コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

ガンダムエース2025.02 No.270

2025年01月31日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2025年02月号〉



□機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ASTRAY
 develop04:うたかたの絆

カナードは、プレアに語り掛け、火星を、もうひとりのお前も救うと。
ユーラシア連邦から協力要請があると、メリオルが報告しますが、
カナードは、市民を武力で叩いても何も解決しないと、要請を断ります。
ライブラリアン事件の後、一部のカーボンヒューマンは、火星へ移住。

ロウたちは、カナードの依頼で、ハイペリオンを組み立てていました。
マディガンも持っておらず、探し回った挙げ句、アルテミスにあった、
予備パーツを組み上げ、1ヶ月近く掛かったそうです。
フェアネス曰く、アルテミスを売り払うため、倉庫を整理していたら
パーツが出て来たとのことで、ロウが購入したみたいです。
それだけでは足らず、アメノミハシラのファクトリーで、補完したり、
作業場としても借りていたので、樹里は、請求書が届くのが怖いと。
加えて、ドレッドノートXアストレイの改修もやっていたとのこと。

ザフトのジェネシスαは、ジャンク屋組合が譲り受け、宇宙の本拠地に。
その「ジャンクα」に、リ・ホームとオルテュギアが到着します。
ジャンクαのリーアム組合長は、その2隻に対し、入港許可を出します。

ややあって。ハイペリオンとXアストレイが、カナードに納入され、
オルテュギアにライトクラフト・プロバルジョン推進器が取り付けられ、
火星に向けた、カウントダウンが始まります。
その途中で、ブルーフレームDとヴァンセイバー改が接近して来ます。
ブルーフレームDは、ドラグーンを展開し、戦闘態勢になります。
カナードは、ハイペリオン、ロウは、レッドフレームで、出撃します。
火星に向かうためには、地球と火星の位置が重要らしく、出発時間は、
変更できないようで、制限時間内に、問題を解決しなければなりません。

□機動戦士ガンダムF91 ETERNAL WIND
 第2話『眼前の戦場』

戦端が開かれ、ジェガンが発砲したことで、状況がさらに厳しくなり、
シーブックは、シェルターに急ぐ市民たちに逆行し、リィズを捜します。
最中、ドロシーと合流し、ステージ前で見たとして、ミスコン会場へ。
セシリーは、高くなったステージから避難する女子たちを手助けし、
駆け付けたシーブックたちに、リィズたちの避難を手伝って欲しいと。
シーブックは、妹と合流でき、全員で避難することになります。

ザビーネ中尉は、今の戦闘を見て、今後の投降の呼び掛けを一度とし、
敵対意思を持つ機体は、速やかに沈黙させるように指示を出します。
擱坐したジェガンが倒れ込み、その重量に耐え切れず、校舎が崩壊し、
ミスコン会場を押し潰し、セシリーが下敷きになったように見え、
避難しようとしていたシーブックは、彼女の元に駆け寄りますが……。

□機動戦士クロスボーン・ガンダム ゼーロイバー
 第2話「ドラッケン・フォールの人々」

捕らえられたイオは、宇宙海賊の母艦であるドラッケン・フォールへ。
イオは、首領の正体を暴こうと、木星圏の犯罪者リストを回想します。
首領は、イオに警戒することなく、マスクを脱ぎ、食事にしようと。
イオは、首領の素顔を見ても、思い浮かぶ顔がなく、誰?と戸惑います。
首領は、イオの表情に気付き、取らない方が良かったか?と戸惑います。
そこへ、3人娘が食事を持って来ると、首領は、表情を取り繕います。
イオは、首領のこの変貌に違和感を感じていました。
首領は、私の娘たち、ドラッケン・フォールの三姉妹だと、イオに紹介。
また、輸送船の乗組員は、全員を拘束した状態で、報知して来たと。
救難信号を発信してあるため、遠からず救助される筈とします。
MSのパイロットたちは、殺しておらず、母艦の一室に軟禁していて、
彼らは、身代金と交感するための大事な人質なのだと、説明します。
普通は、難しいが、カーティス・ロスコは、払うだろうと自信あり気に。
特に、カーティスの愛人であるイオという駒が手に入ったからとも。
イオは、これを聞き、違うと否定しつつも、哀し気に涙を流します。
既に、身代金と必要物資の要求をしていて、取り引きは、2日後だと。

イオは、表面上は従いつつ、彼らの素性を探ろうと考えますが、
首領は、容易くそれを看破し、情報のフェア・トレードを持ち掛けます。
首領は、黄金の右腕に付いて訊ねます。全身分のパーツがあるとすれば、
分解されている理由とは? 集めることが出来れば、何が起こるのか?
イオは、話す訳にはいかないと拒絶し、食事用のフォークを口に銜え、
首領目掛け、フォークを吹き飛ばします。首領は、避ける素振りを見せず、
アタリが靴底でフォークを受け止めます。イオは、飛び掛かりますが、
同じく組み伏せられ、三人娘から擽られ、手出しして良いモノじゃないと。

埒が明かず、アタリは、直接読んでみると、イオと交感します。
イオは、こんな娘にスパイの過去など見せるなと、観念します。
イオは、総てを知っている訳ではないが、知っている限りを話すと。
あれは、クラックス・ドゥガチの第4計画と呼ばれているモノで、
武器供与によるコロニー間の分裂誘導、超距離コロニーレーザーである
シンヴァツ計画、8機の巨大MAによる地球への直接攻撃に続く4番目。
彼の死後も動き続ける計画があり、その中核を担う存在なのだと。
あの機体は、単独で、地球圏の総てを焼き尽くすことが出来るのだと。
首領たちは、イオの真剣な面持ちとは対照的に、一笑に付します。
カレン曰く、腕のサイズから20m前後の機体だと推測され、出力を
向上させれば、コロニーを一撃で貫通するビーム兵器を持たせられるが、
地球圏には、200基以上のコロニーと、さらに地球と月もあるとし、
それら総てを単独で焼き尽くす能力というのが常識的におかしいと解説。
イオは、それでもカーティスが警戒している以上、何かがあると反論。
首領は、約束は約束だとし、母艦の中を、三人娘に案内させます。
イオは、首領の素顔を思い返し、犯罪者という先入観を捨て、再度思案。
三人娘の機体を担当する老整備士たちが歌っている変な歌を聞いた瞬間、
映画『仮面海賊キャプテン・モローの大逆襲!』の劇中歌だと思い出し、
首領が、あのへっぽこ映画の主人公を演じていたことに気が付きます。
そして、首領の正体が役者なのではないかという答えに辿り着きます。
首領は、今回もあの娘たちの理想を演じ切れただろうかと煩悶します。

同じ頃、MS小隊が輸送船に到着し、艦長に積み荷のことを質問します。
艦長は、蛇の足の要請で来たなら、奪われたことは知っているだろうと。
艦長が木星の正規軍でないことに気付くと、彼らは、海賊を名乗り、
乗組員を皆殺しにし、「30」を持ち出した、ゼーロイバーの元へ?
彼らは、犠牲者の血で、大きく「S」を描き、カーティスを挑発します。

□機動戦士ガンダムNT
 第62話『マイ・フェア・レディ』

生還したマリクは、その理由を、シークとビアギッテに説明します。
上記が爆発した後、ビアギッテのドライセンが偶然にも流れて来て、
コックピットのロックが解放され、助かったのだと話します。
そして、ビアギッテに、あたしは、生きているぞと、力強く言います。
ビアギッテの影は、マリクのドライセンを攻撃しますが、受け流します。
マリクは、父母、エリクと、死の連鎖が最大の枷になっているが、
そんなことは、ただの偶然が重なっただけ、辛く悲しいことだけど、
それを受け入れ、心の糧とし、自らの成長に繋げて行かなければと。
正しく悲しまず、性質の悪い意味付けで、自縛偏考に陥るべきではないと。
マリクは再度、家族やエリクが亡くなったのは、君の所為ではないと。
あの爆発でも死ななかった、あたしがその証左だと、ビアギッテを説得。
君が帰って良い場所は、あたしとシークの隣だとの言葉に対し、
ビアギッテは、呪縛と訣別し、マリク機のコクピットに移乗します。
それでも動き続けるギラ・ズールを、マリク機とシーク機が撃墜します。
ビアギッテは、その光球の中に、微笑む両親の姿を見て、アリガトウと。

マリクは、この宙域を離脱しようとしますが、ビアギッテは、もうひとり
助けなくてはいけない子が……と。ヨナ少尉とゾルタン大尉に移ります。

□機動戦士MOONガンダム
 episode 68

アムロ大尉の呼び掛けに、紅棍のザジは、目標救出の方法に意見する
権限はないとしますが、大尉は、これ以上の大規模破壊は容認できないと。
ザジの僚機もこれ以上の攻撃は、目標の回収を困難にすると異を唱えます。
すると、ザジ機は、ビーム・サーベルを抜き、その僚機を破壊します。
ザジは、これを、アムロ大尉の攻撃と偽証し、アムロ機を攻撃します。
ザジ機は、僚機をメガライダーから振り落とし、完全に破壊します。
そして、紅棍の他部隊に、降下隊の1機が敵に寝返ったと、偽証します。
他部隊の稲妻と落雷は、これを受け、砲撃の再度実行へと移行します。
アムロ大尉が他に2つと感じ取った瞬間、シャア大佐も砲撃を予測します。
シャア大佐は、制止するナナイに、生存兵を纏め、脱出を急げと命じ、
アムロ、1つは任せたぞと独り言ち、サザビーで出撃して行きます。
ナナイは、ヤーヒム大尉たちに、シャア大佐の掩護と連れ戻しを命じます。
ギュネイ准尉は、ナッターを要請しますが、この状況では無理だと。

ジェダ部隊は、依然交戦中で、本隊の攻撃が始まれば、撤退でしたが、
基地の大爆発が予想外の事故なら、目標がまだ回収されていなとします。
ムーリ中尉は、ウバルド大尉を救出し、可能なら目標も回収するとし、
ジョーやオルヤンに僚機を任せ、彼らに撤退を勧めます。
その傍らを、シャア大佐機が駆け抜け、稲妻のメガライダーを狙います。
紅棍は、為す術なくメガライダーを破壊され、百二式も無力化されます。
シャア大佐は、ルオ商会かと推測し、機体を鹵獲し、情報をと言いますが、
余り良い思い出のない機体だとし、持ち帰ることを止めます。
アムロ大尉は、ザジ機を引き続き追撃し、何とかメガライダーを破壊。

様々な仕様のガウ級が編隊を成し、南極上空に姿を見せます。
ナナイは、ヤーヒム大尉にシャア大佐の発見を急がせますが、叶わず。
ギュネイ准尉は、ウバルド大尉機と行動を共にするムーンを発見し、
ペトラ准尉を撃墜した機体と、最初から手を結んでいたのかと激昂。
ユッタは、その殺意を感じ取り、ウバルド大尉も勘付きます。

□機動戦士ガンダムF90 クラスター
 第6話「ディスティニィ」

ディヤウス卿は、イヴァルに、卿は、生きる資格を得たと、告げます。
イヴァルは、地球攻撃に加担していない人もいたんだと激昂します。
これに対し、ディヤウス卿は、彼らは、罪人の子、ジオン・ズムの弟子、
本来、生きる資格などないのだよと、当然のように言って退けます。
イヴァルは、それが人間の口にする言葉かと激昂し、巨腕のビームを。
ユーリーは、不安定な機体で無茶を続ければ、自滅するだけだと制止。
ディヤウス卿は、F90R2型の攻撃を冷静に分析し、自機ハーディガンの
疑似(スード)ヴェスバーを低速貫徹モードで撃つと宣言し、躊躇なく
避難民の艇を狙いますが、F90R2型がビーム・シールドで防ぎ切ります。
ディヤウス卿は、砲撃の威力を確認し、死神三銃士に後退を指示します。
イヴァルは、このまま逃したら、また僕らは追われ、殺されるとし、
まだ終らせないと、F90R2型で、ディヤウス卿機を追撃します。
が、オリンポス・キャノンの主機が圧壊し、周囲を崩落させます。

宇宙世紀0121年3月、オリンポス・ジェネレーター崩壊
それは、後に第一次オールズモビル戦役と呼ばれる戦いと、40年に亘り
存在したジオン独立火星軍の終わりを告げる、正に弔鐘であった──

イヴァルは、10年前(U.C.0111)の火星移住区での出来事を回想。
イヴァルの母は、サイコミュの被験者で、そのフィードバックを受け、
重篤な状態に陥ります。MSN-01型系の試験をしていたようです。
イヴァルの母は、人は、宇宙に対し、謙虚でなくてはならないとし、
願わくば、ダイクンの言う真のNTに、戦争なんてしなくて済む人に、
あなたの未来を、羽撃く明日を信じていると遺し、息を引き取ります。
イヴァルは、母に呼び掛ける所で、目を醒まし、現実に戻ります。
イヴァルたちは、助かったものの、瓦礫で埋まった、地下の中だと。
落下の衝撃で気絶したイヴァルに代わり、ユーリーがF90R2型を操縦し、
レオンたちを救ったそうです。イヴァルは、ユーリーに謝罪と礼を言い、
気絶している間に見た、母のことを話し、彼女の想いとは異なり、
僕は怨念返しの連鎖を再び繰り返してしまったと、自責の念を抱きます。
ユーリーは、子が親の願い通りに生きることは難しいと、寄り添い、
過程はどうであれ、同胞を守りたいと願い、為し遂げたんだと労ります。
ややあって。リュドミラが南極条約の救難信号を受信したと言います。
イヴァルは、識別コードが連邦軍のものだが、助けに行こうと提案します。
ユーリーは、再び怨念返しの連鎖を生むかも知れないと、注意を喚起。
イヴァルは、母の言葉を思い出したから、最期位は、可能性を信じたいと。

イヴァルたちが救難信号を追うと、デフ少尉の半壊したF90と邂逅します。

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 VOLUME27 OMS-06RF RFザク(前期型)

内戦後、ハマーン艦隊から離脱したレガシィ艦隊は、シャアや袖付きに
呼応することなく、30年近くを地球圏で潜伏し、来るべき蜂起に備え、
艦隊の温存だけではなく、前期型RF機の設計データを積極的に供与。
レガシィには、多くの旧ジオン技術者だけではなく、ランデッガー、
ツィマット、ZASなどのスペースノイド系企業(アナハイムの反連邦派
を含む)と連携し、高度にモジュール化された、ムーバブルフレームを
開発している。これは、複製が用意、且つ堅牢なゼータガンダムのモノを
参照したと推測(エゥーゴ系の技術者がレガシィに合流か)されている。
レガシィは、歩調を完全に同じくした訳ではないが、火星独立ジオン軍と
同盟を締結し、火星に温存されていた技術者や工廠、ティターンズの
TR計画からの万能化換装テクノロジーなどをRF計画に投入したとされる。
また、オールズモビルは、強奪したF90のデータを基に、RF機に抜本的な
改修を加え、所謂「後期型」への改修発展型を見ているとしている。

U.C.0148年09月25日 ディナ・キム・ギンザエワ

□機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
 第9話 シュラク隊

シュラク隊が全員女性であることを疑問に感じ、オデロたちは訊ねます。
オリファー曰く、ガンイージは、シンプルで操作性も良い、その特性は、
女性パイロットにこそ向いていると感じたんだと。ジュンコとペギーは、
それに加え、今の時代若い男が、特に良い男が少ないと声を合わせます。
また、オリファーは、戦争や事故で傷付いたり、亡くなったのは、
若い男が多く、どの街でも男よりも女の方が多かったと、思い返します。
コニーは、以前からMSのパイロットに興味があり、飛び付いたんだと。
ジュンコは、ガンイージとシュラク隊、女の力で、この時代を切り拓いて
行けるかも知れない、そんな気分、判るかな?と、微笑みます。

オデロは、シュラク隊の戦闘を追憶し、女性が出来るのは、子を産み、
育てるだけではなく、誰かを守り、信じるものを命懸けで守れるんだと
主張しているようでもあったとします。でも、それをやるのは、男で
いいじゃないか。それを無理にやろうとして、皆死んじゃってさ……と。
オレたちは、死に様じゃなく、彼女たちの生き様を見たかったんだと。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 極夜黎明編(3)

セラーナたちは、マラサイから回収した、フィーを前にします。
サザダーンは、ネオ・ジオン強硬派の基地、カー・ラウザに到着します。
同基地のギャラガ大佐は、非戦派の腰抜け共めと、軽口を叩きます。
セラーナは、ハマーンを騙り、サダラーンを明け渡せと、要求します。
声紋をリアルタイムで変換し、偽者だと言うギャラガ大佐を黙らせます。
セラーナは、1時間の猶予を与え、帰順せねば、反逆者と見做すとします。
ギャラガ大佐は、戦を知らん小娘がと、総員を戦闘配置に就かせます。

セラーナは、親衛隊に、私の盾ではなく、鉄槌だと証明して見せろと。
セラーナのディマーテルに、エルナルドたちのマシーナリーが続きます。
マシーナリーは、2機のガルスJを次々に墜として行き、ハトリー・バトの
R・ジャジャが迎撃で、1機を追撃しますが、エルナルド機に掣肘されます。
オープンの回線なのか、自軍の周波数だったのか、エルナルドの名を聞き、
ハトリーは、我が義弟よと、エルナルドに呼び掛け、隙を誘います。
エルナルドは、志しありとされ、バト家に受け入れられたのですが、
非戦派に与し、父の顔を潰してくれたなと、ハトリーは、敵意を示します。
エルナルドは、ネオ・ジオンがひとつにならねば、連邦に駆逐されると。
ハトリーは、実父難しで、ジオンに寝返った者が言うことかと断じます。
ハトリー機は、エルナルド機の武器を持つ右腕を撃ち落としますが、
追っていたセラーナ派の機体から、左肩部に連弾を浴び、苛立ち紛れに、
ビーム・サーベルを抜刀し、銃器のないエルナルド機に斬り掛かります。
が、エルナルド機は、腰の戦斧を引き抜き、擦れ違い間際に一閃します。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-17[罪と罰の檻]

レト少尉は、オクリーヌ副長に、このままでは、捕虜になった少年兵が
公開処刑になってしまうと、艦長に投票を止めさせるように言います。
オクリーヌ副長は、私には無理だと、怯えた表情で答えます。

U.C.0074 東欧某国 ワーグ邸──
ワーグ家の令嬢、オクリーヌは、新しい使用人のリュコスを紹介されます。
籠の鳥のような暮らしを強いられていたオクリーヌに、リュコスは尽くし、
ふたりは、親交を深めて行きますが、ワーグ家が代々武門の家系らしく、
男子の生まれなかった同家は、相応しい経歴をオクリーヌに求めます。
が、オクリーヌ自身は、軍人になりたくはないと思っており、父なんか
いなくなってしまえばいいと言ってしまい、リュコスは、承りましたと。
それから1か月後、父は、交通事故で即死し、同乗していたリュコスは、
一命を取り留めるという事件があり、オクリーヌは、リュコスに訊ねます。
リュコスは、答えず、背中に大きな傷が残る、でも、気にしないでと。
オクリーヌは、父の死を願ったことと、リュコスの傷が呪縛になります。
リュコスの事故への関与は、有耶無耶になっただけではなく、ワーグ家の
親族から多額の金銭援助まで得て、ワーグ家から離れることになります。

自由になった筈のオクリーヌは、大戦の混乱を経て、結局は、軍人に。
彼女は、軍で、リュコスと再会すること。彼女は、中尉になっていました。
リュコスは、あなたを脅かす者は、全て排除してあげるから、お嬢様と。

戻りまして。
リュコス艦長の私室がノックされ、誰かしらからの手紙がありました。
手紙には、マカミは、お前が全滅させた資源衛星の生存者だと。
リュコス艦長は、愛おし気に、その手紙を抱き締めました。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.19“女王への野望”

ラブセル大尉座乗のギャロップが、森を拓き、チレシートに向かいます。
大尉は、ソフィアに、クライシンガ少尉の遊撃隊が、アジ・ダハーカと
遭遇したと報せがあり、掩護のために向かっていると説明します。
ソフィアは、それを聞き、納得しますが、ラブセル大尉は、別の思惑が。

クライシンガ少尉たちは、チレシートの裏手にある鉱山地区に到着。
一応、周囲を警戒し、機体を降り、調査して行くことになります。
勿論、その様子をアジ・ダハーカのひとりが目撃していました。

バルンが足下を走る犬に驚き、倒れそうになった所を、ベビが助けます。
ベビは、客である以上は、俺が守らないといけないと説明します。
バルンは、ベビが常に眼を合わせてくれないことを訊ねますが、ベビは、
答えに困ります。丁度、そこへ、キルがが現れ、MSが来たことを報告。

クライシンガ少尉たちは、機体に偽装を施し、隠すように駐機させます。
少尉は、コクピットのモニターを見て、巨大炉以外の熱源反応を発見し、
巨大炉は、熱源を誤魔化すためかと、機体に戻り、戦闘態勢に入ります。
そこへ、キルのグフが現れます。クライシンガ少尉は、かつての愛機が
金色の頭部になっていることに、多少の怒りを感じているようでした。

ラブセル大尉は、連邦宇宙軍艦隊の目標を、宇宙要塞ソロモンだとし、
余程のことがない限りは、簡単に抜かれることはないとしながらも、
あそこまで連邦の軍勢に迫られた以上、ジオンはもう終りだと考え、
地球上での次の人生を始めるため、アジ・ダハーカを掌握し、
彼らの救いの主となり、女王として生きるのだとの野望を独り言ちます。
そう言って、大尉は、格納庫にあるグフ・フライトタイプを見上げます。

□機動戦士ガンダム EPISODE STAND BY ME
 第9話「敵襲」

夜半、敵襲があり、ジオン軍基地は、ザク部隊を緊急出撃させます。
独房にいるイアンは、外に呼び掛けますが、総動員され、誰も答えず。

連邦軍のブラッドハウンド小隊は、10機程のザクに多勢に無勢になり、
撤退を始め、ジオン軍は、連邦軍の小隊を退けることに成功しますが……。
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ガンダムエース2025.01 No.269

2024年12月27日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2025年01月号〉



□機動戦士ガンダムF91 ETERNAL WIND
 第1話『新開地を襲う敵』

宇宙世紀0123年3月16日 フロンティア・サイド──
アンナマリー偵察戦隊が尖兵として、フロンティアIVを偵察。
コロニー外で作業中だったレズリーたちは、訝しげに眺めています。
アンナマリー偵察戦隊から通信があり、ザビーネ大隊が出撃します。
ザビーネ中尉のベルガ・ギロスは、獅子の図柄のビームフラッグを展張。
ドレル大尉のベルガ・ダラスは、太陽の図柄のビームフラッグを展張。
アゾリー隊やコウドリアン隊も続きます。
ザムス・ガルの蒼の戦隊は、サウザンズ・ジュピターの制圧を担当。
蒼の部隊は、第3戦隊のゼルゲス大隊のことでしょうか??
ミノフスキー粒子がサイド全体を覆えば、情報伝達が不確かになるとし、
鉄仮面は、ネオ・サイコミュで、戦場をリアルタイムで見ると、離席。
鉄仮面が去り、ジレ大佐は、半ば呆れたような態度を見せます。

多数のCV機がコロニーに押し寄せ、コロニー公社の職員は、動揺します。
連邦軍の駐留艦が攻撃を受け、レズリーたちは、反乱だと気付きます。
ザビーネ戦闘大隊は、15番ハッチを焼き破り、コロニーへと侵攻します。
そこへ、ジェガン小隊が現れ、彼らを迎撃する状態になります。

シオは、店のパンを、軍事施設に配達していました。
その帰り、CVの侵攻を聞き付け、件の計画が始まったことを知り、
セシリーに着けた発振器付きのイヤリングを気に掛けます。
シオ自身は、他人の子を我が子のように育てて来た、天からの報酬だと。

シーブックたちも参加している学園祭では、ミスコンの発表中。
ドワイト会長がミスキャンとして、セシリーの名を呼びますが、
セシリーは、その挨拶で、辞退しますと宣言し、トトカルチョに言及。

ジェガン小隊は、コロニー内へと後退しつつ、CV軍を迎撃します。
さらにコロニー内でも構わず、ミサイルを掃射し、内壁を破壊します。
その影響で、コロニー内の大気が宇宙へと吸い出され、学園祭にも影響。
その瞬間、シーブックは、宇宙から何か来ると、セシリーは、耳鳴りを。
1機のジェガンが校舎へと尻餅を付き、ミスコン会場に迫ります。
生徒たちは、警察や連邦軍に通報しようとしますが、携帯の電波が無く、
黒の戦隊のデナン・ゲーがジェガンに銃口を向ける姿を撮影していました。

□機動戦士MOONガンダム
 episode 67(後編)

紅棍のメガライダーによる攻撃は、管制室を避け、南極基地を破壊。
ウバルド大尉は、人質を取り戻す作戦なのにと悪態を付きますが、
ユッタの落ち着きようを見て、人質が無事であると確信します。
ウバルド大尉は、逡巡するユッタに、お前が本物のNTかどうかなんて、
どうでも良いが、お前がそうと決めた相手に対しては責任を取れと。
全力で守るんだ。例え世界中を敵に回すことになったとしても!と説得。
ユッタは、ウバルド大尉の言葉に押され、覚悟を決めます。

サフィラ中尉のリガズィードに同乗するミネバは、敵の狙いは私だと。
私が連邦の手に落ちることを、どんな手段を使ってでも防ぎたい、
ムーン・ムーンの秘密を守りたい者が紛れ込んでいるため、
一緒にいれば、巻き添えを食うと話します。発振器のことも明かします。

紅棍のメガライダーは、北極基地の電源設備を破壊するため、
第二射の準備を始めますが、アムロ大尉のジェダが停止を呼び掛けます。

□機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ASTRAY
 develop03:想定外の邂逅

ロウたちの母艦リ・ホームは、一路メンデル・コロニーを目指します。
そのメンデルでは、イライジャのヴァンセイバーが周辺宙域を警戒中。
劾は、コロニー内のディラーと面会し、今回の依頼内容を伝えます。
ザク量産試作型(ベースキャンプ運用仕様)を、電源として利用。
ディラーは、5年経つ今、発掘の目標は達成していませんが……、と。
劾は、情報によると、間もなく襲撃があり、君を保護する必要があると。

そこへ、リ・ホームの艦影が視認され、イライジャが迎撃に向かいます。
劾は、イライジャに、1分だけ時間を稼ぎ、艦からMSを発進させるなと。
イライジャは、艦影に、所属と目的を訊ねますが、相手は、何も答えず、
左肩部にLOWEの個人章がある機体を、左舷から発進させようとします。
イライジャが、劾にも個人章を確認させると、相手の艦が砲撃で轟沈。
劾のブルーフレームが、ザク量産試作型のNジャマーキャンセラーを用い、
ローエングリンランチャーをコロニー内から艦を狙撃していました。

劾は、あれは、ロウたちではないと、ディラーに説明し、君がいる限り、
今後もリスクが継続されると、メンデルから移動すべきだと説明します。
ディラーは、それを受け入れ、ザク量産試作型にコンテナを背負わせ、
不要になったジオグーンは、メンデルに置いていくことになります。
劾は、そのジオグーンを意味ありげに見詰めていました。

劾たちサーペントテールと入れ違いで、ロウたちがメンデルに到着。
ジオグーンはあったのですが、ディラーの姿はなく、コックピットには、
行動に注意しろとの劾からのメッセージが残されていました。

□機動戦士ガンダムF90 クラスター
 第5話「ウルスラグナ」

ハルファイターと合体したF90R2型を見て、三銃士は、情報に無いと。
ガンマッド少佐は、ユーリーの名を聞き、ジュピター・サナリィで、
10年前にF90型に最初に乗り込んだというニュータイプを思い返します。
ガンマッド少佐は、相手がNTだと判断し、デスホーント・スクリューと。
これを聞き、ドドンガ中尉とイアン中尉は、ディヤウス卿の許可なく、
リミッターを外すんですかい?と。少佐は、二度言わせるなと返します。

イアン中尉機が先陣を切ると、F90R2型は、ハルファイター側が制御を
担い、ドドンガ中尉機の牽制を捌きつつ、巨大な指からビーム砲を放ち、
10本の光条が彼らの陣形を崩します。ガンマッド少佐のデスホーント・
スクリューは、ここからだろうという声に応え、ドドンガ中尉機は、
左肩部の大型防盾を前面に、被弾に構わず、F90R2型と距離を詰めます。
ドドンガ中尉は、死は、木星の日常だと、今さらビビるかよ!と強気に。
自称ユーリーは、自分の心が死んだことに気付いていない亡者と、
三銃士を評し、力押しのドドンガ中尉機の斬撃を軽くいなします。
しかし、F90R2型の動きを止めたとし、ガンマッド少佐が射撃します。
自称ユーリーは、その殺気を感じ取り、F90R2型への攻撃を躱します。
さらに、イアン中尉機が死霊の連携からは逃げられないと、追撃します。
F90R2型は、守勢に回ることなく、三銃士の陣形を崩して行きます。
イヴァルは、流星のように流れる景色を見ながら、これがエースの見る
景色なのかと感嘆します。が、自称ユーリー曰く、三銃士の目的は、
この機体を手に入れることで、まだまだ手加減をしていると忠告します。

ドドンガ中尉とイアン中尉は、このまま舐められ続けては、名が廃ると、
胴体なんて関係ない。小僧ごとバラして、残骸を持って帰ろうと提案。
ガンマッド少佐は、その必要はないと遮り、ツマらない手だが、
大人の時間と行こうと、イヴァルに、周辺の友人たちを捕捉していると。
そして、これは慈悲ではなく、強迫だとし、機体の明け渡しを求めます。
自称ユーリーは、こうなる前に、連中の戦力を削っておきたかったとし、
脅威となるF80O型を、大ダメージ覚悟で、墜とすしかないと判断します。
自称ユーリーは、F90R2型を奔らせ、ガンマッド少佐のF80O型へ。
ガンマッド少佐機は、残念だよと言い、レオンのザクに銃口を向けます。
瞬間、イヴァルの拒絶に反応し、F90R2型のウルスラグナが起動し、
イヴァルに合わせ、最適化され、有線サイコミュ的に巨腕がザクを庇い、
サイコミュバリアを展張し、ガンマッド少佐機の射撃を無効化します。
その隙を衝き、ドドンガ中尉機とイアン中尉機がF90R2型を攻撃します。
自称ユーリーは、制御が離れ、イヴァルに権限があると察知し、
落ち着けと宥めますが、イヴァルは、ジオンに生まれたからって、
それだけで殺されてたまるか!と、ファンネルを飛翔させ、迎撃します。
ガンマッド少佐は、イヴァルに、ユーリーに勝るとも劣らない鋭さを、
それ以上に、ガンダムから放たれる殺気を感じ、殺さねば、殺されると。
イヴァルのF90R2型と、ガンマッド少佐のF80O型が斬り結ぶ瞬間、
ビーム砲が両機の間に放たれ、ディヤウス卿のRGM-111型が現れます。
卿は、ガンマッド少佐に、ソレを壊さずに持って帰る約束だと言い、
また、見るべきものは、見たとして、この件から手を引こうと思うと。

月刊モビルマシーン縮刷版
VOLUME26 疑似人格AI座談会

今回は、ディナ・キム・ギンザエワ、リー・ドンフェイ、カーマイン・
エクセター、ファレス・ムアワッド、ゲトル・デプレによる座談会。
ドンフェイは、元キリマンジャロ工廠の優秀なエンジニアで、現在は、
宇宙引越公社に籍を置いているとのこと。
カーマインは、アメリア工科大学の教授で、AIの専門家と紹介されます。
専門は、人工知能応用心理学。月刊モビルマシーンは、学生時の愛読書。
ファレスは、カーマイン女教授がルポルタージュの傑作と評している
『ザク・スピードを追う』を担当した、MM編集部お抱えの用兵史家。
ディナ曰く、G-4計画は、宇宙軍と空軍のみが明らかになっていて、
陸軍と海軍のものは、今以って不明のままらしい。
最後に、カーマインがUC計画の話をすることが出来るかも知れないと。
その機会は訪れることはなく、座談会の一週間後、スペース・バスの
搭乗中に、サイド2連合の紛争によると思われるデブリの直撃を受け、
他の乗客87名と共に亡くなったことが伝えられます。
U.C.0148年8月25日 ヒストリカ・クロニカ

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 CASE-16[選択と選別]

リュコス艦長から、資源衛星バリハイからの脱出直後、ロゼールが、
艦内で殺害され、犯人を特定できる痕跡や目撃情報が皆無だと放送が。
そして、艦の平穏を守るため、再び投票の機会がやって来たとし、
投票期間は24時間、前回同様にクルー用の端末からの匿名によると。
クロコッタ少尉は、あと48時間もしない内に、友軍艦と合流できるのに
今さらそんな必要はと異議を唱えますが、傍らのヴァーリ少尉は、
艦長はイカれてるとし、きっと楽しんでいるんだと。隊長の時もと。

マカミ軍曹は、死体の第一発見者で、乗組員から余所余所しい態度を。
レト少尉は、そんなマカミ軍曹を迎え、事件の調査を再び始めようと。
マカミ軍曹は、応えますが、レト少尉が自分に疑惑を持っていると確信。
マリット衛生士は、マカミ軍曹を心配そうに階上から見詰めていました。

撃墜されたカーシィは、ヘカーテの捕虜になり、尋問を受けていました。
ツインテールの髪型は、ウィッグで、本人は、ショートのようです。
カーシィは、クラート様に勝てる訳がないと、降伏を勧めます。
リュコス艦長は、カーシィに、クラート様のために女装してるのか?と。
そんなに尽くしても、捨てられちゃったんですものと、挑発します。
拘束着のカーシィは、違うと激昂しますが、係員の注射で昏倒します。
リュコス艦長は、あなたという道具には、相応しい役目を上げると。

レト少尉曰く、ガルニエが厨房に向かう姿が目撃されてから遺体発見まで
約1時間。監視カメラ網はダウンしたまま。大半のクルーが犯行可能と。
アジャク医師による検視結果は、頸動脈への一撃が致命傷になったと。
現場にあった大型の料理庖丁によるものだと推測します。首の切断も。
ただ、犯人は、見付かる危険を冒してまで、何故、首を切断したのか?
レト少尉は、マカミ軍曹に、犯人の立場としたら、どう考えますか?と。
少尉は、軍曹を犯人だとは思っていないと付け加えます。
余裕すら感じさせる犯行と、第一発見者という苦しい立場のちぐはぐさ
だけではなく、仮に犯人だとすれば、今度も事故に見せ掛けた筈だと。
で、これは、マカミ軍曹を陥れるための舞台ではないかと推測します。
が、それこそが軍曹を疑う理由でもあるとします。MSを操縦できたことを
黙っていたように、あなたは何かを隠していると、レト少尉は続けます。
恐らく、これまで艦内で起きた全ての異常事態とも無関係ではないと。
マカミ軍曹は、沈黙や誤魔化しで、レト少尉は、納得しないだろうとし、
暴露をするか、口封じをするかの二者択一を考えていると、ハルが現れ、
リュコス艦長から全乗組員に、重要告知の一斉送信があったと報せます。

レト少尉は、捕虜も投票の対象となったことを、艦長に抗議します。
リュコス艦長は、彼には殺せないと思ったなら、投票しなければいいと。
マカミ軍曹には、ガンダムのパイロットは必要な戦力だとし、
艦長は、今回吊されるのは、あなたじゃないと、耳元で囁きます。
加えて、私とティターンズは、生かすべき者を生かすと、明言します。
これを聞き、マカミ軍曹は、自分の家族は、死ぬべき命だったのかと。

クラートが座乗するエンドラ級では、ガザレロの残骸からの見地で、
脱出ポッドが正常に射出され、カーシィが捕虜になっていると判断。
クラートは、一縷の望み、僥倖と言うべきかと期待します。
副官は、何しろ今あの黒い木馬(ヘカーテ)には、ヴコドラクが
潜入を果たしているのですからと、続けます。
拘束着を解き、自由に行動する者の影が映し出されます。
カーシィ=ヴコドラクの変装なんでしょうか?
それともカーシィの騒動を囮に、ヴコドラクが潜入したんでしょうか?

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report27「ユウ・カジマ(後編)」

キッカは、ユウが見た光は、地球から観測された、極光のような光?と。
タブレットの画像を、ユウに見せます。ユウは、そうだと、首肯します。
軍の発表では、その光は、戦闘で生じた大量のデブリが、大気との摩擦で、
燃え尽きた時に生じたものだとされていました。
ユウもそう聞かされていましたが、あの光は、ガンダムから放たれ、
アクシズに取り付いていた、全ての機体を弾き飛ばすのを、確かに見たと。
が、例のガンダムは、ロンド・ベルが独自に発注した機体だったため、
どんな仕様だったのかは、知りようもないと話します。
ただ、経験から言えるのは、軍は、手に余る兵器を生み出してしまった時、
平然と「なかったこと」にすると。
キッカは、軍の発表は、ガンダムの光を隠すための隠蔽工作だと?と。
ユウは、結局の所、自分の機体を放棄し、ログを持ち帰っていないため、
提示できるような明確な証拠はないとします。

また、戦闘という極限状態に置かれた兵士が、マトモじゃない体験を
することは有名で、聴覚が研ぎ澄まされたり、時間感覚がおかしくなり、
酷くゆっくり、或いは、早く感じることもあると。この目で見る景色も。
だから、俺の証言ひとつで、真実を証明できるとは思っちゃいないとも。
俺の話は、戦場の伝承とでも思ってくれればいいと、自嘲します。
キッカは、カジマさんの証言を信じますと、ユウの顔を見詰めます。
ユウは、根拠を聞いても?と。キッカは、事も無げに、そう感じるからと。
キッカのその言葉に、ユウは、マリオンのことがふと思い出されます。
ユウは、まるでNTのような言い方だなとしつつも、嫌いじゃないと言い、
そう言ってくれる君になら、感じたありのままを伝えられると、前置きし、
あの光は、温かく柔らかに感じられたと。あのガンダムは、NTの存在は、
決して人類に仇為すような悪魔の力ではなかったと、俺は信じていると。
ユウは、サイド6でパン屋を営んでいるかつての戦友を訪ねに行くとし、
この辺りで、インタビューを切り上げても良いかな?と、言います。

キッカは、ユウを見送りながら、温かく感じられたという光の出所を、
軍が隠そうとしたのだとしたら、その理由は、何処にあるのだろう?と。
そう考えていると、女性(ファ)が現れ、キッカ宛の手紙を手渡します。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 極夜黎明編(2)

ハイファンは、送り出したフィーたちに起きた事象を通信で知ります。
コニィは、宇宙に出れば、白のグリモアを感知できるかも知れないと、
今ならフィーの回収も叶うかもと、ハイファンに出撃を上申します。
ハイファンは、イレギュラーが発生した以上、アナハイム社の真意から
見極める必要があると、コニィの提案を拒否します。
また、こういう場合に備え、巫女がふたりいるのではないかとも。
ハイファンは、アナハイム社内にいる筈の同調者にコンタクトを取れと。
そして、コニィには、「槍」の最終調整を手伝ってやれと、命じます。
この機体は、嵐の庭で発掘された、デルフィニウムの試作型のようで、
コアは、BB戦士版アレックスのヘッドギアを着けた、FAガンダムで、
強化されたコニィじゃないと、乗りこなすことが出来ないとのこと。
ハイファンは、木星帰りのひとりとして、あの方に及ばぬまでも、
刻の潮目を感じる能力はあるつもりだと。あの方の復活は近いとし、
アンブロージアを移設し、オルフェウスの完成を急がせます。

レイモン室長は、メラニー会長の命により、故フランチェスカ部長の
背任行為の全てを探るように言われ、彼女の豪邸で作業を行います。
部下のヘイミルも、豪邸に泊まり込みでの作業と聞き、勝手に同行し、
フランチェスカの水着を借り、屋外プールで、気ままに遊んでいました。
レイモン曰く、旧世紀のホラー映画なら、最初に死ぬぞと独り言ちます。
部長のデータ類には、アクセスが出来ず、各部署に訊ねてみても、
彼女の周辺の情報も出し渋られます。傍らのヘイミルは、輸送艇の事故の
画像を見て、その破片が、前部署で扱ったマラサイであることに気が付き、
ティターンズの生き残りが頑張っているのかも?と、推察します。
レイモンは、であれば、積み荷のMSを狙っただけで、11R型とは無縁?と。
ヘイミルは、続けて、ジュピトリスもティターンズでしたよね、と。
レイモンは、それを聞き、シロッコ信奉者のクランかと、ハッとします。
フランチェスカは、グリモアをエゥーゴ、ネオ・ジオン、ジュピトリスに
散逸させ、グリプス戦役のような戦争を引き起こすつもりだったのかと。

ジェシー少佐たちは、マシロが検査を受けていた病院の受付に出向き、
ロン博士との面会を希望しますが、博士は、先日退職していると。
ならばと、マシロとフィーの写真を見せ、詳細を訊ねるのですが、
受付の神経質そうな女性は、個人情報だと、取り合ってくれませんでした。
受付の女性は、返す刀で、然るべき捜査権はお持ちなんですか?と。
ジェシー少佐たちは、取り付く島もなく、病院の外のベンチで反省会。
そこへ、マシロとフィーの事件を目撃した若い看護師?が通り掛かり、
ジェシー少佐は、彼女に、二三聞きたいことがあると、同行を求めます。

その頃、マシロは、退屈な授業を受けつつ、窓の外を見ていました。

□機動戦士ガンダム EPISODE STAND BY ME
 第8話「拘束」

ジオン軍の士官は、民間の市場から新鮮な野菜類を徴発させます。
一応、ジオン軍は、代金を払うのですが、青果店の店主曰く、
ジオン軍の金は、ここでは通用しないと、拒否します。
ジオン軍の士官は、じゃあしょうがないと、払わずに運び出させます。
その作業中、ジオン軍の兵士は、兵舎に忍び込んだ子供たちを見付け、
捕まえようとします。それに気付いたイアンは、野菜を引っ繰り返し、
子供たちに、逃げろと叫びますが、上官の銃声で、行動を制されます。

兵舎に戻り、イアンは、再び独房送りになります。
夕飯を運んで来た同僚は、イアンに、何を考えてんだ?と窘めます。
イアンは、俺たちは、略奪者ではなく、独立戦争のために来たんだと。
同僚は、軍人は、上からの命令に絶対服従。その内処分されるぞと。
イアンは、一般人にも多くの犠牲者が出ているとしますが、
同僚は、戦争なので、仕方ない。戦争に勝つためには、仕方がないと。
イアンには、同僚の言葉に、どうしても納得できないようです。

その頃、前線基地の本部では、連邦軍のブラッドハウンドの反応が。
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ガンダムエース2024.12 No.268

2024年11月29日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年12月号〉



□機動戦士クロスボーン・ガンダム ゼーロイバー
 第1話「ガチで海賊」

U.C.0172 木星圏──
輸送M87は、海賊(宙賊)の襲撃を受け、バタラ系MSを展開します。
海賊の首領は、カレン、アタリ、モモに、好きにやれと命じます。

この時代の地球圏は、宇宙戦国時代に突入し、その長く続く戦乱で、
現状の技術レベルの維持すら難しい有り様だったと言われていた。
それに比べ、木星圏はのんびりしたものだったらしく、今回の物語は、
その辺境で起きた、ただの小さな事件だと述懐されています。

輸送M87は、窮地に陥り、特務機関である蛇の足のエースパイロット、
薄紅姫・イオを出撃させます。彼女のグランパスは、特異な形状を持つ
ライフルの砲身を鞭のように変化させ、カレンのレッド・レインの武器を
無効化し、モモのシルバー・スノーのファンネル攻撃を掻い潜り、
肉迫しますが、アタリのブルー・ウインドに阻まれます。
アタリ機と斬り結んだイオは、彼女と交感し、自分と同じタイプと察知。
アタリの記憶がイオにも流れ込み、意識を持って行かれそうになります。
イオは、海賊たちが輸送艇の「アレ」を奪うべく、誰かに命じられ、
行動していると判断し、アタリを問い質しますが、はぐらかされます。
アタリは、疑うなら見てみればいいと、イオと再び交感します。
イオは、アタリの中に、先程とは異なり、空虚な空間だけが見えます。
アタリ機は、その隙を衝き、イオ機の頭部と右腕部を斬断します。
イオは、コア・ファイターを脱出させますが、モモ機に捕らえられ、
さらにコクピットからも脱出し、接舷された輸送M87に帰還します。

帰還したイオは、XXXと書かれたコンテナの前に立つ男性を発見し、
直ぐ様銃を構え、仮面の男性の名前と目的を問い質します。
男性は、キャプテン・モローと名乗り、宇宙海賊ゼーロイバーだと。
そこへ、カレン、モモ、アタリが駆け付け、イオを取り押さえます。
モローがコンテナを開錠すると、輝くMSの右腕部が格納されていました。

・データガンダム~傑作群像~
 特別編 キンケドゥ・ナウ シーブック・アノー

今回は、シーブック、サイド4に付いて、書かれていました。
次回予告もあって、次回は、紅の星「火星」を扱うそうです。

機動戦士クロスボーン・ガンダム 最初のX(クロス)の冒頭5ページも
少年エース12月号の宣伝を兼ね、載っていました。

□機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ASTRAY
 develop02:疑義なる依頼

ロウは、レッドドラゴンで、コートニーのデスティニーインパルスと対峙。
インパルス修理後の模擬戦を行うようで、両者は、やる気満々です。

一方、劾たちは、謎の依頼者からロウの抹殺依頼を伝えられます。
劾は、遂行すべきと判断したら受けると。依頼者は、プロだと賞賛。
どうやら、劾たちを依頼に足る組織かどうかを確認したかったようです。
で、直ぐに受けて貰いたい依頼があるとして、メンデルを映し出します。
プラント評議会の依頼により、発掘作業を続けているディラーを、
あらゆる危険から保護して欲しいと、仮面の依頼者は言います。
劾は、優先するのは、その人物か、それとも掘り出した何かか?と。
依頼者は、両方保護して貰うのが理想だが、発掘された情報が優先だと。
劾は、保護した後どうすれば良いのか?と訊ねると、彼が保護されれば、
依頼者から連絡を取り、報酬も、その時にお好きな額でと。劾は承諾。
依頼者の映像は、数々の非礼を詫び、姿を消してしまいます。

ロウは、デスティニーシルエットがパワーを食い過ぎだと評価し、
機能を集約するよりも、状況に応じ、使い分ける方が良いとします。
コートニーも首肯。が、単機で最強に拘泥る人を説得出来なかったと。
ロウは、軍を離れたコートニーに、ジャンク屋に来ないかと勧誘します。
兵器開発だけが、モビルスーツと関わる仕事じゃないからなと。
コートニーは、今は、マディガンと契約しているが、そうなったら、
よろしく頼むと、前向きに検討するとのことで、ロウも乗り気になります。
ロウは、マディガンのコレクションの中にハイペリオンがあったら、
譲って貰えないかと考えていましたが、コートニー曰く、無いようです。
件の機体は、アクタイオン社のアイツ(V.V?)に頼むか──と。
ロウと樹里は、用件を終え、マディガンのコロニーを後にします。

リミットレスと名乗った仮面の依頼者は、ロウと劾に対し、
戦いなき世界を創るための、犠牲となってくれるだろうかと独り言ちます。

□機動戦士ガンダムF90 クラスター
 第4話

アレキサンドリア級から謎の機体が火星に降下して行きます。

オリンポス・キャノンが発射され、連邦軍艦隊を撃破しますが、
肝心の地球直撃コースを外れ、圧力炉が暴走してしまい、総員は、
基地外周の第2区画へ退避しろと、中央司令部から通信が入ります。
ただ、第2区画は、20kmも先にあり、レオンたちは、戸惑います。
イヴァルは、基地の崩壊に巻き込まれると警告しますが、
死神三銃士は、君ら程間抜けではないと、イヴァルの90R2を執拗に攻撃。
イヴァル機は、ビーム・ライフルの同時使用が出来ず、右肩を撃たれます。
ガンマッド少佐は、OMS-90R2が何のために造られたのか興味を持ち、
本来の用途には未完成の、否、何かのパーツが足りていないと推測。
ドドンガ中尉がイヴァル機と対峙したいと名乗り出て、許可されます。
ドドンガ中尉のF80Gは、対ビームマントの試験を兼ねていたようで、
大人しくしていたがと言い、マルチプル・ビーム・ウェポンを翳し、
何度も斬り掛かり、イヴァル機は、ヒート・ホークで何とか凌ぎます。

レオンは、イヴァル機の異常を感じ、リュドミラ先生に子供たちを任せ、
擱坐しているザクの元に急ぎます。その間もイヴァル機は、守勢のまま。
イアン中尉のF80Qは、その戦闘の様子をガン・ユニットで記録します。
ガンマッド少佐は、ドドンガ中尉機と斬り結ぶイヴァル機に対し、
その接触回線を介し、自分たちは、木星師団の傭兵だと明かし、
イヴァルの乗るOMS-90R2を手に入れたいだけだと話し掛けます。
イヴァルがそうすれば命は助ける?と訊くと、苦しまずに殺してやろうと。
イヴァルは、奮起し、ドドンガ中尉機に肉迫しますが、得物を奪われます。
レオンは、ザク・マシンガンを機外から操作し、ドドンガ中尉機を掣肘。
その隙を衝き、イヴァル機がドドンガ中尉機の右腕部を斬断します。
ドドンガ中尉は激昂し、左腕部のミサイルをイヴァル機に発射します。
ガンマッド少佐のF80Oも加わり、イヴァル機を三方から取り囲みます。
イヴァルが90R2に力を求めると、それに呼応し、機体のAIが稼動します。
瞬間、上空からのビーム攻撃が、死神三銃士のF80に襲い掛かります。
そのパイロットは、イヴァルに直接語り掛け、君の味方とは限らないが、
今は、君の願いに応えようと、彼の航宙機は、イヴァル機と合体します。
OMS-90R2は、背後に巨大な腕部を持つ、異形の姿へと変形します。
航宙機のパイロットは、自らをユーリー・ミノフスキーと名乗り、
機体をF90N、ウルス・ラグナと呼び、死神三銃士との戦闘に介入します。
ウルス・ラグナは、ゾロアスター教の英雄神の名前にあるようです。

月刊モビルマシーン縮刷版
VOLUME25 RGM-109Bf ヘビーガン重装攻撃型

頭頂高:15.8m
全備重量:34.56t(ダブル・ビーム・ライフル装備時)
ジェネレーター出力:2,870kW
スラスター総推力:82,260kg
固定武装:
 バルカン砲×2(頭部)
 4連グレネードラック×2(腰部)
標準武装:
 9連装マルチランチャー×1(右肩部)
 90mm4連マシンキャノン×2(左肩部)
 2連グレネードランチャー×1(右腕部)
 ダブル・ビーム・ライフル×1(左腕部)
 二連装電磁レールガン×1(左腕部、op.)
携行武装:
 ビーム・ライフル

サナリィが回想したRGM-109は、B型に分類され、そのフル装備状態の
パワードウェポン形態は、さらにf型(フルアームドの意)の枝番が付く。
右肩部のハードポイントには、9連装のマルチランチャーを装備し、
弾種には、多弾頭ロケット、または、地対地ミサイルが選択可能。
試作1号機は、8連装のマルチランチャーだったそうです。
左肩部には、F71の130mm4連マシンキャノンを小型化した、90mm
4連マシンキャノン2門を装備し、弾種は、APFSDSを使用している。
右腕部には、2連装のグレネードランチャーを装着し、弾頭は、専用の
対艦大型貫通弾の他、腰部の小型グレネード、及びRGM-111用の大型
グレネードが発射可能になっている。
左腕部のシールドユニットには、ダブル・ビーム・ライフル、または、
二連装電磁レールガンを搭載可能で、砲身のカバーが共通なため、
外観から何れの装備かを見分けることは困難になっているが、唯一、
センサーの色が異なり、青がライフル、赤がレールガンになっている。
腰後部のウェポンラックは、大型Eパックの充電用に、A型より出力を
向上させ、専用の短砲身ビーム・ランチャーを装備可能になっている。
超遠距離狙撃に特化した、F71L Gキャノン(長距離支援用仕様)、
簡易ヴェスバー搭載のRGM-111とは異なり、RGM-109Bfは、全体的に、
中距離攻撃力の向上を図り、有視界戦闘における火力投射に秀でている。
ただ、ビーム兵器の同時使用にかなりの制限があり、ビーム・サーベルは、
オプション装備とされている。確かに何処にサーベル積んでるんだろ?

□機動戦士MOONガンダム
 episode 67(前編)

ウバルド大尉は、ユッタに銃口を向け、銃爪を引けば、簡単に死ぬ。
こんなもんに乗って殺し合いして、それでもまだ死なずにいるのは、
特別な力があるからじゃねぇ、まだ順番じゃねぇってだけのことだと。
何時かはその時が来るが、今じゃない。このガンダムがそう言ったんだと。
ガンダムは、まだ何かやることがあるから、生かしたんじゃねぇのか?と。
ユッタは、おれは、ムーン・ムーンの人間で、宇宙に棄てられたジオンの
人の恨みも、コロニーを落としで、家族を亡くした連邦の人の痛みも、
想像することしかできないし、双方の争いに関わっちゃいけないって。
なのに、ここまで来てしまったのは、声が聞こえたからだとします。
おれたちの中から生まれた声は、クスリが齎した幻でしかなかったから、
あれはもう聞こえない。本物のNTなら、きっと何かできたと悲嘆します。
ウバルド大尉は、これを聞き、今おまえがしなければならないのは、
始めたことに、落とし前をつけることだ!と、ユッタに言い聞かせます。
ユッタは、何かと訊ねると、ミネバ姫を守ることだ!と言われます。
ユッタは、シャア大佐は知っているのに、皆知らない振りをすると。
大事なお姫様を囮みたいに扱ったり、発信機を埋め込んだり、
おれたちなら、サラサにそんなことは絶対に──と言いかけた瞬間、
紅棍のメガライダーによる三方向からのビーム砲火が南極基地を直撃。

□機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
 第8話 ファラ・グリフォン

ウッソたちがカサレリアに戻り、オリファーたちのお墓を作りに行った
日の夜、ウッソは、鈴の音が聞こえるだろ?と、オデルに話し掛けます。
シャクティが抱っこするカルルマンには、楽し気に聞こえていたようです。

オデルがその鈴の音を実際に聴いたのは、リーンホースJr.を成層圏から
直接長距離ビームで狙って来た、ザンネックと相見えた時だったと。
あいつは、単騎なのに、オレたちが束になっても歯が立たなかったと。

戦場は、再び宇宙へ移り。鈴の音は次第にはっきり聴こえるようになった。
その音の主は、ファラ・グリフォン。鈴の音と、圧倒的なパワーで、
オレたちに恐怖を植え付けると、述懐します。
ギロチンの家系は、町に出る際、腰に鈴を付けるという習慣も知り、
ニュング伯爵をギロチンに掛けたのも、彼女だったんだと判明します。
でも、スージィにパフェを御馳走してくれたのも、彼女なんだと。
あのやさしそうな、どこか悲しそうな……。どっちが本当の……?

ウッソがファラを倒し、オデロは、鈴の音が消えたことを感じ取ります。
オデロは、自分が子供だからなのか、男だからなのか、あれが「女」って
ものなら、オレには、わからねぇと、観念の言葉を独り言ちます。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 極夜黎明編(1)

フィーのマラサイは、ディマーテル・レスパイアのファンネル攻撃を
受けるも、致命傷を避け、ビーム・ライフルと右足を損傷します。
レスパイアは、ビーム・サーベルを両手に持ち、接近戦を仕掛けます。
フィーは、死を覚悟しますが、彼女の胸のタリスマンが光り輝き、
輸送艇の3番カーゴに格納されているジ・O系のモノアイが一度明滅します。
瞬間、セラーナは、首筋に冷たい感触を感じ、フィー機は、その隙を衝き、
一気に距離を詰め、レスパイアの胸部をビーム・サーベルで貫きます。
セラーナと思われたレスパイアのパイロットは、セラーナ様と呟きます。

彼女は、リーガン・ローダンという人物で、セラーナの影武者でした。
本来は、ハマーンの影武者だったのでしょうか?
リーガンは、セラーナに侘びを告げ、亡くなります。

フィーは、鉄機を沈黙させ、急ぎ玉座の回収をしろと命じられます。
リーガンを殺され、激昂したセラーナの強い憎悪を感じ取った瞬間、
もうひとつのディマーテルが現れ、マラサイの両肩を斬断します。
フィーは、胸部のコクピットから脱出ポッドで強制排出されます。
セラーナのディマーテルは、フィーの脱出ポッドを右手で掴み取り、
握り潰そうとしますが、彼女の背後を聞き出すため、思い留まります。
セラーナは、逃亡しようとする輸送艇を、ファンネルで撃墜します。
セラーナは、これを契機に、ネオ・ジオンを率いるハマーンを名乗ります。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.18“チレシートへ”

クライシンガ少尉のズゴックは、金頭ザクのヒート・ロッドを巻き込み、
左腕部のドリルで、ザクの左腕部を無理矢理に捩じ切ります。
金頭ザクは、トマス軍曹のズゴックを、後方宙返りで飛び越え、逃走。
クライシンガ少尉は、ザクがチレシートの方向に逃げたことを確認。

セラフィマ伍長は、街の子供からパルメリータというお菓子を貰い、
サイド3を守るために戦っている筈が、遠く離れた戦場においては、
目の前の敵を倒すことばかりに気が向いていたのではと自戒します。

ヴェルデの造船所では、アジ・ダハーカのデバから通信があり、
チレシートの場所を教えられますが、ラルフ中尉は、優先するのは、
連れ去られたバルンの救出で、ベビの暴走を止めて欲しいとの願いはと
否定的でしたが、マロビ曹長は、一も二もなく、行こうと言います。
ラルフ中尉もそれに応え、ラルフ小隊は、チレシートへ向かいます。

ジャブロー基地は、ラルフ小隊による追撃任務を承認しますが、
エクサビ大尉は、ジオン兵の救出まで行う必要はないと上申します。
また、情報源が敗走したジオン兵であることも彼を否定的にさせます。
シュウカ伍長は、エクサビ大尉の上官を軽視した発言を窘めます。
エクサビ大尉は、コロニー落としで、息子のトウタを亡くしていて、
ジオンに対しては、並々ならない敵愾心を持っているようです。

ラルフ中尉のリレイジ、ウィリアム軍曹のガンキャノンは、徒歩行軍。
マロビ曹長の改造機は、脚部への負担が半端なく、ガンペリーで輸送。
バルン社長とセラフィマ伍長を救出すべく、チレシートへ向かいます。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report26「ユウ・カジマ(中編)」

ユウは、大戦中に知ったこととして、ジオンのNT研究者のひとりが、
被験者の少女が見せた脅威的な戦闘力を見て、進化した種であるNTは、
やがて旧人類を駆逐する脅威になると唱え、NTの利用に積極的だった、
ジオンを出奔し、連邦に亡命し、対NT用の兵器を開発したと話します。
これを聞き、キッカは、NTは、オールドタイプの天敵になるかと問い、
ユウは、個人を見ても善悪の間で揺れ動く人が大半じゃないか?と。
人だけではなく、マシンも同じ、人の意思を背負うマシンが作られ、
それは、尋常ならざる力を発揮すると。キッカは、サイコミュ兵器と。

ユウは、そうした類のマシンに戦場で二度出会したことがあると述懐。
ひとつが、大戦中に出会った件の研究者が携わった複数の実験機、
そして、もうひとつが、あの日、アクシズで見た機体だと語ります。

ユウは、専用のジェガンに搭乗し、僚機と共に、ギラ・ドーガでさえ、
アクシズを押し返そうとする場面を見て、自らもその行為に参加します。
ユウ機が過負荷で、推進器や左脚を損壊したその時、νガンダムから
光が蒼い光が発せられ、ユウ機を含めた機体が弾き飛ばされます。
弾き飛ばされたユウは、アクシズを包み込む蒼い光、蒼い宇宙を見ます。

□機動戦士ガンダム0079外伝 STAND BY ME
 第7話「調達」

ザク小隊が出撃して行く様子を眺めていたイアンは、屋根に鳩を見掛け、
餌をやろうと、パンを取りに行き、パン屑を窓辺にばら撒きます。
そうしていると、同僚が、俺達も出発するぞと、イアンを呼びに来ます。
イアンたちは、トラックの荷台に乗せられ、食料調達に出ることに。
イアンたちを乗せたトラックは、市民が開いている市場に到着すると、
新鮮な野菜や果物を調達しに来たとし、指揮官がかかれと命じます。
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ガンダムエース2024.11 No.267

2024年11月01日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年11月号〉



□機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ASTRAY
 develop01: 戦争のない時代の戦い

コズミック・イラ74 メサイヤ攻防戦から数か月後──
ロウたちは、資材とレッドフレームを目的にする強盗団に遭遇します。
が、レッドフレームのガーベラストレートの一閃により、撃退します。
強盗団は、ジャンク屋のくせに、武器を作っていると非難しますが、
ロウは、使い手により、優秀な工具だって武器になると。
お前らのレイスタやカレトヴルッフだって本来は武器じゃないと。
磨いた技術で作られた物が、使ってくれる誰かを助けることになる。
オレは、そのために精進しているんだと、持論を展開します。
で、仕事の依頼が舞い込み、輸送船を送迎後、リ・ホームに合流。

南アメリカ合衆国 フォルタレザ──
劾たちは、依頼があり、待ち合わせ場所に向かっていました。
依頼者は、劾たちだけが知るセーフハウスを待ち合わせ場所に指定。
劾たちは、待ち合わせ場所付近で、何者かの奇襲を受けます。
奇襲を受けた劾たちは、劾とイライジャが依頼者との待ち合わせ場所へ。

カイト・マディガンの個人所有コロニー──
ロウと樹里は、試験中のデストロイの様子を眺めていました。
デストロイには、カイトに雇われたコートニーが搭乗していました。
彼は、日々凶悪化する兵器の開発に虚しさを覚え、職を辞したとのこと。
で、今は、カイトに雇われ、このコロニーの管理を任されています。

待ち合わせ場所に入った劾たちは、ボウィーによる手荒い歓迎を受けます。
依頼主と思われる声は、総てを破壊すれば、面会すると値踏みします。
そこへ、ロレッタのグティが駆け付け、総てのボウィーを撃墜します。
ややあって、覆面を着けた依頼主が現れ、リミットレスと名乗ります。
依頼者は、ジャンク屋ロウの抹殺でも、依頼を受けますか?と確認。

ロウは、デスティニーインパルス?の前に佇んでいました。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 最終話

ケンは、エクリプス2号機を大気圏外に運び、自爆させます。
C.E.72年、この一連の事件が公表されることはなかった。

アズラエル財閥に属する複数の人物が更迭され、並びに、大西洋連邦の
軍上層部に不審死が確認され、連邦内では、何らかの不祥事に対する
口封じではないかという噂も流れたが、ゴシップの域を越えなかった。
その半年後、連合軍は、大戦中に、ハーフコーディネイター部隊が
存在したことを公表し、慰霊碑が建立されますが、その慰霊祭では、
隊員の多くが大戦中に戦死し、遺体も回収不可能で、今日に至る迄、
その存在は、不明とされてきましたとのスピーチがありました。
慰霊碑には、ヴァレンティーナ・ビノンの名前も刻まれていました。

この年、オーブにおける特定機密保護法が改正され、それに基付き、
事件に関係する資料の一切は、Eファイルとして、キオウ家の管理下で、
C.E.148年迄、その内容は、非公開になっています。

C.E.73年──
浄水装置を届けに来た、オーブのボランティア団体が襲撃に遭います。
そこへ、タツミのエクリプスが駆け付け、代表のカヤノたちを救出。
タツミは、どんな場所にでも助けを求められれば、最速で駆け付ける
そんなODRに情報を流してくれる謎の協力者「K」のことを話します。
実は、犠牲になろうとしたケンを、強引に引き留め、彼の2号機は、
リモートで大気圏外に飛ばしたんだそうな。
タツミ曰く、ケンは、意地を張り、タツミたちとは別行動とのこと。
ややって。タツミは、カガリがフリーダムに攫われたとの報を受けます。
で、次なる手を打つため、ミヤビは、タツミを呼び戻します。

SEED journal

□機動戦士MOONガンダム
 episode 66(後編)

アムロ大尉のジェダは、フライングアーマーに搭乗し、滑空中。
その頭上を、ガルダ級が飛行し、紅棍の百二式部隊が降下を始めます。
降下した2機の百二式は、海中から出現した、メガライダーに搭乗。
紅棍は、ミネバに仕掛けられた発信機を辿り、標的に向かいます。

基地内では、サフィラ中尉がミネバを伴い、モビルスーツ格納庫へ。
シャア大佐は、ガルダ級が高度を下げたと報告を受け、MS部隊を
呼び戻し、基地の防備を固めろと、ナナイに命じます。
また、アムロ機は、ヴィクトリア港からの撮影で、存在がバレます。

アムロ大尉は、紅棍のメガライダーから邪気を感じ取ります。
紅棍は、射程圏内に到達と同時に、各隊がメガ粒子砲を一斉射し、
基地の電源設備を破壊。混乱に乗じて突入し、目標を確保するとのこと。

ミネバは、ユッタは、ムーンに乗っている筈なのに何も感じないと。
彼自身が拒んでいるから、もうダメかも知れないと、サフィラ中尉に。

コクピットが開錠され、ウバルド大尉が銃口をユッタに突き付けます。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 魔界再誕編(6)-2

ディマーテル・レスパイアがフィーのマラサイを強襲します。
レスパイアは、プロトタイプの機体名なのかな??
艇の誘爆を避けるため、レスパイアは、マラサイを引き離します。
フィーは、左腕を犠牲に、攻撃を仕掛けますが、墜とせる気がしないと。
フィー側のマラサイが輸送艇を盾に、攻撃の停止を求めますが、
レスパイアは、それも承知だと、艇の影に隠していたビットで攻撃。
そして、レスパイアのビットは、フィーのマラサイに逼ります。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-15[捧げられし贄]

マカミ軍曹のMk-IVは、レト少尉機を救助し、そのまま遁走します。
カーシィのガザレロは、餌に食い付き、マカミ軍曹機を追撃します。

マリット衛生士は、マカミ軍曹からの伝言を艦橋に伝えます。

マカミ軍曹機は、資源衛星バリハイの搬入口からガザレロを誘い込み、
狭隘な通路を利用し、インコムなどを用い、ビットを撃墜します。
が、ガルゥの牙のタイムリミットが近付く中、ガザレロと対面します。
カーシィは、勝利を確信しますが、ガザレロを艦砲が削ります。
マカミ軍曹は、艦橋に伝えた時間と場所通りに、ガザレロを誘導し、
ヘカーテに艦砲を撃たせたということみたいです。
マカミ軍曹機は、ガザレロに取り付き、俺の復讐の邪魔をするなと、
コクピットの外装を剥ぎ取り、ビーム・サーベルを突き立てます。

カーシィのザクレロが撃墜され、クラートは、彼女の名を呟き、
指揮鞭を血が滲む程に握りますが、全て我々の計画通りだと口にします。

マカミ軍曹は、難事を乗り切りますが、レト少尉が疑念を抱いた筈と。
が、それでも優先しなければいけないことがと、ガルニエを捜します。
厨房のガルニエは、生き延びたことで、許されたと。天啓、運命だと。
一方的な命の蹂躙という麻薬以上の甘美というあの時の恍惚の体験を、
再び味わうことを望んでも機会は巡ってこない故に、料理人になったと。
レト少尉に謝辞し、肉料理で持て成そうと、歪な笑みを浮かべます。

マカミ軍曹は、アリバイを準備し、身バレを防ぐため、厨房を訪問。
ガルニエを捜しますが、そこには、首を切断されたガルニエの姿が。
マカミ軍曹は、艦内に自分以外の殺人者がいることに驚愕します。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report25「ユウ・カジマ(前編)」

月面都市フォン・ブラウン──
キッカは、アームストロング公園で、カジマ大佐と面会します。
ユウは、退官した身なので、大佐はよしてくれと話し、
面と向かっては話しにくいので、インタビューは、歩きながらと。
事前に、アムロ・レイとの面識がないことを伝えていましたが、
キッカは、一年戦争からシャアの反乱まで前線で戦っていた人から
話を聞きたかったが、現役の軍人では、了承が得られないとのことから。
キッカは、当時のパイロットの目に、アムロは、どう映っていたかと。
ユウは、史上初のMS同士の戦闘をやってのけたのが民間人の少年だと
聞かされた時には、信じられないと思ったものさと。
俺は、開戦前からの職業軍人で、ルウム戦役に戦闘機乗りとして参加し、
MSの脅威を肌で感じていたからこそ、連邦軍が、素人同然の子供でも
ザクを撃破できるMSを開発したという事実に震えたとも話します。
ルウム戦役で散った、戦友の敵討ちが出来るかも知れないとねとも。
アムロ個人よりも、連邦製のMSが実用化された事実の方が印象深く、
意識したのは、一年戦争も末期の頃で、戦闘シミュレーターにおいて。
それなりに実戦経験を経て、新型の実験機を任される位になったが、
全く歯が立たず、シミュレーターの癖を覚え、どうにか攻略したと。

当時、ユウの周囲では、「ニュータイプ」という言葉が語られ始め、
公国軍への反抗作戦を支える友軍のトップエースであっても、
アムロを、NTを希望と見るべきか、脅威と捉えるべきか思案していたと。

□機動戦士ガンダムF90 クラスター
 第3話「敗者たちのアジール」

宇宙世紀0121年 火星 オリンポス基地下層閉鎖区域──
イヴァルたちは、非戦闘員と共に地下水道を目指し、坑道を進みます。
ここには、火星での内戦の跡が残り、MSの残骸が多数ありました。
死神三銃士曰く、火星には、多くの敗者が流れ着き、地球圏と同じく、
その中でも権力争いが起こり、辺境で国家ごっこをやっているのなら、
見過ごされもしただろうが、連邦からF90を奪ってまで、その存在を
アピールするようなことをした理由を探りに来たとのこと。

レオンは、リニアカタパルトで、コロニーまで上がる予定だそうな。
イヴァルは、その後、地球に行けないかな?と、提案します。
次の瞬間、イヴァルは、敵を察知し、死神三銃士のF80が現れます。
死神三銃士は、OMS-90R2の四肢もぎ、胴だけ持ち帰る作戦のようです。
ドドンガ中尉のF80Gが戦端を開き、イアン中尉のF80Qが避けた
隙を衝き、背後を取りますが、攻撃は、ビーム・シールドに防がれます。
ガンマッド少佐は、動きから殺気を感じず、素人だと判断しますが、
必殺のコンビネーションを凌いだことで、油断大敵とします。
また、ディヤウス卿なる人物が90R2に執着することにも得心します。
イヴァルは、脅威を感じながらも、レオンたちを死守するため、前へ。

同時刻 オリンポス・キャノン管制──
諸々の準備が整い、オリンポス・キャノンが射出されます。

本誌では、死神三銃士の原典のコミックボンボン増刊号に掲載された、
岩村俊哉先生の『フォーミュラの亡霊』が再録されていました。
また、MMMでも言及されていた、ギンザエフが登場していた、
岩村先生の『Vガンダム』のコミック版も新装版で発刊されるそうな。

月刊モビルマシーン縮刷版 VOLUME24
F80 F80
頭頂高:14.8m
全備重量:20.33t
ジェネレーター出力:3,850kW
スラスター総推力:57,200kg
固定武装:
 バルカン砲×2(頭部)
 ビーム・サーベル×1(右背部)
携行武装:
 ビーム・ライフル
 ショート・ビーム・ライフル×1
 ショット・ガン×1
 ハイパー・バズーカ×1
 3連マシンキャノン×1
 150mm自動砲×1
 ビーム・キャノン×1(op.)
 シールド×1(腕部固定型)
 ミサイル・ランチャー(シールド裏面)

当初のF80は、F90からハードポイントシステムと疑似人格AIを廃し、
F70同様に高性能を徹底的に追及した、汎用型MSとして開発されていた。
が、F70量産計画の頓挫は、F80計画に妥協、或いは、生産性と稼働率の
向上を要請し、サナリィ側も現実問題として、量産不可能なMSを開発する
ことを善しとせず、F80は、当初案よりの大きな変更を強いられている。
だが、F80は、F90の実働データを受け、F90用に開発されたほぼ全ての
ミッションパックの搭載を可能とし、F90と同等の全領域作戦能力を獲得。
コスト、及び運用面からホロ・キューブ系大処理容量コンピューターの
採用が見送られ、即時の野戦換装が困難になっている。
バックパックは、F70と同等のものが搭載され、3連マシンキャノン、
150mm高速砲、ビーム・キャノンなどが装備可能で、これらの設計は、
グリプス1工廠、及びサイド3のツィマット社が担当している。
F80は、U.C.0118年のRGM-X計画の選定に漏れているが、高性能さは、
現場からの支持もあり、ECOASなどの特殊部隊や海兵隊向けに少数が
量産され、現在(U.C.0148年頃)でも、近代化改修が行われ、
各コロニー自治体やコロニー公社などへ納入されている。
昨年(U.C.0147年)、公開された機密文書によれば、U.C.0121年の
第一次オールズモビル戦役に、傭兵部隊〈ダンシネイン〉の一員として、
木星師団の傭兵“死神三銃士(デス・ガンズ)”が参戦していたと判明し、
彼らに供されたF80は、ジュピター・サナリィ(サナリィ木星支部)が
技術検証用に生産した機体と推測されている。

□機動戦士ガンダムMSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
 Vol.12 MSM-07N ラムズゴック(ユーマ・ライトニング機)

頭頂高:18.9m
本体重量:73.5t
装甲材質:チタン・セラミック複合材
固定武装:
 ヒート・ラム×1(頭頂部)
 クロー・シールド×2(腕部)
 メガ粒子砲×2(腕部)

07N型は、高性能さを発揮する戦場は少なく、一年戦争後、多くの機体が
地球連邦軍に接収され、その後、FSSで調査され、オクスナー派の基地で
管理されるようになったようだ。「青き雷光」ユーマ機カラーの本機は、
本来ならば、宇宙世紀0090年に起きた、一連のミナレットを巡る騒乱で、
202技術試験大隊に所属していたユーマへ、ジョニー狩りの作戦のため、
ジオン残党コネクションを通じ、渡される予定だった。
しかし、彼が、第六環境プラントで負傷し、FSSの捕虜になったため、
空いた本機は、シューフィッターが調整し、機体のカラーリングも
プロンジュール隊と被らないように選色されていたが、迷彩カラーのまま
テミス社へ貸与されたと言われている。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.17“ベビの未来”

クライシンガ少尉のズゴックは、左腕部のヒート・ロッドで薙ぎますが、
金頭のザクは、後方へ跳び、攻撃を避けます。足底部の推進器を噴かせ、
さらに宙返りで、距離を取り、ズゴックの次なる攻撃をも躱します。
クライシンガ少尉は、技量だけではなく、敵機の状態がいいと判断します。

セラフィマ伍長とバルン社長は、アジ・ダハーカの機体を調整中。
一応、自分たちの身を守るためだけに使うとの約束あってのこと。
ベビは、ラブセル大尉に、言われた場所に、仲間を1機放ったと報告。
ジオン軍と遭遇すれば、連絡が入り、ベビも出撃するらしい。
ラブセル大尉は、本気か冗談かは判りませんが、ベビに懐いていて、
何れは、自分も拠点であるチレシートに行きたいと申し出ます。
ベビの方は、ラブセル大尉の性格に、手を焼いている感じがします。
ベビの好みはと言うと、バルン社長みたいな女性が良いようです。
また、ベビは、長の考えとは異なり、終戦後もMSの力を手放さず、
未来と戦うためには、もっとMSを蓄えなければと思っています。
そんなベビの様子を、デバが心配そうに見ていました。

クライシンガ少尉のズゴックは、左腕部のアッグガイアームを奪われ、
ザルゴに次の武装を要請し、アッグのドリルアームを装着します。

マロビ曹長は、仲間の救出よりも優先する作戦とは何だ!とご立腹。
そこへ、アジ・ダハーカのデバから通信が入ります。

□機動戦士ガンダム0079外伝 EPISODE STAND BY ME
 第6話「少女」

イアンは、外の空気を吸ってくると、基地の外へと出掛けます。
近辺の小麦畑で黄昏ていると、牢から逃がした少女が現れます。
彼女は、イアンに、逃がしてくれたお礼が言いたくてと話します。
イアンは、こんな時間に出歩くと、両親が心配するだろうと。
少女は、両親は、弾に当たって死んだと言います。
イアンは、昏くなって来たため、少女に帰るように言います。
イアンは、少女を見送ると、やり切れない想いを地面にぶつけます。

小麦が収穫される中、ザク小隊が威力偵察のため、出撃します。
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ガンダムエース2024.10 No.266

2024年09月27日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年10月号〉



□機動戦士MOONガンダム
 episode 66

エルミのジェダが先陣を切り、ガルスKとゲルググ・キャノンの砲撃を
掻い潜り、ハイゴッグに跳び蹴りをお見舞いします。ガルスKを背後から
撃ち貫き、ハイゴッグの攻撃を躱し、ビーム・サーベルを突き立てます。
ジョー機、オルヤン機も続き、それぞれがアッグやドムを撃墜します。
ムーリ中尉機も覚悟を決め、ギガンやカプールを撃破しますが、
ジュリックが雪中から出現し、広範囲にビーム攻撃をばら撒きます。
ムーリ中尉機は、ビスケス機を庇いますが、防盾ごと左腕部が熔解します。
ビスケス機は、ビーム・サーベルを抜刀し、ジュリックと交戦します。
ギュネイ准尉は、サイコバウのナッターを無くし、近接戦闘が行えず、
また、吹雪で敵機との見分けが付かず、ナッターを待ち、空中で待機。
ジュリック(別の?)は、ジョー機に背後から襲い掛かり、組み伏す。
それを手負いのムーリ中尉機が体当たりし、ジュリックと共に滑落し、
腹部のメガ粒子砲を撃たれる前に、ビーム・サーベルで止めを刺します。
が、多勢に無勢の状況下で、地上部隊の突入に対する陽動が続きます。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-14[ガルゥの牙]

レト少尉のDIIは、カーシィのガザレロのビットに対し、弾幕を張ります。
が、多数のビットの攻撃を受け、レト少尉機は、劣勢に追い込まれます。
エゥーゴを自称するヴコドラクは、カーシィの能力に感嘆します。
そして、彼女を猟犬と称しますが、クラートは、嘲弄を訂正させます。
ヴコドラクは、この発言を聞き、思ったより青いなと、独り言ち、
嫌いではないが、彼らに全てを伝えずにおいて正解だったなとも。

マカミ軍曹は、MS隊が全滅するまで静観も良いかと考えますが、
リュコス艦長が捕虜にでもなれば、手が出せなくなるとし、出撃を決意。
アジャクは、整備士の君に何が出来ると、マカミ軍曹を止めますが、
ギャン・タイプを撤退させたのは、僕だからと、制止を振り切ります。
マカミ軍曹は、妹リンゼの言葉を思い出しつつ、Mk-IVに乗り込み、
ハルの端末を操作し、ガルゥの牙なるものを取り出し、皮下注射します。

レト少尉は、射撃戦では如何ともし難いとし、火器を爆破し、肉迫。
小細工は効果が無く、超反応によるクローで、捕らえられてしまいます。
マカミ軍曹のMk-IVがビーム・サーベルで、ガザレロのクローを斬断し、
捕らえられたレト少尉機を救出。マカミ軍曹は、吐血していました……。

□機動戦士ガンダムF90 クラスター
 第2話「紅の機動兵器」

ボッシュは、これは、我々老人の戦争だとし、レオンとイヴァルに、
7番ゲートのモビルスーツで、その身を守れと伝えます。
ボッシュのOMS-90R型が、ハーディガンBTの前に立ち塞がります。
イヴァルたちは、7番ゲートに退避し、そこで、90R2型を発見します。
正確には、仕様が異なり、調整中だったのか一部の装甲が外れています。

ややあって。イヴァルが搭乗することになり、7番ゲートの入口へ。
イヴァル機は、ビーム・サーベルで斬り掛かりますが、ハーディガンの
防盾を薙いだのみで、反撃を許してしまいます。
瞬間、90R2型のAIが呼応し、攻撃をビーム・シールドで防ぎます。
が、サーベルとシールドの同時起動が出来ず、サーベルが消失します。
そこへ、レオンが現れ、シールドもビームだと助言します。
イヴァル機は、ビーム・シールドで、ハーディガンを斬り裂きます。
イヴァルは、これでもう僕は、非戦闘員じゃないなと、覚悟を決めます。
レオンもサムズアップし、俺もさと、イヴァルに応えます。

死神三銃士は、オリンポスキャノンを制圧し、データ解析と抽出を終了。
例の工作が完了したとの意味深なことも言っていました。
ガンマッド少佐機は、外套の埃を払うような仕草をしていましたが、
この外套は、武装の類ではなく、繊維製の装飾なんでしょうか??
また、例のブツを回収に行った部隊が全滅したとの報告が、
ディヤウス卿なる人物から伝えられます。90R2型のことかな?
ガンマッド少佐機は、外套を取ると、F80が姿を見せます。
機体の額には、髑髏の横顔と銃の部隊章が描かれていました。

月刊モビルマシーン縮刷版 VOLUME23
RGM-111BT ハーディガン・ブリッツクリーク

本機は、コロニーや都市、小惑星基地内部といった閉鎖空間において、
敵対モビルスーツに肉迫、ジェネレーターへの直撃を避け、機体を
無力化するというオペレーションのために開発されている。
そのサイズに関わらず、MS、MA、艦艇であれ、融合炉に直撃すれば、
核爆発が起きるのは、自明のことであり、居住空間での戦闘においては、
これを厳に戒め、コクピットや関節部を的確に破壊する必要性を有する。
U.C.0119年にロールアウトした同機の初陣は、
同年5月11日、サイド1・24バンチ「マプングブエ」で勃発した、
反地球連邦政府運動「ヌーベルエグム」によるMSテロで、
第106守護中隊第2小隊に所属する4機のRGM-111BT型が、
7機のRGD-X1型を5分で鎮圧している。
同隊は、コロニー内戦闘に特化した特殊部隊で、本機のテスト運用を担当。
改修設計はアナハイム社の委託を受けた、ブッホ・エアロダイナミクス社が
担当し、一部のデータには、サナリィが開発していた、F90F型、または、
F6と推定される機体のものが提供されている。
この時期のアナハイム社は、周辺企業へのOEM供給や対抗企業との
共存共栄の方策を模索し、MS生産の独占を自ら解消しようとしていた。
これは、産業界自体の要請でもあったが、アナハイム社自身に取っても
自社系列のみがMS開発を独占することは、部品調達の高コスト化を招き、
一極集中の解消による業界の健全化は、アナハイム社自体の利益にも
叶うと考えられていた。これにより、MS産業界自体は、総生産台数
そのものは減少しつつも、寧ろ民生分野を含めれば活性化し、
生産設備や設計特徴の平均化と並行し、開発拠点の分散化が推進され、
ブッホは勿論、ツィマット、スウィネン、ランデッガー、ヤシマ、
GSREXなどの各企業は、アナハイム・サナリィのライセンス生産を
中心とし、独自のMS開発を再度模索するようになったとされる。
ツィマットとスウィネンて、この時期、固有企業として残ってたのかな?

火星開発公社が先頃発表した資料によれば、第一次オールズモビル戦役に、
「ダンシネイン」と呼ばれる民間軍事企業が参戦していたことが判明。
同隊は、第13独立艦隊の定数に含まれず、最新型のRGM-111BT型、
及びF80型が配備されていた。ブッホ・コンツェルン火星支社の権益を、
ジオン残党から防護するという名目で、ブッホ社から派遣された
この部隊に付いての詳細は、今後の連載で追って行くことになるとのこと。

U.C.0148年5月25日 ヒストリカ・クロニカ

□機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
 第7話 マーベット & オリファー

皆が見守る中、マーベットがコア・ファイターの試験飛行を行います。
彼女に対するオデロの第一印象は、とにかく「強い女性」だった。
背が高く、精悍で、大人の女性パイロットというイメージだったそうな。
でも、スペシャルなウッソがカミオン隊に来てからは、違って見えたと。
やがて、オリファーが来て、シュラク隊が合流してからも、焦ったり、
嫉妬したり、迷ったり、それでも、ちゃんと「大人」をやろうとしてると。

オリファーは、シュラク隊を纏めるため、常に気を張り、必要以上に、
「ちゃんとした大人」をやってる人に見えたと、オデロは回想します。
オデロは、オリファーに、MSの操縦を教えて欲しいと直訴します。
オリファーは、下手をすると、死ぬかも知れないと、忠告しますが、
オデロは、皆を守りたいと、居場所をくださいと、頼み込みます。
オリファーは、適性を判断するべく、シミュレーターをやらせ、
結果を見た後、暫く考え込み、オデロの希望を聞き入れます。
オデロは、ガンブラスターの操縦を教えてくれた、オリファーに対し、
他人にもだけど、何よりも自分自身に厳しい人だと感じたようです。
オリファーが特攻した時も、マーベットに自分の子がいると確信し、
あのタイヤの化け物の戦艦を地球に行かせちゃいけないと思い、
死地を決めたのかも知れないと、オデロは、思い返します。
あんたとマーベットさんには、オレたちが目指すべき「理想の夫婦」に
なってもらわなきゃいけなかったのにさと、締め括ります。

□機動戦士ガンダムNT
 第61話『あの場所へ……』

シークは、ビアギッテに呼び掛け、ふたりは、思いをぶつけ合います。
ビアギッテは、この手で隊長を殺してしまった。一番恐レテイタコトヲ
起こしてシマッタ……、自分ノ死ヨリモ恐レテイタコト……と吐露します。
ソシテ、シークに謝るコトも出来ズに逃げ出シタンですと、謝罪します。
シークは、アナタを責めたい訳じゃないと、メリ姐なら、アナタの償いも
あたしの後悔もみんなまとめて許してくれる。それが、あたし達が愛し、
信じるマリクという人だと、ビアギッテを説得し、手を差し出します。
ビアギッテは、その手を取ろうとしますが、彼女の背後の悪意が拡がり、
彼女を呑み込んでいき、自機のコクピットにトマホークを突き立てます。
そこへ、リタの思念が駆け付け、自分の心と闘ってと呼び掛けます。
すると、ビアギッテの左右に、男女が現れ、背後の悪意を掣肘します。
ビアギッテは、父親、ユーゴ姉妹の姿を見ますが、自責の念は消えず。
シークは、ビアギッテに問い掛けます。出来るか、出来ないじゃなく、
アナタが戻りたいか、戻りたくないか、それだけを答えて欲しいと。
ビアギッテは、声を詰まらせ、フェアレディ隊にモドリタイ……ですと。
瞬間、よく言ったッ!と声が響き、シーク機のバズが破壊され、
マリク機が突如駆け付け、ビアギッテ機のヒート・ホークを蹴り飛ばす。
マリクは、それでこそ、あたし達フェアレディ隊の一員、それでこそ、
あたしの愛するビアギッテだ!!と、颯爽と見得を切ります。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report24「ボッシュ・ウェラー(後編)」

ボッシュは、手渡された写真を見て、見慣れない配色の機体だと言います。
ベルトーチカは、88艦隊サラミス改級シエラレオネ所属、ナンバーD001
ユウ・カジマ大佐の機体よと、説明。あなたと同じ様に、アクシズを
押し返そうと試みたひとりなのだとも。ボッシュは、あの中に……と。
彼の機体は、アクシズから弾き飛ばされた際、バックパックを全損し、
漂流。やむなく機体を放棄し、脱出したと。ボッシュは、この機体が
最期のその時まで、νガンダムの傍にいたのだと、理解します。
ベルトーチカは続けて、アマチュア天文家がアングラネットで発表した
論文に目を付け、公立天文台の観測結果を用い、計算した結果、アクシズの
後半分は、分断時の爆発がブレーキになり、地球に落下していた筈だと。
ボッシュは、これこそがアムロ大尉が為し遂げた奇跡だと、持論を展開。
ベルトーチカは、その力こそが魔法の数字の正体だと、説明します。
正体不明の反発力を計算に入れ、割り出した座標に無人探査機を送ると、
手渡した写真の撮影に成功したと。連邦政府は、奇跡の存在を隠したと。
小惑星を押し返せる程の理屈を解明できれば、コロニーレーザーに匹敵する
戦略兵器にも転用できる。何よりも、NTであるアムロが起こした奇跡だと
広まれば、下手をすれば、宇宙世紀のキリストの誕生だと、説明します。
死んだ英雄は、容易に神になり、人によって利用されると、危機感を。
だからこそ、今回の計画は、秘密裏に進める必要があると、再確認します。

□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第14話

ヴィルダは、キユウを診察し、データストームの影響がないことを確認。
が、救出したヨシカの心臓は止まっているようで、助けるためには、
心臓に仕掛けられた停止プログラムを解析しなければいけないと。
延命は、1時間しか持たず、その間にコードの解析と再構築が必要だと。
キユウは、死にたがっていたヨシカを自分が助けたことに疑問を感じます。

遡りまして。
ロッキンホース孤児院──
背を伸ばしたいキユウは、バスケットゴールにぶら下がっていました。
そこへ、バス先生が現れ、受業が始まっていると、キユウを回収します。
バスは、大きくなる必要はないと。お前たちは、来るべき未来のための
「歯車」だと。ただ、その場で回り続けるだけで、充分な意味を持つと。
ガンダムに乗りさえすれば、簡単に強大な力を得られるとも。
キユウは、その時は、あんまり深く考えず、納得していました。
ジウで戦えば、背のことなんか全然気にならないし、戦闘で勝てば、
褒めて貰える。ご飯は美味しい。他の子たちと遊ぶのも楽しい!と。
しかし、戦闘で敗れ、ヴィルダと出会い、考えが変わったようです。

戻りまして。
ヴィルダは、ヨシカの心臓を動かすことは、一方的なプレゼントではと。
キユウと同様、医師がどれだけ崇高な想いを持っていても、患者の同意を
得られなければ、それは「人体実験」と変わらないだろう?との言葉が。
そこへ、キユウが現れ、俺の心臓使えないかな?と提案します。
もうひとつパーメット制御装置を体外に接続し、解析を早める方法は、
理論が不完全で、ヨシカの心臓は止まっている状態なので、パーメットの
制御は、キユウの心臓が全て負担することになると、キユウ案を却下。
キユウは、この心臓は、自分が出来ることをするために作ったんだって、
先生は言ったでしょと。俺の気持ちで、この心臓を使いたいんだと。
ヴィルダは、キユウの言葉で覚悟を決め、残り20分で、作業を進めます。
キユウは、ヨシカと共に、ジウに乗り込み、機体を稼動させます。
そして、孤児院では見られなかった景色があると、ヨシカに話し掛けます。

その夜、解析が終わったようですが、ヨシカは、眠ったままです。
キユウは、何時か一緒に宇宙に行こうと、軌道エレベーターのパスを
ヴィルダにプレゼントしますが、拾ったもののため、失効していました。
ヴィルダは、この旅で、キユウに色んなものを貰っていると感謝します。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 魔星再誕編(6)

フィーたちのマラサイ小隊が、輸送艇に対し、パプテマス所縁の品を
積載している筈だとし、その譲渡を命じます。で、艇を誘導します。
艇長曰く、こういうことは、大抵上層部同士で話が付いていると。
フィーは、件の機体以外に、得体の知れない力を、艇から感じ取ります。

少し遡りまして。
その艇には、セラーナたちが機体を受領するため、搭乗していました。
12機のマシーナリーと、3機分の予備パーツなどが用意されていました。
担当者が、フランチェスカから代わっているのは、自分たちの所為か?と。
現在の担当者曰く、他にも際どい案件を抱えていたためと説明します。
セラーナは、件の案件がグリモアに関するものだと看破します。
瞬間、セラーナは、艇外に騒がしさを感じます。エルナルドは、察知せず。
で、前述のフィーたちの拿捕に繋がります。

フィーは、僚機に周囲を警戒させ、白のグリモアを迎えに行きますが、
ハッチが開き、ファンネルが飛び出し、1機のマラサイを攻撃します。
そして、プロトタイプ・ディマーテルが艇から出撃して来ます。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.16“道を阻むもの”

ジャブロー基地で、赤いズゴックがジムを攻撃しようとした瞬間、
マロビ曹長機が現れ、弾幕で牽制しつつ、迎え撃とうとしますが……。
マロビ曹長は、突然頭を鷲掴みにされ、現実へと引き戻されます。
呆けていたというウィリアム軍曹に対し、マロビ曹長は、イメトレだと。

ラルフ中尉は、バルン社長の救出を、ジャブロー基地に掛け合いますが、
難色を示され、V作戦の重要機体を持ち出したことも問題視されます。
上官のエクサビ・フォウル大尉は、ジオンの潜伏情報を送り、即時対応と。

その頃、クライシンガ少尉たちは、アジ・ダハーカの機体と遭遇戦に。
クライシンガ少尉のズゴックは、両手が通常のマニピュレーターで、
専用の腕パーツを外装することで、多様な攻撃が行えるようです。
今回は、アッグガイの武器を左手に装着し、金頭のザクと対峙します。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第34話

タツミ機は、ケン機の影に潜み、ブーストレイダーに肉迫し、砲撃。
ブーストレイダーは、偏向が間に合わず、咄嗟に出した左腕を損壊。
さらに、タツミ機の斬撃を浴び、火砲や機体にもダメージを負います。
が、ブーストレイダーは、残った右腕で、タツミ機に打撃を加えます。
ただ、ジョエルは、機体と同様、満身創痍の状態で、最期の攻撃へ。
ブーストレイダーの額が展開し、伸展した砲身が口部に接続されます。
そして、タツミの手を汚す、そのキッカケになれるならと、砲撃します。
間一髪で、ケン機がタツミ機を引き剥がしますが、ケン機が標的に。
ブーストレイダーの自身をも熔解させた砲撃は、両機を捉えることなく。
ジョエルは、進退窮まり、タツミに、ナチュラルの手で死にたいと。
ハーフコーディネイターのケンに殺されるのは、屈辱だと絶叫し、
自死を選ぶことで、我が誇りは守られたとし、機体諸共爆散します。

タツミは、ジョエルの最期の言葉、計画が完遂されたを疑問に思います。
ケンは、2号機の動力炉の暴走が決定的になったことだろうと答えます。
タツミは、機体を棄て、こちらに移るように言いますが、大西洋連邦には、
領土にしている島嶼や岩礁が幾つもあり、ここは、その中のひとつに近く、
ここで爆発が起これば、大西洋連邦は、核攻撃が行われたと喧伝すると。
ケンは、2号機を大気圏外まで運び、爆発させると、覚悟を決めます。

□機動戦士ガンダム0079外伝 EPISODE STAND BY ME
 第5話「HARD RUNNING」

イアンは、基地に無断で侵入したとは言え、まだ子供だと理解を求めます。
が、上官は、連邦軍は、我が軍の基地の状況を知りたがっているとし、
子供だろうが、どんな手を使っても、内情を知ろうとしていると断じます。
最前線にいる我々は、少しでも気を弛める訳にはいかないと、罰則を。
イアンは、基地内のグラウンド100周の罰を科せられ、走りながら回想。

イアンの父親は、植物学の専門だったようで、彼の言葉を思い出します。
食料にしている植物は、生存競争に勝ち抜くため、人間を利用し、
自分たちの繁殖域を拡げ、今や、宇宙にまで、その領域を拡げさせた。
生物は、他を捕食し、生き長らえる。しかし、人間には、他の生物とは、
違う所がある。正義の名の下に、大量殺戮をするのは、人間だけだと。
イアンは、最前線で、父親の言葉を思い返し、何を思うのでしょうか。
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