夏の帰省ができなかった今年、お正月休みにはちょっと帰りたいと思って、年末に短い帰省をしてまいりました。
出発の朝が大変だったんですこれが。
ギリギリ1本早い電車で行けるか!?と家族で駅に駆け込んだら、時間を1分程度過ぎていたのにまだ電車が来ていなかった。間に合ったねー!とホッとしつつ、一抹の不安。
…と思っていたら、「ただいま○駅間で人身事故のため、運転を見合わせております」のアナウンスが!!
ああやっぱり。
少し先の駅発の羽田行リムジンバスを予約していて、1本次の電車でも十分間に合うようには出てきていたのですが、電車の運転再開予定は約1時間半後。
どう考えても電車でバスに間に合うのは無理そうだ。タクシーをひろうか。
しかし、駅前はタクシーを待つ人が既に多数。空車はおらず、そこで待っているとバスには間に合いそうにない。
バスの予約をあきらめて違う経路で羽田まで行くのが現実的だと、別路線の駅に向かって歩いていると、奇跡みたいに角を曲がったそこにタクシーが!
きゃー!
「○駅を○分発の羽田行のバスに乗りたいですけど、間に合いますかね!?」
とお願いすると、運転手さん、「よっしゃ」とごつい運転で爆走してくれました。助手席に乗っていたオットさんはちょっと怖かったらしい(笑)。
無線で電車事故遅延中の連絡が入ったので、駅に向かっている途中だったみたい。本当にラッキーでした。そして爆走のおかげで、出発1分前、無事にリムジンバスに滑り込み!
いやー、間に合うと思わなかった。ありがとうございました。こんなこともあるのねー。
そんなバタバタで出かけたけれど、空は穏やか。今日の富士山は帽子をかぶっておいででした。
広島空港でこれ見ると思うの。
帰ったどー!!
そしてまずはにくたまそばで腹ごしらえして、実家に向かうのでありました。
相変わらず動物大好き人間マメは、実家でカンちゃん(猫)に会えるのが楽しみでしょうがありません。今回はお土産持参で餌付けを試みる。
目論見は功を奏し、マメはめずらしく指や手をペロペロしてもらってご満悦。
今まで和猫ばかりだった我が家の歴史の中で、初の洋猫カンくん。
若いころはムッチリズッシリしていて毛並みもツヤツヤして、血筋が違うと、なんというか骨格とか肉質とかまで違うもんだなーなんて思ったもんですが、彼もずいぶんなご老体になってきました。
年をとると、何だかクタクタしたライナスの毛布みたいになってくるのは、どんな猫も一緒ですね。かわいい。
母は「もう老老介護よ」なんて言ってました。
私たちが帰省する少し前にはちょっと調子が悪く、マメが会いに帰ってくるのに、間に合わないんじゃないかと心配するような状態だったらしいですが、何とか持ち直したみたい。良かった良かった。長生きしてね。
夜には妹と従兄弟くんたちも来てくれて、それはそれはにぎやかに、遊んだりご飯を食べたり。
年末の忙しい時期にありがとうねー。
マメが書いた、その日の絵日記。