コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

機動武闘伝外伝 その8(終)

2024年12月24日 | 短編
機動武闘伝外伝 その8(終)

1996年03月号は、ネオブラジリアの闇ガンダムファイトで、テスト中の
デビルガンダム細胞の制御装置に引き寄せられ、ゾンビシャイニング復活。
巨大なゾンビシャイニングは、近場にいたライジングイエローを強襲。
間一髪の所で、クロウザのニンジャシャイニングがイエローを救助します。
ゆのライジングピンクも加勢に現れ、ザンキに動きが鈍いと叱咤します。

クロウザのシャイニングニンジャは、DG細胞を用い、右腕部を再生させ、
確かに便利だが、諸刃の剣で、扱い切れなければ、叩き壊すしかないと。
そして、閃光のクァズマのシャイニング、ゲンナイのグリーンも加わり、
機動忍軍の5機が勢揃いし、ゾンビシャイニングが自己進化を遂げる前に、
一気に方を付けるぞと、全機が戦闘態勢に移行します。

1996年04月号では、巨大なゾンビシャイニングの頭部が変形し始め、
デビルガンダムの上半身へと変貌を遂げて行きます。
この最終形態は、デビルシャイニングガンダムと呼称されています。
クァズマは、クロウザに合図を送ると、ふたりのシャイニングニンジャは、
融合すると、大きな黒いマスターガンダムに変じ、巨大な敵と対峙します。
ザンキのイエローが、ゾンビシャイニングの右足を抑え付け、その間に、
ゲンナイのグリーンとゆのピンクが、結界を張り、敵の動きを掣肘し、
クァズマとクロウザのマスターガンダムが、ゾンビシャイニングに挑み、
必殺技のハイパースパークリングクローが、デビルガンダム部分に炸裂。
ゾンビシャイニングが征され、DG細胞は、滅されることになります。
機動忍軍の活躍により、ウルベ少佐に思惑に反し、事件は終幕します。

・閃光のクァズマ
ウルベ少佐と同様、ネオジャパンのガンダムファイターだったが、
デビルガンダム討伐作戦の巻き添えで戦死するも、数時間後、
奇跡的に蘇生するが、身体の大部分がDG細胞で出来たサイボーグと化す。
ガンダムファイターとして強靱な意志を持っていたため、
DG細胞に完全支配されることは無かったが、
ひとつの身体に自分とデビルガンダムのふたつの人格が同居している。
それを解消するため、DG細胞制御装置が開発され、ネオブラジリアの
闇ガンダムファイトで、実戦テストを重ねていた。
戦闘による興奮や怒りが、体内のDG細胞を暴走させ、闇ファイトでも
禁止されているコックピットへの直接攻撃をも行っている。

DG細胞制御装置は、シャイニングニンジャとの相性が良いものの、
ライジングピンクとは相性が悪く、疾風のゆは、クロウザが搭乗する
シャイニングニンジャを手に入れるべく、彼に近付いたんだそうな。
で、ピンクの装置は、ゆの色香に惑わされた、メカニックのゴローが
クロウザのシャイニングニンジャに移設してます。ゴロースゴいな。

・ゾンビシャイニング
ヒューイの解説によると、この機体は、シャイニングそのものではなく、
ドモンのシャイニングのデータを真似て進化したもので、デスアーミーに
近しい存在とのこと。当初は、デビルガンダムによって操られていたが、
デビルガンダムが行方不明になり、制御を離れ、暴走状態にあったと。
さらに、デビルガンダムそのものへと進化を遂げようとしていたらしく、
世界中に散らばっているDG細胞の中には、この機体と同じ進化を始める
ものも現れるかも知れないとし、DG細胞の消滅を目指しているそうな。
が、DG細胞を巡る外伝があるので、根絶への戦いは続くようです……。

・ティカ
ガンダムシーフ改が破壊され、メカニックのゴローも行方不明になり、
クロウザは、記憶を取り戻したのか、チームから離脱してしまい、
スポンサーに見捨てられ、借金を返せず、旅という名の夜逃げに出ます。
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機動武闘伝外伝 その7

2024年12月17日 | 短編
機動武闘伝外伝 その7

1996年02月号では、ガンダムシーフ改の反則攻撃で、チャンプの正体が
白いマスターガンダムだと判明したのですが、ダークネスクローを躱され、
激昂したチャンプのスパークリングクローで、シーフ改は倒されます。
その攻撃で、シーフ改は大爆発します。乗ってたウェッジは大丈夫??

そこへ、シャイニングガンダムを筆頭に、シャッフル同盟の5機が登場。
白いマスターガンダムのパイロットである閃光のクァズマに対し、
デビルガンダム細胞を悪用するのは止めろと断じます。
正体を見破られたクァズマは、白いマスターガンダムの変装を解除。
また、大会出場中のシャッフル同盟がここにいる訳が無いだろうと、
ライジンググリーンの電磁結界に投影された、幻影を見破ります。
ライジンググリーン、イエロー、そして、モヒカンガンダムが現れ、
真に地球の再生を願うのなら、我々の仲間になれと、クァズマを説得。
しかし、クァズマは、DG細胞を制御してこそ、地球の再生はなるとし、
モヒカンガンダムたちに与することを拒みます。

対峙する白いシャイニングニンジャとモヒカンガンダムたちでしたが、
彼方に巨大な機影が出現し、事態は急変いたします。
と言うところで、短いですが、キリが良いので、次回に続きます。

・シャイニングニンジャ(閃光のクァズマ機)
頭頂高:16.2m
本体重量:6.6t
固定武装:
 バルカン砲×2(頭部)
 ビームソード×1(左背部)
 ビーム手裏剣×1(腰部ラッチ)
 DG細胞制御装置

シャイニングニンジャの2号機で、基本性能は、クロウザ機と同等だが、
左利きのクァズマに合わせ、武器や機動プログラムが調整されている。
また、最大の特徴として、DG細胞制御装置による進化変化があり、
実戦テスト中ではあるが、自己再生、自己増殖、自己進化を制御し、
白いマスターガンダムに変じていた。

・閃光のクァズマ
クァズマとゆは、ネオブラジリアの闇ガンダムファイトに参加し、
デビルガンダム細胞制御装置のテストを行っていたらしい。
特に、シャイニングニンジャは、DG細胞との相性が良く、
彼の実力も加わり、ダークチャンプの名を恣にしていたのこと。
詳しくは、次回を待て!

・ヒューイ・コロス
モヒカンガンダムのパイロット。地球再生を目指していたが、
デビルガンダムの存在に気付き、それを悪用しようとするウルベ少佐の
回収作戦を阻止するため、ギアナ高地に赴いている。
不死身のクロウザたちとの戦いの中で、彼自身の内なる力が解放され、
全員が何処ともなく、テレポーテーションされ、行方不明になっている。
皆殺しのザンキとまやかしのゲンナイと合流できた経緯は判然としない。

・皆殺しのザンキ
・まやかしのゲンナイ
ヒューイの能力により、後頭部のDG細胞抑制装置に仕込まれていた、
マインドコントロール基板を焼き切られ、ウルベ少佐の悪行に気付き、
ヒューイと行動を共にしている。

・不死身のクロウザ
・疾風のゆ
今回は、ふたり共に出番が無く、ネオブラジリアの温泉施設で呑んだくれ。

・ティカ
シーフ改が大破してしまい、落ち込みまくっていた。
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機動武闘伝外伝 その6

2024年12月10日 | 短編
機動武闘伝外伝のお話 その6

1995年12月号では、クロウザが戦いの中で、少しずつ記憶を取り戻し、
それに比例し、沸き上がる闘志により、ニンジャは、反撃を試みますが、
白いクーロンが展開する桃色の結界の効果で、思うように動けず……。
さらに、クーロンは、身動きできないニンジャを抑え込みに掛かります。
その一瞬の隙を衝き、前腰部装甲の隠し腕がビーム・サーベルを抜刀し、
クーロンに斬り掛かると、装甲が剥がれ落ち、ライジングが姿を見せます。
隠し腕は、チームTのメカニックであるゴローが、仕込んでいたモノです。
因みに、ゴローは、禿頭に56の刺青がある大男ぽいキャラクターです。

重装甲の下から現れたのは、ネオジャパンのライジングピンクでした。
正体を現したピンクは、戦闘を継続することなく、戦いを棄権します。
チャンプとの対戦権を得たティカは、マンモスラッキーと上機嫌でした。

・ライジングピンク
頭頂高:16.2m
本体重量:5.2t
固定武装:
 幻影結界形成装置(背部)
携行武装:
 ビームランサー×1(背部ラッチ)
 ブレードクラッシャー×1

機体は、ライジングの装甲を最小限に抑えて軽量化し、高速機動化を図り、
背部のスタビライザー基部にある幻影結界形成装置を用いることにより、
分身や霧隠れの術などが使用できるようになっている。
クーロンガンダムに変じていたのは、この結界装置によるものではなく、
デビルガンダム細胞によるものだが、その制御が完全ではなかったため、
シャイニングニンジャの一撃で、一瞬にして変化が無効化されている。

・疾風のゆ
ウルベ忍軍の紅一点で、数多くの忍術を修得し、MFに搭乗せずとも、
単身で敵地に忍び込み、諜報活動を遂行している。温泉が大好きなため、
温泉に入浴している時は、全くの隙だらけになることが弱点らしい。
この後、出番がないクロウザとゆは、ネオブラジリアの健康センターを
満喫していたようで、ゆは、浴衣姿で、カラオケを嗜んでいました。

続く1996年01月号は、棚ぼたでチャンプと対決することになった、
チームTは、ガンダムシーフの装甲を強化した同改で、再挑戦します。
対戦相手のダークチャンプは、名前に比して、光り輝くMFでございます。
ガンダムシーフ改は、ダークチャンプの初撃を、左腕部の防盾で受け、
透かさずに後退し、地中に仕掛けていた巨大投光器を稼動させます。
闇ガンダムファイトは、秘密裏に行われているため、照明器具の一切の
使用が禁止されていますが、チャンプの正体を暴くため、ゴローが設置。
改の防盾は、前回のファイトを鑑みて、ティカが開発したモノです。

・ガンダムシーフ改
機体は、ダークチャンプのダークネスクローを躱すことだけを主とした、
守備重点型で、どんな攻撃にも耐えられる特殊複合鋼材で造られた防盾を
左腕部に装備し、それ以外の部位は、軽量化を図り、高速性能を向上。

で、その光により、シルエットしか判らなかったダークチャンプは、
投光器に照らされ、白いマスターガンダムの姿だと判明いたします。
チャンプの正体が判明したところで、次号に続きます。
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機動武闘伝外伝 その5

2024年12月03日 | 短編
機動武闘伝外伝のお話 その5

1995年10月号は、修理中のガンダムシーフに代わりまして、
クロウザがシャイニングニンジャに搭乗し、ファイトに出場します。
機体は、ティカの提案で、右腕部にシュピーゲルブレードを装着。
最新型の装備で、超振動により、分子を破壊し、何でも斬れるらしい。
ただ、クロウザ曰く、斬れ味が悪く、肩に負担が掛かるとのこと。

対戦相手は、チーム・オーロラの覆面ガンダム、ザ・クカイです。
機体は、ロシア系?で、装甲と出力に重点を置いているが、その反面、
武器が少ないスパルタンな仕様。名前の通り、ザク改ベースです。
パイロットは、メカニカルな遮光器を装着したマスクマンです。
マスクマンが名前なのか、通称なのかは、判然としません……。

パワーのあるザ・クカイとの接近背は、不利なため、間合いを取り、
格闘戦を避けるべきなのですが、ザ・クカイが繰り出される拳撃を
シャイニングニンジャは、悉く見切り、右腕部のブレードで斬断。
必殺技の疾風超振動地平一文字斬りが、ザ・クカイの最も装甲の薄い
腹部の関節を一刀の下に両断し、勝利を収めます。

11月号では、クロウザは、引き続きガンダムファイトに参戦します。
記憶は、依然として戻ってはいませんが、戦いの勘だけは失わずに、
シャイニングニンジャの超快進撃を止めるものはいませんでした。
因みに、対戦相手は、RX-78 ガンダムやザンスカール系のパーツの
ガンダムなどがいましたが、詳細は不明となっています。

が、白色と桃色を基調にしたクーロンガンダムとのファイトでは、
最も負担の掛かるブレード使用中に、弱点を衝かれ、右腕部を損壊。
ニンジャは、右腕部を失いながらも、クーロンの跳び蹴りを躱します。
どうもクーロンのパイロットは、クロウザを知っているようで、
先の跳び蹴りもワザと外した節があり、ニンジャにそのまま肉迫し、
クロウザに、わたしをお忘れか?と訊ねた所で、12月号に続きます。

本来、クーロンは、桃色の結界を張り、相手の動きの一切を封じ込め、
一瞬にして、相手を倒す戦法を得手としているようです。
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機動武闘伝外伝 その4

2024年11月26日 | 短編
機動武闘伝外伝のお話 その4

1995年8月号のお休みを挟みまして、9月号から第2章が始まります。

モヒカンガンダムの謎の光に包まれた、クロウザは、ネオブラジリアの
瓦礫の中から発見されますが、これまでの記憶を失くしていました。
ゲンナイとザンキは、この時点では、行方不明のままになっています。

ネオブラジリアの地下では、各国が開発したモビルファイターを、
他国の機体と互いに戦わせ、その実戦データを取っていました。
本来、ガンダムファイトは、開催期間外、出場機体以外での地球での
バトルが禁止されていましたが、旧世紀に放棄された同地の地下は、
巨大な多層構造都市になっていて、闇ガンダムファイトと言う名の、
実戦異種間試合が行われ、次代のMFの開発に活かされたんだとか。
勿論、どの国も素性が判らないように、偽装しているそうです。

シャイニングニンジャと共に発見されたクロウザは、チームTという
闇ガンダムファイトのサポートチームで、リーダーのティカが自軍の
ガンダムシーフを回収する際に発見し、自軍の工場に運び込んでいます。
多分、対戦していたのは、リグ・シャッコーぽい両肩のガンダム系。
ティカは、シャイニングニンジャを気に入り、修理を行いますが、
肝心のクロウザが記憶喪失で、今月号は、登場しません。

で、ティカのチームは、シーフを改修し、ハイパーガンダムシーフで、
チャンピオンに挑戦していますが、データすら取れず、敗北します。
因みに、チャンピオンは、ダークネスクローを必殺技にしている
白い(光ってる?)マスターガンダムタイプの機体です。
敗北したティカのチームは、スポンサーからこっぴどく怒られています。
シーフのパイロットは、ウエッジという純朴そうな青年です。

ガンダムシーフは、ネオドイツの量産型モビルスーツを改造した機体で、
機動性を重視し、両腕部の装甲を最小限に留めた、軽量級とのこと。
小型ランドセルに懸架された、ビームトマホークが唯一の武器です。

そんな感じで、第2章は、ゆっくりと始まって行きます。
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