
・全12戦【4-2-0-6】
なんと!全6勝の内4勝が芝2500m以上でのもの。
その内訳は―
・中山芝2500m2勝(1000万下・1600万下)
・札幌芝2600m1勝(オープン)
・東京芝2500m1勝(G2アルゼンチン共和国杯)
また好走実績は―
・G2日経賞(中山芝2500m)
05年2着/06年4着/07年2着
・G1春天(京都芝3200m)
05年4着/07年5着
中山芝2500mなので同馬は中距離馬として括る方もいそうだが、春天での好走実績が示すように、同馬は間違いなく長距離馬である。だからこそ、いくら中山が得意だとしても中山金杯芝2000mでは、距離が短すぎたので11着と惨敗したのである。これでまた「長距離戦は母父リボー」の法則が裏付けされたと思ってたら、2200mのAJCCでは2着に突っ込んで来たしなあ・・・・
トウショウナイトの謎は深まるばかりだ。
=おしまい=
中山金杯で11着に敗れ、人気を落としたAJCCで2着に突っ込み穴を開けたトウショウナイトについて、以前より私は不思議に思っていたことがあった。それは、「なぜ父ティンバーカントリーなのに長距離戦が得意なのか?」ということ。しかし、前回「史上最強の長距離血統~母父リボー系リスト」№24スピードワールドの血統構成を見たときに、遂に謎が解けた!
■スピードワールド血統構成:ウッドマン×ズールートム(リボー系トムロルフ・ライン)
スピードワールドのイメージのせいで、ウッドマン直仔であるティンバーカントリー産駒も「スピード系・ダート系・芝ではマイルまで」という認識だったけど、実はそうではなかったのだ。
注目すべきは母父の方だった。謎が解けたというよりも気付かなかっただけだ。
ただそれだけ・・・・
■トウショウナイト血統構成:ティンバーカントリー×ジャワゴールド(リボー系グロースターク・ライン)
分かってしまえば何ということでもない。母父がリボー系なので、父がウッドマン・ラインでも長距離は走るワケだ。ここでもまた『芝長距離戦はリボー系内包馬』の法則が証明されてしまった。
と、ここでトウショウナイトの芝2500m以上での成績(2月12日現在)を調べてみた。
「どこからが長距離とするのか?」という議論や「中山芝2500mについては、コーナーを合計6回通過し、息が入りやすいので中距離馬の範疇である。」という説もあるけれど、私の感覚では2400mはクラシックディスタンスなので、2401m以上を便宜上、長距離として分類します。
☆トウショウナイト全成績☆
・全36戦【6-4-3-23】
芝2500m以上での成績
・全12戦【4-2-0-6】
なんと!全6勝の内4勝が芝2500m以上でのもの。
その内訳は―
・中山芝2500m2勝(1000万下・1600万下)
・札幌芝2600m1勝(オープン)
・東京芝2500m1勝(G2アルゼンチン共和国杯)
また好走実績は―
・G2日経賞(中山芝2500m)
05年2着/06年4着/07年2着
・G1春天(京都芝3200m)
05年4着/07年5着
中山芝2500mなので同馬は中距離馬として括る方もいそうだが、春天での好走実績が示すように、同馬は間違いなく長距離馬である。だからこそ、いくら中山が得意だとしても中山金杯芝2000mでは、距離が短すぎたので11着と惨敗したのである。これでまた「長距離戦は母父リボー」の法則が裏付けされたと思ってたら、2200mのAJCCでは2着に突っ込んで来たしなあ・・・・
トウショウナイトの謎は深まるばかりだ。

=おしまい=
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