コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

ポケットの中の戦争

2011年06月14日 | 短編
本日は、MS SAGA VOL.4から
水原賢治さんの『ポケットの中の戦争』です。

『ポケットの中の戦争』
12月24日の夜から25日の午後まで
毎年必ず雪が降る。
積もりすぎることもなく、
雨交じりですぐに溶けてしまうことのない。
そんな雪。

バーニィが死んで、あの戦争が終って
もうすぐ一年が経とうとしていた…。

相変わらず掃除をさぼったとか、さぼってないとか
他愛もない学校生活が続いていました。

アルは、24日の放課後、ある場所に向かいます。
バーニィと初めて会った、あの森に…。
簡素な十字架が建ててあり、アルは泣いていました。

そこへドロシーが通り掛かり、アルを見つけます。
掃除をさぼったアルを叱ろうとしますが、
アルが涙を流していることに驚いてしまいます。

その後、アルのことが心配になったドロシーは、
ずっとアルのあとをついていきます。
アルは「エレズム」を謳う演説を聞き、想います。
地球に転任したクリスのことを、地球のことを。
そして、地球のことをドロシーに熱っぽく語ります。

コロニーに雪が降り出します。
アルは地球に焦がれ、その顔をドロシーが覗き込みます…。

クリスから手紙を貰ってから9カ月くらい?経ちますが、
彼女はまだリボーには戻ってないみたいですね。
あのまま地球で軍の仕事を続けているのでしょうか?

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